MAMA
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MAMA

605円 (税込)
181円 (税込) 5月23日まで

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海沿いの王国・ガーダルシア。 トトと呼ばれるその少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋・サルバドールに生まれた。 しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。 ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。 扉の奥から呼ばれているような、そんな気がしたから。 果たしてそこには、数百年前に封印されたという<人喰い>の魔物が眠っていた。 トトは魔物の誘いにのった。 魔物はその封印から解き放たれ、トトは耳を失った。 そして、強い強い魔力を手に入れた――。 これは、孤独な<人喰い>の魔物と、彼のママになろうとした少女の儚くも愛しい歪んだ愛の物語。

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MAMA のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月05日

    魔術の才のなかった少女と人喰いの魔物の出会い。「貴方のママになってあげる」愛を求めたものが愛を捧げる相手と出会う絆の物語。
    物語世界に耽溺する悦び。それが紅玉ファンタジーの味わい方でしょう。堪能しました。添えられた短編で味わいが一層際立ちます。

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    Posted by ブクログ 2021年07月26日

    優しさってなんだろうねって。
    憎しみにも負けない愛とか。
    というより、絆がほしいんじゃないかと。
    トトとホーイチ、ミレイニアとダミアン。
    親子と兄弟。優しさって寂しさからくるのかもね。

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    Posted by ブクログ 2014年06月17日

    ミミズクよりも先に読みました。
    読後、なんだか足りない感じ…
    と思いつつ、何度も何度も読んでしまいました。
    とても良かったです。

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    Posted by ブクログ 2013年05月27日

    初読のべにたま作品。表紙買いした訳では無いと言えば嘘になる。
    ホーイチは優しい子。べにたま作品は優しさでいっぱいですね。
    ミミズク読後に再び読んだらまたその楽しさもありました。

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    Posted by ブクログ 2013年04月11日

    なんとなーく予想出来たラストだったけど、やっぱり切ないなぁ…

    どっちが大切かなんて選べないよ(T ^ T)

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    Posted by ブクログ 2012年09月28日

    「ミミズクと夜の王」は凄かったけど、この「MAMA」はそれと同等、いやそれ以上かもしれない。
    当時1年開けて刊行されたのも納得のクオリティ。そして何より作者の丁寧さ、物語そのものに対する愛を感じる。

    どこか歪みつつも美しい家族の愛の物語、超オススメです。

    あとに付いてる短編「AND」がまた本編を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月24日

    僕が紅玉いづき先生にハマったきっかけになった本です。
    トトとホーイチの関係がすごく切なくて、愛おしくてたまらなかったです。
    涙なしには読めない一冊かなと思います。

    カラスさんのイラストもとても素敵です!

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    Posted by ブクログ 2012年06月28日

    人喰いの魔物と落ちこぼれの女の子の話。

    トトもホーイチもお互いを必要としてて、依存しあってて、どこか歪んでいたけれど、大切にしたかったんだろうな。

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    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    これは落ちこぼれの魔術師トトと人喰いの魔物との物語。
    魔物に両耳を奪われてしまったトトだが、孤独な魔物のママになろうとする。

    「トトにはあなただけ…」「…ボクにもきみだけだよ」

    ラストは涙が止まらなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月10日

     確かに感動的ではあるのだが、突き抜けていないせいでハマりきれなかった名作。
     前半部分は話のテンションが低過ぎて感情移入できなかったのが残念。内容的には強大な魔物の母親になろうとして孤軍奮闘する印象的な話であるのだが…。後半は呪われた石を手にしてしまった泥棒と偽妹との話。良い話ではあるが何分にも短...続きを読む

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