紅玉いづきのレビュー一覧

  • ガーデン・ロスト

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    ネタバレ

    高校生のときはどうして高校という舞台が特別なものとして扱われるのかわからなかった。
    どこか閉じていて、息を潜めて他人を伺って、何に反抗したいのかわからないまま反抗して、自分を特別に思いたくて、そんな高校という場所が物語の舞台になるほどいい所だと思えなかった。
    この本を読んで、高校生じゃない今、やっと高校・高校生の魅力がわかった気がする。
    苦しいんだけど、その苦しみが愛しいなと思った。ああ青春だなあという感じ。
    なんだかじんわり染み込んでくる物語でした。時間をおいてまた読み返したい。

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    2013年05月14日
  • ガーデン・ロスト

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    好きでも嫌いでも、それを超えた“花園”がそこにはあった。どんな時でも。

    想像と全く違いました。
    こんなに苦い気持ちの詰まった物語だとは…!
    受験が終わってから読み始めて良かった…
    もし受験前&卒業前に読んでたら…と思うとかなりゾッとします。

    なんだろう。
    同姓だからこその感情なのかなぁ。
    出てくる4人全員の気持ちとシンクロしました。
    なんだか自分を突きつけられてばかりでした。
    胸の中がゴロゴロする感じ。
    高良って男の人があんなにも絡んでくるとは…

    シバの章が一番真っ黒で赤黒くて、重ったるくてしんどかったです。
    読み終えた後も自分の中がドロドロしています。
    これが友達、なのでしょうか。
    これが仲間、なのでしょうか。

    “嫌”って感情と“好き”って感情は表裏一体なのでしょうか。

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    2013年04月21日
  • MAMA

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    ラベンダー色の瞳の落ちこぼれ魔術師・トトが耳と身代わりに手に入れたのは最強の使い魔。
    お互いに「この人しかいない」って思い続けていた所から、状況が変わるまで、それにどう決着をつけるかまでがストレートに描かれていて、読みやすかったです。

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    2013年04月13日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

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    子供向きレーベルとは思えない辛口な作品。

    今回は、滅びた国の元お姫様リ・ルゥが主役。
    国が陥落する寸前に、彼女が臣下から与えられた毒の正体が明らかになる。

    これで、四人全員の話がそろったのだが、この巻で終わってしまうのだろうか?
    もっと続いて欲しいような、切りのいいところで終わるのもいいような、複雑な気分。

    地獄の番犬ヘンリーが四人のお父さん気取りなのもかわいい。

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    2013年03月02日
  • ガーデン・ロスト

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    この作品を初めて読んだのは高校生のとき。
    登場人物たちがそれぞれ複雑な感情を抱えていて、どうすればいいかわからなくてもがいてくるしんでいる様子が、高校生の私にはあまりにもリアルに迫ってきすぎて、途中で読むのがつらくなった覚えがある。
    今回読み返してみて、登場人物を自分と重ねてみたり、やっぱり理解できないところがあったり。でも目を背けずに読めたところは、自分も少しは大人になったのかなあという感じ。
    第4章がいちばん共感できた。ラストの文章がお気に入り。

    登場人物みんな、どこか危うさを持っていて、綱渡りしているイメージが浮かんだ。みんな必死にバランスをとって生きていて、ふとした拍子に足を滑らせたりだれかに突き落とされたり、だけどそれだけで終わらなくって、だれかに手を引っ張られ、もういちど這い上がって、また始まる。
    危ういけど、人と人とのつながりによって強くなれるのかなーと思った。

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    2013年02月09日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

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    手に入れたホテルを、どうにかこうにか回している4人の少女。
    普通のお客様ではないお客様が泊った嵐の晩に
    手違いで入れてしまったのは、元のすみかの人達。

    師匠を殺してしまって追放、の内容がそうだったとは。
    ある意味正当防衛になるのではないでしょうか?
    とはいえ、自分が殺してしまったので
    良心の呵責はあると思いますが。
    単なる暴走かと思ってたんですけどね~。

    相手の都合で、あっちへこっちへ移動させられるのには腹が立ちます。
    しかも相手の弱い所をついて、ですから、さらに腹が立ちます。
    が…実力のある人を相手に怒らせてはいけないね、というよりも
    手段を選ばないって素敵ですw

