伊与原新のレビュー一覧

  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作ほどの感動は自分にはなかったけど、サクサクと読めた。

    前作のコンテストで写真を一緒にとった、小学生の女の子が、同じ定時制の科学部を復活させ、コンテストにのぞむ。 そして、アメリカのコンテストまで目指す。 

    糖を燃料にしたロケットづくりに悪戦苦闘。

    糖を燃料にロケットを作った高校が淡路島産にあったらしい。これが元ネタ

    前作のメンバーも登場し、科学部をバックアップ。

    定時制のOBらが科学部を支援する。

    また、小学生がメンバーとの写真を希望する場面は次への物語を感じさせる

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    2026年07月17日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    宙わたる教室から続いて伊与原新さんの本。
    今回のは短編集。
    どの話にも理科の知識が入っているけれど、万年文系人間の自分でも読めた。
    その知識が軸となったりエッセンスになったりして、とても読みやすかった。

    文系の自分からすると、理系の知識というのはある種揺るぎのないものだと思っていて。
    それでも、どの話も、劇的に解決したりゆるぎないハッピーエンドではないのが、物足りなくも感じたし逆に希望を感じもした。

    それにしても、エイリアンの食堂にも出たけど、研究員の扱いというか技術者の扱いの酷さよ…泣けてくる…

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    2026年07月16日
  • 藍を継ぐ海

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    それぞれに繋がりはない独立した5つの短編集。

    地質調査で山口県の見島に訪れた、理学部の助教の歩美。
    今までの生活に疲れ、奈良県東吉野で心機一転、フリーのWEBデザイナーとして頑張るまひろ。
    空き家に光が見えたとの連絡より、空き家内の大量の原爆資料を発見した長崎県長与町役場の小寺。
    火球により隕石が落ちてきたと予想される北海道の白滝。その町で郵便局員として働く信吾。
    ウミガメの産卵する浜がある徳島阿須町で祖父と二人暮らしをする中学生の沙月。

    それぞれの物語に、ジャンルの違う知識が詰め込まれていてそれが圧巻。
    それらの知識が物語の鍵となっていて、著者の知識量があるからこその、物語が展開していく

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    2026年07月16日
  • 藍を継ぐ海

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    短編集だった
    海や故郷というか田舎のあたりの話で
    ゆったりした気持ち、人間味みたいなものに触れられた気がする

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    2026年07月16日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    ネタバレ

    博物館で巻き起こるアカデミック且つ不可思議な事件を、旧館にある〈赤煉瓦〉のファントムこと博物学者の箕作類とバーコードレディと呼ばれている計算屋の池之端環の凸凹コンビが解決するミステリー。

    普段は知ることができない博物館の裏側や鉱物学・植物学・古生物学・人類学の知識を知れて、ミステリーとしてだけでなく教養としても楽しめた。

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    2026年07月15日
  • ルカの方舟

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    理系な話は良くわからないけど、なんだか好きなんだよなぁー。あは!って口癖の百地先生、とぼけた話し方で鋭い感じ、ドラマ化しそうだなー。

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    2026年07月14日
  • オオルリ流星群

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    高校最後の夏、大きなタペストリーを仕上げた仲間たちは、卒業とともに散り散りになった。二十数年後、天文学者になった同級生の「手作りで天文台を建てる」計画が、彼らを再び引き寄せる。

    将来への漠然とした不安を抱えるミドルエイジクライシスの姿は誰もが通る道かもしれない。だからこそ、損得抜きで何かに没頭していく過程が眩しい。熱中する気持ちよさを久々に思い出させてくれる一冊。

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    2026年07月14日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    装丁デザインは、イラストレーターの
    草野碧みどりさんの作品。 素敵です、綺麗です。
       他に、「月まで三キロ」や「藍を継ぐ海」も
       彼女の作品とのこと。

    作品の印象とピッタリだと思います。

    【八月の銀の雪】
    地球の内核と外核の境目にふる鉄の結晶!
    なんて!幻想的で綺麗な表現だろうって、
    感じました。

       現実核は高温と膨大なエネルギーと重力で、        
       過酷な世界なのに。
       誰も見たことはないのだけれど。

    【海に還る日】
    「大切なのは、この子に何かしてあげることじゃない、
    この子には何かが実るって、
    信じてあげることなの、」

    …     ┉┉┉「私はこえをあ

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    2026年07月15日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    短編集
    後半へ行くにつれて感情が揺さぶられた。凄くではなくふるふる、と。
    様々な科学に絡んだ話、そしてら立場から、共感できてもできなくても、しんとした夜に読みたい一冊。
    各話とも続きが気になりつつも、淡い感じで終わっていくのがちょうど良い。

