紅玉いづきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この作者さんの本読むの初。
CDで言えばジャケ買いです。表紙かわいい
『箱娘』『今際女優』
『放蕩子爵』『悪食警部』
の4編で構成された一冊。ライトノベルですね。
タイトル通り、大正が舞台です。
大正モノ結構好きなんですが、時代考証がびみょうかな……要素を「挟んでる」って感じで、時代背景を感じるようではなかったかな
描きたいものの周辺事情だけ拾ったみたいな?
具体的には、女性の立場は何度も描かれてるけど、家長制度はふんわり、といったような。
あと、こだわった表現で埋め尽くされてる感じが……普通の文の中にひとつ、ぽろっとあると輝くような表現が、ぞろぞろ出てきててぎらぎらしてるとでも言いますか……
あと句点が多い気がしましたが、読む勢いに乗ってしまえば気にならないかもしれません。
一番好きな話は『今際女優』ですね。
彼女は落語心中のみよきっちゃんを連想しました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人喰い物語三部作の最終巻。
実は愛の物語。
敵対する部族同士の策略結婚のために、替え玉さえ用意され育った族長アルテシア。
敵の族長ミルデのオウガの父は、オウガの母よりも敵であるアルテシアの叔母に恋慕する。
ただ、一言『俺の永遠をやる』と告げて。
アルテシアの替え玉ルイと入れ替わり、婚姻を上げるオウガ。
フェルビエの雪蟷螂と称されるアルテシアは、子供の頃のたった一度の恋慕を入れ替わりで手に入れる。
恋慕は雪馬車から見えた倒れた少年トーチカだった。
実はトーチカ、フェルビエとミルデの混血だった。
すでに、血を流す事も戦う事もなかったというのに。
ただ、いとまれ、蔑まれながらトーチカは生きていたのだ。
それを救った幼少時のアルテシア。
フェルビエだと言い切り。
それだけが、トーチカを生きる意味とさせた。
お互いが実は恋慕していた。
互いに幸せになれると信じての婚姻。
ルイも入れ替わる事を願ったのだから。