紅玉いづきのレビュー一覧

  • 神様の本

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    アンソロジーだけど、他のシリーズからの出展されていて、ビブリアと深夜0時は読んだこと有、栗丸堂と神様の御用人は読んだことし。こんな感じなのか!という楽しみ方をしました。話しは、短編とタイトル縛りで明らかに優劣あります。

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    2025年11月20日
  • 神様の本

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    「神×本」というテーマ6編。
    「ビブリア古書堂の事件手帖」が読みたくて。
    他にもシリーズ物2つのスピンオフもあり。

    ビブリアは、聖書に纏わるお話。
    娘よりやはり栞子さんの方がお話が広がる気がする。

    「神様の御用人」は、日本の神様がコミカル。

    初めて出会う作家たち、アンソロジーは貴重な文庫本だ。

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    2025年11月12日
  • 神様の本

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ビブリア古書堂、下町和菓子栗丸堂、神様の御用人は、面白かったけれど、その他が、酷かった。くだらないし、面白くないし、取って付けたような内容で、読むに堪えない。

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    2025年09月22日
  • 雪蟷螂

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    「人喰い三部作」となってるけど、繋がりはない作品。
    雪国で殺し合いをしていた部族が同盟のための婚姻をする話。

    殺し合いをしていた部族同士で色々と葛藤もあり、結婚へあたっての恋愛など色々。
    あまり共感はできなかったなー。

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    2025年09月07日
  • 神様の本

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    ちょっと時間がなくて(言い訳)ビブリアの短編しか読まなかった
    てかビブリアの短編集だと思ってたんだよ

    聖書の話はおもしろかった

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    2025年08月07日
  • ガーデン・ロスト

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    ネタバレ

    わたしたちはそこにいた。

    お人好しのエカ、かわいいマル、演劇部の王子様なオズ、大人びているシバの4人は時に傷つけあい、許しあい、日々を過ごしている。高校3年生の1年を視点を交代しながら描く。

    高校生というのはすべてを許された花園にいるようなものだ。この物語の時代では携帯電話が普及していないのも、花園の閉鎖性に輪をかけている。世間の価値観は知っていても、それより自分が生き延びることを優先してよい場所。その人のためにならないと知りながら誰かを甘やかすことも許される。友情の中でももっと濃密な愛情。しかし厳しく断罪することもまた大切な存在への愛情である。4人は自分の犯した罪に向き合い、自分を傷つけ

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    2025年07月06日
  • 神様の本

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    6名の作家が「神様×本」をテーマの短編集

    浅葉なつの「神様の御用人」が読みたくて手に取ったが、やはりこのシリーズは面白い
    黄金たちが真剣に「ハッピーターンの旨味の粉の正体について議論する」姿がほほえましい
    「ふりかけおかか専門家、命婦の御許殿」の土産が笑えた

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    2025年06月16日
  • 15秒のターン

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    色々な短編集。

    恋愛、浪人中に描く漫画、スマホ換金ゲーム
    昔の『友人』との約束、シスコン。
    最後の方にあったのですが、書いた時期が
    なかなかでした。
    違和感なく読めたのは、携帯やらスマホやらが
    出てこなかったから、でしょうか??

    スマホの課金、恐ろしい…w

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    2025年04月19日
  • 神様の本

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     メディアワークス文庫創刊15周年記念企画のアンソロジー第2弾です。本書に対して失礼かもですが、日頃の読書の箸休め(あ、漬物ではなく和物ですね、アンソロジーだけに…)感覚で選書し、するする読めました。

     6名の作家が、「神様×本」のテーマに時々謎解きを加え書き下ろした短編集です。内容はいかにも日本人特有ですね。それは、神を否定しないけれども特定宗教を信仰しない「無宗教」からくるのかと…。何にすがるかは人それぞれね、だからこそ関心も楽しみも多岐で、許容範囲も広いんでしょう。

     実際に関係する神様も、全知全能の神、キリスト教、日本の神様、本の神様、都合のいい人まで様々で、内容もコメディタッチで

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    2025年04月18日
  • 神様の本

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    「ビブリア書店」や「神様の御用人」などの人気シリーズのスピンオフを含むアンソロジーだったので、やはり気になって手に取ってしまった。
    ビブリア書店の方はなかなかミステリアスで面白かった。
    紅玉いつきさんは、違った色の作風で、ちょっと意外だった。

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    2025年03月27日
  • ガーデン・ロスト

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    ネタバレ

    女子高生仲良し4人組。
    同じ「放送部」に所属してるが、実質稼働2名。
    4章から成る。

    誰にでも優しくいたい、エカ。
    彼氏に理想像を当てはめようとする、マル。
    男装が似合うであろう、オズ。
    大人びて見える、シバ。

    春夏秋冬を巡りながら、二度と戻らない女子高生時代。
    その永遠の一時。
    未完成な自分をどう受け入れていくか。

    閉塞感を持ちながら、自分を保つ。
    傷が付かないように、なんとか綱渡り状態の精神状態。
    夢見てた自分、壊れていく自分。
    その先で、友達として「このまま最後にしたくない」と説に望む彼女達。

    切なく揺らぐ物語。

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    2025年02月19日
  • 現代詩人探偵

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    タイトルに「現代」と付く意味がわからない。登場人物達が書いているのが現代詩だから?10年前ではなく今という意味の現代?(それなら現在では?)

