紅玉いづきのレビュー一覧

  • 青春離婚(1)

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    ネタバレ

    この、感謝の気持ちをうまく伝えられないところとか
    人にはわかってもらえないであろう幸福感とか
    そういったものが大好物です。おいしく頂きました。

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    2012年09月13日
  • 青春離婚(1)

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    ウェブ漫画家HEROと小説家紅玉いづきの二人が送る青春物語。
    ウェブ掲載されていたコミックがカラーそのままで単行本化。故にお値段が少しはり気味だけど、その価値はあるかと。

    おまけ4ページでほっとしたのは言うまでもない。

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    2012年09月13日
  • 青春離婚(1)

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    女々しい系男子代表(勝手に)の僕は完全にやられました。

    甘酸っぱい!青春!微笑ましい!と大満足な内容でした。

    HEROさんのファンなので購入したのですが、買ってよかったです。

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    2012年09月13日
  • MAMA

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    ネタバレ

    人喰い物語3部作第2弾。
    〈人喰いの魔物〉と少女の織りなす歪な親子の物語。
    歪んではいるもののお互いに求めあうトトとホーイチの関係性にはホロリと来た。同一世界観とのことでゲストキャラの登場も楽しめた。

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    2013年07月21日
  • 雪蟷螂

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    フェルビエの女性の愛が素晴らしい。
    ロージアの恋、アルテシアの恋、ルイの恋が絡み合い、読者の心を話さない。
    何度でも読みたくなってしまう作品

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    2012年04月07日
  • 雪蟷螂

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    やっぱり文章がきれい。ストーリー展開は想像できたけど、それでも目が離せないというか。ロージアの想いが切ない。

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    2012年03月23日
  • MAMA

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    人喰いの魔物と落ちこぼれの女の子の話。

    トトもホーイチもお互いを必要としてて、依存しあってて、どこか歪んでいたけれど、大切にしたかったんだろうな。

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    2012年06月28日
  • 毒吐姫と星の石

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    僕が現在持っている唯一の電撃文庫の作者さんです。

    電車のなか1時間ほどで一気に読みきってしまいましたが、はい、泣いてしまいました。公共の場で涙が出たのは初めて。(家で読むときはたま〜にありますが)
    恥ずかしくなって、周りを気にしたらもっと恥ずかしくなると思うので、本に没頭するしかなく、また涙が出てくるという悪循環?


    純粋な作品で純粋な気持ちにさせてくれるので、多分これから何度も読むと思います。

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    2019年01月16日
  • 毒吐姫と星の石

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    『ミミズクと夜の王』の続編。

    激しい姫君に圧倒され、成長した王子に感嘆し、懐かしい顔ぶれに安堵し、二人の不器用で歪で優しい恋のおとぎ話にやっぱり涙した。
    前作も強烈な光を放っていたけれど、今作も別な光を放っていた。
    おかげで目がシパシパです。
    涙腺の底が見えそうだよ。
    「面白かった」や「感動した」という言葉より「本当に良かった」「ありがとう」を。
    続編の出版にも物語の結末にも、本当に「ありがとう」を伝えたい。
    紅玉さんの書く物語が大好きです。

    それはそれとして、著者近影の写真を見て「ぶほっ」と吹き出してしまったんですがこれはどうしたもんか(笑)

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    2019年01月16日
  • MAMA

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    これは落ちこぼれの魔術師トトと人喰いの魔物との物語。
    魔物に両耳を奪われてしまったトトだが、孤独な魔物のママになろうとする。

    「トトにはあなただけ…」「…ボクにもきみだけだよ」

    ラストは涙が止まらなかった。

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    2019年01月16日
  • 毒吐姫と星の石

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    このシリーズ面白いですね。

    今回は、悪口雑言ばかり吐く女の子「エルザ」が主人公。貧民街で口悪く喚き散らす彼女は「毒吐姫」と呼ばれますが、実は彼女は王女様で、ある日急に城に戻され、隣国に嫁がされることになります。急展開。

    このエルザ、先の主人公「ミミズク」に比べて、乱暴なイメージですが、彼女と同様に苦労してます。このシリーズは、自分ではどうしようもない力で運命を狂わされた女の子が、また思いがけない出合いにより自分を取り戻す物語だと思います。その過程で描かれる彼女たちの葛藤が、実に生々しくちょっと変わったファンタジーに感じますね。そこがいいです。

    嫁ぎ先の国で出会う人たちがいい人ばかりなんで

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    2025年11月21日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    ネタバレ

    およそ20年前、電撃文庫で刊行された作者のデビュー作ミミズクと夜の王を読んだのだけどあらかた忘れていて、今回完全版ということで読みなおしてみたところ、えっとこんなお話だったけ?となった。
    ミミズクと夜の王と聖剣の騎士が登場することは覚えていたけれど王子のエピソードは全く記憶になかった。
    それだけに自分の中では新たなお話を読んだような新鮮な感情が湧いた。

