伊与原新のレビュー一覧

  • 宙わたる教室

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    伊与原新さんの3冊目

    定時制高校のお話は、髙田郁さんの「星の教室」を思い出す。
    年齢も抱える事情も様々な生徒たちが集まる夜の教室で、ちょっと風変わりな、数学と理科を教える教師。
    理数系が苦手な私でもなるほどーと思える実験をしている。
    生徒の色々な特徴を観察し、うまーく科学部に誘導された部員たち。

    火星の重力を作り出して、火星特有のクレーターを作るとか、想像をはるかに超えた実験!
    失敗を繰り返しながら奮闘する生徒たちの熱い思いに感動する。

    学会だとか、ナバホ族とか懐かしく読ませてもらった。

    余談ですが。
    グランドキャニオン近くのアンテロープキャニオンに行った時、「アメリカ先住民の、インデ

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    2026年05月03日
  • 宙わたる教室

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    こういう話は大好き。定時制高校の生徒が名だたる進学校が集まる科学の学会で発表する。
    持たざる者たちの戦いにエールを送りながら読んだ。話の中に親ガチャという言葉もでてくるが、人はそもそも同じスタートラインにいない、けどどんなにスタートが遅れても逆転のチャンスがあると信じたい。いつ始めても遅すぎない。

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    2026年05月02日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    科学版青春小説。

    前作、「宙わたる教室」の続編。
    前作も面白かったが、今作も面白かった!

    どの登場人物も魅力的で、それぞれのストーリーに目頭が熱くなる。
    読み終わったら、ジャミロクワイの「コズミックガール」を聴きたくなります(笑)

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    2026年04月30日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    「宙わたる教室」の続編。
    新しいメンバーの生活背景もしっかり描かれていて、今回も個性的なメンバーが揃っています。
    旧メンバーとの交流もあり、前作のファンにとっては嬉しい限りです。彼らの会話がドラマで演じた俳優さんたちの声で勝手に自動再生されてしまいました!
    物語中盤から登場するMr.EXPL。。。私は、あの人だと思うんですが。。。皆さんはどうでしょう?

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    2026年04月29日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作よりも泣いてしまったと思う。
    ハイブリッドペットボトルロケット
    沢山の大人達を巻き込んで、支えられて、
    でも自分達で何度も試行錯誤し、開発してゆく高校生の姿はキラキラ輝き、眩しくて涙が溢れる。
    前作メンバーのその後も応援したくなる。

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    2026年04月29日
  • 翠雨の人

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    小説というよりドキュメンタリーかもしれない。
    猿橋賞という女性科学者に贈られる賞がある。
    猿橋さんは地球科学者だった。
    そのていどの情報しか持ったいなかったが
    猿橋勝子さんの物語に、どんどん引き込まれた。

    前半で描かれる戦前の危うい空気感は
    まさに今と同じものを感じ、うすら寒い感覚になる。

    地球化学者だったのですね。
    雨水の中のSrなどの放射性微量元素の測定方法を確立し、原水爆実験がもたらす海洋汚染の実態を明らかにした。
    アメリカではその測定方法に疑いをもたれたため、きわめて不利な条件下で単身測定審査会に臨み、その正確性を示す。

    一人の人間、女性の生きてきた道にしみじみと尊敬の念を覚えま

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    2026年04月25日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ドラマ化は既定路線として、なんかしらの賞をもらってほしいなぁ。
    本屋大賞、の前に、あの本大賞とか。

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    2026年04月23日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    「定時制科学部」が、さらにパワーアップして復活!
    1人の少女のまっすぐな夢が、周りを巻き込み、
    宇宙へと羽ばたく!

    宇宙の中では、ちっぽけな点でしかない惑星に暮らす地球人である私たち。
    しかし、きっとどんな人でも大なり小なり胸に抱く希望は、海も空も超え、どこまでだって連れて行ってくれる。
    希望や夢をもつことの素晴らしさを思い出させてくれ、自分を奮い立たせてくれる物語でした。

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    2026年04月23日
  • オオルリ流星群

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    大事な本。

    悩みを抱える大人たちが(おそらく生きている人は皆そう)何かに心から向き合うことで道が拓けていく。
    心を通わせることの難しさ。人のことを表層だけでわかった気になってはいけない。

    大人の青春譚と言ってしまうと気恥ずかしいが、歳をとっても一生懸命になることの素敵さが沁み入る物語。
    何度でも読み返そう。

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    2026年04月21日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    文章に惹きつけられるものがあってどんどん読み進められました
    山を刻むでは母親が主人公で、家庭内での役割や夫と子供への思いが綴られていて、その立場に立ったことがなかったので読めて良かったです。
    抑えていた自分を解放しながらそれを家族にも見せつけていきたい、みたいな結末になっていてよかったです

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    2026年04月21日
  • 宙わたる教室

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    はぁ面白かった。
    問題ある子が奮闘して成長していく話大好き。
    重松清さんの青い鳥みたいな。

    内容知らずに読み始めたから、一章読み終わって、え?短編集?ってガッカリしたらそんなことなくて。
    登場人物深掘りからのつながっていく感じがよすぎる。
    人生そんなに甘くはないんだけど、小説の中くらいはね。全てがうまくいってほしい。

