吉本ばななのレビュー一覧

  • 哀しい予感

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    ネタバレ


    主人公の弥生は、しあわせな4人家族の中にいる。
    けれど、幼少期の記憶がすっぽりない。

    徐々にその違和感に気づいた時、

    叔母だと思っていた姉。
    弟と思っていた哲夫。

    周りとの微妙な距離や、感情が炙り出される。

    吉本ばななさんは、
    あぁその気持ちっていう言葉にはできない曖昧な感情を表現する天才だと思う。

    ことばが染み入ってくる。切なくなるし、でも浄化される感じ。

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    2022年07月18日
  • 吹上奇譚 第二話 どんぶり

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    第一話で物語の世界が設定されているので読み進めやすい
    それぞれが持つ才能を無理なく精一杯使い尽くして生きる世界は熱を持って輝いて動いて行く

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    2022年07月11日
  • おとなになるってどんなこと?

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    とにかく、読んでまた再確認。私はまだ大人じゃないけど、子どもじゃない。何者?笑
    まだ全然自立してない。焦る必要はないけど、自覚して自分で堂々と立てるように生きていこうと思う。

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    2022年06月27日
  • 虹 世界の旅4

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    《自分以外の人がお湯を沸かす蒸気が部屋に満ちていくのも 、あたたかい感じがした 。》とか《サラダ油の下にしいてある広告の紙さえ 、その折り方に母のたたずまいを感じさせた 。》とか 彼女の文章は「日常の優しい感じ」を発見するヒントに溢れている そして発作的に後戻りできない行動を起こし決意を宣言する 《私の目に涙がにじみ 、もうなにがどうでもいいのだと思った 。真実が将来を切り開くだろう》という風に  

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    2022年06月17日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    マリカのソファーであったこと、出会った人や出てくる場所が、後半のばななさんのリアルな日記のなかで出てくる。一度読んだ本をすぐ忘れちゃう私からしたら、二度反芻できて(牛か)楽しかったなー

    バリ島いったけど、私は海の力や山の力、魔力、神秘とかを肌で感じることはなかった。もっと全身脱力できたころにまた行きたい。

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    2022年05月27日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    タイトルは不倫とあるけど、静かで爽やかで恋は恋だ
    もんなって思ってしまうようなお話だった。エピソー
    ドが1つずつ終わるごとに写真が挟んであって、フィ
    クションのかノンフィクションのかわからなくな
    るけど小説の雰囲気とその写真が合わさって残るのが
    凄い素敵だなって感じた。小説よりも紀行文のような
    ものでアルゼンチンに行きたくなるし、
    を飲んでみたい。でも吉本ばななの情緒溢れる雰囲気
    はマリカの永い夜のほうが出てる気がした。面白かっ
    た。すき。

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    2022年05月19日
  • SLY  世界の旅2

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    ネタバレ

    エジプトのスピリチュアルな雰囲気がよく伝わってきた。人は急に命に終わりが来ることがあって、周りもそれを受け入れて、無理矢理にでも自分でも受け入れていくのも人生なんだなとおもった。


    「きっと本当に1人きりで行動するように人間はできていないんだと思う。1人で居続けると最初は心が静かになるけど、やがて心が彷徨うようになるの。目の前のことに集中するのがむずかしくなってくる。そして幻覚とか見るようになる。自分で居られなくなる。それは自分が思ってるよりも簡単なことだと思う。」

    「目に入ってくるものがたくさんありすぎて、それがみんな大きすぎて先のこととかを考えているいとまがない。」
    なにかをじっと考え

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    2022年05月19日
  • 下北沢について

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    ネタバレ

    吉本ばななさんの本は初めて読んだけど、
    ある意味まっすぐでユーモアある言い回しで楽しく読めました。
    人情の街・下北沢。
    きっと吉本さんが住み始めた頃と今の様子は全く違うものだろうけど、
    東京にもご近所付き合いがあったんだなぁ、
    田舎だけじゃないんだなぁと安心しました。
    やっぱり下北沢は憧れの街だ。

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    2022年05月07日
  • 体は全部知っている

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    吉本さんは良い意味で道徳的な話を書かれる


    生きていることには本当に意味がたくさんあって、星の数ほど、もうおぼえきれないほどの美しいシーンがわたしの魂を埋め尽くしいるのだがら生きていることに意味をもたせようとするなんてらそんな貧しくてみにくいことはもう一生よそう、

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    2022年05月01日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    久~しぶりに、ばななさんのエッセイを読む。
    同じような年代なので、共感する事が多い。
    そろそろ、自分の事だけで無く、未来へと引き継いでいく芯を、自分の中に作っていきたいと思わせてくれる。
    一度ゆっくり、来し方を振り返ってみようかと思う。
    ばななさんの小説には、ことある毎に癒やされていますよ。

