紅玉いづきのレビュー一覧

  • ガーデン・ロスト

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    自分を肯定出来ない女の子達。
    高校生ってこんなにも情緒不定だったっけ。
    それとも、自分が余りにも歳をとったからそんな風に感じるのかな。

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    2018年09月25日
  • 悪魔の孤独と水銀糖の少女

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    『孤独』は力なのか。

    強いから孤独でいられるのか、弱いから孤独なのか。そんなことを延々と考えさせられてしまったのは、自分がひとりでいることを好むからかもしれない。

    孤独を愛する悪魔に憑かれた男と、死霊術士の孫娘の少女のお話。相変わらず電撃文庫らしからぬファンタジーだが、その独特の言葉運び、そこから紡ぎ出される物語は力強い。叙情的な表現が多く、場面の実態が掴めないところも少なからずあったが、これはそういう世界観に浸るのが正しいのかもしれない。

    孤独と、繋がりと、愛と、強さをめぐる一作だった。

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    2018年05月22日
  • 現代詩人探偵

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    現代詩が好きなので、どうしても厳しい見方になってしまう。でも、日曜の夜に月曜日の活力を犠牲にして読んだということはまあ、それなりに惹かれていたのだろう。
    なんつーか創作の業とか盗作のようなテーマは古すぎるよ。想像力のかけらもないと思う。たがみよしひさが90年代に30ページの漫画で描き切っていて、てことはそれ以前に大量の先行者がいたってことで、それを今更やる鈍感さには呆れ果てる。チェイサーとかアオイホノオとか漫画を描くことについての漫画がしかも良質なものばかりが量産されている現在に、創作者モノをしんきくさーくおセンチに高尚ぶって書くのはトップグループから何周も遅れてゴールして一位だと勘違いして喜

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    2018年04月16日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

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    新米記者は取材のために、旧家に出向き、箱を手に入れ
    閉じるも開けるも自在の『箱娘』の所を訪れる。

    連続短編集になっていますが、この時代
    女性は生きにくいです。
    閉じ込められているのか、閉じこもっているのか。
    それは本人がどこで生きようとするかによって
    変わってくる世界、だと思います。

    外に出る事を選んだ主人公と、中にいることを選んだ娘。
    そういえば、登場人物はほとんどが中を選んだ人ばかり。
    そこから脱出したのは…妹さん、だけでしょうか?
    これを脱出、というならば。
    その話の主人公は、なんだかうっかり惚れそうなほどの
    行動力でした…w

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    2018年03月02日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

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    電撃文庫の『ミミズクと夜の王』を読んで雰囲気が好きだった紅玉さん。文体がやっぱり独特だなーと、改めて思った。詩的というか、文と文の間とか空気感がいい。

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    2017年10月14日
  • ガーデン・ロスト

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    自尊心が高く、優しく、寂しがり屋で不器用な4人の女子高生たちの成長。道徳の教科書に載るような、きれいなおためごかしではない。ぐちゃぐちゃした不安定さが顔を出す。この物語が、必要とする子の手に渡るといい。

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    2017年06月01日
  • MAMA

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    落ちこぼれで一人ぼっちの女の子と、封印されていた人喰いの魔物が出会う話。
    なんか淡々としていて、あんまり感情が動かされなかったように思いました。
    ティーランから戦いかたを習うシーンは格好よかった。

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    2017年04月02日
  • ミミズクと夜の王

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    10代ならではの作品!
    単純で、読みやすかったです。
    解説でも書かれているように、「昔々あるところに…」と小さな子へ語るような物語。

    少し背伸びしたような文体だけれども、決して教訓的でなく、心に湧き出た物語を素直に書き留めただけなんだと、その真っ直ぐな様子に、文章にケチつけるのも無粋に感じてしまいます。
    寝る前に読むのに最適で、心地良く、染み込むように優しく、ほっとするようなお話でした。

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    2016年10月31日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    う~ん、ストーリ的にはよくみるあやかし系
    この作者の他の作品を読んだことがないので、判断しかねるが、よくあるやつ。
    人からのおススメで読んでみたもので、普段読まない種類の本なので、それなりに楽しめたが、、、


    登場人物が少ないので話がまとまっていて読みやすい。
    作品の内容と同様、あっという間に読み終わってどこかに消えていってしまう感じ。読後感がサラリと消える、良い言い方すると「夢見てた」みたい。

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    2016年07月07日
  • ミミズクと夜の王

