紅玉いづきのレビュー一覧

  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    それぞれ異なる理由で帰る場所を持たぬ四人の少女達。青銀の髪の少年に導かれて、古城ホテルの女主人候補となった彼女達の奮闘記。紅玉さんらしい、けれどもいつも以上に温かいおとぎ話です。四人の少女達の個性豊かさが際立っています。特にフェノンの性格がステキ過ぎてお気に入りです。賑やかで楽しく、何よりやさしい物語。続きが楽しみです。

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    2011年12月25日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

     この話を読んで、強烈に感じたのは。

    「私にはこれは書けない」

     ということだけだった。

     いや、わかってるんだよ。ちゃんと! プロの作家さんと自分を比べるのがおこがましいなんてことはさ。
     でも、そういうのじゃないんだ。
     そういうことではなくてね。

     人が書くものには“におい”がある、と思うんだ。
     アホみたいに本を読んできた僕だから何となく感じることなんだけど。
     そこのいは確かに「作者」が存在していて、少なからず、自分が投影される。
     それは「個性」になったり「文体」になったりして現れる。それは時として、登場人物の性格や、行動に反映されたりする。

     そんで

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    2011年12月24日
  • 雪蟷螂

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    ミミズクやMAMAと比べて、登場人物の年齢が高く、おとなしめなかんじでした。淡々とした言動の中の激情がよく伝わってきて、面白い作品でした。

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    2011年12月02日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    ネタバレ

    これは面白かったー!それぞれの事情と理由で古城ホテルの女主人見習いとして集められた4人の少女達の物語。それぞれのキャラに秘密めいた背景があったりとこれからの展開も楽しみ。

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    2011年10月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    レーベルが児童書に変わったので、お話の空気感みたいなものも変わってしまうのだろうかと少し心配だったのですが。
    児童書向けにルビが増えたのとアニメチックな挿絵が付いた以外は、いつもの紅玉さんと何も変わりませんでした。
    まあ、子供向けなので内容が若干マイルドになっていはいますが...
    胸の張り裂けそうな切なさも好きなので、今までに比べると少し物足りないかも。
    ハッピーエンドになるようにってすごく気を使っているというか。
    さすがに児童書で人喰いは出来ませんし...

    紅玉さんのお話に挿絵は(特にアニメチックなのは)必要ないなっていうのはものすごく思いました。
    なんだろう、すごく失礼だけれど、イメージ

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    2011年09月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    紅玉いづきさんの世界観が好きです。児童書ですが、大人でも十分楽しめると思います。続き物らしいので、それぞれ性格の違う4人が古城ホテルをどう仕切っていくのか、とても楽しみです。

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    2011年09月28日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    ネタバレ

    四人の少女が古城ホテルの所有権をめぐって争うサバイバルバトル!という先入観で読み始めた。違った。

    内容は思ったものとは120度くらい違ったけど、面白くて一気に読んだ。
    女の子なら、きっと喜ぶであろう仕掛けは満載。
    魅力的な四人の少女たち、いや女主人たちの、今後が楽しみ。
    本当は姪っ子に送る前に、面白いかどうか確認しようと思って試しに読んだんだけど、シリーズ化するみたいなので、続刊も読んでみたいな、と思う。

    追放された魔女、美貌の元軍人、人には言えない秘密を抱えた娘、亡国の姫君ってだけで十分キャラクターが立っているんだけど、なによりも、中盤、ある事件が起きてからの四人娘の掛け合いが楽しくて。

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    2011年09月28日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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     私の大好きな作家『紅玉いづき』氏が新作を出したと知って本屋に急いだ。『ミミズクと夜の王』以来、私は氏の作品の大ファンだった。けれど新作を本屋で検索したところで購入を躊躇うことになった。在庫が一冊しかなく、新作が児童小説だった為だ。
     それでも結局購入した訳だが、読むべき読者はまだ幼い少女だったろう。想像の世界に羽ばたく翼を持った子供にこそふさわしい、ときめきに溢れた世界の物語だった。
     私が購入したせいで、相応しい読者が手にする機会を奪ってしまった代わりに、誰かこの感想を読んで子供に買い与えたいと思う大人がでることを祈る。

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    2011年09月24日
  • 毒吐姫と星の石

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     「ミミズクと夜の王」の続編。
     星の占のために一度捨てられた毒吐姫・エルザが、隣国へ嫁がせるために呼び戻され、嫁ぎ先で生きる意味を見出していきます。
     前作に出てきたクローディアスやアン・デュークたちのその後を知ることができて、とても嬉しいです。

     相変わらず綺麗な話でした。設定の上でなら泥沼で救いようのない展開になりそうなものなのに、どうしてこうも温かく幸せな物語にできてしまうんだろう。
    (人によっては、綺麗事すぎて物足りない(むしろ虫唾が走る)かもしれません)

     現実を呪うだけでなく、自分の力で変えて行こうと変わって行くエルザの強さと美しさもさることながら、「愛している」とは言わず「

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    2014年10月01日
  • 毒吐姫と星の石

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    異形の王子と忌まれた姫の、お伽話のような本当の物語。