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    2022年04月15日
  • 体は全部知っている

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    よしものばななの短編集。個人的には最後から2番目の短編が好きだった。本書を読んで1番に考えさせられたのは恋愛やSEXについての価値観。よしもとはこのように二者を並列に語っていることからも2つを独立して存在する概念として捉えている。恋愛の中にSEXが包含されるのではなく恋愛と肉体関係を別物として割り切っているのだ。平たく言えば性愛に関して開放的で不倫や一晩の情事などの行為を恋愛に縛られることはない自由なことだと謳っている。これは価値観の相違であり是非が問題ではないので1つの考え方としてインプットしておこうと思う。また気づいたこととして挙げられるのは今まで読んできたよしもとばななの小説には必ずと

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    2022年04月08日
  • 人生の旅をゆく 4

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    同い年のばななさんのエッセイ。
    私は肉が好きだ!ということにとても共感しました。
    体に良いものは確かにあるが、がんじがらめになりたくない。
    スレンダーなボディは欲しいが、無理して運動したり食べたいものを必要以上に我慢したくない。

    そんな歳になったということです。

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    2022年04月06日
  • ハチ公の最後の恋人

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    詩集のような美しい言葉が詰まった小説。

    序盤の方で、君は説明が多すぎる、といわれた主人公は「どこまでも、どこまでも説明をしたら私の血管を流れる血のことさえわかってもらえるかもしれないという甘えは、歳よりも老けた私が淋しい私の肉体から全宇宙に発信していた唯一の子供の心だった」と考える。

    序盤のこの「説明が多すぎる」という投げかけは、作者の意気込み、この小説の挑戦にも感じた。
    わかってほしくて言葉で説明しようとするとき、その言葉に載せきれないものこそ、ほんとうに伝えたいものだったりする。言葉の器でそれを映し出したい時は、どうやったらよいだろうと読後もしばらく考えている

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    2022年03月29日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    心に残る言葉が散りばめられていた

    なんてことないようなことが、あとですごく大事になるよ

    優しく、ほどよく、寄り添ってくれるエッセイ
    吉本ばななの本、もっと読んでみたい

    お父さんとの対談も良かった

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    2022年03月23日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    吉本ばななさんが一つ一つの質問に真摯に向き合っていて、どの回答もそれぞれとてもスッと心にしみ込んできました。

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    2022年02月08日
  • 夢について

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    大半の人もそうだと信じてるけれど、私は夢を見てもすぐ忘れてしまうので、こういう風に1冊の本に出来るのは凄いなぁと心から思う。

    夢だとわかっていても現実離れした設定にドキドキハラハラするし、現実的でない部分がとても面白い。

    一時期気に入りすぎて図書委員としての壁に貼り出す掲示板のおすすめの本として紹介までした1冊。
    思い出深い…

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    2022年01月31日
  • 大きなさよなら どくだみちゃんとふしばな5

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    なにかの折に読む、吉本ばなな本。並行して生きてるんだけど、たまにちょっと引きつけられるように寄っていく感じである。今回、有名人が亡くなったり長寿番組の出演者が交代したり、友達に嫌われて断舎離されたり、娘たちが大きくなって手がかからなくなってきたり、と、寂しさを感じることが多かったところに、この本!!タイムリーでした。ばななさんは言っています。「『もう少し人生のことを考えたい、だれか他に私のような人はいないのかな?』という人がいられる場所がここです。」p.277  そういう場所、ほしかったんだよ、私。
     宇宙マッサージとかはできないけど、開放されるっていうか、ばななさんが言う「宇宙を信じて、この

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    2022年01月18日
  • 嵐の前の静けさ どくだみちゃんとふしばな4

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    全編通して、人はいつか死ぬんだから、いま美味しいものを食べて、大切な人との時間を大切に過ごそうとか、病気になったって全部が全部悲しいわけじゃないとか、そんなメッセージ。
    ひとつひとつを噛み締めながら読んだ。

    自分にも大切な人や家族がいて、大切に思えばおもうほど、失うことが怖くなる。
    でもみんな多かれ少なかれそんな思いを抱えて生きてるんだから、今を精一杯笑って生きる、それに尽きるなと思う。

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    2022年01月16日
  • 体は全部知っている

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    ん〜短編が上手だな!一人一人の登場人物にとって一番重要な事を丁寧に描写して、それ以外は上手に切り離してる。かなり短い話のコレクションなので、分かりやすめのテーマが多いけど、思慮が浅いわけでは決して無い。

    織り込み方を工夫すれば結構直接的にテーマを喋っても自然と入ってくるものだなあ

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    2021年12月29日
  • ハチ公の最後の恋人

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    途中まで退屈と思ったけどハチと別れてからの描写が美しく切なかった。
    若いっていいな、失恋した時に読みたい。

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    2021年11月17日