吉本ばななのレビュー一覧

  • ハードボイルド/ハードラック

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    一度読んだ本を再読する事がほとんどないのですが、この本はなぜか再読してます。さらりと読みやすいページ数ながら別世界へ連れて行ってくれます。
    二つの物語とも身近な人の死に直面した主人公のストーリーです。最初の「ハードボイルド」はホラーの要素がありますが終わりは爽やかな気持ちになれました。「夜は伸び縮みする」というフレーズが印象的でした。ふとした表現で笑える表現もあったりするところも好きです。

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    2025年08月26日
  • はーばーらいと

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    宗教二世のお話。

    つばさ視点のひばりなので、言わんとすることは伝わるが宗教二世の方の心情は曖昧な表現という印象。


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    2025年08月16日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    ・人生相談物好きとして、それなりに色々な本を読んで来た身なのだけど、読後の印象が、何か変わった本だな〜っていう。
    ・その変わった部分って、なんか説明しにくいんだけど…。
    ・通常こういう事の解答って今の現実に則して解答者が自分のロジックで整理しながら、解答していくってパターンが多いのだけど、どちらかというと吉本さんのロジックのみでバッサバッサと切り倒す、みたいな印象。ちょっとは世の中の事も考慮するけれど、優先度は低い、みたいな。
    ・何か変わっているけど、これはこれで興味深い、と思いながら読んでいた。

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    2025年08月16日
  • はーばーらいと

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    幼なじみの宗教2世を助ける話。

    騙されてお金を取られる位ならまだ理解できるが(生活できなくなるまで注ぎ込むのは、もちろん理解不能だが)、住んでいた家を捨てて山奥で集団生活するほど、宗教にのめり込めるのは何故だろうか。あとがきには、教祖が大好きで、その近くに居る人は楽しそうとあるが?


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    2025年08月15日
  • はーばーらいと

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    TUGUMIに続いて手に取ったばななさんの作品。同じ伊豆が舞台で、港町の情景がノスタルジーに包まれる。
    共同生活を送る宗教団体から、ひばりが脱退するまでの話でした。
    どんな良い教えでも形骸化してくると腐ってくるし、自分にとって良いことでも、強要することは、苦痛に思えることだってある。
    周りから良いことだと勧められても、芯が強くないと妥協してしまいそうになるし、自分に嘘をついていることに精神の安定を失ってしまうことだってある。

    幼馴染とその母親が暖かく救いの手を差し伸べてくれた。そして自由に舞い上がることのできる翼を与えてくれた。
    それにしても、ひばりちゃんって強い娘だなって感心しました。

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    2025年08月10日
  • とかげ

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    表題作の『とかげ』が一番好きでした。

    よしもとばななの小説は、はじめて読みましたが、日常を描いているようで、ちょっとだけ現実離れした設定も入っていて、独特な読み応えを感じました。

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    2025年08月07日
  • はーばーらいと

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    カリスマとされる誰かの周りにいる人達、その2世の不条理や誰かの勝手で犠牲になった人達の物語り。
    会話が高校生っぽくない時があってちょっと現実に戻った。

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    2025年07月19日
  • 私と街たち(ほぼ自伝)

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    冒頭の「甲州街道はもう春なのさ」で著者がみせる友人と愛犬の命に対する姿勢や思いにただただ圧倒された。どうしたらこんなふうに腹をくくり、覚悟が決められ、他者とかかわっていけるのだろうか?

    語られる内容はタイトルにもあるようにご自身のことで、街の話は少なめだがどれもこれも吉本ばなな節としか言いようがないものが通っているのが気持ちよかった。

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    2025年07月17日
  • 幸せへのセンサー

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    ネタバレ

    社会生活を営むにつれ本来の感覚が
    不要なものとして麻痺させられていく。
    スピリチュアル扱いされるかもしれないが、本当にこういうことはあると思う。

    辛いのに通常運転の相手に合わせて振る舞わないといけない
    というのがすごくよく分かる。
    それで無理矢理テンションを上げてリハビリになることもあるが、
    ただただ負担になるときは避けられるなら避けるべきだ。

    自分を肯定するのではなく、受け入れる。
    自分の感覚をスルーしない。
    割と、啓発本なんかでも言い方が違うだけで
    同じことを言っているなと思うし
    それが本当は基本的な大事なことなのだろうと思う。
    中々うまくはできないけれど。

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    2025年07月13日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    内容が厳しいとは思わなかった。
    かと言って、好感のもてるアドバイスばかりでもなかった。

    相談内容に答える本だと、相談者の情報が限られるので、憶測でものをいう部分がでてくるが、これが少し高圧的というか偏見が含まれているかな、と感じた。

    下町育ち、私の経験だと、が多くて、相談内容からしばしば脱線する印象。つまり著者はどう考えているのか、がわかりにくい。

    ただ、子育ての話は納得できる。

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    2025年07月12日
  • ハチ公の最後の恋人

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    この作者の書く瑞々しい情景や透き通った空気感がとても好きだと思った。後味がすごく好み。
    でも今の私にはあまり刺さらなかった。

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    2025年07月05日
  • 体は全部知っている

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    あとがきで作家自身も書いているけど、体と本能にちゃんと耳を傾けていれば、間違った方向には行かないんだな、と。

