吉本ばななのレビュー一覧

  • おとなになるってどんなこと?

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    漢字が少なくルビもあって、子供でも読みやすい文章。
    人生について著者が綴ったメッセージ集。あまり今っぽくないなぁと感じる主張もあるけど、ハッとさせる文章もあって、吉本ばななさん好きな人はどこかに刺さるポイントがあるはず。
    簡単に読めるので、時々手にとってパラパラ読み返したい。

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    2025年10月28日
  • とかげ

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    表題作「とかげ」の最後のフレーズが好きです。
    子どもというのは大人が考えているよりも繊細で、自分で物事を考えているので、思わぬところで負った傷が大人になっても消えずに残ったままというのはよくありますよね。些細なことも含めるなら、こういうトラウマのようなものを抱えて生きている人は実際に多いと思います。
    大人になってからその傷を癒すことで、子どもの頃の自分を抱きしめてあげられるような気がします。
    また、その傷が他人に簡単に癒せるとは思いませんが、似た寂しさを抱えた人同士だとわかりあえることはあるんだと思います。作中の2人の場合、それが互いの癒しに繋がるのではないかなと思いました。

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    2025年10月25日
  • ハチ公の最後の恋人

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    ネタバレ


    「本当に気の入った人と人同士はいつもこんなふうに追いかけっこをしている。タイミングは永遠に合わない。
    そのほうがいい。二人で泣いて何になる。」

    スピリチュアル要素が多くて、頁数の割になかなか読むのに時間がかかったけど、日本の自然、インドの自然、街、ビルや人の色彩が鮮やかに浮かんでくる素敵な文章だった。

    お母さんと、祖母の遺骨と一緒に定食を食べて2人で泣くシーン、そして最後の小さな家族会議がなんとも言えない辛さと空虚さで泣きたくなった。

    夜遅くのミスドであったハチと、一生分かり合えないと思って、それでも一緒に家から逃げたお母さんと、でもやっぱりもう一緒に暮らすことは、生涯ない二人とマオち

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    2025年10月14日
  • 体は全部知っている

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    ネタバレ

    1話10分ほどで読める短編集
    ドキドキするお話もほっこりするお話も切ないお話もあったけど、アル中の母親と娘の話、「ボート」が1番好きでした。
    吉本ばななさんの文章は情景が自然と浮かんできて、とっても美しいので、大好きです。

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    2025年10月06日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    何も起こらない日常を彼女特有の透明感のある表現力で彩っている。心を落ち着かせたい時に読むといいのかもしれない。

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    2025年10月05日
  • ミトンとふびん

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    吉本ばななさん、子供目線の本が多くて苦手モードだったけど、地元が出てくると知り、読んだらすごく大人の一瞬の気持ちが重なっていくお話だった。ゆったりゆったり癒されていく。いいこともずるいことも全部あって人生。

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    2025年09月27日
  • ミトンとふびん

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    しんとした静けさの中に頭や心に唐突に悲しくて寂しくて切ない感情が駆け巡ってきて、それでも今を生きている登場人物たちの人生をとても尊く思いました

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    2025年09月27日
  • アムリタ (下)

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    ネタバレ

    軽くスピリチュアルで、主人公は大した仕事をしていなくて、身近で人が亡くなっていて、南国で緩く過ごしながら日常の美しさを愛でて、恋をする、ザ・吉本ばななの世界。
    アムリタって何やねん、と思いながら上巻から読んで、かなり後半になってからやっと意味が分かりました。
    楽そうな仕事も、南国での緩い暮らしも、スピリチュアルなところも、とにかく全て私のツボにどハマりするんだよなあ〜と改めて思いながら読んだ。
    それ以上の感想は特にない…

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    2025年09月23日
  • ヨシモトオノ

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    ちょっぴり感想が難しいのだけど…
    自分なりの見解は、要はあの時奇妙だった出来事はもしかしたら化け物の仕業かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
    人生において、不思議だったこと、怖かったこと、奇妙だったことって1人3回はない?いやもっとか。

    その出来事を掘り返してる感じ、
    めちゃくちゃこわい!ってほどでもないけど
    これってなんか奇妙で不気味だよねーみたいな
    ストーリーがたくさん詰まってる感じ。

    でも、ぎりぎり吉本ばななさんの文才なのか
    やわらかく、こわくない。
    不思議どまりの本って感じです。

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    2025年09月19日
  • 私と街たち(ほぼ自伝)

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    ばななさんの育った街や思い入れのある場所と過ごした日々や一緒に過ごした人たちについて書いた本。
    人情溢れる下町に育ち、周りの人や思い出をすごく大切にしている人なんだなーと思った。