    番外編でもう一本。
    そしてそこで明かされる、ホテル買い取り金のその後。
    いや…確かにそれ大事ですけど、これ、子供向け、ですよね?
    大事、ではありますし、守らせねばなりませんが
    いくらの借金に!? と思ったのは確かです。

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    2013年02月01日
  • 雪蟷螂

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    紅玉いづき。ファンタジー的世界観が嗜好にマッチしていて好きな作家。電撃大賞受賞作のミミズクからのファンです。

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    2012年12月27日
  • 青春離婚(1)

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    紅玉さんらしい童話を読んでいるような優しいタッチがとても心地よかったです。恋って真っ白なものだと言うことを思い出しました(*^^*)

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    2012年12月05日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

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    三巻目は、男装の麗人ジゼットが主人公。
    一度は捨てたつもりの祖国から不穏なお客がやって来る。

    これ本当に子供向け?と思うくらい読みごたえのある話だった。

    ジゼットは男にも女にも惚れられるというのが納得の三巻だ。

    0
    2012年11月29日
  • MAMA

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    ネタバレ

    人間と魔物の話。

    ホーイチは、
    自分はトト一人だけでいいけれど
    トトは人間だから
    ホーイチだけでは駄目だと思っていた。
    のに、
    トトはホーイチ一人だけで良いと思おうとした。

    ぐっときました。

    ただ、最後
    子供が産まれた所の話はいらなかった。
    なんともありきたりな話になってしまった。
    ANDがあるんだから
    削ってしまってもよかったんじゃないのかな?
    うーん...余分だよなぁ。

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    2012年11月12日
  • MAMA

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    好きな作家さんです。
    今回も面白くて良かった。
    感情1つから1つの話に広げられる所が凄く好きです
    星5でも良いんですけど日本語はやっぱりこの世界に合わないんじゃないかとか、そういう細かい点で好みと違ったのでちょっと引いてみちゃいました。

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    2012年10月16日
  • 青春離婚(1)

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    紅玉ひづみさんの原作の小説を、HEROさんがコミカライズした作品!
    まるで、原作がHEROさんのような、紅玉さんとの世界観が見事に合致してて、コミカライズにありがちな違和感なく読めました。
    同じ苗字の人いないかなー・・・ あ、先生と同じ苗字だったわ・・・。

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    2012年09月13日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    ネタバレ

     湖のほとりの古城ホテル・マルグリット。
     その新たな女主人の候補として集められた四人の少女たちのお話です。
     四人の少女たちはそれぞれ帰る場所を持たず、「このホテルの女主人になる気はないか?」の問いに頷いてやってきました。

     魔山を追放された魔女・ピィ。
     軍から追放された美貌の軍人・ジゼット。
     とある稼業から足を荒い、「普通の女の子になりたい」・フェノン。
     そして今はもう亡き国の姫君・リ・ルゥ。

     四人の少女はたった一人の湖上ホテルの主の座をかけて、争い始める。

     という感じで。
     すごーくすごーく、少女小説だったんですが。

     そんなことよりも、ジゼットさん! ジゼットさん!
     かっこいいですよジゼットさん! 金髪に群青の瞳! おまけに軍服の似合う男前。

     口説かれたい! 口説かれたいです!!笑

     後、個人的にはリ・ルゥが好きだったりします。
     強気の女の子は好きですよ。しかも黒髪! 素敵です(真顔)

     そんな素敵な登場人物がいっぱいの素敵な少女小説です。
     内容についてはあまり多くを語りませんが、少女たちが己が誇りを胸に戦って(?)、最後には素敵な友情を手に入れる話です。
     なんというか、女の子が和気藹々としているのはかわいいし、素敵だと思います!

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    2015年12月06日
  • 雪蟷螂

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    これで、紅玉さんの電撃文庫作品は制覇。ミミズクが好きーって人が多いけど、自分はこれが一番好き。狂気とも言える激情に、心奪われた。他の作品も、早く読みたい

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    2012年07月25日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

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    私はジゼット嬢が大好きなのだけれど、読み終わった後はもっともっと好きになってた。本当に不器用で、でも素直な子なのよ。
    まさかこんなに恋愛絡んでくるとは思わなかったけど。

    ゲストキャラも(約1名除いて)みんな自分の真っ直ぐな思いを達成しようとする気持ちいい人たち。
    化猫ちゃんが面白い。近くにいたらイライラするだろうけど。

    4巻、出るといいな。

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    2012年06月21日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

