紅玉いづきのレビュー一覧

  • 雪蟷螂

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    他のシリーズより大人めな感じ。
    紅玉いづきは異種族間の愛が得意ですよね。

    雪蟷螂の激情…素敵だな。

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    2012年02月19日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

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    一巻で築き上げられた土台の上で、しっかりと自らの足でもって歩む四人の少女たち。生き生きと、逆境もものともせずに。
    そしてサフィールの本当の(?)姿にしてやられる私。
    今日もホテル『マルグリット』は盛況――のはず。

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    2012年02月06日
  • 雪蟷螂

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    今までの作品と比べたら、大人っぽくて
    ゆるやかな雰囲気を与えられた

    それでもどうしてだろう
    読み終わった私はホッと息を吐いて
    ヒロインの激情をとても羨ましく感じた…
    ああ、私なんかにはこんな激しくて愛しい
    物語は書けないと痛感しました

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    2012年01月17日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

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    シリーズ第二弾はピィとフェノンの二つの話。暗い側面も確かにありましたが、この四人が揃えば最強ということがよーく解りました。リ・ルゥの勇ましい指揮力、ピィの明るさ、ジゼットのクールさも見物だけど、やっぱりフェノンの独特な自由人振りが個人的には大好きです。次はジゼットの話とのことだけど、そろそろイケメン以外の姿が見たいというのは我儘でしょうか。それにしてもヘルハウンド(笑)の扱いが非常に酷い。

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    2011年12月25日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    それぞれ異なる理由で帰る場所を持たぬ四人の少女達。青銀の髪の少年に導かれて、古城ホテルの女主人候補となった彼女達の奮闘記。紅玉さんらしい、けれどもいつも以上に温かいおとぎ話です。四人の少女達の個性豊かさが際立っています。特にフェノンの性格がステキ過ぎてお気に入りです。賑やかで楽しく、何よりやさしい物語。続きが楽しみです。

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    2011年12月25日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

     この話を読んで、強烈に感じたのは。

    「私にはこれは書けない」

     ということだけだった。

     いや、わかってるんだよ。ちゃんと! プロの作家さんと自分を比べるのがおこがましいなんてことはさ。
     でも、そういうのじゃないんだ。
     そういうことではなくてね。

     人が書くものには“におい”がある、と思うんだ。
     アホみたいに本を読んできた僕だから何となく感じることなんだけど。
     そこのいは確かに「作者」が存在していて、少なからず、自分が投影される。
     それは「個性」になったり「文体」になったりして現れる。それは時として、登場人物の性格や、行動に反映されたりする。

     そんで、この小説を思った時に、思ったのが。

    「僕じゃこうならない」

     ってのだった。

     というよりも、それだけのショックを受けるだけの圧倒的衝撃があったのだけれど。

     僕には、(言葉は悪いと思うけど)こんな遠回りな愛情表現なんて想像もつかないし。
     こんだけの熱情を持つ余地もない。

     それが「いい」とか「悪い」とかではなく。
     それが「僕」なんだ、ただそれだけの話。

     文章がきれいなのは、(僕の中では)当たり前。
     そんなもの、下手な(あくまでも下手な、だ)二次創作ならいくつでも書ける自信はある。

     そうじゃないんだよ。
     僕は、ここ数年で、一人になって。
     一番欲しかった自分の思いのままになる生活を手に入れて。
     経済基盤を手に入れて。

     物事を飛んでもなくシンプルに考えるようになったんだ、ということに気が付いた。

    「書けない」って思った時に、僕は当然のように「なんで?」って考えた。
     だって、僕は考えざるを得ない生き物だから。

     そしたら気が付いたんだ。
     僕がとんでもなくシンプルな考え方をすることになったことに。

     元々、極端な性格をしていた僕だったけれど。
     今は本当にもう。
    「黒」か「白」か。
    「yes」か「no」か。

     本当にそれくらい極端なものの考え方をしている。

     でもさ。
     それで一番びっくりしたのは。

    「なんて、僕は周囲に甘やかされてるんだ」ということ。

     だって僕は。
     僕の本当に持ってるものを、誰にも否定されてない。
     みんな、笑って受け入れてくれる。
     こんなに右か左かしかないのに。
     誰も止めないんだよ!

     信じられない!
     そんな、馬鹿な!

     僕が今まで欲しくて、欲しくて、欲しくて、欲しくて、欲しくて、欲しくて、たまらなかったものが、手の中にちゃんとあるってことなんだよ!
     ああああああ! みんな、本当に優しい。
     こんな僕を受け入れられるってすごい!

