吉本ばななのレビュー一覧

  • 夢について

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    大半の人もそうだと信じてるけれど、私は夢を見てもすぐ忘れてしまうので、こういう風に1冊の本に出来るのは凄いなぁと心から思う。

    夢だとわかっていても現実離れした設定にドキドキハラハラするし、現実的でない部分がとても面白い。

    一時期気に入りすぎて図書委員としての壁に貼り出す掲示板のおすすめの本として紹介までした1冊。
    思い出深い…

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    2022年01月31日
  • 大きなさよなら どくだみちゃんとふしばな5

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    なにかの折に読む、吉本ばなな本。並行して生きてるんだけど、たまにちょっと引きつけられるように寄っていく感じである。今回、有名人が亡くなったり長寿番組の出演者が交代したり、友達に嫌われて断舎離されたり、娘たちが大きくなって手がかからなくなってきたり、と、寂しさを感じることが多かったところに、この本!!タイムリーでした。ばななさんは言っています。「『もう少し人生のことを考えたい、だれか他に私のような人はいないのかな?』という人がいられる場所がここです。」p.277  そういう場所、ほしかったんだよ、私。
     宇宙マッサージとかはできないけど、開放されるっていうか、ばななさんが言う「宇宙を信じて、このまま行くしかないと思った」p.294、って感覚に到達したいものだ。

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    2022年01月18日
  • 嵐の前の静けさ どくだみちゃんとふしばな4

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    全編通して、人はいつか死ぬんだから、いま美味しいものを食べて、大切な人との時間を大切に過ごそうとか、病気になったって全部が全部悲しいわけじゃないとか、そんなメッセージ。
    ひとつひとつを噛み締めながら読んだ。

    自分にも大切な人や家族がいて、大切に思えばおもうほど、失うことが怖くなる。
    でもみんな多かれ少なかれそんな思いを抱えて生きてるんだから、今を精一杯笑って生きる、それに尽きるなと思う。

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    2022年01月16日
  • 体は全部知っている

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    ん〜短編が上手だな!一人一人の登場人物にとって一番重要な事を丁寧に描写して、それ以外は上手に切り離してる。かなり短い話のコレクションなので、分かりやすめのテーマが多いけど、思慮が浅いわけでは決して無い。

    織り込み方を工夫すれば結構直接的にテーマを喋っても自然と入ってくるものだなあ

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    2021年12月29日
  • ハチ公の最後の恋人

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    途中まで退屈と思ったけどハチと別れてからの描写が美しく切なかった。
    若いっていいな、失恋した時に読みたい。

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    2021年11月17日
  • ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?

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    ネタバレ

    2021.11.14

    この本をきっかけにホ・オポノポノをについて改めて興味を示した。必ず一冊はホ・オポノポノの本を借りるようにした。
    ・ハワイの秘宝、ホ・オポノポノ
    ・4つの言葉を呟くだけで記憶がクリーニングされる
    ・何も考えずただ唱えるだけでいい
    ・心の中には埃がたまる、それを掃除するのがホ・オポノポノ
    ・ホ・オポノポノを唱えて定期的にクリーニングしよう

    ※この本じゃなくてもいいのでホ・オポノポノに関する本は定期的に読んでみよう、というわけで★4にした(˙꒳​˙ )

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    2021年11月14日
  • 下北沢について

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    吉本ばななさんの生き方とか、価値観、考え方、少しは理解出来ていたらいいな。
    ただ今を大切に生きようと思った。そうすればいつか過去も大切なものになるだろうから。

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    2021年10月17日
  • 下北沢について

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    吉本ばななさんのエッセイ。
    下北沢という街は不思議なエネルギーと雰囲気に満ちている。トータス松本さんの声が降ってきたり、街でヒーローに会える。
    人や店のエピソードは切なくも、それでも前を向こうとする感じが伝わってくる。
    田舎者なので、下北沢に行ったことがないのだが、いつか行ってみたい。
    その前にスマホと財布と鍵をポッケに突っ込んで、自分の街を歩きたいなと思った。

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    2021年09月28日
  • アムリタ (上)

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    日常のほんの少しのことが、あたたかくて、切なくて、大切なものだと感じることができるので、吉本ばななの本は好き。

    アムリタでは由男がよい。
    高知で夕焼けをみるところの描写がとても好き。

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    2021年08月26日
  • 吹上奇譚 第一話 ミミとこだち

