紅玉いづきのレビュー一覧

  • 毒吐姫と星の石

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    毒吐姫。
    不幸な生い立ちから毒を吐かずにいられないお姫様のお話。

    前作にあたる『ミミズクと夜の王』は本当に素晴らしさ作品でした。
    シリーズ的な作品ですので今作読むなら個人的に必読です。


    毒吐姫は前作ほどの感動は得られなかった。
    なぜだろう。
    ・前作が素晴らしすぎて過度に期待していた
    ・ファンタジー物読む機会が多くマンネリに感じてしまった
    ・前作とリンクする部分があり、それもウリだったりするんだけどこれ一冊だと完璧に楽しめない。

    ってことで★3です。

    ラストシーンは素晴らしいです。

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    2014年05月15日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    書店勤めで児童書担当の時、並べてて表紙が気になり、ずっと読んでみたかったものでした。中心の軍人かっこいい!と思ってたら女じゃないか。惚れた。

    内容は、それぞれの理由で帰る場所をなくした少女たちが、謎の美少年の導きによって古城ホテルの女主人(メトリーゼ)になるべく奮闘する話。
    魔法の使えない魔女のピィ、元軍人のイケメン少女ジゼット、滅んだ国の王女リ・ルゥ、普通の女の子になりたいというフェノン。
    果たして彼女たちは、古城ホテルマルグリットの女主人になれるのか…という話。
    ***
    膨らまそうと思えばもっと膨らませられるんだろうなぁと思えるくらい展開が早い一冊でした。1時間で読み終わった。
    漫画のよ

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    2014年03月25日
  • ガーデン・ロスト

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    初めて紅玉いづきさんの人喰いシリーズ以外で読んだ本。おもしろかったですが紅玉いづきファンとしては童話が好きすぎてあまり響きませんでした。

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    2013年10月01日
  • MAMA

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    ミミズクで作家さんを好きになり、読ませていただきました。途中から悲しくて…。やはり童話っぽいお話ですね。

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    2013年09月19日
  • ガーデン・ロスト

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    初めの印象として文章の書き方というか、表現方法がうーんって感じでした。何が私に引っかかるのか分かりませんけど。途中休みながら読んだののも事実。
    それでも最後まで読めたのは何か気になる、引っかかる事があったからだと思います。
    青春物語だからですかね笑

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    2013年09月16日
  • 毒吐姫と星の石

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    最近の自分と重なって耳が痛くなる毒吐姫…どこまでも純粋に幻想的な世界でも現実はばっこしていて、だれもが不幸で顔を伏せてしまっても良いのだけれど、人々は前をみて生きている
    私も毒吐き慎んで、人を思いやる気持ちの準備をせねばな、と

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    2013年08月18日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

    「人喰い三部作」の最後の一作。相変わらず、紅玉さんの操る言葉というものは、私の好みに一致していて、内容もそうだけれどその一言ずつがひどい影響力を放っている…。
    物語本編は、二つの(正確に言えば三つかな?)恋の話が絡み合っているわけですが、叔母様と前族長の最期にしてもっとも彼ららしい結末を迎えた恋と呼ぶには激しすぎる物語が強すぎて、本来の主役を食ってしまっている様に思いました。もしも彼女たちが、作者にとって隠されたものでありながら本当に語りたかったお話であるのならば、それはとても成功した作品なんだろうけれど。

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    2013年08月10日
  • 毒吐姫と星の石

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    今作のヒロインは、随分けたたましくておてんばなお姫様でしたねぇ‥。

    あそこまで毒を吐けたらさぞかし気持ちいいだろうな。

    ディアの成長を見れてよかったです。

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    2013年06月17日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~私をさがさないで~

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    ピィとフェノンのお話。

    キャラがみんないい味出してきました。
    ヘンリーとかヘンリーとか特に。

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    2013年05月06日
  • MAMA

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    トトとホーイチの特異な繋がりがとても引き込まれた。そこへゼクンという存在が現れ、関係が変容しそうになるのを恐れてトトはホーイチを取ろうとする。トトとホーイチの絆が歪んだものであったというのが突きつけられるような物語だと思った。それなのに独特の優しい雰囲気があるのが、とても好きだった。
    終わりが少しもやっとして感じた。
    評価が厳しめなのは、作者さんならもっと別の終わり方を考えられたのではないかと思ったため。

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    2013年05月01日
  • ガーデン・ロスト

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    四人の高校生の物語 切なく苦い青春物語 
    放送部の部室 逃避のように集まる 何か痛みを抱えた登場人物 壊れやすく繊細な少女たち 危うさと脆さの中にも変わっていく可能性を秘めている 弱さをしって少しだけ強くなっていく……のかもしれない
    読み取るのが難しかったけどシバの話が一番好き
    《春の繭》誰にでも優しいエカ 優しさの中の偽善 幻想の文通 誰かに嫌われる事が怖い
    《チョコレートブラッド》可愛らしいマル 色んな男をとっかえひっかえ 人を好きになるとは? 
    《echo》男装の似合うナオ 隣人のお兄さん 女ににりきれない自分 変わってしまう事が怖い?
    《ガーデン・ロスト》毒舌家のシバ 受験生の苦悩 周

