吉本ばななのレビュー一覧

  • はーばーらいと

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    読みはじめてすぐ、書きとめておきたい言葉に出会い付箋をつけました。そうそう、これが吉本ばななさん。私的には吉本ばななさんっぽい小説だったな、という印象。
    港町を見るたびに、思い出しそうなお話です。

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    2026年08月31日
  • ミトンとふびん

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    ネタバレ

    朝井リョウのオススメということで読んだ。吉本ばななの言語化すごい。ぼやっーと考えたことがあるなということを的確に表現する。

    情け嶋が一番好きだった。どんなに大切な分かり合える人と出会っても、結局人はひとりで孤独だなと常々思っているのですごく刺さった。
    ***
    その人のこともわかったつもりになっても、結局その他人とは自分の中に生きていちその人にすぎない。その人本人でほない。

    彼らではないのだ、実際は。この世はそんな幻影でできているのだ。幻影と幻影のあいだに、ほのかに温かい空間があって、人と人はそこでしか出会えないのだ。

    だいじなのは、突き詰めないこと。

    一瞬だけ見える彼らの顔の心配な表情がほんものであれば、それがどんな占いよりも自分を確かに支える。

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    2026年08月30日
  • ヨシモトオノ

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    あとがきにもあったけど、すこしふしぎなお話って感じだった。心がほっこりするものもあった。夢で語りかけられる系が多かった。私は夢をよく見るので、なんか影響がありそうでちょっと嫌だ。
    ホラーは苦手だけど、こういうお話ならいいな〜と思った。短編だし、読みやすい。だけど一つだけ、毛色が違うお話があって、それは著者の若い頃の実話だった。もし自分にこんなことがあったら、どう生きていけばいいかわからない。
    初めての吉本ばななさん作品だった。

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    2026年08月28日
  • ミトンとふびん

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    こころがささくれだったら、この本を読むといい。ほっこり、少しホロリ、微笑ましいストーリーが堪能できる。

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    2026年08月26日
  • 短いこの人生でいちばん大事なもの

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    とても久しぶりに読んだ『吉本ばなな』さん
    初めはタイトルからしてエッセイなのかと思っていたら、小説でした(中編集 四作)
    日頃あまり読まない恋愛小説だったが、ちょっと新時代的な恋愛小説でした
    あまり、深く人と関わらないような、執着しない感じとか
    中でも印象深かったのは、
    『世界には時間がたっぷりある』と『人にやさしく』かな
    『世界には時間がたっぷりある』の登場人物は、『吹上奇譚』というシリーズの登場人物だそうなので、
    そちらも読んでみたいと思いました

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    2026年08月23日
  • ハードボイルド/ハードラック

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    喪失感たっぷりの内容なのに、何故か悲しさはあまり感じなくて暖かさを感じた。
    空が高く空気が澄んでるように感じる秋を思い浮かべた。大事な人を亡くしたあと、立ち直れなくてもゆっくりとゆっくりと時間は過ぎていって、時たま夢に出てこられたりしながら「死」と向き合っていくんだ。

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    2026年08月23日
  • ミトンとふびん

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    久しぶりの吉本ばななさんでしたが、やはりすごい作家さんだなぁと思いました

    特にSINSIN AND THE MOUSEが好きでした
    母親の娘へのLINEの返事や思いに心が揺さぶられました
    自分の母親と重なり号泣でした

    こんな読書体験は吉本ばななさんの本しかできないなぁと思いました

    前の作品も読み返そうかと思います

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    2026年08月22日
  • ミトンとふびん

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    大切な人を亡くすと乗り越えるまでに時間がかかる。そんな時に隣に誰かが居てくれたら気持ちは少しでも和らぐだろう。辛くなった時、その人が恋しくなった時に読み返したい一冊。

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    2026年08月15日
  • 短いこの人生でいちばん大事なもの

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    吉本ばななさんが何にも追われずに書き上げたという作品。
    とても素敵です。
    この方の作品には心に残したい言葉がたくさん詰まっていて、ついメモしてしまいます。

    色々なタイプの主人公たちがいて、どれも確かに今っぽいなと。
    こんな時代だからこそ自由に、周りに流されないで強く生きる温かい人間であり続けたい。

    ◾️心に残った文章

    僕と妹はこの世の中というのは楽しいところだと思ってる基本があるんだよね。
    親に生きてるのはよいものだと骨の髄まで思わせてもらったから。

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    2026年08月14日
  • はーばーらいと

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    やっぱり吉本ばななの小説は読んでいて息苦しさを感じるけれど、ほの温かさを感じる。
    真っ暗な海にも誰を照らすでもなくほの明るいハーバーライトと同じように、真っ暗な中に小さな光を灯してくれる。
    この穏やかな優しい温かさがとても好き。

    ひばりの、彼女の中にある光を頼りに、環境に抗える強さは勿論のこと、つばさの接し方、ひばりにかける言葉(特に退会当日に最初にかけた言葉や服を渡すところ)はとても魅力的だった。
    傷つき壊れかけた人に対して、同情でも哀れみでもなく、あくまで自分の本心からの言葉を彼女にかけ、救っていた。
    「救う気なんてなくっても、生きているだけで。」

    このひばりのセリフから容疑者Xの献身の
    「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある」
    を思い出した。
    この思いをこれからも大切にしたい。

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    2026年08月13日
  • 短いこの人生でいちばん大事なもの

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    短編集だった
    どれも長編にして欲しい
    これからでも出来るんじゃない?!
    だって知りたいもの
    久しぶりの吉本さんだけど
    初めてかな・・・ってくらいだった

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    2026年08月08日
  • 吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

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    古本屋さんでたまたま手に取った本。職場の人間関係に疲れていたこともあり、タイトルに惹かれたみたい。

    厳しすぎるとは全く思わず、とても参考になった。
    人間関係に疲弊している時って視野が狭くなりがち。そんなときこそ、フラットで忖度なしのばななさんの回答は自分に喝を入れてくれるような、目を覚まさせてくれるようなそんか本だった。

    読破後に購入したもしたので、人生に迷ったら読み返そうとおもう!

