伊与原新のレビュー一覧
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ネタバレ柳田岳人
ガッくん。都立東新宿高校定時制の二年生。ごみ収集業者で働いている。読み書きに難がある学習障害。父親は大手電機メーカーに勤める会社員。母親は専業主婦。
三浦孔太
東新宿高校を中退後、大麻の売人のようなことを始めている。岳人の不良仲間。
朴大成
東新宿高校を中退後、大麻の売人のようなことを始めている。岳人の不良仲間。岳人を応援している。
藤竹叶
三十四歳。東新宿高校の定時制に赴任した理科教師。科学部を作る。
佐藤
岳人たちが一年生のときの担任。メンタル不調で休職。
長嶺省造
東新宿高校定時制の二年生。七十代くらいのやせこけた男。
四、五十代の女
東新宿高校定時制の二年生。黙々 -
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大人が青春を始めるのは難しい。
使える時間は限られ、気力体力の衰え、そして人との距離感にも慎重になる。
現実では特に人間関係がボトルネックとなりそうだが、作中のようにいざ気の置けない仲間が集まると、青春は若者も真っ青な速度で動き始めるのかもしれない。
金銭面の問題や制約にぶち当たっても、大人なら知識と経験で乗り越えられる。
課題を一つ一つクリアしていく描写が、あまりにも楽しそうでならなかった。
本作には過去の青春にまつわる謎もある。
蓋を開けるとあまりに壮絶な内容で、個人的に受け止め切れない部分もあったが、久志がポジティブに捉えているのは、そういう考え方もあるのかと目から鱗だった。
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Posted by ブクログ
自然や科学を題材にしながら、青春時代の思い出と45歳になった登場人物たちのリアルな現在が丁寧に描かれており、さらにミステリ要素も加わって最後まで一気に読み進めた。
物語の結末だけで終わるのではなく、その先も続いていくであろう現実との向き合い方まで描かれていたことが特に印象に残った。過去の出来事は変えられないが、その経験をどう受け止め、これからの人生に生かしていくかは自分次第なのだと感じた。どれだけ時間が過ぎても、人とのつながりや青春時代に得たものは決してなくならない。過去を大切にしながらも前を向いて生きることの意味を考えさせられる一冊だった。