紅玉いづきのレビュー一覧

  • あやかし飴屋の神隠し

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    ひとの心に巣食うあやかしは,形を与えられると去っていく。といった,あやかしとひととの不思議な距離感の描き方が面白かった。妖怪的な存在を,「わるいもの」ではなく「ただそこにあるもの」として描写するあり方って好きだな

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    2016年03月07日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    なんでも見える男と、何でも作れる男の飴屋。
    作れる男を見て『きれい』と行った人間には
    妖怪がついている。

    章の題名になっている妖怪が、本当にいるのかどうか。
    まずそこから分かりません。
    最後の章の『狐操』は、あのゲームのものと
    一緒なのでしょうか?
    言われてみれば共通点があるような?

    職業は可愛いのに、やっている事が可愛くない。
    妖怪にしろ何にしろ、メリットとデメリットがあるのは
    当然な気がします。
    とはいえ、最初の妖怪の時点で
    恐ろしい、と思ってしまいます。
    次の話は、どちらかと言えば因果応報っぽい気が。

    今の自分を作るにあたって、出会った人あった過去。
    それをすべて投げ打ってのやり直

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    2015年10月21日
  • 毒吐姫と星の石

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    全知の天に運命を委ねる占の国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。星と神の巡りにおいて少女は城に呼び戻され、隣国に嫁げと強いられる。『薄汚い占者どもめ。地獄に堕ちろ!』姫君は唯一の武器である声を奪われた。星の石ひとつ抱き、絶望とともに少女は向かう。魔物のはびこる夜の森、そのほど近くの聖剣の国レッドアークに。少女を迎えたのは、夜の王に祝福を受けた、異形の手足を持つ王子だった。

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    2015年08月03日
  • MAMA

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    海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれる少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドールに生まれた。しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。扉の奥から呼ばれているようなそんな気がしたから。果たしてそこには、数百年前に封印されたという人喰いの魔物が眠っていた。トトは魔物の誘いにのった。魔物はその封印から解き放たれ、トトは片耳を失った。そして強い魔力を手に入れた―。これは、孤独な人喰いの魔物と、彼のママになろうとした少女の、儚くも愛しい歪んだ愛の物語。

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    2015年08月03日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    文章の美しさ、素晴らしさは健在。今回も堪能させていただきました。
    ストーリーとしては、後半からどんどん面白くなってくるけれども導入はいまいちかなという印象。妖怪というテーマは浮世離れしたこの作者の文章と相性は悪くないものの、もっと現実離れした設定の方が魅了が生かせるような気がした。それを含めてのチャレンジなのかなあ。

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    2015年05月13日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    ネタバレ

     電車のお供に連れて行って、ぱらぱら読んで、ようやく読み終わりました。
     持ち歩くなら、これくらい読みやすい本がいい。
     というのは、個人的感想で。

     物語の内容は。
     妖怪の見える叶義と、その妖怪を飴で表現することのできる牡丹の二人が主人公の物語。
     牡丹のことを「美しい」と思う人の身近には妖怪がついている……という話だったのだけれど。

     読んでて思ったのが、どんなあらすじの形をとっていても、根底に流れるものって一緒だなって思いました。
     紅玉先生の本は紅玉先生の本だった。
     ただ今回は登場人物が「女の子」じゃなかっただけ。
     なんだってそう思いました。
    「においが一緒だー」って思ったん

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    2015年01月03日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    古本屋で購入。

    『ガーデンロスト』を読んでいて女の子の描写に惹かれていたけれど、男の子をどう書くのかなと期待多目でした。
    あやかしという非日常エリアだったので、思っていた描写ではなかったかな。

    それでも、牡丹がみせた執着と、叶義が見せた進む一歩は、この世界に限らない、わたしたちの中にもあるものだと。面白かったです。

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    2014年09月19日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    妖怪が見えるだけの優しすぎる人が祓う力を持つ人と共に各々の事情により憑かれてしまった人を救ったり救わなかったりする。
    設定はありきたりだけど、それを難しい言葉を使わず読みやすくまとめあげているのでするすると最後まで読めました。面白かったです。
    しかし紅玉いづきの新刊!と思って読むと物足りません。
    デビュー作を始めとした人喰い三部作の一度読み始めたら目が離せなくなるような鮮烈なキャラクターがこの作品にはいません。ミミズクのようなトトのようなアルテシアのような不器用で歪で美しい女の登場を勝手に期待していた自分が悪いのでしょう。
    比較対象さえなければさっぱりとした読みごたえでよかったと思います。