    ミミズク続編。…前作あんま覚えてないんですが、読んでいるうちにぼんやり想い出しました。
    今回もすごかったです。
    エルザは、ツンデレというには毒がありすぎますね。でもかわいい(笑)

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    2019年01月16日
  • 毒吐姫と星の石 完全版

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    占いによって捨てられた姫は、占いによって
    隣国に輿入れさせられた。

    唯一の武器を取り上げられていたものの
    隣国にて戻った状態。
    ものすごい言い回しと語彙力に感嘆します。
    とはいえ、これを言われる方となると
    どう思うか、別ですが。

    誰一人として激高もしない状態で
    何ができるか、何をするのか、どうなるのか。
    唯一の持ち物と、唯一の武器。
    占いがすべて、という国ですから
    当然、その可能性はあったはずです。
    誰も、そこに気が付かなかったのでしょうか?

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    2026年04月11日
  • 聖獣王のマント

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    ただ生きている主人公の前に、美しい男が現れた。

    世界をまたいで、な状態で、ぼんやりと
    そして記憶が戻って、還りたい、と。
    生活基盤もなく、分からない事だらけの場所では
    当然還りたい、と思うものです。
    が、この主人公は戻っても何かあるのか
    どうしたいのか。
    まだ生活基準が…というなら分かりますが。

    人と触れ合い、必要とされ、そして選択をする。
    すべては、自分で決める事。

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    2026年04月11日
  • ガーデン・ロスト

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    ネタバレ

    女子特有の嫌な空気を纏いつつも、爽やか。最後まで騙されようとするエカも、人恋しくて堪らないマルも、自分が嫌いなオズも、勉強に押し潰されそうになるシバも。みんな、悪いところがあって、良いところもある。シバの嫉妬深くて人を突き放そうとする弱さは、一番嫌いだけれど、一番良くわかってしまう。シバはオヅのことが特別に好きだったんでしょうか。余韻の残る、良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • 毒吐姫と星の石

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    ネタバレ

    あ、わたし、精神的にもろい女の子が精神的に強いショタに惹かれるパターンにそもそも弱い。毒吐姫のあだ名は伊達ではなく、おとぎ話のような文体中に吐かれる、毒、毒、毒は刺激的でした。それをほんわかと受け止める王子に和みます。人喰い3部作の1作目を読んでからずいぶん間が空いてしまったので、キャラを忘れてしまっていましたが、それでも十分楽しめました。赤色が基調の表紙が美しく、電撃文庫にも関わらず挿絵がないことも雰囲気作りに一役買っています。次は人喰い3部作に戻る前に騎士の短編を読もうと思います。

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    2026年03月18日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    ネタバレ

    短くて読みやすかったです。
    ですが、もう少し読んでいたかった気もします。
    魔王の強さがもっと見たかったですが、そういう作品ではないんだろうなと思います。
    ミミズクの喋り方がちょっと苦手でした(読みにくいという意味で)。

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    2026年03月18日
  • 毒吐姫と星の石 完全版

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    主人公の成長が綺麗に1冊にまとめられていて、すごい!面白かったです!ミミズクの話を読み返したくなりました。

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    2026年03月11日
  • 神様の本

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    面白かった!
    ビブリア古書堂の短編ももちろん面白かったし、
    他のもハズレなし。
    特に聖書を校正する話がめちゃくちゃ自由で日本の発想って感じで走り抜けてて面白かった。
    宮沢賢治、聖書、源氏物語、読みたくなる神様も愛する本がたくさんでてきて読書欲がマシマシになるね。

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    2026年02月14日
  • ミミズクと夜の王 完全版

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    これを読むには私が大人になりすぎてしまったのかもしれない笑
    こういう悲惨な過去を持つ健気な女の子と、めちゃくちゃ強くて不器用で優しい人外みたいな組み合わせが大好きなんですが、話はよく言えば王道、悪くいえばありきたり。
    起承転結がはっきりしていて物語の転機になることもわかりやすいのですが、その後起こることが予測できてしまうので物足りなさを感じる。
    ミミズクの語尾を伸ばす話し方も正直ちょっと鼻につく…
    でもミミズクが夜の王様と少しずつ心を通わせて、夜の王様のわかりにくい優しさが垣間見えるたびにやっぱりときめく。
    2人の後日談を読みたい!
    子供の頃に読んだら間違いなく何度も読み返すくらいのお気に入り

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    2026年01月25日
  • 毒吐姫と星の石 完全版

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    占いの国ヴィオン、ひとりにひとつ与えられる星石等、設定にわくわくした。主人公のエルザも強かで、一作目のミミズクより人間味があって好みだった。生まれ持ったものを受け入れて、乗り越えて、自分の意思で自分の居場所を決めるというのが『人喰いシリーズ』の軸にあるのかな。

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    2026年01月01日
  • 神様の本

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    ネタバレ

    神様×本のアンソロジー。
    既読のシリーズもあれば、初めましての作家さんもいたりで、それがアンソロジーの良いところですよね。

    『聖書』のビブリア古書堂は安心して読めましたし、本書に登場したシリーズは読んでみたいと思いました。
    「本の神様」に導かれて宮沢賢治の物語の世界に…という話が面白かったです。

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    2025年12月10日