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    2013年04月28日
  • ガーデン・ロスト

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    女性の方なら、4人の主要登場人物の誰かには感情移入できる…のでしょうか?
    個人的にはオズちゃんが可愛いと思いました。

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    2013年04月12日
  • 青春離婚(1)

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    ネタバレ

     最初に小説を読んだことがあって。
     webで漫画が連載していたことは知っていたんですが、どうしても、紙媒体が好きなので、紙になるまで待って、随分前に買っていたのだけれどようやく、今回読みました。

     まず、コマ割りが4コマ状態だったことに、ちょっとびっくりしました。
     これはWebで連載してたからかもしれないんですが、それでも何と無く、いつもの漫画のコマ割りを想像していたので、ちょっとびっくりしました。

     それから、これは僕が元々、小説メインの人間だからだと思うんですけど。
     やっぱり小説の方が好きだなって思ってしまいましたごめんなさい。

     どうしても、漫画で描くと情報量が減る部分ってあ

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    2015年12月08日
  • 雪蟷螂

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    ネタバレ

    人喰い物語最終譚。
    長きにわたる氷血戦争に終止符を打つ、フェルビエ族のアルテシアとミルデ族のオウガの婚礼を巡る物語。

    アルテシアの影武者ルイや叔母のロージアの想いはまさしく激情。
    女性の強さを改めて感じる作品。

    アルテシア&トーチカ、ルイ&オウガは、ロージア&ガルヤのようにはならなかったけれど、その後が気になりますね。

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    2013年03月16日
  • MAMA

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    ネタバレ

    前作同様、やさしい御伽噺。

    「MAMA」
    表題作。
    「サルバドールの落ちこぼれ」トトが「人喰いの魔物」と出会い、変わりゆく物語。魔物はかつて喰らった「アベルダイン」の名に縛られていたが、トトに「ホーイチ」と名づけられた上、ママになると言われてしまう。
    月日は流れ、「天国の耳(ヘブンズ・イヤー)」と呼ばれる敏腕外交官となるトト。ある日出会ったゼクンと交流を深めていくが、致命傷を負ってしまうゼクン。
    ホーイチはトトを想い、ゼクンにある賭けを持ちかける。

    「AND」
    後日談。
    ガーダルシアの城に忍び込み、赤い耳飾りを手にしたダミアン。ティーランに見逃す代わりに持ち主に返すよう依頼される。
    耳飾り

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    2013年03月02日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~ここがあなたの帰る国~

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    そして次、お姫様。
    背後が背後なので、この問題くるかと思ってはいましたが
    予想通り! でした。

    属国…あの姫様が? という思いがものすごく。
    しかし国を立て直したい、という従者よりも
    帰宅してくる者がいる、という所に問題あり、です。
    変える場所がない気持ちは、よく知っていますから。

    そして最後に、よい所を少しだけもっていった犬様。
    けれどそれよりも気になるのは、女装(?)した軍人!
    イラストがついているとはいえ、きっちりばっちり上から下まで
    眺め見たい! と思ってしまったり。

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    2013年02月09日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~

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    今回の主人公は、もてまくり少女(笑)
    所属していた国と、その国に土地を奪われた国の話し合いの場を
    提供する事になった古城には、それとは別にやってきた美少女が1人。

    美少女、多分そういう落ちがくるのかと思ったら大当たり。
    しかしその前に、ライバルホテルオーナーは
    そんな体たらくでいいのでしょうか?w
    むしろ…ロリコごにょごにょ。
    勝手にイメージしてはいけません。
    きっとオーナーはそれほど年老いてない、はず。

    これだけ立ち位置が違う人間がわんさかいれば
    どこかしら誰かの『位置』に当たるはず。
    馬鹿なのはいい、しかし無知は罪。
    ふと、思い出しました。

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    2013年02月01日
  • ようこそ、古城ホテルへ ~湖のほとりの少女たち~

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    家を失った、家に帰れない少女4人が、誘われて? ホテルオーナー見習いに。
    個性豊かというよりは、前職にかなり難あり、状態。

    4人で魔法使いが出てきている時点で、某魔女たちを思い出しますが
    かすっているのは4人と…その設定?
    後は別段それほどでも。

    確実に人じゃないのがお客で混じってましたが
    その存在の似顔絵はどうなっていたのでしょう?
    当たったのが動じない人でよかったね、という感じですが。

    しかし最後…金と言う圧力使いまくり?w
    ある意味正攻法ではありますが、ありですか!?
    思いつきもしない落ちですが、複線(?)はありました。
    というよりも元軍人。
    仕事離れたからって、そこは荷物担いでい

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    2013年02月01日
  • 青春離婚(1)

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    HEROさんに釣られて読んだのですが、ストーリーもいいですね。全然特別じゃない男女が主役なのですが、そこがいいです。ほっこりしました。まさに青春。
    やぎアプリが欲しい・・・。

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    2012年12月02日
  • ガーデン・ロスト

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    高校生の頃に読みたかったなあ。
    もう過ぎてしまったことだから言えるけど、あの頃の悩みってすごく尊いものだったなあ、と。
    全力で生きてたな。青春って多分そういうことだ。

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    2012年11月30日