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    奴隷として虐げられ生に絶望した少女は、機を見て逃亡するも、逃げた先は魔物が棲まうという深い森。そこで少女は魔物の王に出会い、苦痛に満ちた生を終わらせるべく、魔王に自分を食べるよう懇願するも、それは果たされない。森の中で魔王と過ごすうちに2人の間には奇妙な心の交流が生じる。ふとしたことから魔王への討伐隊が編成されることになり、少女は魔王に囚われていた人間として「救出」されるが、森を出たとき、魔王の呪いによって少女の記憶は失われる。討伐隊によって捕らえられた魔王は、討伐隊を派遣した王の、不具の王子を癒すために利用される。魔王の呪いを解くことによって少女の記憶は回復され、少女は囚われの魔王を解放する

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    2016年06月24日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    叶義さんは優しい。叶義さんの優しさに触れて、弱さや強さに触れる物語だったように思う。私は叶義さんが好きだ。幸せになってほしいと思う。もう一度が無くとも。
    欲を言えば道理さん目線のお話しも、もっと読んでみたかったです。みんな素敵に濃いキャラクター達でした。

    追記:紅玉さんにしては珍しいお話のような気がしたのは、男の子のお話しだったからですね…とあとがきを読んでなるほど納得。

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    2016年06月03日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

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    雰囲気はとても素敵。
    この先紺がどう変わっていくのだろう、とは思うけれど、続きを買うかは出てから、かなぁ。

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    2016年04月20日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

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    とてもとても好みの時と、そうでもないときがあるなぁ、とこの著者に対しては思っているのだけど、本作はそうでもない部類だった。次回作がこのシリーズなら、それはもう買わないかな…

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    2016年04月16日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

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    女性たちが生きづらい時代の箱にまつわる短編集。ミステリーを謳っているけれど、ミステリー要素が少ない気もする。題材が面白いだけに話数がちょっとしかなく、読みごたえがなくて残念。2巻に続くみたいなので、期待も込めて星3つ。

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    2016年04月15日
  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

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    ネタバレ

    女が生き難かった大正時代が舞台の短編集。
    新米新聞記者と箱娘とよばれる少女が、箱に詰まっている謎と秘密を開く・・・

    箱、謎、秘密、そして女がテーマとなってる上に、時代が大正。女性にとっては辛いというか暗い話が多くて予想してたのとちょっと違ったかな(+o+)
    短編集だけど、全体的には話がつながってる。
    まだ始めなので、箱娘とは何なのか先が気になります。

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    2016年04月10日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    ひとの心に巣食うあやかしは,形を与えられると去っていく。といった,あやかしとひととの不思議な距離感の描き方が面白かった。妖怪的な存在を,「わるいもの」ではなく「ただそこにあるもの」として描写するあり方って好きだな

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    2016年03月07日
  • あやかし飴屋の神隠し

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    なんでも見える男と、何でも作れる男の飴屋。
    作れる男を見て『きれい』と行った人間には
    妖怪がついている。

    章の題名になっている妖怪が、本当にいるのかどうか。
    まずそこから分かりません。
    最後の章の『狐操』は、あのゲームのものと
    一緒なのでしょうか?
    言われてみれば共通点があるような?

    職業は可愛いのに、やっている事が可愛くない。
    妖怪にしろ何にしろ、メリットとデメリットがあるのは
    当然な気がします。
    とはいえ、最初の妖怪の時点で
    恐ろしい、と思ってしまいます。
    次の話は、どちらかと言えば因果応報っぽい気が。

    今の自分を作るにあたって、出会った人あった過去。
    それをすべて投げ打ってのやり直

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    2015年10月21日
  • 毒吐姫と星の石

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    全知の天に運命を委ねる占の国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。星と神の巡りにおいて少女は城に呼び戻され、隣国に嫁げと強いられる。『薄汚い占者どもめ。地獄に堕ちろ!』姫君は唯一の武器である声を奪われた。星の石ひとつ抱き、絶望とともに少女は向かう。魔物のはびこる夜の森、そのほど近くの聖剣の国レッドアークに。少女を迎えたのは、夜の王に祝福を受けた、異形の手足を持つ王子だった。

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    2015年08月03日
  • MAMA

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    海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれる少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドールに生まれた。しかし、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込んだ。扉の奥から呼ばれているようなそんな気がしたから。果たしてそこには、数百年前に封印されたという人喰いの魔物が眠っていた。トトは魔物の誘いにのった。魔物はその封印から解き放たれ、トトは片耳を失った。そして強い魔力を手に入れた―。これは、孤独な人喰いの魔物と、彼のママになろうとした少女の、儚くも愛しい歪んだ愛の物語。

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    2015年08月03日
  • ミミズクと夜の王

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    とても可愛くて優しい話だった。
    ほっこりして、愛しくなる。
    幸せを知らなければ辛いこともわからないけど、幸せを知ってしまうと、泣いたり、手を伸ばしたり、ワガママになったり、するのかも。
    優しくされたわけではないけど、許してくれる。そういう優しさが、染みる。

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    2015年06月21日