    とにかく読みやすい。難しい言い回しも感じも全然出てこない。

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    2026年04月20日
  • 宙わたる教室

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    NHKでドラマ化されたのを観ていました(2024年)。最近、書店でその原作の文庫が平積みされていたのに気づき、早速購入したのです。

    原作も素晴らしい。ドラマは、ほぼ原作のとおりにできているようで、俳優さんたちの演技を思い出しながら読みました。

    いろいろな背景をもった人々が集まり、化学反応を起こしながら、崩壊の危機を乗り越えて、ある達成をします。厳しい現実の前に期待を持たせてよいのか、という問いに、人間はその気にさせられてこそ遠くまで行けると思います、と答える。希望の物語です。

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    2026年04月16日
  • 宙わたる教室

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    何これ⁉️凄く面白い❗️
    初の伊与原 新作品

    数ある作品の中で、一番タイトルに惹かれて手に取った作品

    『火星の夕焼けは、青いんですよ』と言われたら、何故青いのか⁉️気になりますよネ❗️定時制高校の科学部を舞台にした、七編の青春科学小説

    数ページ読んだだけで、その世界に引き込まれました❗️それぞれのエピソードで主役となるキャラクター達が非常に個性的でみんな魅力的だけれども、一番好きなのは藤竹先生です

    好きな話しは、『第三章 オポチュニティの轍』と『第六章 恐竜少年の仮説』の二編です

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    2026年04月19日
  • 藍を継ぐ海

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    ほんとに伊予原さんの作品は、どれも人に対しての目線がやさしい。
    私の苦手な理系要素を駆使していても、その数的/理的視点さえも、人を想う温かさに感じ取ってしまう。

    今作品も短編集といっていいと思うが、どれも人の描き方が秀逸で、何度も自分の胸の奥をグッと熱く締めつけられる。5つの物語全てその世界の登場人物に感情移入してしまった。
    今の時代何かと殺伐として、何気なく生きていると忘れがちな人の間の通い合いを、いくつもの物語で提示されているようで、心が痛い。

    スマホ世代の若者にこそ、この作家を読んでほしいと思う。人との関わりに疲れている子には、きっと心を潤してくれると思う。
    もちろんもちろん、どの世

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    2026年04月14日
  • 宙わたる教室

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    夢中で読みました!
    ストーリーを読んで共感するところが幾つもありました。登場人物それぞれが、運命の悪戯でどん底に叩き起こされようとも胸に秘めた自分や大切な人のために変わりたい、変えたい一心でたどり着いた定時制という空間の中で、様々な衝突や経験、理解、決心を重ねながら夢を現実として掴み取るために一生懸命に努力を重ねる姿に大きく心を突き動かされました。
    自分もまだまだこれからだ、やってやるぞ!という気持ちになりました。

    自分も就職してからいろいろな経験をしました。罵倒され、今ではパワハラとなるような発言を浴びせられながら、悔しい気持ちを起爆剤に、いつか見返してやるの負けん気で成長して来ました。

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    2026年04月13日
  • 宙わたる教室

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    「『自動的にはわからない』」(p.17)
    「『火星の夕焼けは、青いんですよ』」(p.47)
    「長袖Tシャツの袖口がずり落ちて、リストカットの跡がのぞいた。・・・傷跡を『オポチュニティの轍』と見比べる。佳純はやっと、なぜ自分がこの写真に心をとらわれているか、わかった気がした。」(p.114)「左腕に刻まれた傷跡をひと撫でする。この轍は、ここで終了。わたしは、新しく轍を作るのだ。」(p.129)
    「もしかしたら、極めて個人的なはずの『その気になる』という現象は、何らかの機序でまわりに伝播するのかもしれない。」(p.275)「『人間はその気にさせられてこそ、遠くまで行ける』」(p.276)

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    2026年04月11日
  • 藍を継ぐ海

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    日本各地の海や自然を舞台にした5篇からなる短編集。
    山口の萩焼き、奈良のニホンオオカミ、長崎の原爆資料、北海道の隕石、徳島のウミガメ。
    人間の時間を超える科学的な視点を通じ、継承される命や希望を描く。
    どの話も興味がわく内容で、誰がどのようにして守ってきたのか自分の勉強にもなった。
    そしてそれぞれの登場人物についても、少し生きにくい性格を持つものの、他人を知ることで自分の内面の問題を解決し、前を向く姿にも感動した。

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    2026年04月08日
  • 宙わたる教室

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    「火星の夕焼けは、青いんですよ」そんなこと言われちゃあもうこっちも読む手が止まるわけないです。
    年齢も学校へ通う理由も様々な個性的な登場人物が、どうしようもないくらい熱い物語を作ってくれてます。
    読み進めるのが楽しく、読後感もとても良い作品でした。じいさんがいい味出してるなあ。

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    2026年04月07日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    1番好きと言っても過言ではない本。たしかに宮沢賢治を知っていないと十分に楽しめない節もあるが、あまり知らずに読んだからこそ今まで触れてこなかった分野に興味が持てた。一夏の青春を存分に感じさせてくれる。定期的に読み返したくなる本。

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    2026年04月07日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    好きなシーンに付箋をつけたところ、たくさんの付箋が必要だった。どの話もこころに刻まれるすてきなフレーズがいっぱいあって お気に入りの1冊になった。

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    2026年04月03日