紅玉いづきのレビュー一覧

  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

    Posted by ブクログ

    【収録作品】箱娘/今際女優/放蕩子爵/悪食警部 
     大正時代の一見自由ながら息苦しい空気感が伝わってくる。今も変わらないのかもしれない。

    0
    2017年05月18日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

    Posted by ブクログ

    この作者さんの本読むの初。
    CDで言えばジャケ買いです。表紙かわいい

    『箱娘』『今際女優』
    『放蕩子爵』『悪食警部』
    の4編で構成された一冊。ライトノベルですね。
    タイトル通り、大正が舞台です。

    大正モノ結構好きなんですが、時代考証がびみょうかな……要素を「挟んでる」って感じで、時代背景を感じるようではなかったかな
    描きたいものの周辺事情だけ拾ったみたいな?
    具体的には、女性の立場は何度も描かれてるけど、家長制度はふんわり、といったような。

    あと、こだわった表現で埋め尽くされてる感じが……普通の文の中にひとつ、ぽろっとあると輝くような表現が、ぞろぞろ出てきててぎらぎらしてるとでも言います

    0
    2017年04月18日
  • 雪蟷螂

    Posted by ブクログ

    人喰い三部作の最終章。
    言われないと気付かなかったけれど、確かにそういうお話でした。
    愛しているから貴方を食べたい。
    激情にかられ狂おしいほどの愛。
    男性はどうなのか分からないけど、女性にとってそんな愛に出会えるのって幸せなことだと思いました。

    0
    2017年04月18日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

     確かに感動的ではあるのだが、突き抜けていないせいでハマりきれなかった名作。
     前半部分は話のテンションが低過ぎて感情移入できなかったのが残念。内容的には強大な魔物の母親になろうとして孤軍奮闘する印象的な話であるのだが…。後半は呪われた石を手にしてしまった泥棒と偽妹との話。良い話ではあるが何分にも短すぎるのと本編のおまけ的要素として書かれていたことで物足りなかく感じてしまう。

    0
    2016年09月10日
  • ガーデン・ロスト

    Posted by ブクログ

    四人の女子高生の春夏秋冬のお話。
    女の子の友情大好きです。
    痛々しかったあの頃を思い出して胸が苦しくなった。
    特にエカとシバはまだ私の中にいる。
    マルとは趣味が一緒。
    オズが一番共感しづらかったかな。
    話の中で皆少しずつ成長していったように、変わらないものなんてない。から、失われたものはもう戻って来ない。
    花園に同じ花はもう咲かない。
    けどまた別の花が綺麗に咲くのだと思う。

    0
    2017年04月16日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

    Posted by ブクログ

    箱娘の存在、謎解き、キャラ、文体も含め作品全体が好み。箱や手紙に限らず、閉じた蓋を開けるのはちょっと怖い気持ちはわかる。資料としてあたったのが横溝正史だそうで納得。続編が楽しみ!

    0
    2016年05月31日
  • あやかし飴屋の神隠し

    Posted by ブクログ

    視えるだけの人と、創るだけの人。
    久しぶりに紅玉さんの本を読んで、少女漫画のようだなと思った。悪い意味ではなく。男性が主な登場人物だけれど、女性が思う綺麗な男性像というかサラサラしたキャラクターだと思った。語彙ぃ……。救っていく物語だけれど根にある仄暗さはやはり紅玉さんの文章の雰囲気を強く感じました。とても句読点が多いように感じたのですが前からこうでしたか…ちょっと読み返したい。
    主要キャラが救われたような雰囲気を出しつつ、スタートに立ったところで終わっている気がするので続いていくことを期待します。

    0
    2016年05月19日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

    Posted by ブクログ

    散文詩のような文体が心地良い。
    箱入り娘ではなく箱娘。箱とは自由を奪うもの束縛するもの象徴なのかな。大正時代の女性の社会的な立場や因習に縛られた扱われ方を批判的に描いている。
    上野千鶴子や笙野頼子の著作に近い雰囲気を感じるが、最も近いのは“大正野球娘。”じゃないかな。
    “今際”は物語としてとても面白かったし“放蕩”では出来事よりも紺の人物像に肉付けすることが中心になっていてかなり面白かった。

    0
    2016年04月27日
  • ミミズクと夜の王

    Posted by ブクログ

    全体的に物悲しいファンタジー
    最後はハッピーエンドで終わるからいいものの、このまま終わったら嫌だなと途中どんよりとした気分になった。
    パターントいえばパターンではあるんだけれど。
    人の幸せの形はそれぞれとわかっていても、それでも自分と違うものは否定しがちな人の心って嫌だね。

    0
    2016年02月13日
  • 雪蟷螂

    Posted by ブクログ

    想い人をも喰らうフェルビエ族。
    そんな彼女達の、狂おしい恋のお話。

    綺麗過ぎてなんというか、
    どろどろしてない。潔い恋だなぁと。
    愛の力は30年の戦をも終わらせて、
    凍てつく冬は春を迎える。
    未来はわからんけど、
    手にした幸せが永く続くといいな。

