吉本ばななのレビュー一覧

  • 哀しい予感

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    吉本ばななさんらしさがたくさん詰まった作品でとても良かった。大切な人の死、家族の愛、忘れてしまった記憶、夢現の話、旅、発見、、。哀しいことがあってそこから成長して前に進んでいく、吉本さんの作品はいつも身近なものや生活の中からたくさんの価値観や幸せを気づかせてくれる。

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    2025年01月10日
  • ひな菊の人生

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    ・事故の場面での母の行動に母の愛情だけではないものを感じる。
    神様がそうさせた…的な。

    ・仕事も一日の流れも変わらない。
    だから他で変化を作る。
    とてもいい方法♡

    ・自分はどんなキラキラした思い出でできているのかをつい考えてしまった。

    ・後からじわじわと来るタイプの物語

    ・会っていなくても繋がっている。
    この感覚わかる気がする。

    ・甘えると全てが崩れる
    この感覚もわかる気がする。

    ・ダリアとひな菊
    名前がその人を想像させるところが面白い

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    2025年01月09日
  • ハチ公の最後の恋人

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    別れたくないのに、どうしても離れなきゃいけない男女もいるのに、別れる必要がないのにどうしても別れたい男女もいる、世の中の出来事ってそう言う矛盾の集合体だと思った

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    2025年01月06日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    ネタバレ

    ハッキリ、サッパリしていて好き。
    確かに、
    職場は友達を作る場所ではない。

    吉本ばななさんのアドバイス通りに動くには、
    自分の価値観をしっかり持って、
    精神的に強くないとできないな、と思った。

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    2025年01月04日
  • 体は全部知っている

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    短編集。身体と五感を十分に使っていれば、毎日はヒマになるスキなどなく美しいものである、ということ。
    Amyよりやっぱ吉本ばななのほうが好きだなあと思うなど。

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    2025年01月03日
  • 下町サイキック

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    霊感というか、雰囲気に敏感な女の子の話。
    私にはあまりそういう能力はないけど、人や街の雰囲気を落ち着いて感じ取りながら生活したいと思った。

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    2024年12月18日
  • アムリタ (上)

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    くるしくなったりさみしくなったりすることを、なんともない普通のこととして書いていてうれしかった。だめになることを特別なこととしてじゃなくて、生活を送っていくなかで当たり前に生じる心の作用として扱っていて、うれしかった。だめって思わなくてもいいし、たとえだめになってもだいじょうぶって、心の底から思っているのが伝わってきた。
    文章に独特のリズムや呼吸みたいなものがある。たとえば、ミュージカルはお話が進行する途中で感情が高まった場面で突然歌ったり踊ったりするけれど、そんな感じ。場面がきちんと進んでいくなかで、きゅっと鮮やかな情景描写が入る。それは、風景だったり人の様子だったり心の動きだったりを、すご

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    2024年12月18日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    p.14 なんてないことないように思えることが、後ですごく大事になるよ

    P.37 ちょっと鷹揚に、ぽわんとして、てきとうで、何も目指さない好きさで。

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    2024年12月17日
  • アムリタ (下)

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    言葉の響きが心地よくて、これを読んでいるとすぐに眠くなりぐっすり眠れた。
    させ子さんが優しくて、とても好き。

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    2024年12月16日
  • 下町サイキック

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    読み心地がよく、登場人物の会話も面白く、内容も心が丸くなるようないい話である。でもそれだけじゃないものが込められていて、深いところがあるのは感じるけど、それを自分がきちんと読みとって消化できていない気はする。
    読めば読むほど何かに気づきそうな本。また何年か経って読み返すのもいいかもしれない。

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    2024年12月07日
  • イヤシノウタ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    よしもとばななさんの豊かな考え方を私も真似したいと思います。

    「そしてとても大切なことは、自分が自分の好きなものを着て、自然にふるまえる、そういう場所で使う金額の基準こそが、自分の人生で必要なお金の基準なのだ。ホテルの設備、航空会社の快適さ、家のどこにお金をかけるかなどなど、全てに当てはまる。つまりそれ以上稼ぐ必要が全くないということでもある。どんどん稼げばいいという勘違いも、ここで解消される。」

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    2024年12月04日
  • アムリタ (上)

