紅玉いづきのレビュー一覧

  • 現代詩人探偵

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    『それでも僕には欲望があるのだ。僕は、見つけたい。』
    ーーーとある地方都市でSNSコミュニティ、『現代詩人卵の会』のオフ会が開かれた。九人の参加者ら別れ際に、今後も創作を続け、十年後に再会する約束を交わした。しかし当日集まったのは五人で、残りが自殺などの不審死を遂げていた。ーーー



    凪……凪の物語だし、凪の心で読んだ。『何にもなれなかった創作者への哀悼を描く、謎と祈りの物語』って煽り文、とても良い。はっきりしたミステリ物が好きな人は物足りないと思う。ただ、『なぜ死んだのか』を追いかけるストーリー。創作者を軸に、死を見ながら正を考える物語。生きて書き続けても、死んで書き終えても、変わらない。哀悼……。趣味で散文を書いたり書かなかったり書かなかったりしていたのでとても染みた。凪……。
    人の死と自分の死を改めて考える物語だった。何にせよ死というものは残っている人が考え感じる物なんだと改めて思う。創作は、創作については、しんどいの一言。作るのもしんどい、作らないのもしんどい。結局、答えというか、やりたい事は自分で頷いて行くしかないんだな、と、思った。スッキリとした回答はないから、ずっと考えていられる物語だった。

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    2020年11月01日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    桜いいよさんがすごく好きで
    とても読んでいて良かった。
    相沢さんも好きで、小説家の気持ちが
    全面的に出ていてよかった!

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    2020年10月31日
  • 進撃の巨人 果てに咲く薔薇(下)

    購入済み

    いいね👍

    (上)巻に続いての(下)!マジで面白いし、ストーリーもいいから、皆さんも、是非、読んでみてください!

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    2020年10月20日
  • 進撃の巨人 果てに咲く薔薇(上)

    購入済み

    感動作!

    アメリカで生まれた物語だが、とても感動できる内容になっています。皆さんも、是非この作品を読んでみてください!

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    2020年10月20日
  • 悪魔の孤独と水銀糖の少女

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    「さみしいヨ」
    愛など知らない男と、愛しか知らない少女が出会った時折、末路を迎えたはずの物語が動きはじめる。水銀糖の少女の、命をかけた最後の恋は、滅びの運命に抗うことが出来るのか。ーーーーー



    登場人物みんな、他人に心を寄せながら、自分勝手に生きている。背負う物語はそれぞれに凄惨なのに淡々としているのは、諦めにも似た覚悟なのかと感じた。そこにそうあった、それだけの。地の文は詩的でサラサラしているので深く読み込まずスルスル読める。宝石みたいな物語だった。冷たいけど覗くと温かい、キレイだけど冷え冷えしている、感じ。それぞれに孤独だったなぁ。

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    2020年09月13日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

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    ネタバレ

    「あたしは、いやだよ」
    湖のほとりに建つ古城ホテル『マルグリット』にいる四人の女主人たちは、どんなやっかいごとでもあっというまに解決してしまうーー。と思っていまら、亡国の姫君リ・ルゥがとつぜんホテルをやめるなんて言いだして!?



    シリーズ第4弾。亡国の姫君リ・ルゥのお話。
    前半ドタバタからの後半シリアス展開。自然な流れで読みやすかった。『新妻と思春期の少女はジゼットに近づけるな』が発動したのが良かった。ピィの色仕掛け、その筋の人だったら本当に危ないと思う。危なかった。ピィは可愛い。しかしメインターゲット層であろう思春期少女には刺激強めな内容だったのではないかと思うのだけど、ジゼットがいる時点で性癖強打されるかな、そうだね。
    後半は人の信念というか生き方というか、信じるもののお話だと思った。女主人たちの絆はたぶん重たいものなんだろうけど、拠り辺を失った少女たちを繋ぐにはそれだけ強いものが必要で、だからこそ読み手として彼女らが愛おしく感じるんだろうな。ディについては、そういう生き方しか知らないのであれば仕方ない思考でもあるけど、お頭の元で、他人と自分の境界を見つけられるようになってほしい。それはすごく難しいことだけど自分の常識を壊すことの必要性と勇気を、この物語を読んで得られたらいいと思った。リ・ルゥが重くてショッキングだからディまで意識いかないかなぁ。

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    2020年07月20日
  • 雪蟷螂

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    高校生の時に買って読んで、それ以来ぶり。誰かに貸して手元から無くしてしまったので、買い直した。
    かろうじて結末は覚えていたけれど、それと関係なく、途中で胸に刺さるものがあって、やっぱり好きだなと思った。

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    2020年05月25日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

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    ネタバレ

    ーー陶器の触れ合う音は、赤ん坊の笑い声とどこか似ている。ーー

    美貌の軍人、ジゼットのお話。
    少しずつ登場人物の過去や心情がにじみ出てくる様が優しくてすっと馴染んでくるお話でした。メトリーゼ達が互いに支え合ってバランスが良くて読んでいて清々しい。今巻からは信頼関係も深くなっている感じがして良かった。今まで何となくピィはワトソンのような役回りに感じていたけど、彼女の素直さに救われていく登場人物が増えそうで、それを考えるだけで涙腺にきます。とりあえず、ロベールおじさんを救ってあげてほしい。そのうち血管切れそう。