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    2026年08月02日
  • とかげ

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    大川端奇譚が1番好きだ、生きる希望を感じるお話だった。キッチンの時も思ったけど、どうしようもない日々の細部を描くのが上手だなぁ、そして希望も!人間は弱いけど、強い気がしてくる。

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    2026年08月01日
  • 切なくそして幸せな、タピオカの夢

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    イラストが本当に素敵だった。お父さんからばななさん、ばななさんから息子さんへの愛情にあふれた生活が羨ましいくらい素敵に感じた。

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    2026年07月31日
  • ミトンとふびん

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    朝井リョウさんが勧めていたのを機に購入。
    (自分にとって)長編小説を読んだ後だったので、短編集かつ1頁の文字数が少ないのはスイスイ読めて気持ちいい。

    ちょっと現実逃避したい人。
    誰かを何かを失い、悲しみでひと通り泣き終えた人に読んでほしい。

    異国を舞台にした話のお陰で、ちょっとヨーロッパに旅行できた気分にもなれる。

    胸にポカンと開いたままだった穴が、柔らかい気持ちでそっと撫でてもらえたようだった。

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    2026年07月29日
  • 旅人のように どくだみちゃんとふしばな13

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    noteを買って読んだことで、久しぶりにいろんなエッセイ読めて良かった。このエッセイの2023年はまだまだコロナ禍で、意地悪とか嫌な思いに触れる機会が今より多かった気がするなーと思うなど。

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    2026年07月28日
  • おとなになるってどんなこと?

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    ネタバレ

    自分と向き合って、自分を知って、自分の中の子どもを大切に抱いてあげることが自分を大人にしてくれるし、大人にならなくたってただ自分になっていく。それが大事なことなんだと感じた。

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    2026年07月27日
  • 幸せへのセンサー

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    幸せについて考えさせてくれる、とても素晴らしい本です。 

    自分の心・体のセンサーにもっと敏感でいることが大事。
    それを信じることで、新しい流れが生まれるかもしれない。また、生きる力にも繋がっていく。
    他人の言葉や考えに流されない。せめて自分のなかで、「自分は本当はこう思っている」という考えを自覚しておく。

    自分だけに視点がいっている時は不幸になるというのは、腑に落ちました。自分にもその体験があるからです。自家中毒になると、まわりが見えておらず、感謝する余裕さえなくなる。


    傷ついたり、悲しんだりして、人生が前に進んでいないと感じる時がある。
    そんな時でも、
    『自分を整えるを活動をしてさえいれば「もう大丈夫なんじゃない?」と、自然な流れできっかけや転機は訪れる。だから、焦る必要なんてない。』
    という文章には、とても心が救われました。

    考えさせられたり、癒されたり、救われたり。
    とても素敵な本でした。
    ありがとうございました!

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    2026年07月26日
  • 体は全部知っている

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    ネタバレ

    「体はなく、頭だけがあれこれ考えて、ぼんやりと水のような中をくらげみたいに行ったり来たりしているような感じ」

    「生きていることには本当に意味がたくさんあって、星の数ほど、もうおぼえきれないほどの美しいシーンが私の魂を埋めつくしているのだが、生きていることに意味をもたせようとするなんて、そんな貧しくてみにくいことは、もう一生よそう」

    死への渇望。
    汚く死にたくないけれど、きれいに死にたくもない

    体と本能にまかせておけば、さほど間違えることはない。ひとたびそこを見失うと、問題は迷路に入ってしまい、大ごとにならないと気づかなくなってしまう。

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    2026年07月26日
  • 短いこの人生でいちばん大事なもの

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    ネタバレ

    「ふつうのことがいちばんすばらしいことなんだ。人生はそれだけでいい。」

    この一文に出会って、自分がいかに日々欲張って生きているかが露わになり、少し恥ずかしい気持ちになった。

    ばななさんの物語は、いつも生きている世界とそうじゃない世界の境界線を、少しだけ曖昧にしてくれる気がする。私たちはつい、生きている世界を前提にものごとを捉えてしまうけれど、そうじゃない、不思議な角度からふっと世界を描いてくれる。

    今回もそうだった。ありそうで、なさそうな。そんな物語ばかり。

    軽井沢の別荘整理から始まる「束の間」。亡くなった女の子が見えてしまう「世界には時間がたっぷりある」。ほか2編、あわせて4つの物語。

    一編一編がふわふわしていて、続くこととおわることの境目がわからないような、そんな物語たちだった。

    あとがきには、生まれて初めて何にも終われずに書いた小説だということ、そして「このような変わった小説」を出版してくれた幻冬舎さんへの感謝の言葉が綴られていた。

    ばななさん自身がそう書かれているくらい、少し変わった、不思議な物語なのだけれど。そんな作品を読むことができて、良かったなと思った。

    忙しない毎日の中で、なんだか肩の荷が下りるような、そんな作品だった。

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    2026年07月24日