     そして、そうやって言いたいことを言えるようになった僕は。
     今までみたいにひねくれたものの味方をしなくてよくなってしまったから。

     僕の書くものは、もう、今まで見たいに曲がらない。
     そして、曲がらなくなった僕の登場人物は。
     複雑な思考を持ち得ないんだろう。

     それがよかったのか、悪かったのかは知らない。
     でも、本当の僕はこう! 過去に戻ることは出来ないから。
     これから書けるものとこれから生まれてくるものと、共に歩もうと。
     この本を読んで、本当に思った(苦笑)

     幸せって難しいよね!

     全然、本の内容の話と関係ない話をしてごめんなさい。
     でも、これが僕の感想だから。
     ちょっと残しておきたかった。


     本の内容は。
     かっこいいお姫様の話でした!(ざくっとしすぎだ)

     難しいことはうまく説明できないから。
     読むといい!

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    2011年12月24日
  • 雪蟷螂

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    ミミズクやMAMAと比べて、登場人物の年齢が高く、おとなしめなかんじでした。淡々とした言動の中の激情がよく伝わってきて、面白い作品でした。

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    2011年12月02日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    ネタバレ

    これは面白かったー!それぞれの事情と理由で古城ホテルの女主人見習いとして集められた4人の少女達の物語。それぞれのキャラに秘密めいた背景があったりとこれからの展開も楽しみ。

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    2011年10月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    レーベルが児童書に変わったので、お話の空気感みたいなものも変わってしまうのだろうかと少し心配だったのですが。
    児童書向けにルビが増えたのとアニメチックな挿絵が付いた以外は、いつもの紅玉さんと何も変わりませんでした。
    まあ、子供向けなので内容が若干マイルドになっていはいますが...
    胸の張り裂けそうな切なさも好きなので、今までに比べると少し物足りないかも。
    ハッピーエンドになるようにってすごく気を使っているというか。
    さすがに児童書で人喰いは出来ませんし...

    紅玉さんのお話に挿絵は(特にアニメチックなのは)必要ないなっていうのはものすごく思いました。
    なんだろう、すごく失礼だけれど、イメージが崩れてしまうような...

    初めての続き物ということなので、次巻も楽しみにしています。

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    2011年09月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    紅玉いづきさんの世界観が好きです。児童書ですが、大人でも十分楽しめると思います。続き物らしいので、それぞれ性格の違う4人が古城ホテルをどう仕切っていくのか、とても楽しみです。

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    2011年09月28日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    ネタバレ

    四人の少女が古城ホテルの所有権をめぐって争うサバイバルバトル!という先入観で読み始めた。違った。

    内容は思ったものとは120度くらい違ったけど、面白くて一気に読んだ。
    女の子なら、きっと喜ぶであろう仕掛けは満載。
    魅力的な四人の少女たち、いや女主人たちの、今後が楽しみ。
    本当は姪っ子に送る前に、面白いかどうか確認しようと思って試しに読んだんだけど、シリーズ化するみたいなので、続刊も読んでみたいな、と思う。

    追放された魔女、美貌の元軍人、人には言えない秘密を抱えた娘、亡国の姫君ってだけで十分キャラクターが立っているんだけど、なによりも、中盤、ある事件が起きてからの四人娘の掛け合いが楽しくて。
    構成から考えると、序盤の、四人がそれぞれ女主人見習いとして働く所での奮闘はもうちょっとしっかり描写が欲しかったのと、四人が競いあうがゆえにいがみ合う、というシーンもあったほうが、よりラストに向けての気持ちの盛り上がりもできたろうと思う。

    とはいえ、シリーズ作品の一巻目、ということでもあるので、今回は無難にキャラクターのお披露目だったのかな。
    イケメンもちらほら配置されているし。
    十代の女の子の読み手には、きっと気に入ってもらえるだろうなあ、という作品。
    もちろん、男の子が読んでも大丈夫、だと信じたい。(少なくとも僕は、これは十分、男性も楽しめると思いましたが)

    四人の少女たちの、それこそ、過去と絡めた、「元の場所」との決着(=ほんとうの意味での決別)が、続刊でのキーになるのではないかと勝手に予想。
    今後が楽しみです。

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    2011年09月28日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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     私の大好きな作家『紅玉いづき』氏が新作を出したと知って本屋に急いだ。『ミミズクと夜の王』以来、私は氏の作品の大ファンだった。けれど新作を本屋で検索したところで購入を躊躇うことになった。在庫が一冊しかなく、新作が児童小説だった為だ。
     それでも結局購入した訳だが、読むべき読者はまだ幼い少女だったろう。想像の世界に羽ばたく翼を持った子供にこそふさわしい、ときめきに溢れた世界の物語だった。
     私が購入したせいで、相応しい読者が手にする機会を奪ってしまった代わりに、誰かこの感想を読んで子供に買い与えたいと思う大人がでることを祈る。

