伊与原新のレビュー一覧
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伊予原さんの作品を読むのは3冊目。良いペースで読み始めたものの、途中から「これはいつもの『優秀だけど不遇な科学者の冷静だけど思い切った行動に、周囲のもやもやとした感情を抱えた人たちが影響され、やがて喪失から回復し、一歩前に踏み出す物語』というやつか?」と、やや食傷気味に。
と思ったら、最後は胸が熱くなっていっぱいになった。謎がかっていた伏線の回収も見事で本当にやられた。
おそらく自分は、本作のような「理屈とか将来のためとか損得ではなく、目の前にある物事に一生懸命取り組む」というもの全てに感動してしまうのだと思うが、本作はそれに加えて「その姿を必ず誰かが見ていてくれている」という要素が加わってい -
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宙わたる教室の続編です(o^^o)
まだ前作が未読の方は
『宙わたる教室』を読んでからこちらを読むことをオススメします(^^)
前作から6年
あの東新宿高校定時制に転入してきた佐那。
しかし、伝説の科学部はなくなり、藤竹もいなくなっていた、、、
どうしても科学部を作りたい佐那
ところが、クラスメイトたちは興味を持ってくれるどころか
話を聞かずに教室を出て行ってしまう。
なんだか空回りばかりしてしまいます、、、
科学部はどうなってしまうのか!
いやぁ、面白かった!
今回も研究を通じてたくさん失敗して、相談して、また失敗して、揉めたりして、でもちょっとずつ道 -
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ネタバレ前作から6年後の物語。
前作は原作もドラマも両方面白かったけれど、今作は前作以上に楽しめた。自分たちで作ったロケットを飛ばすというのはそれだけでワクワクしてくる。
伝説となって今も語り継がれる、東新宿高校定時制科学部。
6年前のメンバーのその後も分かって嬉しかった。卒業後の進路については、全日制の高校生以上に各自が努力しなければならず、特に元部長の柳田岳人が苦労の末に自分の行きたい道へ進めて本当に良かった。彼のことが一番気がかりだったので。
今回の科学部の活動もきっと伝説となって語り継がれるに違いない。今回の活動を見た次の世代の子供たちが科学に興味を持って道を切り開いていく姿を次回作で見てみ -
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『宙わたる教室』の続編。
学会の高校生セッション優秀賞、JAXAとの共同研究という快挙を成し遂げ〝伝説”となった東新宿高校定時制科学部。その6年後、顧問の藤竹は去り、科学部は消滅していた。私立の超進学校から東新宿高校定時制に転入してきた飯星佐那は、科学部を復興させようと奮闘するが…。
今回の研究テーマはペットボトルロケット。前作の〝火星〟よりも身近に感じわかりやすい。
前作の中心的人物は藤竹先生だったけど、今作は転入生の佐那が中心となって物語が進むので、中高生は感情移入しやすいかも。
前作の科学部メンバーも出てきて、みんなのその後がわかるのは嬉しいが、藤竹先生がいなくなった理由がちょっ -
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ネタバレ伊与原さんって
元○○○○だったらしく、
その科学・地学の知識と物語りが
鮮やかに融合して、
心地よく読めました。
地質、生物、天文、地磁気
のことが、下地になっていますが、それが
じょうずに人間ドラマに織り込まれています。
伊与原さんならではの作品だと思います。
装丁のブルーも、タイトルの「藍」とマッチ
していて、綺麗な素敵な仕上がりに
なっています。
五つの物語りは、それぞれ違うモチーフで
一冊にまとまっていますが、
しっくりと まとまっていて、
座りがよい感じです。
私のお気に入は、
表題作でもある【藍を継ぐ海】です。
ウミガメやシャチやクジラなどは、
人間にはわからない磁気を -
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本作は以前からタイトルだけは知っていたが、読んだことはなく。
ネトフリで、NHKドラマを見かけて、観てみたら、ものすごく面白くて感動した。
これは、原作も読んでみたい!と、手に取ったのがこの本。
原作とドラマは、少し違っていたが、やはり感動する小説だった。
自分は、家庭の事情で合格をしたのに大学に行かれなかった。
代わりに、働きながら大学の通信教育部で大卒資格をとった。
昼間の普通の大学生には「通信教育部なんて」と、馬鹿にされながらスクーリングに通ったなー。
この本を読みながら、そんな昔のことを思い出した。
通信教育部にも、さまざまな年齢の方がいた。
この定時制のように。
学ぶことはいつでも -
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様々な背景と事情の中で定時制高校に通う人たちが、教師の導きで科学部の一員となり、教室で「火星のクレーター」を再現する実験にぶつかっていく物語。
とてもいいお話だった。
昔々、高校生の頃、私が通っていた学校にも定時制の課程があり、2年生の時には同じ教室を使っていた。
ある朝、黒板に「ちゃんと掃除をするように!」みたいなことが書いてあり、ほとんど掃除のようなことをしていなかった私たちは教室がきれいだったのは定時制の人たちが掃除していたお陰だったことに気づかされ、それからはしっかり掃除をして帰るようになったのだった。
そこから私たち全日制と定時制の人たちとの黒板を介した交流が始まって……みたいな佳