    これは言わば、人らしい感情を持たない、どこにも居場所がなかった少女が、不器用な優しさと許された居場所を得て、愛を知る物語だ。
    ミミズクと夜の王のフクロウという名前がやがて2人が辿る関係を示唆していて心憎い。

    昔読んだ時は何かが足らない気がし

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    2025年11月14日
  • ミミズクと夜の王

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    ネタバレ

    とてもいいお話でした。

    魔物に食べられたいため、魔物の森を彷徨う女の子「ミミズク」が、その森の魔物の王「夜の王」と会うところから始まる物語。
    どこか様子のおかしいミミズクは、夜の王に「自分を食べて」とお願いしますが、夜の王は「人間など食えるか」とにべもなくどこかに去ってしまいます。残された女の子の元に、やってきた別の魔物「クロ」。どうなるかと思いきや、「お前は許された」として、相手をして面倒をみてくれます。
    なんとも不思議な始まり方です。壮絶な暮らしを強いられた結果、ただ食べられることを望むようになってしまったミミズク。どうしても食べてもらうため、しつこく夜の王にお願いします。その度にあしら

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    2025年10月21日
  • 聖獣王のマント

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    「ミミズクと夜の王」を読んでから、その描く世界がちょっと気になるこの作者さん。

    家出して行き場もなく夜の街をさまよっていた少女チルが、ある夜、路地裏に突如降ってきた黄金の髪を持つ美しい男と出会い、異世界に取り込まれる。
    破れたマントを胸に抱えて迷い込んだ先は、かつて豊かな織物の国と呼ばれながら今は先王が没後の混乱を極める国リスターン…という出だし。

    聖獣が王を選ぶとされるその国で、なぜ彼女が選ばれたのか、こちらもチルとともに戸惑いながら読み進むが、一度は人生のすべてを諦めたのチルの、降りかかってきた運命の下で改めて突き付けられる“生きること”の意味に揺れる心情が痛ましい。
    一方、動乱を収め

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    2025年07月04日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    話のテンポが程よく、シンプルな感じの作品だった。
    夜の王の不器用な優しさがたまらない…!
    また登場人物も一人一人"守りたいものがある"という信念があるからこそ、誰一人として憎むことが出来なかった。

    個人的にはもう少し先のお話があればなお良し、といった感じだが、こう思うのは私がまだまだ未熟者なのかもしれないなと思いました(笑)

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    2025年06月22日
  • 神様の本

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    ネタバレ

    ビブリア古書堂の事件手帖が含まれていたので。

    「神×本」をテーマにしたアンソロジー。
    ビブリア古書堂は安定の面白さだったが、
    神様の御用人が含まれていたのは嬉しかった。
    下町の和菓子屋さんの話は刺さっても良かったと思うが、
    ちょっとちがった。

    個人的には聖書をテーマにしていた「ハレルヤ出版編集部」が面白かった。
    アダムとイヴの息子、カインとアベルの捧げもののうち、
    アベルの方しか受け取らなかったことを
    「肉好きだからな!」と神が一言で切って捨てたのとか。
    「俺は二次創作には寛大だから」と発言したり、
    全知全能なのに金に困っているとか。
    矛盾だらけの聖書について突っ込むのは野暮なことと思いつ

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    2025年06月21日
  • 神様の本

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    読んだことあるシリーズも未読のものも混合していたが総じて面白かった。特に日本史をやっていたのでビブリアシリーズの話は勉強したことも多く、特にささった。

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    2025年05月25日
  • 神様の本

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    最近、アンソロジーは読まないことにしていたのだけど、タイトルに惹かれて読んでみた。

    三上延さん以外は未読の作家さんばかり。

    三上延さんの作品は、予想通り素晴らしかった!
    不信心で愚かな者の祈りにも神様は耳を傾けてくださる。
    奇跡は、それを信じる者の身にしか起こらないのだろう。

    そして全く想定外だったのだけど、杉井光さんの作品がめちゃくちゃ面白かった!!
    全知全能の万物の創造主がちっとも全知全能じゃなくて、これじゃ設定が破綻してるだろっ!と、ツッコミどころ満載で面白過ぎて、完全に冒瀆かも?www

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    2025年04月23日
  • 神様の本

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    神様×本をテーマにしたアンソロジー
    中でも杉井光氏によるハレルヤ出版編集部は秀逸だった
    聖書を校正するというシチュエーションでコメディが綴られる

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    2025年04月15日
  • 神様の本

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     <ビブリア古書堂の事件手帖>シリーズの書下ろし短編を目当てに読んでみた。最近はアンソロジーを多く読んでいるが、本書は神様をテーマにしたアンソロジーである。表紙カバーは、前述のシリーズの主人公の栞子さん。

     <ビブリア古書堂の事件手帖)、<神様の御用人>、<下町和菓子 栗丸堂>と<深夜0時の司書見習い>の四つの人気シリーズから一編づづ、書下ろしが二編の計六編からなる。気に入ったのは、巻頭と巻末をかざる<ビブリア古書堂の事件手帖)と<神様の御用人>の二つです。

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    2025年03月23日