吉本ばななのレビュー一覧
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購入済み
つぐみに振り回れる物語
最近つぐみの印象は野蛮。笑 だが読み進めていくうちに、なぜか厄介なつぐみが気になってしょうがない、そんな話です。そして読んでるうちに海の潮の香りが感じそうな、素敵なお話でした。
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主人公の朔美は、家の近くのバーでウェイトレスのアルバイトをしている女性です。彼女は、母親と小学四年生の弟の由男、母の幼なじみの純子さんという女性と、いとこの幹子の四人とともに暮らしています。朔美は数年前に頭を打って病院に運ばれ、記憶に欠如があるものの、非日常的なものがどこかから舞い込んでくるような日常を送っています。
上巻では、弟の由男がスピリチュアルな出来事に見舞われ、さらに死んだ妹の真由の恋人だった竜一郎とともにサイパンへ出かける経緯がえがかれています。
弟の悩みに対しても、死んだ妹の恋人と交際することになる経緯に対しても、主人公である朔美は主体的に向き合うのでもなく、かといって傍観者 -
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ネタバレこの丸尾孝俊って人、この本を読むまで知らなかった。
3歳で母親が家を出て、いつもお腹を空かせて万引きを繰り返し、暴走族を経て、学校は中学までしか行ってなく…
それでも、今はバリにものすごい不動産資産、数十件の自宅所有って、並大抵のことじゃないよね。
読んでるととにかく人情に厚い人だよね。
それは、幼い頃にコロッケを盗んで逃げた時に、そのコロッケ屋のおばちゃんに”明日も来るんやで”て言われたことが、原点になっているのかもしれない。
近所の貧乏な家でも、”うちで食べていき”ってよく晩ごはんを食べさせてもらってたとか。
いいなぁ。昭和の30~40年くらいはそんなもちつもたれつな社会があったんだね。
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Posted by ブクログ
第二次吉本ばななブームがきています、私の中で。大学生の時以来。何故だと思って考えてみると、最近読む吉本ばななの作品は、母と娘の絆が描かれているものが多い。娘が2歳になり、息子とは違った心の通いを感じられるようになってから、自然と吉本ばななブームがやってきたのかも。
隣の家に住む幼馴染の男の子と結婚して生きていく主人公。「裕志といるかぎり一生できないことリストを考えては、ため息をついていた。」と感じるような男の子、でもかけがえのない、男の子。家庭環境は複雑で、弱いところがこれでもかとある男の子。
男の子は動物と話が出来ちゃうし、女の子は、良い悪いを第六感で感じる力がある、不思議な2人。
★3( -
Posted by ブクログ
頭で考えて生きるよりも、感覚で生きる方がいいなと思った。人に対して、こういう風に心を開けたらいい。ばななさんの本は時々むしょうに読みたくなる。
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もっともありふれたものともっとも通俗的なものでできている森があって、その豊かな土の中のほんの少し奥に、なにかみんなが知っているがうまく取り出せないものが、小骨のようにひっかかっているのだ。
それを考古学者みたにていねいに取り出すのが、絵を描くことだ。にせものがたくさん埋まっている。気分のいいやつ、早くいい気持ちにさせてくれるやつ。でもそれは他の誰かにまかせて、私は私の見つけた原石を、自分でみがく。私だけの組合わせたメロディーが -
Posted by ブクログ
吉本ばななさんて本当スピリチュアルな感じお好きですね。
平凡すぎるくらい平凡に生きてきた者には理解しがたいというか踏み込めない雰囲気というか。
ただこの人の言葉は本当に美しいと思う。生々しい表現ですら。
特に大好きな作家さんではないけれど、この人の作品読むとずば抜けた感じというか、私の中では他の作家さんとは違う唯一無二の存在を感じる・・・
赤線引いときたくなるような言葉がたくさん。
で、インド育ちのハチと17歳のマオちゃん。
文学的には「そんな下らない結末にするな」と言われるでしょうが、少女漫画のように戻ってくるハチというのもちょっと期待しちゃった自分がいました。