紅玉いづきのレビュー一覧
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ネタバレこの話を読んで、強烈に感じたのは。
「私にはこれは書けない」
ということだけだった。
いや、わかってるんだよ。ちゃんと! プロの作家さんと自分を比べるのがおこがましいなんてことはさ。
でも、そういうのじゃないんだ。
そういうことではなくてね。
人が書くものには“におい”がある、と思うんだ。
アホみたいに本を読んできた僕だから何となく感じることなんだけど。
そこのいは確かに「作者」が存在していて、少なからず、自分が投影される。
それは「個性」になったり「文体」になったりして現れる。それは時として、登場人物の性格や、行動に反映されたりする。
そんで -
Posted by ブクログ
レーベルが児童書に変わったので、お話の空気感みたいなものも変わってしまうのだろうかと少し心配だったのですが。
児童書向けにルビが増えたのとアニメチックな挿絵が付いた以外は、いつもの紅玉さんと何も変わりませんでした。
まあ、子供向けなので内容が若干マイルドになっていはいますが...
胸の張り裂けそうな切なさも好きなので、今までに比べると少し物足りないかも。
ハッピーエンドになるようにってすごく気を使っているというか。
さすがに児童書で人喰いは出来ませんし...
紅玉さんのお話に挿絵は(特にアニメチックなのは)必要ないなっていうのはものすごく思いました。
なんだろう、すごく失礼だけれど、イメージ -
Posted by ブクログ
ネタバレ四人の少女が古城ホテルの所有権をめぐって争うサバイバルバトル!という先入観で読み始めた。違った。
内容は思ったものとは120度くらい違ったけど、面白くて一気に読んだ。
女の子なら、きっと喜ぶであろう仕掛けは満載。
魅力的な四人の少女たち、いや女主人たちの、今後が楽しみ。
本当は姪っ子に送る前に、面白いかどうか確認しようと思って試しに読んだんだけど、シリーズ化するみたいなので、続刊も読んでみたいな、と思う。
追放された魔女、美貌の元軍人、人には言えない秘密を抱えた娘、亡国の姫君ってだけで十分キャラクターが立っているんだけど、なによりも、中盤、ある事件が起きてからの四人娘の掛け合いが楽しくて。 -
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「ミミズクと夜の王」の続編。
星の占のために一度捨てられた毒吐姫・エルザが、隣国へ嫁がせるために呼び戻され、嫁ぎ先で生きる意味を見出していきます。
前作に出てきたクローディアスやアン・デュークたちのその後を知ることができて、とても嬉しいです。
相変わらず綺麗な話でした。設定の上でなら泥沼で救いようのない展開になりそうなものなのに、どうしてこうも温かく幸せな物語にできてしまうんだろう。
(人によっては、綺麗事すぎて物足りない(むしろ虫唾が走る)かもしれません)
現実を呪うだけでなく、自分の力で変えて行こうと変わって行くエルザの強さと美しさもさることながら、「愛している」とは言わず「 -
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これを読むには私が大人になりすぎてしまったのかもしれない笑
こういう悲惨な過去を持つ健気な女の子と、めちゃくちゃ強くて不器用で優しい人外みたいな組み合わせが大好きなんですが、話はよく言えば王道、悪くいえばありきたり。
起承転結がはっきりしていて物語の転機になることもわかりやすいのですが、その後起こることが予測できてしまうので物足りなさを感じる。
ミミズクの語尾を伸ばす話し方も正直ちょっと鼻につく…
でもミミズクが夜の王様と少しずつ心を通わせて、夜の王様のわかりにくい優しさが垣間見えるたびにやっぱりときめく。
2人の後日談を読みたい!
子供の頃に読んだら間違いなく何度も読み返すくらいのお気に入り