吉本ばななのレビュー一覧

  • 夢について

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    ネタバレ

    私もほんの一時期ですが、夢日記をつけていたことがあります。夢は奇想天外、荒唐無稽なものが多いので、きちんとした文章にまとめるのは、なかなか難しかったことを覚えています。

    吉本ばななさんの夢の話は、まるで本当にあったことのように整った文章で書かれていて、さすが作家さんだなぁと思いました。

    「会いたくなれば、いつでも行って、何年会わなくても同じように会える、それがお店というものです」(本文引用)

    私のお店(雑貨販売とカフェのお店をしています。)もそのようであれたらと思いました。

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    2020年03月04日
  • ひな菊の人生

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    縁や育ってきた日々をめぐりながら未来へと向かっていく主人公が素敵でした。
    奈良美智さんの絵が物語を漂うところも良かったです。

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    2020年01月31日
  • TUGUMI

    購入済み

    つぐみに振り回れる物語

    最近つぐみの印象は野蛮。笑 だが読み進めていくうちに、なぜか厄介なつぐみが気になってしょうがない、そんな話です。そして読んでるうちに海の潮の香りが感じそうな、素敵なお話でした。

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    2020年01月03日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    彼女の小説ほどには心を癒すものはなかった。私が歳を重ねてひがみがあらわれているのかもしれないが、裕福な人間だから見せられる優しさ、言葉を変えれば傲慢さが散見していた。

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    2019年11月27日
  • アムリタ (上)

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    主人公の朔美は、家の近くのバーでウェイトレスのアルバイトをしている女性です。彼女は、母親と小学四年生の弟の由男、母の幼なじみの純子さんという女性と、いとこの幹子の四人とともに暮らしています。朔美は数年前に頭を打って病院に運ばれ、記憶に欠如があるものの、非日常的なものがどこかから舞い込んでくるような日常を送っています。

    上巻では、弟の由男がスピリチュアルな出来事に見舞われ、さらに死んだ妹の真由の恋人だった竜一郎とともにサイパンへ出かける経緯がえがかれています。

    弟の悩みに対しても、死んだ妹の恋人と交際することになる経緯に対しても、主人公である朔美は主体的に向き合うのでもなく、かといって傍観者

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    2019年11月02日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    ばななさんのエッセイはいい話も多くあるが、自分はこうであろうとする姿勢が見る人には傲慢にも見える。それでもその小説にはいつも救われてきた。作品は作家が自分を削って表してくれたものだから、本当に必死になって書いてる証拠なのだな。

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    2019年10月29日
  • 不倫と南米 世界の旅3

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    ちょっと軽すぎるかも…。
    (私にとって)不自然な日本語が結構あって引っかかったのと、南米の空気や風景によって引き起こされる自分の内面描写に力が入りすぎていて、空気感や風景がイマイチ伝わってこなかった。

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    2019年03月26日
  • にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

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    この丸尾孝俊って人、この本を読むまで知らなかった。
    3歳で母親が家を出て、いつもお腹を空かせて万引きを繰り返し、暴走族を経て、学校は中学までしか行ってなく…
    それでも、今はバリにものすごい不動産資産、数十件の自宅所有って、並大抵のことじゃないよね。
    読んでるととにかく人情に厚い人だよね。
    それは、幼い頃にコロッケを盗んで逃げた時に、そのコロッケ屋のおばちゃんに”明日も来るんやで”て言われたことが、原点になっているのかもしれない。
    近所の貧乏な家でも、”うちで食べていき”ってよく晩ごはんを食べさせてもらってたとか。
    いいなぁ。昭和の30~40年くらいはそんなもちつもたれつな社会があったんだね。

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    2018年12月14日
  • ハネムーン

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    主人公、ヒロイン共に家庭環境が複雑である。
    だが、その中で愛を育んでいく。相思相愛や互いを想いやる・・という愛ではなく、周囲に影響を受けながら、互いを知り、世界が動き出す。
    ”痛み”を乗り越え”幸福”を知る構成は美しくもあり、悲しみも垣間見える。

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    2018年11月29日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    初めてこの人の本をちゃんと読んだ。
    想像していたよりもずっと人間らしい人だなと感じた。
    装いの喜びの最後の方がお気に入り。

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    2019年01月23日
  • ハネムーン

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    第二次吉本ばななブームがきています、私の中で。大学生の時以来。何故だと思って考えてみると、最近読む吉本ばななの作品は、母と娘の絆が描かれているものが多い。娘が2歳になり、息子とは違った心の通いを感じられるようになってから、自然と吉本ばななブームがやってきたのかも。
    隣の家に住む幼馴染の男の子と結婚して生きていく主人公。「裕志といるかぎり一生できないことリストを考えては、ため息をついていた。」と感じるような男の子、でもかけがえのない、男の子。家庭環境は複雑で、弱いところがこれでもかとある男の子。
    男の子は動物と話が出来ちゃうし、女の子は、良い悪いを第六感で感じる力がある、不思議な2人。

