吉本ばななのレビュー一覧

  • 哀しい予感

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    久々に活字が読みたいと思い、誰が買ったのかわからないが実家にあったこちらを手にとってみた。初めて読む吉本ばななさんの本だ。

    旅を通して自分の記憶を掘り起こすことで、これまでの家族や人間関係が変わっていく物語。
    それはこれまでの心地良い関係の終焉をも意味するのだけれど、決して哀しいタッチで描かれるのではなく、前向きな変化として淡々と捉えられていく。
    えー!そうだったのね!と驚きながらも、なんだかほっこりとさせてくれるので、何も考えずにボーっと読むのに良かった。妊娠中のつわり時期でも読めた。

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    2025年02月10日
  • 下町サイキック

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    読みきれなかった…。
    ばななさんの本は、昔からそこはかとなく、全てを美しく修飾した文章というか表現に、ゾワゾワしてしまうことがありつつも読んでいたけど、この本はそれを特に感じてしまい読めなかった。
    あとその変なの入った餃子食べたくないと思った。火で昇華されるんだろうか。
    まあ人との繋がりで癒されるってことなのかもしれないけど描き方がキモい。笑
    好きな本もあったけど、わたしが変わっちゃったんだろうな。いや、違和感は常にあったんだけど。
    女の子の感情が、高校生とかならまだわかるんだけど、成熟した大人が書いた、上手にできた子供の作り物っぽさが拭えなかった。
    小説は作り物だけど作り物感感じちゃうんだよなぁ。
    そこがわたしがいつも感じる違和感だったのかもしれない。

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    2025年02月03日
  • はーばーらいと

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    ひばりとつばさ いい名前だ
    自分が信じたものだけが正論だといえば、それはもう正論ではない。そもそも正論なんてあるのかしら。あるとしたらそれはとても窮屈で捩れた世界。
    世界はきれいなだけじゃない。混濁混ざって泥の川なのだと思う。キレイな川には生き物は住みづらいのだから

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    2025年01月23日
  • 体は全部知っている

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    掴みどころがない本。
    この短編集を読んで、「タイトルはなんでしょーか!」
    と聞かれても正解できる自信がない。

    ばななさんの語彙力を堪能した。

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    2025年01月21日
  • わかる直前 どくだみちゃんとふしばな10

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    ネタバレ

    自分が忙しく動いている間、鍋の方は暇というのは成程と思った。
    時間が手伝ってくれる、が素敵な言い方だ。

    田舎は夜には夜の匂いがするというのがよく分かる。
    都会だと夜の匂いがしない。夜の匂いが違うという言い方でも良いのかもしれないが。

    陶酔してるうちに死んでしまうのがいちばんいい
    というのもわかるなぁ。

    きっとみんな天国が懐かしいからハワイや百貨店に行く
    という言い方が面白かった。

    ちょっとした、読み終えて忘れてしまうとしても
    香りが残っていて、ちょっとしたときにふわっと出てくる
    そういう文章を目指しているというのも
    そうなんだろうなとも思うし
    そういうのが素敵だなと思う。

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    2025年01月16日
  • ハチ公の最後の恋人

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    短く、読みやすい本だったが、年を跨いでしまった…。 大好きな彼と同棲していて、いつでもいまがいちばん良い時だと思いながら過ごしているからか、別れを想像する主人公マオちゃんの気持ちに自分を重ねてぐっと辛くなった。ほんとうに回り道なく最短ルートでの結末だなと感じた。

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    2025年01月14日
  • 「違うこと」をしないこと

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    題名に惹かれてずっと読んでみたいと思っていた本。「人は人の意見では決して変わらない」とか、恋愛が終わる時の話とか、ばななさんの考え方にはめちゃくちゃ共感。特に自分が今まさに恋愛が終わったタイミングだったこともあって、やっぱり別れてよかったな、と自分の考え方も整理できた。
    ただ宇宙マッサージの方との対談はちょっと胡散臭さみたいなものを感じてしまってなかなか読み進めることができず…結局最初の章と読者からの質問に答える部分だけ読んで終わった。

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    2025年01月13日
  • 体は全部知っている

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    余計な人間関係の構築、人への文句、全部暇だからでてくるもの バタバタと動いて一見忙しいようでも、内面に充実する時間が無いと人は暇になって見かけの忙しさにのまれていく

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    2025年01月11日
  • 「違うこと」をしないこと

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    時間は過去から未開に向かって流れているんじゃなく、
    未来から過去に向かって流れている。
    という考え方すごくい

