紅玉いづきのレビュー一覧

  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

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    前巻のあとがきからジゼットの話だと知って、女の子らしい姿が見たいと思ってました。残念ながらその期待は清々しいぐらいに裏切られましたが、もうジゼットがかっこよすぎて一周まわってこれはこれでありな気分にさせられました。自分が女の子なら間違いなく惚れてました(笑)。一巻の冒頭に少し出てきた親友のエランや表紙を飾ったドレス姿の子といった彼女の祖国の人々も個性豊かで楽しかったです。自由に明るく生きようとする少女たちの物語。次巻も楽しみです。

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    2012年06月17日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    小学生向けの本ですが、作者が紅玉いづきってことで読んでみた。あとがきによるとシリーズものらしいです。紅玉いづきがシリーズものですって!なんで電撃でやってくれないの!?
    ちなみにイラストも電撃大賞の人ですね。

    このつばさ文庫、創刊当初はハルヒやスレイヤーズが移植されてたし、椋本夏夜とかいのうといぢといったラノベ絵師が表紙描いたりしてるし、最近はキノの旅もオリジナル話入れて出てるらしいし、つばさ文庫も侮れないなw

    しかし改めて読んでみると、全ての漢字にルビが振ってあって読みにくいったらないw

    ・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。

    (あらすじ)
    その古城ホテルは湖のほとりに佇んでいる。人でな

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    2012年05月14日
  • 雪蟷螂

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    あなたを食べたいーそう思えるほどの熱情。部族のため、先祖のために、たった一度の熱情に駆られるための闘い。

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    2012年04月08日
  • MAMA

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    歪な家族たちのお話だった。このお話から、登場人物から、溢れ出ているように感じ取れる温かなものは作者さん自身が込めた愛だったのかなとあとがきを読んで思いました。

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    2012年04月02日
  • 雪蟷螂

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    なんか、物悲しい感じ。
    読んでいると、ひたすら白い世界をさまよってるような感じにおちいる。
    気分が落ち込んでるときには、読めないかもしれない・・・。
    でも、面白かった。いい作品だと思う。文章が綺麗だと思うし。

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    2012年03月10日
  • 雪蟷螂

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    他のシリーズより大人めな感じ。
    紅玉いづきは異種族間の愛が得意ですよね。

    雪蟷螂の激情…素敵だな。

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    2012年02月19日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

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    一巻で築き上げられた土台の上で、しっかりと自らの足でもって歩む四人の少女たち。生き生きと、逆境もものともせずに。
    そしてサフィールの本当の(?)姿にしてやられる私。
    今日もホテル『マルグリット』は盛況――のはず。

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    2012年02月06日
  • 雪蟷螂

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    今までの作品と比べたら、大人っぽくて
    ゆるやかな雰囲気を与えられた

    それでもどうしてだろう
    読み終わった私はホッと息を吐いて
    ヒロインの激情をとても羨ましく感じた…
    ああ、私なんかにはこんな激しくて愛しい
    物語は書けないと痛感しました

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    2012年01月17日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

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    シリーズ第二弾はピィとフェノンの二つの話。暗い側面も確かにありましたが、この四人が揃えば最強ということがよーく解りました。リ・ルゥの勇ましい指揮力、ピィの明るさ、ジゼットのクールさも見物だけど、やっぱりフェノンの独特な自由人振りが個人的には大好きです。次はジゼットの話とのことだけど、そろそろイケメン以外の姿が見たいというのは我儘でしょうか。それにしてもヘルハウンド(笑)の扱いが非常に酷い。

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    2011年12月25日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    それぞれ異なる理由で帰る場所を持たぬ四人の少女達。青銀の髪の少年に導かれて、古城ホテルの女主人候補となった彼女達の奮闘記。紅玉さんらしい、けれどもいつも以上に温かいおとぎ話です。四人の少女達の個性豊かさが際立っています。特にフェノンの性格がステキ過ぎてお気に入りです。賑やかで楽しく、何よりやさしい物語。続きが楽しみです。

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    2011年12月25日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

     この話を読んで、強烈に感じたのは。

    「私にはこれは書けない」

     ということだけだった。

     いや、わかってるんだよ。ちゃんと! プロの作家さんと自分を比べるのがおこがましいなんてことはさ。
     でも、そういうのじゃないんだ。
     そういうことではなくてね。

     人が書くものには“におい”がある、と思うんだ。
     アホみたいに本を読んできた僕だから何となく感じることなんだけど。
     そこのいは確かに「作者」が存在していて、少なからず、自分が投影される。
     それは「個性」になったり「文体」になったりして現れる。それは時として、登場人物の性格や、行動に反映されたりする。