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    2025年01月12日
  • 雪蟷螂 完全版

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    過酷な環境で独自の思想をもち、戦い続けてきた民族同士の婚姻譚。
    『この婚礼に祝福を』その言葉通りに進むほど、お互いの溝は浅くなかった。
    愛情のあり方とは多様であると、登場人物に教えてもらえる。
    それが成されるかは、是非読んでいただきたい。

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    2025年01月03日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    十代のあの頃みたいな気持ちにはやはりならないけれど、何十年経ってもきっと私の大切な物語であり続けるのだと思う。だいすき。

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    2024年12月08日
  • 15秒のターン

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    あぁ、なんだか瑞々しいなって思うような女の子たちの物語
    たまに共感出来ない…と言うよりは価値観の理解できない女の子の物語もあったけれど…
    そして若い頃は、こんなにキラキラした感情を持ち合わせていたっけ!?と思ったり笑
    それぞれの女の子の、誰かへの感情や自分自身との自問自答
    大人になっても悩みは尽きず、若い頃も若い頃で悩みに溢れて迷子になるよな〜とか不思議な感情にさせてくれる
    どれも甘酸っぱく無い青春的な雰囲気で良いなって思った
    私にも甘く酸っぱくほろ苦い時間もあったのだろうか…

    今回の物語の中では『この列車は楽園ゆき』という作品が私の中ではとても心に残る作品であった
    愛ではないけれど、それは

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    2024年09月04日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    ネタバレ

    おとぎ話のように優しくて、童心に帰ったような懐かしさを思い起こさせてくれる作品。そして夜の森の異様な静けさや魔物の妖かしにゾクリとさせられた。

    魔物の王に自らを食べてもらいたい一心で、夜の森の奥深くへ一人入り込む人間の少女・ミミズク。その天真爛漫さに戸惑いつつも彼女のペースに巻き込まれる夜の王・フクロウ。
    この不思議な関係の2人を取り囲む人間たちの反応は予想通りとても冷ややかで、異物を受け入れられず排除しようと躍起になる。人間たちの傲慢さや身勝手な正義にはうんざりする。
    異文化を受け入れ互いに手を取り合う2人の未来には期待しかない。
    この後に続く外伝で2人の未来が垣間見られ、幸せなシーンが想

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    2024年08月29日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    先に読んだ本の巻末に載っていた広告を見て惹かれたものを2冊買ってみた。その内の一冊。

    ある月の夜、ミミズクと名乗る、奴隷の身から逃げ出してきた少女が、魔物の棲む森にやって来たところから始まる物語。
    登場する人や魔物はそれぞれ愛すべき姿で語られて、絵本の中が語られているような話の雰囲気も悪くない。
    ただ、作者さんの頭の中の世界観はもっと広がっているのだろうが、物語の中では登場人物、とりわけミミズクの感情が極端に振れるところにちょっと唐突なところが感じられ、もう少し背景が語られていないと共鳴しにくいというか、なんかそんな感じ。
    本編の後に「鳥籠巫女と聖剣の騎士」という外伝が併載されていて、お城側

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    2024年08月25日
  • サエズリ図書館のワルツさん2

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    本のお医者さんはかっこいいです。本に未来はないのでしょうか?すべてが電子になる。そんな日が来ないことを願います。

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    2024年08月01日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    これまでに読んできたハイファンタジー作の中でも比較的浮世離れした世界観を感じました。
    それを作り出しているのは詩的な文体とセリフ回しをベースに、劇的に展開するストーリーだと思います。
    最初の方は、なんでそんなセリフが出てくるの?と、不思議、不思議、不思議、な気分でふわっと読み進めていく感じでしたが、
    物語の根っこには人間の女の子の純真な想いが確かに潜んでいて、読み終えてみるとなんだかきらきらした気持ちに。。

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    2024年04月20日
  • 今宵、嘘つきたちは影の幕をあげる

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    紅玉いづきさんの青春ミステリ、サスペンス寄りかと思ったけれどそんなことはなくて、痛い感じの青い春でした。
    言葉が鋭利だった...縋りたいのに甘えられない、子どもと大人の中間の時代が描かれていた。
    色んなキャラクターのフィルターを通して世界を見るから心が幾つあっても足りなくて休憩しながら読んだ覚えがある。

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    2024年02月24日