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    前巻のあとがきからジゼットの話だと知って、女の子らしい姿が見たいと思ってました。残念ながらその期待は清々しいぐらいに裏切られましたが、もうジゼットがかっこよすぎて一周まわってこれはこれでありな気分にさせられました。自分が女の子なら間違いなく惚れてました(笑)。一巻の冒頭に少し出てきた親友のエランや表紙を飾ったドレス姿の子といった彼女の祖国の人々も個性豊かで楽しかったです。自由に明るく生きようとする少女たちの物語。次巻も楽しみです。

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    2012年06月17日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    小学生向けの本ですが、作者が紅玉いづきってことで読んでみた。あとがきによるとシリーズものらしいです。紅玉いづきがシリーズものですって!なんで電撃でやってくれないの!?
    ちなみにイラストも電撃大賞の人ですね。

    このつばさ文庫、創刊当初はハルヒやスレイヤーズが移植されてたし、椋本夏夜とかいのうといぢといったラノベ絵師が表紙描いたりしてるし、最近はキノの旅もオリジナル話入れて出てるらしいし、つばさ文庫も侮れないなw

    しかし改めて読んでみると、全ての漢字にルビが振ってあって読みにくいったらないw

    ・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。

    (あらすじ)
    その古城ホテルは湖のほとりに佇んでいる。人でないものさえ泊まるという、不思議なホテル、マルグリット。そこに集められた四人の少女たちは、こう、言い渡された。「このホテルの女主人になる気はないか」魔山を追放された魔女、ビィ。所属を捨てた美貌の軍人、ジゼット。とある稼業から足を洗った、フェノン。そして亡国の姫君、リ・ルゥ。これは、少女たちと、不思議なホテルの、優しく切ない物語。

    そういうわけで、「小学校中級以上」が対象なだけあって、別に面白くはなかったけど。

    話としては、あらすじのとおり。4人の少女が最初は慣れない仕事に失敗し、互いを信頼できずに諍いがあって、でも協力し合って望んだものを勝ち取ろうとする話。
    途中でそれぞれの過去話とか、ホテルにまつわる切ないエピソードなんかを交えつつ、最後はみんな仲良く大団円みたいな感じ。

    俺も当時読んだ物語で、今になっても覚えているような本、今でこそもう一度読めば感銘を受けるであろう本はいくつか心当たりがあります。クレヨン王国とか。この「古城ホテルへようこそ!」も、今の小学生にとって、そういう作品の一つになったらいいですね。

    しかし紅玉いづきの、なんというか固いんだけど優しい文体は健在。もちろん語彙や表現は子ども向けにレベルが落とされているんだけど、特に章の切れ目の締め方なんかは、大人である自分が読んでも「おぉう」と唸っちゃうような切れ味があった。

    4人の中でも、特に亡国の姫君に関する描写が良かったです。国を滅ぼされ一族を皆殺しにされた絶望、それでも失わない王族としての誇り、何としても生き抜いていこうという覚悟、とかそんな感じのが、児童書らしく重すぎず、けどシンプルに苛烈に書かれていたと思います。

    ファンタジーな舞台、世界の科学水準だとか魔術の設定なんかは「人喰い」三部作と似た感じかな。共通の世界観ではないにせよ、作者の中である程度固まってるんでしょうかね。

    ・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。

    ということで、なんせ簡単だし文字が大きいしページ数も少ないので1時間くらいで読めます。

    紅玉いづきの電撃やMWの作品が好きなら、読んで損はないです。

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    2012年05月14日
  • 雪蟷螂

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    あなたを食べたいーそう思えるほどの熱情。部族のため、先祖のために、たった一度の熱情に駆られるための闘い。

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    2012年04月08日
  • MAMA

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    歪な家族たちのお話だった。このお話から、登場人物から、溢れ出ているように感じ取れる温かなものは作者さん自身が込めた愛だったのかなとあとがきを読んで思いました。

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    2012年04月02日
  • 雪蟷螂

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    なんか、物悲しい感じ。
    読んでいると、ひたすら白い世界をさまよってるような感じにおちいる。
    気分が落ち込んでるときには、読めないかもしれない・・・。
    でも、面白かった。いい作品だと思う。文章が綺麗だと思うし。

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    2012年03月10日