吉本ばななのレビュー一覧

  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    当たり前のことだけど忘れがちな人生の教訓に気づかせてくれる。言葉にしたいけどできなかったものがストンと落ちてくるようだった。

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    2023年07月24日
  • 小説家としての生き方 100箇条

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    シンプルに生きることは難しい。だからこそ 自分を信じ好きでいなくちゃいけない。「媚びない。自分の生き方だけを 強く信じる」この一文に 「そうだ!」と拍手しました。

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    2023年07月11日
  • 小説家としての生き方 100箇条

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    茨木のり子の「自分の感受性くらい」を思い出した。
    自分が自分でありつづけ
    あわよくば、さらに進化するために
    やるべきこと、避けるべきことを
    それぞれで考え、貫くってことかな
    と受け止めました。
    いろいろ考えさせられる本。

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    2023年07月09日
  • 下北沢について

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    この本を読んでいると自分が下北沢の住人になって吉本ばななさんと同じ時間・同じ場所で生きていたかのように思えた。
    それだけでなくてその当時の下北沢の街の様子、人々の生活音、街全体の温度のようなものも感じられて、下北沢の街に住んでみたいと思った。

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    2023年05月31日
  • ハネムーン

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    よしもとばななの小説の登場人物、翻訳業を生業にしがち。そして物語に死と愛がある。
    静かに愛し合い、いのちについて考えるまなかと裕志、まだ高校生?とは思えない2人の空気感が尊い。

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    2023年05月19日
  • 哀しい予感

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    血の繋がりがなくても兄弟ものの恋愛は嫌いなのに、この作品は読めた。
    家族の描写がすごく温かい作家さんだなと思った。
    不安がすっと消えていって、心が満たされる文章だった。

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    2023年04月10日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    ハードラックが不運、不幸って意味だと初めて知った。
    ホテルのおばちゃんみたいな大人になりたい。
    吉本ばななさんの静かでスルスル入ってくる文章、世界観が好きです。

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    2023年03月30日
  • 虹 世界の旅4

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    久しぶりの吉本ばなな。
    メンタルがやられてて、ビジネス本がちょっとしんどいときに読むと良い。
    と感じながら読んでたら、同じような感想の人が多くて嬉しくなった。いろんな人の精神安定剤になってる。
    ラストはいまいちだったけど、キッチンやってNPなんかを読み返してみたいと思った。

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    2023年03月29日
  • 哀しい予感

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    最後に読んだのは大学生の頃だろうか。
    覚えていないがとても昔のことだ。
    吉本ばななさんの作品はこれまで沢山読んできたが、新しい作品ほどどうもしっくりこなくて一度手放してしまった初期の作品をもう一度手に取ってみた。

    読んでしばらくして、あぁこの設定知っているとなった。
    一度読んでいるのだから当然だが、私の場合読んで何年も経っている作品はすっかり忘れていることがほとんどだ。
    それでもピンときたということは、やはり私は初期のばななさんの作品が好きだったのだ。
    ばななさんの『良いことを教えてあげる』というスタンスのない純粋な小説になっていることが読みやすい。
    これを機にまた初期の作品を読んでみたいと

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    2023年03月26日
  • ばななブレイク

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    ばななさんのすきな人のはなしがとてもよかった。
    その人の音楽がききたくなったり、その人の本が読みたくなりました。

    そして、本読んでます…(笑)

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    2023年03月19日
  • すべての始まり どくだみちゃんとふしばな1

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    好きな文章に線を引きながら読んだら本のぜんぶが真っ赤になってしまいそうだったから諦めたくらいに、私は吉本ばななさんの文章が好きだし、ものすごく影響を受けていると思う。この人みたいな生き方は、今の私にはまだとうていできないなと思うけど、私も自分なりに自分らしい生き方を模索していきたいなあ。

    【読んだ目的・理由】吉本ばなな氏のエッセイが読みたかったから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆4.3
    【一番好きな表現】でも自分の原点というものがどんなに魔法の力を持っているか、知っていることが大切なのだと思います。(本文から引用)

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    2023年03月11日
  • おとなになるってどんなこと?

