紅玉いづきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の作品は実に10年以上前に発刊された
『ミミズクと夜の王』以来の本でした。
まず、デビュー作を読んだ時の衝撃が鮮烈に残っていて気がついたら著者が15年間もの間執筆活動をしている事に驚愕しました。
その15周年をで完全版として復刻された今作。
私が面白いなと思う物語。いや本というそれ自体に関わる事だと感じる事があるのですが。
読みやすさ、物語の景色がいかに思い浮かぶか?
小説とは漫画とは違い挿絵があるものも有ればないもの。
寧ろ無いものが多数を占める。
なので読者の想像力と,理解力で世界を作り上げる必要性があり、著者の想いを受け止められて共有できるか?
というのが一つの醍醐味だと感じ -
Posted by ブクログ
以下、ネタバレ含みます。
前作『ミミズクと夜の王』も良かったのだけど、あのクローディアス王子が、こんなに健気に成長しているとは、とウルウル……。
ここから読んでも、読めないことはないけど、ミミズクから読むことをオススメします。
それ以上に今作のヒロイン、毒吐姫エルザの周囲全てを呪いつくす言葉が強烈で。
占いに裏切られ、スラムに堕とされた姫君が、暴れ回る様子が、途中から嫌ではなくなった。
そうした「自由奔放」さに、誰もが皆、理解を示す、そんな登場人物ばかりだったから。
けれど、それはまた立場ある者の「甘え」でもあるということを、エルザ自身が自覚をするまでに、充分な時間がかけられたことも -
購入済み
圧倒的存在感と危うさ
雰囲気のある絵とストーリーに魅了されました。
暗いお話の中で、精神が不安定でどこか危うさを感じさせる主人公と夜の王の不思議な関係性が異色というか、他の作品にはない魅力ですね。
主人公の圧倒的存在感と何か特別なことをやってのけてくれるのではないかと期待を抱かせてくれるところに惹かれてしまいます。また、先が読めないところが見所で、今後どうストーリーが展開されていくのか非常に気になります。
続けて購入したいと思います。 -
中学の時に出会った作品です。
ここまで衝撃を受けたのは初めてで、
ここまで泣いた作品も初めてでした。
何回読んでも心に突き刺さります。
そして、なかなか抜けません、、、
ふと読み返したくなる作品です。 -
ミミズクがフクロウと一緒に行ってしまって
残されてしまったディアがとても気がかりだった、、、
前作も含めて心に刺さるものがあります。
中学の時に読んでからずっと手元に置いてあった小説です。
ページがボロボロなるほど読みましたが、
何回読んでも泣ける。 -
購入済み
ノベルより好き
いろんなキャラクターの姿はイメージするものとちょっと違って最初は違和感を感じました。でも、直ぐに慣れるし、すべてのシーンは想像にまかせるよりマンガの方も物語をより一層楽しく読めます。
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Posted by ブクログ
4人だけの放送部。部室にいる時だけ訪れる感情や想い。居心地がいいだけじゃない。仲がいいだけじゃない。それでも部室の扉を開けてしまう。そこにいつもの顔がいることに安心し嫌悪する。
昨年紅玉いづきと出逢い、紅玉いづきの本を少しずつ読んでいます。その度に心が剥き出しにされ、鋭い爪で引っ掻かれます。ズタズタに引き裂かれ痛みに耐えながら読み進めると、不意に心が温かいもので包まれるのです。
その度に、紅玉いづきの魅力に打ちのめされるのです。なので少しずつ少しずつ読むのです。
偽善的なまでに誰にも優しく接する。寂しさから誰かと繋がっていることを求める。自分じゃない自分になりたい。母親の過干渉に従う自分を -
Posted by ブクログ
『それでも僕には欲望があるのだ。僕は、見つけたい。』
ーーーとある地方都市でSNSコミュニティ、『現代詩人卵の会』のオフ会が開かれた。九人の参加者ら別れ際に、今後も創作を続け、十年後に再会する約束を交わした。しかし当日集まったのは五人で、残りが自殺などの不審死を遂げていた。ーーー
凪……凪の物語だし、凪の心で読んだ。『何にもなれなかった創作者への哀悼を描く、謎と祈りの物語』って煽り文、とても良い。はっきりしたミステリ物が好きな人は物足りないと思う。ただ、『なぜ死んだのか』を追いかけるストーリー。創作者を軸に、死を見ながら正を考える物語。生きて書き続けても、死んで書き終えても、変わらない。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「あたしは、いやだよ」
湖のほとりに建つ古城ホテル『マルグリット』にいる四人の女主人たちは、どんなやっかいごとでもあっというまに解決してしまうーー。と思っていまら、亡国の姫君リ・ルゥがとつぜんホテルをやめるなんて言いだして!?
シリーズ第4弾。亡国の姫君リ・ルゥのお話。
前半ドタバタからの後半シリアス展開。自然な流れで読みやすかった。『新妻と思春期の少女はジゼットに近づけるな』が発動したのが良かった。ピィの色仕掛け、その筋の人だったら本当に危ないと思う。危なかった。ピィは可愛い。しかしメインターゲット層であろう思春期少女には刺激強めな内容だったのではないかと思うのだけど、ジゼットがいる時