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    2025年09月19日
  • はーばーらいと

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    ネタバレ

    ずっと読みたいなと思っててやっと読めました!
    扱ってるテーマは重いけど、会話中心に展開されているのでスラスラと読み進めることができました

    親を信じたい、好きだった頃に戻って欲しいけど、
    自分を捨てたくないというひばりの葛藤が
    親子や家族の切れない縁というか難しい部分だと思いました(さっさと捨てればいいと第三者は思っても、簡単にそう出来ない理屈があるというか…
    あとがきにもあるように安倍総理の射殺事件の犯人もそう出来たらあんなことは起こらなかった訳で。)

    だけどひばりの根底の強さは、他人であるつばさやその家族との関わりから作られているというのが大事な気がしていて、、
    私も周りの人だけでも、逃

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    2025年09月15日
  • 体は全部知っている

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    13の短編集。みなさん、好きな話しはそれぞれですが、一話目のみどりのゆびが、少し不思議なエッセンスがあり良かった。どれもなかなか上手くいかない人生でもそんなに悪いものでもないよねと思わせられた。

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    2025年09月08日
  • ひな菊の人生

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    死は特別なものじゃない。

    テレビのニュースやSNSでは人が死んだニュースを見かけるのに、何故か自分にとって死は遠い存在であるように感じてしまう。

    ばななさんの小説は死にまつわる物語が多く、この小説も死を隣に添わせるようなお話で改めて"人が死ぬ"ことの当たり前さを感じることが出来ました。

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    2025年09月03日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    一度読んだ本を再読する事がほとんどないのですが、この本はなぜか再読してます。さらりと読みやすいページ数ながら別世界へ連れて行ってくれます。
    二つの物語とも身近な人の死に直面した主人公のストーリーです。最初の「ハードボイルド」はホラーの要素がありますが終わりは爽やかな気持ちになれました。「夜は伸び縮みする」というフレーズが印象的でした。ふとした表現で笑える表現もあったりするところも好きです。

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    2025年08月26日
  • はーばーらいと

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    宗教二世のお話。

    つばさ視点のひばりなので、言わんとすることは伝わるが宗教二世の方の心情は曖昧な表現という印象。


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    2025年08月16日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    ・人生相談物好きとして、それなりに色々な本を読んで来た身なのだけど、読後の印象が、何か変わった本だな〜っていう。
    ・その変わった部分って、なんか説明しにくいんだけど…。
    ・通常こういう事の解答って今の現実に則して解答者が自分のロジックで整理しながら、解答していくってパターンが多いのだけど、どちらかというと吉本さんのロジックのみでバッサバッサと切り倒す、みたいな印象。ちょっとは世の中の事も考慮するけれど、優先度は低い、みたいな。
    ・何か変わっているけど、これはこれで興味深い、と思いながら読んでいた。

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    2025年08月16日
  • はーばーらいと

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    幼なじみの宗教2世を助ける話。

    騙されてお金を取られる位ならまだ理解できるが(生活できなくなるまで注ぎ込むのは、もちろん理解不能だが)、住んでいた家を捨てて山奥で集団生活するほど、宗教にのめり込めるのは何故だろうか。あとがきには、教祖が大好きで、その近くに居る人は楽しそうとあるが?


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    2025年08月15日
  • ヨシモトオノ

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    ヨシモトオノ。最初このタイトルと表紙絵を見た時に、よしもと、斧???どんなホラーかと思ったけれど、藤子・F・不二雄さん的なSF(少し不思議)現代版の遠野物語という意味だそうだ。中学生の頃キッチンを読んで以来、20年以上よしもとさんの著作を読み続けていて、繊細な表現に心を掴まれたり、ときに励まされ、エッセイに笑い、日々のキラキラを大事にしたいと思ったりさまざまな感情と時を共にしてきた。最近の著作はあまりぐっとこころに来なくなり、合わなくなってしまった…と思っていたが、久しぶりに読んで良かったなと思える作品だった。どれも不思議というか、現代科学では証明できないエピソードつきの短編集だが、その中で人

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    2025年08月10日
  • はーばーらいと

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    TUGUMIに続いて手に取ったばななさんの作品。同じ伊豆が舞台で、港町の情景がノスタルジーに包まれる。
    共同生活を送る宗教団体から、ひばりが脱退するまでの話でした。
    どんな良い教えでも形骸化してくると腐ってくるし、自分にとって良いことでも、強要することは、苦痛に思えることだってある。
    周りから良いことだと勧められても、芯が強くないと妥協してしまいそうになるし、自分に嘘をついていることに精神の安定を失ってしまうことだってある。

    幼馴染とその母親が暖かく救いの手を差し伸べてくれた。そして自由に舞い上がることのできる翼を与えてくれた。
    それにしても、ひばりちゃんって強い娘だなって感心しました。

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    2025年08月10日
  • ヨシモトオノ

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    吉本ばなな版遠野物語

    不思議がいっぱいでした

    好きな短編は「幽霊」
    恋は盲目だ。生きてるんだ、僕も彼女も生きてる。
    触れる。明日も会える。
    これ以上のことがこの世にあるだろうか。
    あとはなんにもいらない、そう思った。

    うん素敵!!

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    2025年08月10日