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    友人のおすすめで読んだ。

    人は自分を極めるために生まれる。

    幸せの貯金
    与えることでも貯まるって素敵な言葉

    日本人はふつうでいることにこだわる

    人生は学びの連続

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    2023年03月05日
  • さよならの良さ どくだみちゃんとふしばな8

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    今回も読んでいて色々な気づきがあった。

    「叶えてあげる」が今の私に一番必要な事だった。
    毎日やらなきゃいけない事に追われて、やりたい事ができない生活、これでは疲れてイライラするだけ。
    少しだけ自分のやりたい事を優先してみたら心に余裕ができた。

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    2023年02月22日
  • 夢について

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    きっとほんと少し違う立場、違う知り合いかた、違う場所、違う時代に話せたらきっともっと自然に友達になれただろうな、といつも思うのです。

    どんなにすねた気持ちで死んでも、みんな、親しかった人たちが自分の裸より恥ずかしい何ていっても骨、を2人組でおはしで拾ってくれるんです。愛です。日本の葬式は優しい。でも親にそんな悲しい仕事、できればさせないほうがいいです。

    人は人を、本質的には裁けないのですね。
    好いたり、嫌ったり、憎んだり、愛したり信じたりするだけです。

    知恵をしぼり、気をまぎらわせ、生きているうちにただ生を生き抜くしかないんですね。

    自分の思っている自分、というのは自分が意識のスポット

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    2023年02月16日
  • 人生の旅をゆく3

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    「人生の旅をゆく」シリーズ3作目

    1と2は未読ですがエッセイなので問題なく読めました。

    とても解りやすい言葉で、とても穏やかに、とても心に響く
    メッセージが溢れています。

    Ⅰ 私と旅
    Ⅱ 経緯
    Ⅲ いのちをつなぐ
    3つの章で構成されていましたが
    「Ⅲ いのちをつなぐ」が一番ジンと来ました。

    普段日常生活に追われて忘れがちだけど

    本当に大切な事を思い出させてくれる優しいエッセイ集です。

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    2023年02月11日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    ネタバレ

    やっぱり大好きです。

    人生には不意にいろいろなことが起きる可能性がある。昨日と同じ気持ちで今日を迎えることは決してない、そんな大きな変化はいつでも起こりうる。
    すてきなこともかなしいことも、あるときまで災害みたいに強い力でやってきて、人生の流れを変えてしまうことがあるかもしれない。強すぎる「すてきさ」は、ほとんど悲しいことと同じくらいたいへんなのかもしれない。でもそれこそが人生だし、私たちが生き物という証だ。


    素敵な言葉で思わずここに残しておきたくなった。

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    2023年02月08日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    「友だち」はいらないけれど「仲間」は大切、という言葉があった。私の中では、特に話がある訳じゃないけど顔が見たくて連絡しちゃう人は友だち。それ以外は自分の中ではクラスメイトで括っていたけれど枠はもっと外にもあった。本書の中では私の中での友だちは仲間であるようだった。これまでのコミュニティの中で、ただ楽しげに一緒にいるだけの友だちが私にも沢山居たし、今も居る。みないい人たちだったからその時間を後悔はしていないけれど、思い返してみれば心休まらない日々だった。この本の中に「いつも隣にいて価値観もピッタリという存在がいるとしたら、それは自分自身だけ。」という言葉がとても胸に響いた。自分と仲良くなっていれ

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    2023年01月19日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    「マリカの永い夜」改題
    「永い夜」ではジュンコ先生が精神科医だったが 患者と旅行などコンプライアンス的にアウトだったのだろう
    成長を見守り温かく包み込む主婦に変更されていたのと ソファーの存在もあり「永い夜」よりも作品に温かみが増していた

    個人的に好きな話

    バリ島日記は当時だから許される無礼講の数々も垣間見れる

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    2023年01月15日
  • おとなになるってどんなこと?

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    サクサク読めた。50分くらいで。
    吉本ばななさんの他の本も読んでみたくなる、そんな気持ち。
    子供が学校に行きたくない、そんな風に言った時に思い出したい言葉があった。
    自分ももっといろんな経験をして、自分を知っていきたい。人に愛を与えられる人になりたいなあ。

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    2023年01月08日
  • 哀しい予感

    ネタバレ 購入済み

    美しさの中に怖さも

    吉本ばななさんの著書は初めて読みましたが、全体を通して非常に繊細だなという印象です。
    登場人物の心情や家の散らかり方、山奥の風景まで事細かに描かれており、世界観に入り込みやすかったです。

    序盤のお風呂のアヒルのシーンではかなり不気味な怖さを感じました。
    ホラー小説かなと思わせるほど笑
    他の著作も読みたくなりました。

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    2022年12月19日