    日々のノイズで、体の声や本能の囁きが、聞こえづらくなっていたり、聞こえているのに聞こえていないフリをして生きている自分への戒めになる。

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    2025年07月01日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    ひとが悩み相談に答えてるの聴いたり読んだりするの好きなのなんでだろ?自分の悩みと重ならなくても。相談を受ける人の人生観が現れてしまうからか。
    この本を厳しいとも大好きとも思わなかったけれど、吉本ばななさんが下町育ちというのはすごく合点がいった。(わたしも下町暮らしなので。)
    とても死に近い人という印象があるので、やはり死生観が感じ取れるところはとくに読みごたえがあり、意外にも育児に関する心構えにすごく共感できた。

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    2025年06月28日
  • 「違うこと」をしないこと

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    今読んでよかったって心の底から思えた一冊。自分の中で少しでも違うかも、嫌かも、って思うことはしなくていいんだ、自分に正直に自分のために生きていいんだって思えた。これから何度も救われる本になるんだろうな〜。また悩んだ時に読み返したい。

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    2025年06月24日
  • アムリタ (上)

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    血の繋がりのない人との暮らしの中で起こるやりとりに温かさを感じる場面もあるが、スピ要素が思いの外多かったように思う。吉本ばななさんの作品の中では好き嫌いが分かれそうな感じ。

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    2025年06月12日
  • 下町サイキック

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    ホラー要素を吉本ばななが調理するとこんな感じになるのかスゴイなと思ってぐんぐん読み進めてましたが、なんで最後、婚活妊活に落ち着いちゃったのかなー

    それがいいのだ!という読者も多いんだろなとは思うのですが、、、

    I was totally blown away—thinking, “So this is what Banana Yoshimoto’s take on horror elements feels like!”—and I raced through the book. But I’ve been wondering: why did it end up settling on marriage-hunting and baby-making in the end?

    I guess there must be plenty of readers who would say, “That’s exactly what makes it great!”...

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    2025年06月11日
  • 幸せへのセンサー

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    独特の雰囲気のエッセイ。
    自分が、センサーの感度をうまく使えなすぎてこの本にたどり着いたように思う。
    「負のモードをどうして抜け出せないかって言ったら、自分のことばっかり考えているからだと思うんです。」なんか納得した。

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    2025年06月08日
  • 幸せへのセンサー

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    ネタバレ

    吉本バナナさんの、幸せへのセンサーを聴読して。
    1人家の中で家事をしながら、オーディブルを使って聴いた。
    ナレーターの千葉雄大さんの低くてやわらかい声がとても心地よかった。

    さて、内容について心に残ったことは、
    自分の些細な快、不快といった感覚について。
    大人になるとそれらは、案外我慢できてしまいスルーされがちであると。
    けれど、そういった積み重ねによって心のバランスが崩れてしまう。
    だからこそ、自分の「ちょっといいな」「これはなんかやだな」の感覚をもっと人は大切にするべきだと。

    また、身体を極端に変えようとすることについても印象に残った。
    本当は、不調ではないのに外からの価値観で自分を変えようとするのはかえって自分を幸せから遠ざけると。
    もっと自分の感覚、繊細な部分を大事に生きたほうがより自然で無理のない幸せに繋がるのだと感じた。

    さらに、自分がどんな時に調子が良くて、どんな時に悪くなるのか知っておくと、自分を整えやすくなるという言葉にも納得した。

    そこで、自分はどんな時に調子が良いのか考えてみた。
    私が調子いいなと感じる日は、快晴であることが多い。空をみているだけで晴れやかで幸せな気持ちになれる。
    一方、調子が悪い日は曇っていたり雨だったりすることが多い。
    ただ、本の中で「例え曇りでも誰かのバースデーだ。」と言っていた。確かに、どんな日でも誰かの誕生日だ。そう思ったら曇りや雨の日も気持ちが下がるのを抑えられるような気がする。

    些細なことだけど、晴れの日に心が好調になる私にとっては大きな変化だ。

    もう一つ心に残ったことがある。
    それは、何でもかんでも他人に伝えないということだ。
    今日何をしていた、どこに行っていたか他人とシェアしやすい世の中になった。
    ただ、自分だけしか知らないことのなかに豊かさがあると筆者は語っていた。
    確かに、他人に共有すると消費されてしまう感覚がある。
    共有したとたんに、自分の中で言葉にできなかった感覚を忘れてしまうような気がする。
    自分の中の感覚を大事にするには、留めることも大切なのだと思った。

    本では、この他にも沢山良い言葉を聴いた気がするが、なんせオーディブルで家事をやりながら聴いていたから聞き流してしまった部分も多い。

    オーディブルで聴くのが慣れたら、もう一度聴いてみても良いかもしれない。

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    2025年05月25日
  • ひな菊の人生

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    挿し絵と作品世界がマッチしていて、手元にとっておきたいと思わせてくれる小説です。内容は淡白な淡々とした世界観のように感じました。

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    2025年05月24日
  • ひな菊の人生

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    ひな菊の周りで起こっている出来事は、決して良いものではないのに、何故だか暗さをあまり感じない。
    ひな菊の性格、奈良美智さんのイラストが相まって、全体的に優しい雰囲気に仕上がっているせいかな。
    少し大きめの文字と余白、そしてイラストの効果で絵本のような読みやすさ。
    ところどころで遠い昔の記憶を呼び起こされるような感覚があって…すっかり音信不通になった友達や友達とも呼べないような同級生のことを急に思い出した。ちょっぴり切ない読後感。

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    2025年05月19日