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    一気には読めなくて少しづつ他の本と併読しながら読んだ。
    なんとなく分かるような、分からないような、不思議なお話。
    この人の本は初めて読んだけど、言葉の使い方が凄く好き。

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    2024年11月30日
  • 幸せへのセンサー

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    以前から気になっていたので、読むことができて嬉しかったです。

    心が救われる言葉があって良かったです。ダメな時の自分だからこそ分かることや学べることがある、という文章を読んだ時は、なんだか心がホッとしました。

    もう一つ良かったと思うのは、
    言葉の意味を定義してくれて、自分が抱いていたイメージと照らし合わせて読めたことです。例えば、自分を愛するとは、安定とは、人が生きる意味とは、芸術の意味とは、など。

    一番思ったことは、
    自分自身のセンサーに敏感になって、もっと自分の好き嫌いを打ち出してもいいのではないかということです。
    それが自己表現になるし、生きている意味の根源であると思うからです。

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    2024年11月26日
  • 下町サイキック

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    父親が若い娘と同棲して自殺未遂したとか、そんな環境かで中学生のキヨカはやけに人生を達観できる人に育って行く物語。
    生きづらい世の中なりに邪気を祓いながら存在を確認しあい生きている。友おじさんや国人くんの生態も、変わっていて凄くいい。仕事に縛られずに生きていく術を身につけた人たちの自由な振舞いに憧れてしまう。かつかつの不労所得で慎ましく生きていくって多分そんな感じで、金や色に目が眩むことなく内面を探ることができそうで、でも時間だけは過ぎていく。変わらないものなんてない。
    その場に留まっているのは確かにそこに存在してたとゆう淡い記憶で、感じることができる人は稀の様子。
    あくせく忙しく仕事に追われて

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    2024年11月26日
  • ミトンとふびん

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    春先になぜか吉本ばななに惹かれる時期があって、本屋さんにあったのをたまたま買った本。
    実際に読み始めたのは5月下旬で、ライブの遠征にも連れていって読んだ。一緒に旅をしたらより楽しめるんじゃないかと思って。
    就職活動真っ最中だったからか、八丈島への旅、手に職があっていいなぁと思ったことだけすごく覚えている。

    あまりにも浅い感想しか今は出てこないので、しばらく眠らせておこうと思う。

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    2024年11月22日
  • 下北沢について

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    下北沢に住んでみたいなぁと想像を膨らませることができる本。
    知的な文章とわかるわかる!っていう内容ありあり。

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    2024年11月19日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    吉本ばななさんの本はなぜか今まで読んだことがなく、これが初めて。

    友達についての悩みに吉本さんの回答していて、なるほど、と思うものが多かったです。私は現在は友達関係で悩みはないので、特に厳しいと感じることはありませんでした。

    10代や20代に読んでいたら、何か参考になるようなことがあったかも?娘が中学生か高校生になったらプレゼントしたいと思う本。

    これを機会に、吉本さんの小説も読んでみようと思いました。

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    2024年11月15日
  • 幸せへのセンサー

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    吉本ばななさんの本は日々の生活の中でずれてしまったり狂ってしまったパーツをリセットしてくれる修理屋さんのような存在だ。考え方自体が自分の中にあるもので、それを言語化して明確にしてくれたり忘れていた気持ちを思い出させてくれる。また読み返したいな

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    2024年11月09日
  • 幸せへのセンサー

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    2024.10.29
    極めて真っ当な著者の気持ちが綴られている。その真っ当なことを「実行する」或いは「辞める」ことが難しいのが「同調圧力の強い」世の中に生きている証しなのだろうとも感じた。

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    2024年10月29日
  • 人生の道しるべ

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    過去の対談を集めたもの、死生観のことを掘り下げていて読み応えあり。
    死は当たり前のこと、死は日常と思っていれば死を淡々と受け入れられるようになるのか…。
    いやいやそれにはもっと修行が必要だわ。
    85歳まで書いていたいから健康には(糖質制限)気を使っているという宮本輝、85とは言わず90になっても書いていてほしい。
    1年に必ず再読する本が3冊あるという。
    「赤毛のアン」全巻と
    藤村の「夜明け前」
    西行の詩      の3冊

    赤毛のアンは特に6巻がいいらしい。
    「赤毛のアン」は「続赤毛のアン」までしか読んでないから、6巻となると遠い道のりだわ。

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    2024年10月22日