    0
    2015年07月30日
  • あやかし飴屋の神隠し

    Posted by ブクログ

    あとがきにも書いてありましたが、紅玉さん初の主人公が男性のお話。
    あまり意識していなかったけど、紅玉さんは女の子のお話が多かったなあ。
    これから色々な主人公が見られると思うとわくわくします。

    0
    2015年05月16日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    ずいぶんと前に読んで、細かいところは全く覚えていないのだけれど、でも。

    強い力を持ったモノが自分を愛してくれるというのは。
    そのモノを身のうちに秘め従えるというのはとてつもなく気持ちの良いことだよなと。そんな可愛らしさの欠片もないことを思ったことは覚えている。

    0
    2015年05月07日
  • 雪蟷螂

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人喰い物語三部作の最終巻。

    実は愛の物語。
    敵対する部族同士の策略結婚のために、替え玉さえ用意され育った族長アルテシア。
    敵の族長ミルデのオウガの父は、オウガの母よりも敵であるアルテシアの叔母に恋慕する。
    ただ、一言『俺の永遠をやる』と告げて。
    アルテシアの替え玉ルイと入れ替わり、婚姻を上げるオウガ。

    フェルビエの雪蟷螂と称されるアルテシアは、子供の頃のたった一度の恋慕を入れ替わりで手に入れる。
    恋慕は雪馬車から見えた倒れた少年トーチカだった。
    実はトーチカ、フェルビエとミルデの混血だった。
    すでに、血を流す事も戦う事もなかったというのに。
    ただ、いとまれ、蔑まれながらトーチカは生きていた

    0
    2015年05月01日
  • MAMA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とある国の落ちこぼれ魔術師「トト」。
    彼女が迷い込んだ先は人食いの魔物を匿っている先。
    褐色の肌。目元には三連のホクロを持つ魔物。
    そこでトトは耳を喰われた。
    が、引き換えに聞いた事のない国の言葉でも話せるという力を手に入れる。
    そして、その人食いの魔物に「ホーイチ」と名付ける。
    ホーイチはトトにママになって欲しいと使い魔になる。
    トトはホーイチのママになった。

    年を重ね外交官として働くことになったトト。
    トトは「天国の耳」という二つ名を持った。
    ティーランという姫様はトトを気に入って。
    人目がないときは普通に話すことを進言。
    トトも、ティーランも人から狙われる位置にいることは変わらない。

    0
    2015年04月16日
  • あやかし飴屋の神隠し

    Posted by ブクログ

    どうしてか『あやかし飴屋の飴隠し』って読んじゃうんだよなぁ…w
    妖怪も人も棲むところが違うのにたまたまチャンネルがあってしまって、違うルールのために支障が出る、そんな感じがする
    夏祭りの濃い湿気を含んだとろりと甘い空気の中に、やさしく不器用な店主と上手い飴細工師の店がある
    妖怪細工の飴を見てみたい気はするけど、自分の目に彼はどう映るだろうか
    きれいなものを見てみたいとも思うが、見えない方がいい人生もある
    うまく折り合っていければいいのだけれど

    0
    2015年02月12日
  • 雪蟷螂

    Posted by ブクログ

    この人の作品、個人的に一貫して言えることは、読み始めると止まらなくなること。誰もが一度は読みたいって思うような絵本みたいな世界がそこにあること。

    0
    2015年02月02日
  • あやかし飴屋の神隠し

    Posted by ブクログ

    何でも見える青年と何でも作れる青年のお祭りの屋台を舞台とした少し不思議なお話。
    テンポ良く、でも朴訥とした文章が不思議な世界をより演出していて、この世界にすんなり入り込めました。
    とても読みやすく、雰囲気も好きな作品でした。

    0
    2015年02月01日
  • あやかし飴屋の神隠し

    Posted by ブクログ

    妖怪飴屋を営むふたりの青年は、境界の曖昧なものに形を与えて顕現させ、干渉する。その結果を善くするも悪しくするも人の情で、顕現した存在に善悪の境界はない。
    物語の初めのうちは形を与えられくっきりと浮かび上がるのはあやかしといういかにもこの世ならざるものであったけれども、終盤においてのそれは人の心であったように思う。
    信頼関係とか、後悔とか、長年曖昧なまま抱え続けた想いにきっぱりと向き合って、前に歩き出す姿は、読んでいて気持ちいい。
    続きが出たらきっと楽しみに読むと思う。このふたりの仕事風景をまた眺めたい。

    0
    2015年01月10日
  • 毒吐姫と星の石

    Posted by ブクログ

    みんなのその後を読むことが出来て幸せ。
    そして、ディアもエルザもこれから
    どんどん幸せになって欲しい。

    0
    2014年11月29日
  • 雪蟷螂

    Posted by ブクログ

    人喰い三部作の最終
    人喰い三部作は一貫して「愛とはなんぞや」が書かれているのではないかなと思いました。その中でも雪蟷螂は一番の激情を持った愛のお話し。
    個人的にはオウガの深い愛情に気づき一瞬の激情を持ったルイ、この二人の関係性が好き。

    0
    2014年10月17日