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    2014年09月13日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    子供の頃にあやかしに関わり、彼岸の者を見ることができる青年と、見ることはできないけどあやかしの姿を飴に移すことのできる青年。飴屋をする二人の
    お祭り、神社を舞台にした不思議な物語でした。
    二人と二人に関わった人々の成長物語でもあるのかな。
    言葉も美しく、雰囲気好きだなあ~とは思ったのですが、どうにも物足りないなさを感じて(^。^;)
    句読点の打ち方も、少し苦手。ちょっと読みにくかったです。

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    2014年08月10日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    あやかし飴屋がつくりだすのは、世にも不思議な妖怪飴。

    お祭りに行きたくなる話。
    テンポも良くて読みやすいけど、なんだかちょっと物足りない感。

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    2014年08月04日
  • 雪蟷螂

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    読み進めるごとに次第に鮮明になっていく登場人物たちの「恋」の物語。読み始める前と読み終えた後で大きく印象が変わりました。視点がコロコロと変わるので少し読みづらい部分もありますが、基本的には時系列に沿って物語は進んでいくので、内容は入ってきやすかったです。読む度に新しい発見がありそうな一冊。

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    2014年07月13日
  • MAMA

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    人喰いのお話2作目。実は気付いていないだけで人は決して独りではないのだと、そう思える作品でした。誰かを大切に思うことができるということは素晴らしい。

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    2014年07月13日
  • 毒吐姫と星の石

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    毒吐姫。
    不幸な生い立ちから毒を吐かずにいられないお姫様のお話。

    前作にあたる『ミミズクと夜の王』は本当に素晴らしさ作品でした。
    シリーズ的な作品ですので今作読むなら個人的に必読です。


    毒吐姫は前作ほどの感動は得られなかった。
    なぜだろう。
    ・前作が素晴らしすぎて過度に期待していた
    ・ファンタジー物読む機会が多くマンネリに感じてしまった
    ・前作とリンクする部分があり、それもウリだったりするんだけどこれ一冊だと完璧に楽しめない。

    ってことで★3です。

    ラストシーンは素晴らしいです。

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    2014年05月15日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    書店勤めで児童書担当の時、並べてて表紙が気になり、ずっと読んでみたかったものでした。中心の軍人かっこいい!と思ってたら女じゃないか。惚れた。

    内容は、それぞれの理由で帰る場所をなくした少女たちが、謎の美少年の導きによって古城ホテルの女主人(メトリーゼ)になるべく奮闘する話。
    魔法の使えない魔女のピィ、元軍人のイケメン少女ジゼット、滅んだ国の王女リ・ルゥ、普通の女の子になりたいというフェノン。
    果たして彼女たちは、古城ホテルマルグリットの女主人になれるのか…という話。
    ***
    膨らまそうと思えばもっと膨らませられるんだろうなぁと思えるくらい展開が早い一冊でした。1時間で読み終わった。
    漫画のよ

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    2014年03月25日
  • ガーデン・ロスト

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    初めて紅玉いづきさんの人喰いシリーズ以外で読んだ本。おもしろかったですが紅玉いづきファンとしては童話が好きすぎてあまり響きませんでした。

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    2013年10月01日
  • MAMA

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    ミミズクで作家さんを好きになり、読ませていただきました。途中から悲しくて…。やはり童話っぽいお話ですね。

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    2013年09月19日
  • ガーデン・ロスト

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    初めの印象として文章の書き方というか、表現方法がうーんって感じでした。何が私に引っかかるのか分かりませんけど。途中休みながら読んだののも事実。
    それでも最後まで読めたのは何か気になる、引っかかる事があったからだと思います。
    青春物語だからですかね笑

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    2013年09月16日
  • 毒吐姫と星の石

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    最近の自分と重なって耳が痛くなる毒吐姫…どこまでも純粋に幻想的な世界でも現実はばっこしていて、だれもが不幸で顔を伏せてしまっても良いのだけれど、人々は前をみて生きている
    私も毒吐き慎んで、人を思いやる気持ちの準備をせねばな、と

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    2013年08月18日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

    「人喰い三部作」の最後の一作。相変わらず、紅玉さんの操る言葉というものは、私の好みに一致していて、内容もそうだけれどその一言ずつがひどい影響力を放っている…。
    物語本編は、二つの(正確に言えば三つかな?)恋の話が絡み合っているわけですが、叔母様と前族長の最期にしてもっとも彼ららしい結末を迎えた恋と呼ぶには激しすぎる物語が強すぎて、本来の主役を食ってしまっている様に思いました。もしも彼女たちが、作者にとって隠されたものでありながら本当に語りたかったお話であるのならば、それはとても成功した作品なんだろうけれど。

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    2013年08月10日
  • 毒吐姫と星の石

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    今作のヒロインは、随分けたたましくておてんばなお姫様でしたねぇ‥。

    あそこまで毒を吐けたらさぞかし気持ちいいだろうな。

    ディアの成長を見れてよかったです。

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    2013年06月17日