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    中学生のときに初めて吉本ばななさんの小説を読んだときに深い衝撃を受けて、それから大人になって今まで、全作品ではないものの折に触れて読んでいる。
    そして読むと、どんな内容であっても「あぁ、吉本ばななさんの作品だな」と思う。スタイルが一貫している、と感じるから。

    この作品は「哲学ホラー」と銘打っているらしい。主人公は、双子のミミとこだち。幼い頃に事故で父親を亡くし母親が寝たきりになってしまって以来、2人で支え合いながら生きてきた。しかしある日、こだちが突然失踪してしまう。それは、寝たきりの母を眠りの世界から救うためだった。
    交通事故の原因、異世界人、屍人、夢見の才能、そしてこだちの行方。故郷の吹上町で明かされる真実が、ミミの生来の力を目覚めさせていく。

    半ホラー半ファンタジーな世界観なのだけど、根底にはやはり吉本さん特有の優しい哲学みたいなものに満ちている。
    人間ではないもの=異世界人がかつて根ざしていた場所が吹上町にはあって、その名残がまだある現在、異世界人の血を引く者たちはおのおのの能力を持ちながらも人間に紛れて暮らしている。
    だけどその血の力は無いものにすることは出来ず、それがミミとこだちの両親が起こした事故にもつながっている。

    不思議な能力を持った人は実際の世界にもいるので、そういう人たちももしかしたら…なんて思わされるリアリティがあった。
    失踪したこだちを探すミミは、伝説の双子占い師や、町の墓を守る通称墓守くんや、異世界人の末裔である毛むくじゃらの勇などと知り合うのだけど、どの人もこの世と別の世界の境目で生きているような浮世離れしたところがありつつも、しっかりと現実の中で生きている。

    生きること、ひいては人と共存していくことについて考えた。思い通りにならないことの方が多い世界で、自分を確立していくこととは。

    この小説はシリーズの1冊目なので、続きを読んで明かされていくこともきっとたくさんあるはず。
    というわけで、1冊目のレビューはこんなところで。

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    2021年07月31日
  • ハードボイルド/ハードラック

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     「死」との向き合い方を考えさせられる作品。どちらの作品も身近な人の死を乗り越えて未来を開いていくイメージが強い印象を受ける。そのため、全体としては暗いというか静かな流れだが、あることをきっかけとして徐々にその傷心が癒えていく様子を紡ぎ取っている。
     薄い本ではあるが、読んだ後の余韻に浸る時間が長い。

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    2021年07月01日
  • にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

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    「兄貴」と慕われるバリの大富豪、丸尾孝俊さんの生き方の指南書です。時折、挟まれる吉本ばななさんの「兄貴」の人物評も的確です。読んでるだけで素敵な幸運が舞い込みそうな本でした。

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    2021年06月30日
  • アムリタ (下)

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    読み途中で本を閉じるとき、これまでにない幸せを感じた。不思議でキラキラした世界に包まれ、まだ少しその世界が残っているあいだの贅沢感がたまらない作品だった。

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    2021年06月12日
  • ハネムーン

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    ハネムーンということばがもつ甘い響き、喜び、未来的な感覚とはどこか違う、静かでどこか悲しく、過去に向かうそんなハネムーン。
    若々しさということばは似つかわしくなく、牧歌的でどこか乾いた草のような、そんな懐かしい香りがしてきそうだ。
    作品そのものの力に、MAYA MAXXさんの挿絵が加わり、物語が確かな輪郭として現れてくる。
    死のにおいが漂い、世界から取り残されてしまったような中でも、幸せは確かに存在し、何かのはずみで生命はまた生きる力を取り入れる。痛みに満ちた人生であったとしても、幸せが存在することは揺らぐことのない事実だ。

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    2021年04月20日
  • にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

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    バリ島に住んでいる兄貴の考えがぎゅっと詰まった1冊。
    兄貴はものすごおおく人を大事にしている。身の回りの人、自分を頼ってきた知らない人、分け隔てなく与えている。

    ○分け前は必ず仲間に与える。
    ○自分のことばっか考えないで人のことを考える。上司と呼ばれる人は自分のことをきっちりするのは当たり前。部下のことを考えて動く。
    さらに上の上司にとって重宝だから課長に引き上げられたのか、部下のことを思って課長に任命されたのかによって、大きく違う。「部下からの支持率が高いから彼に課長させるべきだ」と任命したなら正しいけど、「こいつ何でも必死でこなしよるし、1人ででもやりよるから使い勝手ええわ」と選んでたらみっともない。
    ○言うてあげるから自信がつく。人がもたらしたことで、自信がつく。褒めてくれる人が1人でもいると。そのものに価値を与えてあげること、それが評価。
    ○多少高くても思い切って職場の近くに住む。何とか安いの見つけてでも、レベルを下げてでも。
    ○人に聞いてその通りにしてみる。
    ○出会った人とは縁を切らない。
    ○人のあやまちを大目に見る。

