伊与原新のレビュー一覧

  • リケジョ!

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     10年程前にリケジョなる言葉がちらほら聞こえてきたが、その頃に刊行された作品。旬の時期に読んでいたかった。捻くれた少年が猫殺しの犯人と疑われる話が面白かった。文系人間にとっては感心してしまう雑学が満載で、それだけでも結構楽しめる。キャラクターがしっかり作られているので、鼻につくような言動もなく好感が持てたのも高ポイント。難しくてついていけないテーマも正直あったが、ほとんどが興味を持てる日常の謎を解説してくれている。殺人事件の動機が陳腐過ぎる点だけが残念。

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    2025年04月21日
  • 梟のシエスタ

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    学長選のゴタゴタの謎が解けてスッキリ!教授がいっぱい出てきて少し混乱したけど、おもしろかった!
    フクロウ先生もっと出て欲しい。

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    2025年04月21日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    天気予報が大嫌いな気象予報士蝶子と幼なじみの探偵の元に舞い込んでくるささやかで奇妙な依頼。気象現象が鍵となる謎解きが読んでいて面白かった。蝶子さんの半ばヤケクソのような?尖った天気予報も楽しくて良い。「標本木の恋人」のお話が好き

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    2025年04月11日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    新しいことを知る楽しみを、この小説から始める

    知的好奇心をくすぐってくれる、温かい物語たち
    さくさくと読み進められて、もっと色々なことを知っていきたいなと思える本 
    個人的にはアルノーと檸檬が好きだったな
    ハトの空間情報の記憶能力は桁外れであること
    帰巣本能、帰る場所があるとは、
    ぎゅっと優しさが詰まった物語

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    2026年02月17日
  • コンタミ 科学汚染

    購入済み

    思い返せば、ニセ科学を疑うような言葉がちらほら見られる昨今。それに入り込む前に一度立ち止まって、自分なりに納得してから始めよう…と思わせてもらった小説。
    安易に信じるのは、今日のラッキーカラーやラッキーアイテムくらいにしておこう。

    #共感する #深い #タメになる

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    2024年11月16日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    伊与原さんらしい作品で、地学・植物学など、様々な蘊蓄がちりばめられていますが、「事件簿」とあるように、謎を解いていくファントムこと箕作と、環のコンビが良い感じです。

    短編集のように収められているのも、休憩しながら読めて、読みやすかったです。
    感情移入するお話というよりも、へぇ~ほぉ~なるほど~と知識を吸収する感じで、好みは分かれるかもしれませんが、知らないことを読みながら知ることが出来て、私は好きです。

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    2024年09月09日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    地球の磁極が反転するなんて、そんな馬鹿な!と思ったけど、数十万年に一回くらいは今までも何回もあったらしい。人類が誕生してからもあったらしい。地球から磁極のバリアが消えたら、太陽フレアとか起きたら、太陽からの放射線をモロに受けて被曝するらしい。初期の人類は生き残ったんだから、絶滅はしないようだが、電子機器なしには生活できない現代文明は様々な影響受けることは確実。ヤノマミ族とかは生き残れるかも。

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    2024年08月23日
  • お台場アイランドベイビー

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    「宙わたる教室」で伊与原新さんを知り、面白そうだったこちらも読んでみました。
    見事に、伊与原ワールドにはまった!

    後半は特にハードボイルドな展開でハラハラ、ある登場人物の潔さにカッコイイ!と心の中でガッツポーズ。

    和達教授の地震調査への熱い思いは、伊与原さんだからこそ書けたのかな?とも思ったり(伊与原さんは、絶対ロマン派の研究者ですよね)

    東日本大震災が起こる前にこの作品が発表されていたことにも驚きました。
    この物語に書かれていたようなことが現実のものとなってもおかしくないな、とリアルに感じる14年後の現在の日本。

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    2024年08月21日
  • リケジョ!

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    素直に、楽しいストーリーで、理科の説明もわかりやすくて、好き。
    最近海外の裏切りのひどいドラマばかり観てたせいか、心が洗われる気がした。よい。

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    2024年06月28日
  • リケジョ!

