吉本ばななのレビュー一覧
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よしもとばななさんの小説はほとんど読んでいるので
あぁ、あの小説を書いたころにここで暮らしていたんだなとか
あぁ、この気持ちの断片みたいなものがあの作品に出ていたなと思いながら読みました。
ほぼ自伝というよりほぼ創作でしょうからどこまでこの感覚が合っているのかわかりませんが・・・(笑)
変わりゆく...続きを読むPosted by ブクログ -
個人的には、キッチンよりもその後ろについてる短編ムーンライト・シャドウの方がよかった。
映画「君の名は」は、多少なりともこの小説に影響を受けているんだろうな。 -
ほぼ自伝とあったけど、前書きにあるようにわたしは自伝じゃないなーと思った方です。
愛犬を亡くしたことがあるので、最初と最後で結構泣いてしまった。
人付き合いが苦手な印象があまりなく、友達が多いなと思っていたので意外でした。Posted by ブクログ -
ばななさんて、「みえないもの」とともに生きている人だったんだ。いままで、なんで知らなかったんだろう。
それとも、すっかり抜け落ちていただけなのか・・。
アルカナシカでじゃない。選択肢に入れるかどうか。
時折、時間の進み方(過去→現在→未来と過去←現在←未来)と物のとらえ方(表と裏)が逆転する自分...続きを読むPosted by ブクログ -
読みたいところ、読む気にならないところ両方あった。詩みたいにその時々の状況によって響く言葉とか悩みが違うのだろうって思った。悩みができたら読み返そう。Posted by ブクログ
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『吹上奇譚』はまだここまでしか読んでいないが、なんというか、ご本人もおっしゃってるけど、不思議な場所に到達されたのだなあ。構造とか文体とかそういうものにはもうとらわれず、確かに届く人にだけ届くであろう…物語だ。
吉本作品で丼といやぁ、『キッチン』シリーズのカツ丼ですが、ここでは「親子丼」が深い主題と...続きを読むPosted by ブクログ -
吉本ばななは下町育ちの自分がすごく好きなんだと感じた。
紹介には「厳しい」とあったが、どちらかというとちょっと偉そうだなと思う回答もちらほら。
それとは別に、なるほどと思った点。
・問題は分ける。複数の問題をひとつであると勘違いしない。やりがちだが、気をつけないと。
・恋人から夫婦になるときにはお...続きを読むPosted by ブクログ -
毎日大好きと言ってくれる子どもたちとの時間は永遠ではない。今あるこのかけがえのない時間を噛みしめて大切にしようと思った。(未就学児4人の母)
時間というものがまるでおいしい漬物や、おなかに優しいヨーグルトみたいに私たちの関係に発酵をもたらして、人と人が家族のようになる。その不思議こそが、恋以上に人...続きを読むPosted by ブクログ -
スピリチュアルみの強いところはスルーするとして、こういう本での「どうして嫌なことをやって、無理して、我慢して生きているんだろう」というばななさんの問い掛けが毎度のことながら刺さる刺さる。そうはいってもやりたくないことを何もやらずに生きるなんて無理だよと言いたくなるけど、ばななさんも、100%やりたい...続きを読むPosted by ブクログ
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同性愛、死といったテーマをハードとは対照的にゆるりとした雰囲気で展開していくのが吉本ばなならしい
小説の中に入り込むというより、不思議な空間にワープして読んでる気分になるPosted by ブクログ