伊与原新のレビュー一覧

  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    「宙わたる教室」の著書。
    理系の話がたくさん出てきますが、分かりやすい文章で読みやすいです。人の心の温かさも感じられます。

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    2026年03月22日
  • 藍を継ぐ海

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     びっくりしましたこんな本があったなんて。どの話も素晴らしく感動しました。自分も遙か昔の高校、大学の授業や部活でこんな勉強や体験を一杯しました。理科系小説万歳!  

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    2026年03月22日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    納得感のある、綺麗すぎず後味もよい話が多くストレスがなかった。自然科学を愛する者たちとの交わりが鋭いけれどもどこかとぼけた感じで楽しかった。

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    2026年03月22日
  • 宙わたる教室

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    ★4.7
    まず、主要人物である5人の生徒と1人の教師、
    どのキャラもそれぞれに個性的かつ魅力的である。
    そしてストーリー上、誰一人として欠けてはいけない事が分かる。そこがまた良い。
    各章ごとに、登場人物が順にフォーカスされ、
    その人物の目線で物語が描かれていく構成であり、その為、年齢性別性格などキャラクター性はバラバラなのに、皆それぞれに感情移入する事が出来る。

    そして科学部の仲間たちと夜間の教室で実験や研究作業をする描写に、
    学生時代に、文化祭の準備で夜の時間まで教室に残って仲間達と作業した時の、あのどこか高揚感があってエモい、青春の懐かしさを思い出した。

    続編の発売も決定しているという

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    2026年03月22日
  • 宙わたる教室

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    学校課題図書で読みたかった本。文庫になったタイミングで読んだ。純粋に学びたいという気持ちがあってもできないことは社会的な損失なのかもしれない。同じような人が集まる組織はいつか駄目になるのではないか?色々考えさせられる本でしたよ。

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    2026年03月19日
  • 翠雨の人

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    すばらしい物語。高市さんにも読んでほしい。
    ガラスの天井というのはこれだ。
    戦争、社会、男性社会など様々な逆行に晒されながらも、生き抜く生き様。また、その時々の主人公を助ける周囲の人が素晴らしい。程度は違えどまだまだ現代にも残る問題はある。歴史は繋がり続いている。

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    2026年03月14日
  • 宙わたる教室

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    ドラマは観ていませんが、定時制高校勤務経験があるので気になっていた小説。
    途中何度も泣きそうになりながら読みました。
    家で読んでいたら泣いていたと思います。
    「いい思い出なんか何ひとつなくても、引きこもってても、学校へ行きたい気持ちはなかなかゼロにはなんねーんだよ」というような一節はかつてうけもっていた生徒を思い出しました。
    ぜひ色んな人に勧めたい1冊です。

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    2026年03月14日
  • 宙わたる教室

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    再読して科学部の面々の思いが熱くよみがえりまた感極まる。不器用で劣等感を持つ孤独な少年・岳人が、星や宇宙への純粋な情熱を通して世界とつながるところは砂嵐に耐えながらも長きに渡り任務を続けた火星探査機オポチュニティの健気さに似ていてさらに愛おしい。科学は特別なエリートだけのものではない、誰でも宇宙に手を伸ばせる…「どんな人間でも、その気にさえなれば、必ず何かを生み出せる。」─ この言葉に何度も励まされる。本当の居場所、夜の教室の科学部がこれからもずっと続いていくといいな、と静かでじんわりとあたたかな余韻に包まれるのです。

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    2026年03月14日
  • オオルリ流星群

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    大好きな伊与原新さんの理系小説。

    18歳の頃に学園祭で「オオルリ」のタペストリーを作った5人の仲間が、
    45歳になって「天文台」建設で繋がっていく。

    「平場の月」もそうだったけど、高校生の頃と今の自分との同時進行小説は、淡々としながらも切ない。

    18歳のころの自分の思い出とリンクして、ふとした描写に涙が溢れてしまう。

    もちろん、ただ天文マニアの人が読んでも面白い。そんな一粒で2度美味しい、伊与原新さんワールドでした。

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    2026年03月12日
  • 宙わたる教室

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    ドラマがとても面白かったので、原作を読むのを躊躇していた。本と映像とを比べて、あっちの方が良かった、悪かった、みたいなことを考えてしまったら勿体ないきがしていたから。しかし、文庫になって初めの方を少し読んで、やめられなくなったので買ってしまった。で、一気に読んだ。ドラマとおんなじ雰囲気だった。登場人物のほぼ全員がピッタリすぎてドラマを作った人たちの本気を感じた。相澤さんだけ、ドラマ側がスマートになってて笑った。

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    2026年03月11日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    月とか星とか宇宙のお話が好きなので私にはとってもピッタリでした!科学の話になると途端に難しくなりますが、とっても読みやすかったです。
    じわじわ心があったかくなって、前を向けそうなお話が多くて、ベッドサイド本にぴったりです。
    ミステリー作家さんなのを知らなくて、確かに所々ミステリーぽさがあったのはそのわけか!と思いました。

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    2026年03月10日
  • 宙わたる教室

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    何歳になっても、何かに夢中になれるっていうのはすごく素敵。
    年齢もバックグラウンドも違う人たちだけど、その多様性があるからこそ、生み出せるものがある。
    続編が出るとのことで、次はどんなものが生み出されるのか楽しみ。

