紅玉いづきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
書店勤めで児童書担当の時、並べてて表紙が気になり、ずっと読んでみたかったものでした。中心の軍人かっこいい!と思ってたら女じゃないか。惚れた。
内容は、それぞれの理由で帰る場所をなくした少女たちが、謎の美少年の導きによって古城ホテルの女主人(メトリーゼ)になるべく奮闘する話。
魔法の使えない魔女のピィ、元軍人のイケメン少女ジゼット、滅んだ国の王女リ・ルゥ、普通の女の子になりたいというフェノン。
果たして彼女たちは、古城ホテルマルグリットの女主人になれるのか…という話。
***
膨らまそうと思えばもっと膨らませられるんだろうなぁと思えるくらい展開が早い一冊でした。1時間で読み終わった。
漫画のよ -
Posted by ブクログ
四人の高校生の物語 切なく苦い青春物語
放送部の部室 逃避のように集まる 何か痛みを抱えた登場人物 壊れやすく繊細な少女たち 危うさと脆さの中にも変わっていく可能性を秘めている 弱さをしって少しだけ強くなっていく……のかもしれない
読み取るのが難しかったけどシバの話が一番好き
《春の繭》誰にでも優しいエカ 優しさの中の偽善 幻想の文通 誰かに嫌われる事が怖い
《チョコレートブラッド》可愛らしいマル 色んな男をとっかえひっかえ 人を好きになるとは?
《echo》男装の似合うナオ 隣人のお兄さん 女ににりきれない自分 変わってしまう事が怖い?
《ガーデン・ロスト》毒舌家のシバ 受験生の苦悩 周 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初に小説を読んだことがあって。
webで漫画が連載していたことは知っていたんですが、どうしても、紙媒体が好きなので、紙になるまで待って、随分前に買っていたのだけれどようやく、今回読みました。
まず、コマ割りが4コマ状態だったことに、ちょっとびっくりしました。
これはWebで連載してたからかもしれないんですが、それでも何と無く、いつもの漫画のコマ割りを想像していたので、ちょっとびっくりしました。
それから、これは僕が元々、小説メインの人間だからだと思うんですけど。
やっぱり小説の方が好きだなって思ってしまいましたごめんなさい。
どうしても、漫画で描くと情報量が減る部分ってあ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作同様、やさしい御伽噺。
「MAMA」
表題作。
「サルバドールの落ちこぼれ」トトが「人喰いの魔物」と出会い、変わりゆく物語。魔物はかつて喰らった「アベルダイン」の名に縛られていたが、トトに「ホーイチ」と名づけられた上、ママになると言われてしまう。
月日は流れ、「天国の耳(ヘブンズ・イヤー)」と呼ばれる敏腕外交官となるトト。ある日出会ったゼクンと交流を深めていくが、致命傷を負ってしまうゼクン。
ホーイチはトトを想い、ゼクンにある賭けを持ちかける。
「AND」
後日談。
ガーダルシアの城に忍び込み、赤い耳飾りを手にしたダミアン。ティーランに見逃す代わりに持ち主に返すよう依頼される。
耳飾り -
Posted by ブクログ
今回の主人公は、もてまくり少女(笑)
所属していた国と、その国に土地を奪われた国の話し合いの場を
提供する事になった古城には、それとは別にやってきた美少女が1人。
美少女、多分そういう落ちがくるのかと思ったら大当たり。
しかしその前に、ライバルホテルオーナーは
そんな体たらくでいいのでしょうか?w
むしろ…ロリコごにょごにょ。
勝手にイメージしてはいけません。
きっとオーナーはそれほど年老いてない、はず。
これだけ立ち位置が違う人間がわんさかいれば
どこかしら誰かの『位置』に当たるはず。
馬鹿なのはいい、しかし無知は罪。
ふと、思い出しました。 -
Posted by ブクログ
家を失った、家に帰れない少女4人が、誘われて? ホテルオーナー見習いに。
個性豊かというよりは、前職にかなり難あり、状態。
4人で魔法使いが出てきている時点で、某魔女たちを思い出しますが
かすっているのは4人と…その設定?
後は別段それほどでも。
確実に人じゃないのがお客で混じってましたが
その存在の似顔絵はどうなっていたのでしょう?
当たったのが動じない人でよかったね、という感じですが。
しかし最後…金と言う圧力使いまくり?w
ある意味正攻法ではありますが、ありですか!?
思いつきもしない落ちですが、複線(?)はありました。
というよりも元軍人。
仕事離れたからって、そこは荷物担いでい