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    2011年09月24日
  • 毒吐姫と星の石

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     「ミミズクと夜の王」の続編。
     星の占のために一度捨てられた毒吐姫・エルザが、隣国へ嫁がせるために呼び戻され、嫁ぎ先で生きる意味を見出していきます。
     前作に出てきたクローディアスやアン・デュークたちのその後を知ることができて、とても嬉しいです。

     相変わらず綺麗な話でした。設定の上でなら泥沼で救いようのない展開になりそうなものなのに、どうしてこうも温かく幸せな物語にできてしまうんだろう。
    (人によっては、綺麗事すぎて物足りない(むしろ虫唾が走る)かもしれません)

     現実を呪うだけでなく、自分の力で変えて行こうと変わって行くエルザの強さと美しさもさることながら、「愛している」とは言わず「国のため」を貫くクローディアスもストイックでいいなぁ、と思いました。
     「押す」タイプの姫と、「引く」タイプの王子なら、お似合いのコンビですね。
     いつかこの二人のおとぎ話を読めることを期待しています。


     前作を読んだときの衝撃がすごかったので、評価の上では前作より下にせざるを得なかったのですが、もしもこちらから読んでいたなら、もっと高い評価をしていたかもしれません。

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    2014年10月01日
  • 毒吐姫と星の石

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    異形の王子と忌まれた姫の、お伽話のような本当の物語。

    ミミズク続編。…前作あんま覚えてないんですが、読んでいるうちにぼんやり想い出しました。
    今回もすごかったです。
    エルザは、ツンデレというには毒がありすぎますね。でもかわいい(笑)

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    2019年01月16日
  • 神様の本

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    神と本をテーマにしたアンソロジー。三上延さん目当てに購入。もちろんビブリアも楽しみましたが、普段手にしない作家を読むのも楽しいですね。カミサマは待ちぼうけ(紅玉いづき)、神様の御用人 雲隠(浅葉なつ)など、文章とテンポが良かったです。
    後者は源氏物語についての解釈の一種になるのかな、余韻がいいですね。素敵な解釈です。

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    2026年09月06日
  • 神様の本

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    神様の本をテーマとするアンソロジー。ビブリア古書堂の事件手帖目当てで、当該作品を読む。恥ずかしながら、約翰福音之傳なる書籍がモリソン号事件の際に持ち込まれる可能性があったとは知らず、勉強になりました。いつもの杉井光も面白いです。他作品については、他シリーズものなので、おいおい。

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    2026年09月05日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    小学校高学年から中学生におすすめ
    11冊目くらいに読むといいかも

    絵本のイメージが想起されます
    没入感もそれなり

    でもやっぱり普段はビジネス書やSFとか、ミステリー読んでるので、切り替えが必要でしたね

    ボリューム的には少し物足りないかも
    でも子供にはちょうど良さそう

    甥姪が暇してたらおすすめしようかな

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    2026年06月09日
  • サエズリ図書館のワルツさん1

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    序盤はわりとリファレンスしてるような雰囲気で面白く読んでいたんだけど,中盤ぐらいから少し雰囲気が変わって司書というよりは主人公の生い立ちに焦点があたっているように感じた

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    2026年05月19日
  • 毒吐姫と星の石 完全版

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    占いによって捨てられた姫は、占いによって
    隣国に輿入れさせられた。

    唯一の武器を取り上げられていたものの
    隣国にて戻った状態。
    ものすごい言い回しと語彙力に感嘆します。
    とはいえ、これを言われる方となると
    どう思うか、別ですが。

    誰一人として激高もしない状態で
    何ができるか、何をするのか、どうなるのか。
    唯一の持ち物と、唯一の武器。
    占いがすべて、という国ですから
    当然、その可能性はあったはずです。
    誰も、そこに気が付かなかったのでしょうか?

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    2026年04月11日
  • 聖獣王のマント

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    ただ生きている主人公の前に、美しい男が現れた。

    世界をまたいで、な状態で、ぼんやりと
    そして記憶が戻って、還りたい、と。
    生活基盤もなく、分からない事だらけの場所では
    当然還りたい、と思うものです。
    が、この主人公は戻っても何かあるのか
    どうしたいのか。
    まだ生活基準が…というなら分かりますが。

    人と触れ合い、必要とされ、そして選択をする。
    すべては、自分で決める事。

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    2026年04月11日