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    2026年03月09日
  • 宙わたる教室

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    教室に火星を作る——。

    新宿の定時制高校の夜の教室に、年齢も境遇もまったく異なる生徒たちが集まる。彼らは理科教師・藤竹のもとで科学部を立ち上げ、「火星を教室に再現をしてクレーターの実験をする」という途方もない目標に挑む。

    この物語の魅力は、「学びとは何か」を根本から問い直している点だ。AIが知識を瞬時に提供できる時代に、なぜ人は自らの手で実験し、仲間と議論し、失敗を重ねる必要があるのか。藤竹が生徒たちに見せるのは、答えではなく「問いの立て方」であり、知識の伝達ではなく「その気にさせる」技術だ。それはまさに、AIには代替できない教育の本質とも言えるかもしれない。

    著者の学術的バックグラウン

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    2026年03月09日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    名作というのは長くても最初のページを読み終えるまでには分かるもの。
    この作品はそれよりも早く、きっと三行読み終えるまでには名作と確信したと思う。
    六編の短編はそれぞれ毛色が異なっているにも関わらず、その全てに深く感情を預けることができたように思う。
    こんなに没入できる作品は、そう多くはない。
    タイトル作の「月まで三キロ」は言わずもがな素晴らしい短編。
    それと同じくらい「エイリアンの食堂」も素晴らしかった。
    科学が苦手、馴染みがない人にでも楽しめる作品であることは間違いないし、おすすめの作品は?と聞かれたら、迷わずすすめられる作品。

    「月まで三キロ」の標識があるのは浜松市。
    必ず行こうと思った

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    2026年03月08日
  • 藍を継ぐ海

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    都会の喧騒から離れた様々な土地、歴史や文化を舞台にした短編集。自然科学をベースに物語が構成されており、舞台となる場所も実際に存在する土地であるため、リアリティがあって非常に興味深い。
    どの作品も、人の優しさやゆったりと流れる穏やかな時間、そんな日常の中に潜む謎を楽しめる。個人的には「星隕つ駅逓」が最も心に響いた。先祖の代から大事にしていたものが消えてしまう不安、残したいと思う余りに大切なことを見失ってしまう様に共感を覚えた。
    登場人物たちは決して順風満帆な人生を送っている訳では無いが、ストーリーの中で新たな1歩を踏み出そうとする様子には勇気を貰える。

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    2026年03月08日
  • オオルリ流星群

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    今の年齢でこの本を手にして良かったと素直に思う。特にミッドエイジクライシスの渦中にいるんだなと思うだけで何か安心した。”アツい時”は今からでも遅くない。それが読後の感情です。

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    2026年03月07日
  • 翠雨の人

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    宙わたる教室、藍を継ぐ海の直木賞作家の作品。
    最初は小説家と思っていたが、
    猿橋勝子さん、
    実在の人物、地球科学者。
    1920-2007
    杉並の馬橋で研究をし、
    ビキニ環礁、福竜丸の放射性物質を分析し、
    平塚頼てうの推薦で世界会議で講演し、
    物質の危険性、水爆実験の愚かさを訴え、
    ついにはアメリカに水爆実験中止を決断させる。
    何事も正攻法でこだわる一女性の勝利だ。

    そういう女性科学者がいたことを知らなかった。
    活躍する女性科学者に猿橋賞が贈られているという。
    先駆け。
    それをわかりやすく丁寧に描いている小説。

    私事だが
    研究所が杉並区の馬橋きょうだいのお名前が勝子と英一
    なんか親近感がわく

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    2026年03月06日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    この本を見つけたのは偶然東小金井の尾花屋という可愛い古本屋さんでした。お嫁さんと孫2人と買い物の途中立ち寄った先で見つけました。あゝ私に見つけて欲しく一番上にさりげなくおかされていたんだね。宮沢賢治は私の中で一番好きかもな作家であり何回でも再読しては又違う想像しては楽しんでいる。
    伊与原新初めて読む作家ですが「青ノ果テ」なんて素敵な言葉!賢治が創る造語はとても綺麗で中でも薤露青は想像力が掻き立てられますね。七夏は絵に描くつもの夜になりかけの空の深い青が中々決まらないと言うと文緒は薤露青ですねとすぐ答える。いったいどんな色なんだろうか?そしてカンパネルラが死なない銀河鉄道の夜を一回読んでみたいも

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    2026年03月06日
  • 藍を継ぐ海

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    科学や地学等などの知識が面白く、更に繊細な心を持つ人と人とのさりげない関わり方がとてもいい。
    伊与原新さんの作品の虜になりそうです。

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    2026年03月02日
  • 藍を継ぐ海

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    直木賞、やっと読めました。それなりの雰囲気があって、丁寧に練られた小説で悪くはないと思います。選評も読みましたがほぼ全員一致での受賞も納得です。でも、荻原浩さんの直木賞受賞作を読んだ時も思いましたが、もっと早くに書かれた作品で受賞すべきだったと思いました。初めて伊予原さんの小説を読んだ時の感動が今も忘れられません。

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    2026年03月01日