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中学の時に出会った作品です。
ここまで衝撃を受けたのは初めてで、
ここまで泣いた作品も初めてでした。
何回読んでも心に突き刺さります。
そして、なかなか抜けません、、、
ふと読み返したくなる作品です。
Posted by ブクログ
人はもういやだ「ミミズク」になってしまいたい少女が、自分を食べてほしいと言ってきた。そう言われても強い魔王ばかりではない。
「たまにはこんなのどうでしょう」と言って子供が回してきた。次のこともあるし、読みやすいし、すぐに読んでみた。
ファンタジックで心優しいお話だった。お天気がいい休日にふさわしい、現実離れをしたライトなお伽噺の世界が広がっていた。
電撃大賞受賞作、電撃文庫と言うのは、門戸の広い印象を受けた。
人間の世界で、奴隷でも最下層の仕事をしていた少女は、手足に鎖をつけたまま森に逃げてくる。そこは魔王が治めている森だった。彼女は自分をミミズクだと言って、魔王に食べてもらいたいと言ってきた。懇願してみても、魔王は人間は食べないと言って断る。少女はなぜかその魔王が恐ろしくない、できれば食べて欲しいと思いながら過ごすうちに、次第に馴染んでいく。
森がある国を収めている王様は魔王を捕まえて、殺してしまいたいと思っていた。命令を受けた聖なる剣士と呪術師たちは森を襲って魔王の住処を焼き払ってしまう。捕まった魔王を助けるために少女は刑場に行く。
人間をやめたくなるくらい、ミミズクだというしかない、悲惨な過去を持っている少女の額に、奴隷の番号が付いていた、魔王はそれを記憶を消す印に変える。
魔王の過去も、絵を書く趣味も何か淋しく、少女も過去の記憶は消えたが、何か物足りない。
城には生まれながら手足の不自由な王子もいた、二人は友達になっていく、ここらあたりも、夢の様でもある。
呪術師が総力を挙げて少女の記憶を回復させようとする、そしてかすかな記憶が甦り、魔王の元に行く。
Posted by ブクログ
話がさくさく進むのでとても読みやすかった。ものすごく意外な展開もないけれど、ストレスもない王道のストーリーという感じ。そして登場人物のだれもがきちんと優しさを持っていてとてもいい。愛するということは、そのひとを自由にしてあげることなんだな、と思った。
ミミズクちゃんが自分自身をかわいそうだと思っていないところがとてもよかった。だからこそ、たくさんの人から憐れまれ自分をかわいそうだと思って閉じこもっていたクローディアスを、自由にしてあげることができたのかな〜と思ったり。
優しいお話でとてもよかった。電車でしくしく泣きながら帰りました。隣に座っていた人たちごめん。
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