    ★3(

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    2018年09月02日
  • ふなふな船橋

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    良くも悪くも吉本ばななワールド全開。表現がストレートで分かりやすすぎて
    物足りないような…
    吉本ばななは繰り返し読みたくなるお話が多いけど
    これは再読は無いな。

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    2018年08月18日
  • ハチ公の最後の恋人

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    頭で考えて生きるよりも、感覚で生きる方がいいなと思った。人に対して、こういう風に心を開けたらいい。ばななさんの本は時々むしょうに読みたくなる。
    ————————————
    もっともありふれたものともっとも通俗的なものでできている森があって、その豊かな土の中のほんの少し奥に、なにかみんなが知っているがうまく取り出せないものが、小骨のようにひっかかっているのだ。
    それを考古学者みたにていねいに取り出すのが、絵を描くことだ。にせものがたくさん埋まっている。気分のいいやつ、早くいい気持ちにさせてくれるやつ。でもそれは他の誰かにまかせて、私は私の見つけた原石を、自分でみがく。私だけの組合わせたメロディーが

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    2018年04月03日
  • ハチ公の最後の恋人

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    ハチの存在が、大きい。穏やかな日常から別れが、来てしまう。エモいお話。
    気になった文章は、
    「嫌いな人がいたら、好きになるまではなれればいいのよ」
    「離れるしかないの。問題は、心の中に入ってきてしまった場合。でもできれば入れないで、距離をとるのがいいの。本当だよ。」

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    2017年12月19日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    ネタバレ

    ちょっとスピリチュアルな「ハードボイルド」と、脳出血を起こした姉が脳死になり亡くなっていくまでの、残された者たちのこころのありようをやさしく、哀しいことばで包み込む「ハードラック」の2編。
    「ハードラック」が特に好き。
    大好きな姉が亡くなることを主人公が受容していくその過程が、簡単だけど深いことばで綴られていく。
    吉本ばななの作品は、言葉の宝庫。なんということもない、エピソードも音もなく降る優しい雨のように、心にしみこんでくる。
    だから、読み終わったあとは、本を閉じてそっとため息をつきたくなるのだ。

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    2017年07月30日
  • ハネムーン

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    私自身のハネムーンで行ったモルディブで読んだ1冊(そして感想書いた紙を挟んでそのままそのリゾートホテルの本棚に寄付してきた)。
    私の中で暖かい空気と甘い潮の匂いが思い出される作品になった。

    行き先はどこでも良いのだ。
    二人で日常と離れた場所で何かを共有できたなら。

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    2017年03月05日
  • ハチ公の最後の恋人

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    吉本ばななさんて本当スピリチュアルな感じお好きですね。
    平凡すぎるくらい平凡に生きてきた者には理解しがたいというか踏み込めない雰囲気というか。

    ただこの人の言葉は本当に美しいと思う。生々しい表現ですら。
    特に大好きな作家さんではないけれど、この人の作品読むとずば抜けた感じというか、私の中では他の作家さんとは違う唯一無二の存在を感じる・・・
    赤線引いときたくなるような言葉がたくさん。

    で、インド育ちのハチと17歳のマオちゃん。
    文学的には「そんな下らない結末にするな」と言われるでしょうが、少女漫画のように戻ってくるハチというのもちょっと期待しちゃった自分がいました。

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    2017年01月08日
  • マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅1

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    ネタバレ

    バリ旅行のお供にと用意した一冊。結局旅行中はページが開けないままのスケジュールになってしまったけど、体感したからこそ分かるあの空気感が詰まった一冊。自然と人と神々が共存してる神秘的な島でした。バリ旅行計画中の方にお勧めの一冊です。

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    2016年09月17日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    ばななさんの小説はいつも「死」が近くにあります。悲しいのは死んでしまうことじゃなくて、もう会えないことだなと読むたびにいつも感じます。つらい状況でも過去でも先でもなく、「いま」に足をつけて、小さなひかりを見つけるのが、とても好きなところです。

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    2016年09月07日
  • SLY  世界の旅2

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    ネタバレ

    一時、吉本ばななを読まない時期があった。
    これはその頃の本。
    このシリーズはあまり評判が良くなかったが思ったより普通だった。

    この人の話には必ずと言っていいほど死が出てくる。
    サスペンスとかで殺人ばかり書いているのとは違う。
    殺人の場合もあるし事故や老衰などとにかく死だらけ。
    あとはオカルト色が強いのもそうだ。

    この話は死についてはふんだんに漂わせているけれどオカルトは弱い。
    エジプトに旅行に行ってからかいたようだけれど、エジプトに負けている。
    そんなところが不評の理由なのかもしれない。

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    2016年07月27日