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    ネタバレ

    大きな教授の律(理系大学院生)と小さな教授の理緒(小学生)、2人の「リケジョ」のバディもの。

    墓地でカツアゲをする中学生、電波を送るストーカー、野良猫事件、大学内の殺人事件、をカガク的な立場から解決していく。電波を送るとか、気持ち悪かった・・。

    ハンダゴテ、FMラジオの電波、ペットボトルのロケット、色覚の話、虹が見える条件など、興味深いエピソードもあって良かった。

    個人的には主人公の理緒とビッグママ、ロケットをつくる才田くんのキャラが良いな、と思いました。あとは理緒の家の運転手の恵人。
    特に才田くんは、理屈っぽい感じですが、自分の興味にまっすぐなところが良いなと思いました。そこは理緒と同

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    2024年06月07日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    『月まで三キロ』で伊与原新さんのファンになり、過去作、新作を読み進めています。名作や大作という印象はありませんが、著者らしい科学知識を強みとする作品が本当に好きです。こちらの作品もとても面白かったです。

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    2024年01月27日
  • リケジョ!

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    そそるね!
    理系脳の俺からすれば、フレーズから痺れたわー
    物語の回収作業もバッチリで余韻の残る感じでクールでした。

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    2023年10月11日
  • ルカの方舟

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    2読目。大学の論文に携わる仕事に転職したので、前回はさらっと読み流していた(著書の得意分野だと思われる)研究者目線のリアルさがとても面白く感じた。

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    2023年06月30日
  • コンタミ 科学汚染

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    こちらも面白くて、帰省中に一気読みした。科学とニセ科学の描き方がこれ以上なく上手に描かれていてプロットも良かった。ただ、宇賀神のスタンスと町村の日和見の酷さは、小説の面白さを減じていて勿体ない。

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    2023年05月06日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    鉱石、植物、剥製、化石、昆虫と様々な謎を自称博物学者が紐解いて行き、最終章ではそれまでのエピソードや登場人物がより集まるようにして箕作が離れたはずの人類学の謎へと連れ出されて行く。その流れの中で人離れした雰囲気を醸していたファントムが語る過去の想像図に感情を持って行かれた。

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    2023年05月06日
  • リケジョ!

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    科学は全く詳しくないため少し難しく感じた部分もあったが、個々のキャラクターが魅力的で最後の手紙でグッと惹き付けられた。

    科学で日常の謎を解決!のイメージで読み始めたが
    人と人との繋がりもあって良かった。
    コペンハーゲンから帰ってきた話も読んでみたい。

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    2023年04月06日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    謎解き+蘊蓄、面白かった!
    それも多岐に渡り、意外と深く描かれていて一気読みした。
    表紙がラノベっぽいのが、やや残念…もっと重厚感あっても良かった気がする。

    続きが期待できそうな終わり方だったので、続編に期待したい。

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    2023年03月08日
  • お台場アイランドベイビー

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    「月まで三キロ」を読み終えて、
    伊予原新さんの本をもっと読みたいと思っていたので、
    デビュー作のこの本を手に取りました。
    日本の近未来を描いたミステリー作品で、
    私はこれまで近未来ものにあまりリアリティを感じることができず、いまいち楽しみきれなかったのですが、
    この作品は、どことなくリアリティがあり、ボリューム感のある本ですが、するすると最後まで楽しませていただきました。
    情報や知識の裏取りがしっかりと丁寧になされているからだと感じます。
    他の作品も読むのが楽しみです。

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    2023年01月30日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    地球の磁極反転に端を発するSFパニック小説

    SF小説というよりは、実際に起こり得るif小説という方が適切だと思う
    磁極反転に関しては、小説の中だけの荒唐無稽なものではないし、その影響もちゃんと科学的見地に基づいている

    地磁気の減少が観測され、78万年ぶりに磁極反転する予測が出される
    地磁気の磁極が反転する現象は地球の過去において何度も起こっているありふれたものだが、電子機器を前提にした現代においては甚大な被害をもたらす
    東京で赤いオーロラが観測されたり、通信障害、電子機器の故障、人工衛星の落下など様々な影響が発生する

    週刊誌お抱えのフリージャーナリストの浅田柊は地磁気の減少による影響を煽

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    2022年12月08日
  • ルカの方舟

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    ネタバレ

    伊予原新の未読作品
    作者18番の理系エンタメ小説で、本筋は殺人事件の半便探しだが、語られる舞台は壮大。地球生物起源説に話が及び、ことがことならSF作品としての展開もできただろうに。

    日本の研究機関に対する予算配分の少なさ等に触れており、少々語るすそ野を広げすぎたか…。探偵役の天才教授百地の天才っぷりも、とってつけたような感じがするし。粗削りさは否めないかな。

    それにしても、日本の教育研究分野への資本投下の少なさはなんとかならんもんかなぁ、と思う。消費税も上がり、他の税金も結構持ってかれてると思うのに、年金も足らん、保育予算も足らん、ライフラインの維持費用も足らん、文化への投資も足らん…。ほ

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    2022年08月23日