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    2021年03月31日
  • ひな菊の人生

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    ネタバレ

    父はおらず母子家庭のひな菊。
    そんな中、母と事故に遭い母の痛々しい死を目撃して本当に普通だったらもう悲しい辛い物語のように思うけど、この本を読んでいて辛いってことが
    一切ない。ひな菊の言葉言葉がとっても良い。

    死はとっても身近なこと。
    だれにでも起きること。

    過去を振り返れば良いことが思い浮かぶ。
    私は最後死ぬとき誰が想い浮かぶかな。

    本当に素敵な本でした。

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    2021年02月15日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    ネタバレ

    身近な人の死についての2つの物語。

    ハードボイルドはかつての恋人の死。

    夢で何度も彼女が出てくる。本当はとっても大切にしてた毎日だったと思う。彼女からたくさん影響を受けてたんだと思う。

    見えないものが見えたり、普通の人が感じれないことを感じ取ったりすることも彼女からの影響が強い?

    主人公が1人で訪れた場所でもそういうものを感じたり、もういない人がみえたり。
    そのもういない女の人の亡くなったエピソードも悲しかったなぁ。心中しようって決めて相手だけ死なれたら辛いなぁ。でも女の人はそれでも相手に生きてて欲しかったんだよな。それは愛なんだろうな。

    ハードラックは姉の死。
    わたしも身近の人が突然亡くなった経験があるから、すごく読んでて泣きそうになった。

    婚約者の逃げ出したい気持ちも分かる。
    徐々に死を受け入れていく自分も分かる。
    大切な人がなくなっても時間は流れて
    止まってはくれないし、生きていかないといけないから。

    最後に私の頭で流れる音楽は何かなって考えたなぁ。

    とっても素敵な本でした。

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    2021年02月13日
  • アムリタ (下)

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    ネタバレ

     「人間のしくみはたいていとても単純でよくできている。複雑にしてしまうのは心と体がバラバラに働き、心のほうが暴走してゆく時だけだと思う。そういう時に、人間は何かの隙間を見る。その隙間には世にも美しいものも、戻れないくらいに恐い闇もつまっている。それを見るという体験は、幸福でも不幸でもないが、その思い出は、幸福な感じがすることが多いのだと思う。」p298

    「そんなふうに、何が起ころうと私の生活は何も変わらないまま、とどまることなく流れてゆくばかりだ。」p304

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    2021年01月24日
  • そうだ 魔法使いになろう!望む豊かさを手に入れる

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    おもしろかった◎
    ぴんときたところは秘密メモにて。


    【いちばん響いた部分】
    神様は私たちを絶対に助けたいと思っているはずです。だけど、私たちの願いが「真心から」か「そうではない」かという点で左右されます。結局は魂と肉体が一つにダンスをすれば何でも叶うのですが。
    願いや豊かさを現実化するステップがあります。まずは「浄化」です。それは、外側の浄化と内側の浄化で、外側の浄化とは、環境を整える。断捨離やお掃除ですね。もちろん、身体そのものをきれいにすることはこちらに入ります。
    内側の浄化は、感情や考え方を浄化する。さっきの、三日月形の自分じゃないけれど、心の戦争を祓うことです。2番目は「何が欲しいか」を明確にする。欲しいものがわからなかったら、現実化もできません。エネルギーの流れ先、ビジョンを明確にすることです。私たちは、いらないものはけっこうはっきりしていても、欲しいものはあいまいなことがよくあります。3番目は、いい加減なヘラヘラした状態ではいけないので「真摯さ、誠実さ」を持つ。真剣に現実化をしたいと意図すること。4番目は「信頼して、それに対して疑わないこと」。宇宙に指令を出したんだったら、必ず投げたボールは戻ってくる。そう信頼することです。最後は、一番難しいと言われている「受け取ること」です。この4つがクリアになれば、豊かさは自然にやってきます。
    大切なのは、真の豊かさは「自分にとって何か」です。

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    2021年01月03日
  • アムリタ (下)

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    洪水のように大事な言葉が流れてきた。

    生きることについて、しんどさを感じさせず、清らかな言葉遣いで考えさせられた。

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    2020年12月21日