吉本ばななのレビュー一覧
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本を読まない人もひと昔の人はみんな知っているだろう著者の名前「よしもとばなな」
でもどんな人生を送り、どんな人柄なのかは全く知らなかったので、(ほぼ自伝)とあったのに興味が湧いて購入。
自分の住んでいた場所に愛情を込めて、周囲の人にも愛されて今まで過ごしてきたのだろうと読み取れるところと、一躍有名になってしまったからこそ感じた辛い時間、身近な人達との別れなど記憶がその街と溶け合っていることがすごく伝わる文章だった。
ばななさんは幼少期より大変な経験をされていた事をnoteで発表していたらしいが、小さな時から拒否する前に一旦受け入れて考慮することができる人なのだと思った。最初に拒否することより -
Posted by ブクログ
吉本ばななさんが下北沢に住んでいた頃の思い出を綴ったエッセイ。街について、そしてそこで関わりのあった人たちとの交流、そこで吉本さんが感じたことが、温かい空気で綴られている。
下北沢は、わたしが16歳頃からたまに行っていた場所。詳しいと言うほどでもないけれど、懐かしさを感じる街。吉本ばななさんが綴る下北沢での思い出は、90年代から2000年代初期の日本を思い出させてくれて、いまは日本にいないけれど、きっとまったく違った光景になっているんだろうなと思う。
近所の八百屋さん、飲食店、名前も知らないご近所さん、息子さんと歩いた街。こんなに思い入れのある、好きな街に住んだことがあるって、とっても尊い -
Posted by ブクログ
権五郎のことを思うと、本当にやるせない。
多感な年頃の登場人物たち。
30歳近い立場の私から見ると、なんとか権五郎が犠牲にならないように、もう少し後先考えて冷静な振る舞いもできたのではないかと、その登場人物たちの若さゆえの拙さに落胆してしまった。
それ以外はとても美しい話。
そこだけがどうしても、私の道徳に触れる感覚があった。
罪なき動物が、声も上げられず、人間の争いの犠牲になったと思うと悔やまれてならない。
吉本ばななの本は、まだあまり読んだことがない。これから少しずつ読んでいこうと思う。
この本を読んで感じたのは、吉本ばななの比喩表現が私の感覚と少しズレているのかなということ。
「〜 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夏は特別。キラキラしていて空も海も青くて、みんな自分の世界を生きてる感じ。
p.31「何かを得る時は、何かを失うように決まってるだろ。」
p.133「恋って言うのは、気がついた時にはしちゃっているものなんだよ、いくつになってもね。しかし、終わりが見えるものと、見えないものにきっぱりと分かれている、それは自分がいちばんよくわかっているはずのことだ。見えない場合は、大がかりになるしるしだね。うちの今の妻と知り合った時、突如未来が無限に感じられるようになった。だから別にいっしょにならなくてもよかったのかもしれないね」
p.151「…っていうかさ、人間ってどうしても次々に新しいものと出会って、