吉本ばななのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジョン・キムと吉本ばななの対談を通じて、幸せとは何かについて、言葉を選んで研ぎすまして行ったような作品。
命や健康は、命があって健康なうちはそのありがたみが分からない。喪失してはじめてその大切さが分かる。これはよくある話。もし、失う前に気がつくことができれば、日常をもっと幸せに生きられる。「幸せは自ら創造するものであって、人から与えられるものではないと思うんです。」と続く。ここが、本書の最大のポイントと言ってよいと思う。視点を変えることで、幸せであることを再認識する行為、他人と比べたり、他人にどう見られるかではなく、自分が感じる幸せに素直であることが大切なんだと思う。
その他の内容は、人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【本の内容】
レストラン「虹」。
海辺の故郷そっくりの素朴で丈夫な心で瑛子はフロア係に専心していた。
だが、母の急死で彼女の心は不調をきたし、思わぬ不幸を招く。
踏みつけにされる動植物への愛、身に迫る禁断の想い…。
瑛子は複雑な気持を抱え、念願のタヒチに旅立つ。
今、美しい島で瑛子に深く豊かな愛が蘇る。
確かな希望の訪れを描いた傑作長編。
[ 目次 ]
[ POP ]
吉本ばななを好きな若い女の人は多いと思うけれど、私も例外ではない。
10代の頃、何度も読んでは文章に酔いしれ、本文を覚えてしまうほどだった。
きらきらとしたみずみずしい文章と胸をしめつけられるようなせつない -
Posted by ブクログ
2023.11再読
家族と死と恋愛について。
父と妹を亡くし、弟が不思議な力に悩む中、自らも頭を打って記憶を一時失う。母と同居人との生活の中、それぞれに困難な経験をした友人と過ごす中、妹の元彼との恋に気づき、旅に出る。
生死に関わる出来事もある中、飄々とした空気感の中で話が進む。会話の軽やかさを失わない。
◯海はいつも予想の20%くらい大きい。そうとうの大きさを予測して見に行くと、更にその20%大きい。もっと大きいと思って行っても、そのかくごの20%大きい。一面の波で心をいっぱいにしていっても、小さなビーチを想像していっても、やっぱり20%。
こういうのを無限っていうのかな。
・敗者になら