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    2019年06月02日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    「あなたのことを、お待ちしておりました」
    帰る家のない四人の少女と、不思議なホテルの物語ーーー

    四人の少女、サフィール、ヘンリー、リュシエンヌ、そして古城ホテルマルグリットそのものに、それぞれの背景物語を感じさせるところがとても好きです。四人の少女についてはそれぞれ王道ものの追放者なので入りやすい。王道ものの追放者が四人も揃って、一つのホテルを経営するとかワクワクする。それとあとがきで書かれていたように、〝ホテルの〝あかりが旅をする人の心をあたためる、というホテルという場所への愛も感じるのがなんかとても好きだった。建物好きなのが呼応したか…。
    時々へこたれることはあっても、決して負けない女の子のお話。小学生が主対象であるというのを考えても、女の子だけでなく男の子にも、勇気を与えてくれるお話だと、いいなぁと思う。続き読む。

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    2019年02月11日
  • 悪魔の孤独と水銀糖の少女

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    ミステリーを読んでいるようで、紅玉さんの物語の匂いがとてもいい塩梅でした。
    2人が出会い、生きる、ただそれだけなのに泣いてしまった。
    感情移入しやすい方、過去作で涙ぐんだことがある方は後半読む場所注意かも

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    2018年10月06日
  • ミミズクと夜の王

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    小学校か中学校の時読んでずーーーっと大好きだった話を、10年ぶりくらいに再読したらやっぱし泣いた。
    懐かしい。

    出てくる登場人物みんな、不器用だけど優しくてね
    愛おしいのよ。
    優しいおとぎ話。綺麗な涙を流せた。

    ラノベだから軽く読めるしね。

    フクロウの不器用な優しさがとにかく好きなんだ。

    2018.09.26

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    2018年09月26日
  • 雪蟷螂

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    社会人Mi.N.、「雪氷の覆う山地、フェルビエ族とミルデ族の長きにわたる戦に終止符が打たれようとしていた。フェルビエ族は、愛するおのさえ噛み殺すとされる激情を持つことから、畏れを込めて“雪蜥蜴”と呼ばれている。その族長アルテシアとミルデ族の政略結婚である。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。山脈の平和とそれぞれの恋の行方は…」

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    2018年09月04日
  • 悪魔の孤独と水銀糖の少女

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    ネタバレ

    二人が孤独であることに変わりはないけれど、シュガーリアとヨクサルが一緒にタルトを食べたり、世界の景色を眺めることができるならば穏やかな気持ちになれる。やっぱり紅玉いづき作品は好きだ…。

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    2018年08月26日
  • 雪蟷螂

    ネタバレ

    刹那に命を燃やす族と、永遠に心を窶す族との物語です。
    雪の大地に激情がとても映えています。

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    2018年08月03日
  • 悪魔の孤独と水銀糖の少女

    この作者の描く少女は、みんな芯があって、美しいです。

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    2018年08月03日
  • 悪魔の孤独と水銀糖の少女

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    ネタバレ

    紅玉いづきさんのファンタジーが好きで嬉々として読みました。繊細な雰囲気などから受け取るイメージが概ね絵本のような方なので、死霊術師を題材にどんな話なのかと気軽に読み始めたら泣きました。

    みんながみんな小さな願いを持つけどことごとく禁忌に触れてしまうし、禁忌という文字やイメージから大仰な想像をしてしまうだろうけど、きっかけは些細なことで、とても人間臭いところがとても良かったです。
    実行できてしまう力とタイミングだったっていうだけなんだよなぁ、と。

    これもひとつの愛の話で、繊細で苛烈なんだけど優しさに満ちた平凡な愛なところが好きです。

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    2018年06月03日
  • ミミズクと夜の王

    購入済み

    やばい

    テスト期間でも読まずにはいられない、そんな物語でした。普通に泣けました。小説で泣くのは初めてだと思います。

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    2018年02月20日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

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    亡国のお姫さまの話。
    まさか従者が。

    それよりも!
    ジゼットちゃん…美人です。最強。やっぱり大好きです。

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    2017年08月21日
  • ミミズクと夜の王

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    死にたがりの奴隷の女の子が、魔物の王に出会うお話。
    なんか…泣いた。うるっとじゃなくがっつり泣きました。
    読み始めると目が離せないし、物語に感情を持っていかれるしでホントに良い時間を過ごせました。
    自分が良かれと思ってやってる事も、きちんと相手の立場になって考えなければダメなのだなと思いました。
    フクロウがめっちゃ好み。
    後、オリエッタさんとアンディも好き。

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    2017年04月16日
  • ガーデン・ロスト

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    女の子によくある、仲良くてもそれぞれが嫉妬や羨望などの歪んだ感情で覆われた人間関係に共感すると共に、そこまで相手に対して感情を抱けるような人間関係を育めた四人に嫉妬してしまう。
    四人ともどこか危ない感じの部分があるのに助け合っているような部分が好き。
    それぞれが間違えながらも、自分の嫌いな部分と何となく折り合いをつけられるようになる過程が読んでて辛いのに癖になってしまう。
    それが成長と言われれば仕方ないが、何となくバッドエンドのようにも思ってしまう。

    それにしても、登場人物一人一人に対して全く違う文体を書ける紅玉さんの技術はすごいと思う。

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    2017年02月17日