     そんで

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    2011年12月24日
  • 雪蟷螂

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    ミミズクやMAMAと比べて、登場人物の年齢が高く、おとなしめなかんじでした。淡々とした言動の中の激情がよく伝わってきて、面白い作品でした。

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    2011年12月02日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    ネタバレ

    これは面白かったー!それぞれの事情と理由で古城ホテルの女主人見習いとして集められた4人の少女達の物語。それぞれのキャラに秘密めいた背景があったりとこれからの展開も楽しみ。

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    2011年10月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    レーベルが児童書に変わったので、お話の空気感みたいなものも変わってしまうのだろうかと少し心配だったのですが。
    児童書向けにルビが増えたのとアニメチックな挿絵が付いた以外は、いつもの紅玉さんと何も変わりませんでした。
    まあ、子供向けなので内容が若干マイルドになっていはいますが...
    胸の張り裂けそうな切なさも好きなので、今までに比べると少し物足りないかも。
    ハッピーエンドになるようにってすごく気を使っているというか。
    さすがに児童書で人喰いは出来ませんし...

    紅玉さんのお話に挿絵は(特にアニメチックなのは)必要ないなっていうのはものすごく思いました。
    なんだろう、すごく失礼だけれど、イメージ

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    2011年09月29日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    紅玉いづきさんの世界観が好きです。児童書ですが、大人でも十分楽しめると思います。続き物らしいので、それぞれ性格の違う4人が古城ホテルをどう仕切っていくのか、とても楽しみです。

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    2011年09月28日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    ネタバレ

    四人の少女が古城ホテルの所有権をめぐって争うサバイバルバトル!という先入観で読み始めた。違った。

    内容は思ったものとは120度くらい違ったけど、面白くて一気に読んだ。
    女の子なら、きっと喜ぶであろう仕掛けは満載。
    魅力的な四人の少女たち、いや女主人たちの、今後が楽しみ。
    本当は姪っ子に送る前に、面白いかどうか確認しようと思って試しに読んだんだけど、シリーズ化するみたいなので、続刊も読んでみたいな、と思う。

    追放された魔女、美貌の元軍人、人には言えない秘密を抱えた娘、亡国の姫君ってだけで十分キャラクターが立っているんだけど、なによりも、中盤、ある事件が起きてからの四人娘の掛け合いが楽しくて。

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    2011年09月28日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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     私の大好きな作家『紅玉いづき』氏が新作を出したと知って本屋に急いだ。『ミミズクと夜の王』以来、私は氏の作品の大ファンだった。けれど新作を本屋で検索したところで購入を躊躇うことになった。在庫が一冊しかなく、新作が児童小説だった為だ。
     それでも結局購入した訳だが、読むべき読者はまだ幼い少女だったろう。想像の世界に羽ばたく翼を持った子供にこそふさわしい、ときめきに溢れた世界の物語だった。
     私が購入したせいで、相応しい読者が手にする機会を奪ってしまった代わりに、誰かこの感想を読んで子供に買い与えたいと思う大人がでることを祈る。

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    2011年09月24日
  • 毒吐姫と星の石

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     「ミミズクと夜の王」の続編。
     星の占のために一度捨てられた毒吐姫・エルザが、隣国へ嫁がせるために呼び戻され、嫁ぎ先で生きる意味を見出していきます。
     前作に出てきたクローディアスやアン・デュークたちのその後を知ることができて、とても嬉しいです。

     相変わらず綺麗な話でした。設定の上でなら泥沼で救いようのない展開になりそうなものなのに、どうしてこうも温かく幸せな物語にできてしまうんだろう。
    (人によっては、綺麗事すぎて物足りない(むしろ虫唾が走る)かもしれません)

     現実を呪うだけでなく、自分の力で変えて行こうと変わって行くエルザの強さと美しさもさることながら、「愛している」とは言わず「

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    2014年10月01日
  • 毒吐姫と星の石

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    異形の王子と忌まれた姫の、お伽話のような本当の物語。

    ミミズク続編。…前作あんま覚えてないんですが、読んでいるうちにぼんやり想い出しました。
    今回もすごかったです。
    エルザは、ツンデレというには毒がありすぎますね。でもかわいい(笑)

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    2019年01月16日
  • 聖獣王のマント

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    書きたいことのテーマが違う、というのは十分わかってるんだ、紅玉いづきだから。だけど敢えて言わせてくれ。

    設定が十二国記すぎる

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    2025年11月24日