紅玉いづきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人喰い物語三部作の最終巻。
実は愛の物語。
敵対する部族同士の策略結婚のために、替え玉さえ用意され育った族長アルテシア。
敵の族長ミルデのオウガの父は、オウガの母よりも敵であるアルテシアの叔母に恋慕する。
ただ、一言『俺の永遠をやる』と告げて。
アルテシアの替え玉ルイと入れ替わり、婚姻を上げるオウガ。
フェルビエの雪蟷螂と称されるアルテシアは、子供の頃のたった一度の恋慕を入れ替わりで手に入れる。
恋慕は雪馬車から見えた倒れた少年トーチカだった。
実はトーチカ、フェルビエとミルデの混血だった。
すでに、血を流す事も戦う事もなかったというのに。
ただ、いとまれ、蔑まれながらトーチカは生きていた -
Posted by ブクログ
ネタバレとある国の落ちこぼれ魔術師「トト」。
彼女が迷い込んだ先は人食いの魔物を匿っている先。
褐色の肌。目元には三連のホクロを持つ魔物。
そこでトトは耳を喰われた。
が、引き換えに聞いた事のない国の言葉でも話せるという力を手に入れる。
そして、その人食いの魔物に「ホーイチ」と名付ける。
ホーイチはトトにママになって欲しいと使い魔になる。
トトはホーイチのママになった。
年を重ね外交官として働くことになったトト。
トトは「天国の耳」という二つ名を持った。
ティーランという姫様はトトを気に入って。
人目がないときは普通に話すことを進言。
トトも、ティーランも人から狙われる位置にいることは変わらない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2年前に読んだのは覚えていましたが、星四つつけていてどんな内容だったかさっぱり覚えてなくて再読しました。
可読性はあるんですが、内容が濃いわけではないです。
落ちこぼれの魔法使い少女がいて、魔物のいる神殿の奥に行って耳を喰われ、十年以上その魔物を使い魔としてそばに置き、魔物から喰われたその耳が異国の言葉も理解することから、ヘブンズイヤーとして外交官の仕事してたら、ヘブンズイヤーを持った少女を尊師として候補にあがったために、自分を守るはずの一族が襲撃してくる。それを守るのは使い魔の役目なのに、旅人が少女を守るといい、魔物はその旅人と一体となった。
そしてその旅人と結婚した少女が生んだのは、依