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    2026年07月12日
  • 藍を継ぐ海

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    伊与原新さんの『藍を継ぐ海』を読んだ。消えゆくものへの熱い思いに触れた迷い人が、奥底の根強い葛藤を安易に消化するのではなく丸ごと抱え込んだうえで前に進む一歩を踏み出す…5編の短編それぞれに希望がありそれぞれの人生に朝日が昇る。今、自分もそっと背中を押してもらったような気がしている。

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    2026年07月12日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    夢にまっすぐな少女が科学部を再建し、仲間とともにロケット打ち上げを目指す物語。途中出来すぎた展開かと思いきや、実話をもとにした物語だと知り、夢を諦めず挑み続けることの尊さを教えてくれる一冊でした。

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    2026年07月12日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室の生徒たちが登場して応援して実験を成功させていく科学部とてもワクワクしました。最後の藤竹先生からのお手紙には、あの時科学部に入りたいと言ってた少女が写真を撮ったそんな事がと感動でした。また記念写真を撮ってほしいと言ってた小学五年生の子がいたところは連鎖していく面白さがありました。

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    2026年07月12日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    名門女子高を辞め定時制高校に転入した佐那は科学部を作ろうと奔走。何とか集まった仲間と開発するのはペットボトルのロケット。

    めちゃくちゃ良かった。終盤目頭が熱くなった。部員に加え先生など支援してくれる人達の思い、物造りの面白さがビンビンと伝わる。中学生の頃こんな本を読んでたら人生変わってたかも。

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    2026年07月12日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    科学や宇宙を学びたくなる。一方で続編ですが
    あの子以外は後々登場。それぞれの環境下で定時制
    通う人達。無くなった科学部の復活へ妄想し
    希望を与えてくれる。ロケットの打ち上げでは
    現場にいるような感動が!

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    2026年07月09日
  • オオルリ流星群

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    ネタバレ

    昔の青春を取り戻すように、45歳の元同級生が集まって天文台をつくる。目的はそれぞれ違う。けれど、目標は一致している。
    「人間は誰しも、一つの星を見つめて歩いている。ある者にとってはそれが叶えたい夢かもしれないし、またある者にとっては到達すべき目標かもしれない」
    人生には星が必要だと思う。星が道標になる。なければ、探すしかない。
    「理屈だけで、生きていきたかった」
    理屈だけで生きていけない。不条理な現実。ほとんどの人が直面する。この作品はいろんな人生の歩き方を見せてくれる。

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    2026年07月08日
  • オオルリ流星群

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    45歳、18歳の夏をもう一度。ありがちな設定を陳腐にならずに期待をどんどん膨らませてくれる。最後も期待を裏切らない。どんな関わり方でも仲間と関わっていくこと。自ら動いていこうとすることで助けてもらえるし、変わることもできる。人を助けよう。恩返しをしたい。それらがやがては自分の目標に近づくことになる。いつだって新しいスタートをすることができる。

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    2026年07月07日
  • ブルーネス

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    東日本大震災での津波被害を受けて、津波監視システムの開発に奔走する科学者たちの話。
    自分も地震村の一員で奇遇にも津波監視システムを運用する立場であるので、サイエンスへの想いと防災の思想のぶつかりは痛いほどにわかった。
    津波予測の精度は単純で、解析モデルと計算機、そして観測手段によるところが大きい。観測手段には観測機器と伝送路が必要で、これらが最終的に予測精度に効いてくる。地震はどこの断層が割れて起こるかもわからず、結局のところ津波もなかなか推定できない中で、ウミツバメという自在に配置を設計できる観測機器は優れたアイデアだと思う。
    ちなみに、ウミツバメには、モデルがあり現在は神戸大学のプロジェク

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    2026年07月07日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    NHKでドラマ化された「宙わたる教室」の続編
    またまた東新宿高校定時制の科学部のお話
    JAXAとの共同研究まで成し遂げた科学部も
    皆卒業して科学部は既に消滅して藤竹先生も行方不明
    そんな東新宿高校定時制に学業優秀な女子高生
    飯星佐那が転入してきた
    彼女はかつての科学部に憧れその復活を目指す
    そして信じられない燃料を使った
    ハイブリッド・ペットボトルロケットでサイエンスコンテストを目指す
    かつての科学部のメンバーも登場して楽しいお話でした

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    2026年07月07日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作の登場人物のその後が知れて良かった。今回の発表テーマも良かった。
    映像化されたら『いつか、無重力の宙で』に出てた女優さんが出そうだなと思った。

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    2026年07月06日
  • 宙わたる教室

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    さまざまな事情を抱えながら定時制高校に通う生徒たちがぶつかり合い、支え合いながら、科学実験を通して成長していく姿が美しい。学ぶことに遅すぎることはない、そんな勇気を与えてくれる一冊でした。

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    2026年07月05日