紅玉いづきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人喰い三部作の第三部、私は紅玉いづきさんの言葉の魔法にかかっているのではなかろうか...そう思うくらいにドンピシャではまってしまう。毎回読む度に「これがいちばん!」と思う....
地獄のような、楽園のような、生涯をかけた恋、というのが宣伝文句で、
あなたを、喰べてしまいたいほどに、愛している。
というのが裏表紙に書かれている本文。
この「喰べてしまいたいほどに」のフランク感と「愛している」の丁寧な音並びが最高に良い。
え、だって「ほどに」と「愛している」だよ?
これね、試しに逆転させてみたのだけれど、「喰べてしまいたいくらいに」と「愛してる」じゃ駄目なんだよ...やっぱりいづきさんは魔法使いだ -
購入済み
泣きました。先の版の有川浩さんの解説そのままにやられた~と思いました。そして図書館本でした。
その時の有川さんの文と紅玉さんのあとがき込みでとても好きだったので、電子での購入にあたってこの完全版とどちらをと迷ったのですが、前の版のものも丸々載せてくれてるだろうと希望的観測したら入ってなかった・・。完全と言うにはそれが少し欠けた気分です。もしかすると作家さん本人の意向もあったりするのかな?とても心動かされる内容だったのですが。言葉をお借りすると「安い話が描きたい、読む人の通過点でいい。本なんてつまんないし難しいと思ってるような子の世界を開くことが出来たら、」というような(中略で言葉の流れそのまま -
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作『ミミズクと夜の王』の続きとなる今回の話は前回のを読んでからの一読をオススメします。今回の主人公は毒吐姫という題名だけあって、淑やかさや可愛らしさからは遠い、苛烈な言葉を巧みに繰る気の強い少女・エルザが主人公です。けれど、相手を攻撃する言葉を吐き出すばかりの彼女が、本当は他人も自分さえも信じられない弱さを抱えながら、前作に登場した王子・クローディアスと徐々に距離を縮めていく様子はもどかしいながらも、キュンキュンと悶えさせてくれます。互いに相手が第三者に馬鹿にされたらムキになってしまうところとか、相手が自分以外の誰かに心を奪われてしまうことを恐れていたりとか、雰囲気は違うのにシンクロしてしま
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Posted by ブクログ
ネタバレああ、、つな、がってたんだ、、、ね
フクロウの過去のことがすこしすこしわかってよかった。ちょうど馬車で「ルイ」がトーチカとフェルビエから遠ざかっていく時、ミミズクとフクロウはどんな絵を描いているのかな。ディアとエルザは街にでも出てるのかな。トトとホーイチはどんな会話してるのかな。
全部全部気になる。
この話は他の巻よりも主人公とかに拘ってなくて題名の通り「雪蟷螂」として生きる、生きた、生きてきた女性の話だった。
それぞれにきちんとすっきりとした終わり方があって、それぞれが幸せになれるスタート地点に立てて、これから幸せになってほしくて(叔母さんについてはなんとも言えんが)尚且つ全部繋 -
Posted by ブクログ
呪われ王子様と毒吐きのお姫様との恋物語
ミミズクと夜の王の姉妹作となる物語
占いの結果が絶対の国に生まれたお姫様
占いの凶兆により市井へ棄てられる
生きるために彼女は毒を吐き続けた嫌われ者のお姫様
お姫様を利用するために呼び戻し、口を封じ、道具として扱う
身勝手な人達に、彼女の立場に同情してしまう
お姫様のエルザは、道具として隣の国に輿入れ
そこで出会った呪われた王子と言われるクローディアス
最初のエルザはワガママな子供のように当たり散らして拒否
正直彼女の立場は可哀想だし同情もしていたけど、それを他の人に当たり散らすなー!って思ってしまった
それを真摯に受け止めるクローディアス、私は彼を