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    2025年01月10日
  • 哀しい予感

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    2025初読み
    自分だけかもしれないけど、ばななさんの作品て夢の中で物語を読んでる感じに近い
    そして思い立ったらすぐ行動しちゃう女の子と生と向き合っていく

    この作品も不思議でいて哀しくもあるんだけど、それ以上に前を向く姿勢が強くて、切り取られた場面場面の思想がとにかく透明に思えた
    ネタバレかもしれんが対象となる存在たちの名称が変わってゆく過程 で主人公が捨てたんじゃない作ったんだ(たぶんこんなニュアンスだったと思う)てなってたのがいい
    あと、ロマンスな場面もある、たぶんツッコミたくなると思う

    好きなフレーズ引用
    母と2人で暮らした時代は永遠に誰とも分かち会えない何かになって僕の中にずっとあった
    恋は恋という生きもので別物なのだ
    今までのどのような恋もこんはふうに風景を消し去ったことはない

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    2025年01月06日
  • 骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11

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    コロナ禍での生活、こんな感じだったなぁ、としみじみ…。
    骨折は本当にQOLが下がるので、治るまで大変な生活だったことが、読んでいてひしひしと伝わってきました。

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    2025年01月03日
  • 人生の道しるべ

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    当時若き作家の吉本ばななと往年作家の宮田輝の雑談書。中でも気になったのが「若い人が『名作に出会っていない』ことで精神的に大人になっていない」と言う。読書が減りネット情報が主の世界に大人になる為の精神的な感情などが欠けていると言う。子供の時に出会う著名な本は必ずや何かの時の礎になり心の支えにもなるはずだ、と言う。それには大人が教えてこそ出会いがあると思う。(その大人に名作との出会いがなければ、話が始まらない)

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    2024年12月26日
  • わかる直前 どくだみちゃんとふしばな10

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    鬱屈した感情や苛立ちをたくさん抱えているのかな。小説は好きだけど、エッセイだと言葉も荒く、毎回下系の話題が出てくるので驚くことがある。分かる人には分かるとよく仰っているけど、読んでいるとちょっと心が荒む。

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    2024年12月23日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    日常にある何気なく感じることに、ばななさんは慈しみをもって見つめている。この人は生きること、そのものを愛している。そんな風に思いました。読んでいると似たように感じることろあるなと共感して考えていると、それが今探していることのヒントになるような、そんな本でした。読んで良かったです。またいつか何かを見つけたくなった時、この本を開きます。

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    2024年11月23日
  • アムリタ (上)

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    現実味離れた内容な感じがするけど、なんだか穏やかな気持ちになれた。でも妹の元カレと付き合うのは凄いなと思った(笑)

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    2024年11月21日
  • とかげ

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    ネタバレ

    ばななさんにしてはかなり刺激的な内容もあった。

    私も誰かに一緒にいると映画を観ているような感じがするって言われたい。

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    2024年11月21日
  • 体は全部知っている

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    すごく浮気する人とつきあうのと、浮気どころではない人生に都合のいいようにつきあわされているのと、どっちがましだろう?の答えを早く見つけたい〜❕

    田所さんがお気に入り♥

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    2024年11月15日
  • ハネムーン

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    ほんとうに綺麗で儚いよなあ
    文章だけでこんなに物語の風景が浮かび上がってくるってすごい。わたしはよしもとばななさんの世界観大好き。オリーブ泣いちゃった

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    2024年10月24日
  • 体は全部知っている

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    本を読んで、この感覚、自分も確かに感じた経験があると思った箇所が何箇所もあった。でも、何か感じても、直ぐに流してしまい、無かった事になる場合が多い。
    感じた事を言語化する事で、その経験が深まり、感受性が高まると思った。

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    2024年09月30日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    吉本ばななさんの思ったままを書き上げた随筆集。おい大丈夫かよと思うような語りも彼女らしさというところか。巻末の吉本隆明との対談は隆明の娘を思う暖かな言葉が胸を打つ。「たやすく人には告げられないような何かが入っていないと、一級品にはならない」「傍から見ても、そばへ寄って話を聞いても、このうちは本当にいいな。いい夫婦だな。子供もいいなという家庭を目的として、それで一生終わりにできたら、それはもう立派なことであって、文句なしですよ」こんな珠玉の言葉を娘に送れるそれも大病の後、死去2年前に話せる吉本隆明はやはり同時代に生きた傑出した人だったなと感慨深い。

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    2024年09月26日