伊与原新のレビュー一覧

  • オオルリ流星群

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    ★★★★。
    まさしく大人の青春と呼ぶべき物語。こういうお話大好きです。読んでるうちに、自分が昔諦めちゃったり、つまづいてしまったことを思い出して、再び挑戦したくなる。

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    2026年03月07日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    科学をテーマにした短編集だが、難しい説明は少なくとても読みやすかった。作者が理系出身ということもあり、科学的な話も自然に物語の中に溶け込んでいて、すんなりと理解できて読み進めやすかった。

    どの話も人生につまずいた人や迷いを抱えた人が登場し、科学や自然との出会いをきっかけに少しだけ前を向く姿が描かれている。

    特に「エイリアンの食堂」が一番好きだった。宇宙という遠い存在と、食堂という身近で温かい場所が結びついているところが面白く、人と人とのつながりの大切さを感じられる話だった。

    最後の「対話」でも描かれているように、伏線や会話の運び方などにミステリ作家らしさを感じる文章で、短編ながら読者に考

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    2026年03月06日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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     どの短編も、未来が劇的に変わるような、今抱えている問題が解決するような結末ではない。それにもかかわらず、なんだか少しだけ未来に希望を持てる、この先も大丈夫かもしれないと思えるようなストーリーで好ましかった。

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    2026年03月06日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    面白かった。巻末に書いてあったが、ミステリー?日常の分岐点のストーリーを書いてある感じですが、どこに着地するのか期待を持って読み進めてしまう。ふわっとした余韻が楽しめます。よかったです。「アンモナイトの探し方」が1番好きでしたかね。

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    2026年03月07日
  • オオルリ流星群

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    実家の薬局を継いだものの四十五歳を過ぎ 漠然とした不安を抱えて日々を送っていた久志。
    東京の制作会社を辞め 司法試験に向けて勉強をしている修。
    なんとなく教員を続けている千佳。

    高3の文化祭に出す巨大空き缶タペストリーを作ったメンバーだ。

    ある日 メンバーの一人でブレーンでもあった慧子が国立天文台を辞めて地元に帰ってきた。個人で天文台を建てるといい その計画に久志たち三人は協力を申し出る。

    久し振りに集まるが その場にいない
    メンバー、恵介と梅ちゃんのことが彼らの間に影を落とす──。



    本来 研究とは孤独な作業だと思う。
    でも 私が読んだ伊予原さんの作品は、ひとつの研究テーマがあって

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    2026年03月05日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    とても優しい文体で心に染みるのに加えて、科学的な記述が多く記載されていて、文学と科学双方にとってとても良い作品だった。

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    2026年03月04日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    6編からなる短編集
    〈月まで三キロ〉
    表題作。人生に絶望し、死に場所を求めて
    青木ヶ原に向かおうとタクシーを拾う主人公。
    タクシー運転手は彼を、月に一番近い場所へと
    案内する。
    運転手は二度と息子には会えない。だが、自分の
    父親はまだ生きている、すべてを失ったわけでは
    ない。いきなりじわじわとくる話だった。
    悲しいけれど、月がとても綺麗だ
    〈星六花〉
    後輩の美彩と、知人の紹介で男性二人と
    食事会に行った、主人公の千里。
    そこで気になる男性と出会う。
    気象庁東京管区気象台 気象防災部 技術課
    技術専門官という肩書きを持つ男性、奥平潤
    彼にときめく千里だが、彼には秘密があった。
    二人には、生涯の友

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    2026年03月04日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    博物館で起こった謎を博物学者が解き明かしていく物語。凸凹コンビが言い合いをしつつも仲を深めていく…好きな類だなぁ。植物学や、化石、人類学に触れ、久しぶりに博物館に行ってみたくもなりました!(そういう本は、ギフト本というらしい…へぇ〜)続編がこないかなぁと期待してます!

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    2026年03月03日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    受験生、リストラ(だったかな?)、専業主婦など…の人たちが壁にぶち当たり、絶望してる中で天文学や火山学などの博識な人と出会い、未来に希望をもつ。そんな短編集。名言が多すぎてたくさんメモをしてしまった。
    特に感心したのは、、
    体のほとんどが水素でできていて、それを循環してるから、過去から未来のみんなや、惑星にいるだろう生命体も私たちの兄妹みたいなもの
    こういう考え方が好きだなぁと思った。

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    2026年03月03日
  • リケジョ!

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    表紙を見た時は、ドタバタ日常ギャグ系かな?と思ってたら、科学的に基づいた推理ものだった。 宇宙人と通信できる確率の論理が個人的に面白かったかなぁ

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    2026年03月03日
  • リケジョ!

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    文系の私には言葉が難しく、途中挫折しそうになり、前半を読んでる途中で長期のブレイク。
    が、再び読み始めてから後半は、難しい言葉はサラッと読んでもおもしろく、特に「四〇二号室のプロフェスール」は、途中ブレイクを入れた時には思いもよらなかった展開で、最後まで読んで良かった!と思えた。

    「虹のソノリティ」の、色覚や共感覚についての話は、たまたま仕事で関わってちょっと知ってる分野だったこともあり、おもしろかった。

    チェシャ猫の話は、興味深かった。何を根拠に何を信じるか。人それぞれに判断基準があって、思考は他人に侵されるものではない。
    のだけれども、さて、何が正しいのか。

    私のようにリケジョじゃな

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    2026年03月01日
  • 藍を継ぐ海

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    自然とそれに惹かれる人間の知識とか執念がきれい。
    単なる短編集じゃなくて、知識も得られるし、知っておきたいこと、知らなきゃいけないようなことを教えてくれる。
    長崎の話が本当に良かった。
    ちょっと読みずらいか、、?となる部分もあったけど、あんまり読まないタイプの短編集で読んでよかったと思う。

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    2026年02月28日
  • オオルリ流星群

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    45歳になった同級生が再会して自分達で天文台を作る事になりで始まる物語。
    その歳になると皆がそれぞれの人生、過去、そしてこの先を考えるようになり。
    面白かったです。無理やりハッピーエンドでもなく、またこれから日常が始まる、でも人生はこのまま変わらないで終わるわけではないとちょっと希望が持てるそんな終り方でした。
    ちょっとだけ私的にはこの人現実に近くにいたら苦手かな…と思う登場人物がいたので星マイナス1で。

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    2026年02月28日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    伊与原新さんの短編は近作の「藍を継ぐ海」の方を先に読んでいた。巻末の対談のご本人の言葉によると、普通の小説を書くことを勧められて書いたのが、表題作の「月まで三キロ」とのこと。日常的に触れることはあまりない専門的な知識が、物語のオマケではなく、ストーリーに無理なく融合されているのが、伊与原作品の特徴であり、強みだと思うのだが、それは初めからだったということのようだ。説明が分からなくて読み飛ばすようなこともなく(分からないことはあるのだけれど飛ばさない)、うるさく感じることなく読めるのはすごいと思う。
    今作では月、雪、アンモナイトの化石、海底の堆積物、素粒子物理学、火山の石が取り上げられる。雪の儚

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    2026年02月24日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    理系的知識が文学と融合した短編集。根っからの文系の私には苦手意識の塊の様な理系の要素が物語に深みを与えていて、縁遠かったもののはずなのに身近に感じました。雪の結晶を観察する「星六花」が特に好きです。消えていった淡い恋心と儚い雪の結晶の美しさが重なって少し切ない想いが残りました。学生時代にこの作品と出会っていれば、理系科目にもっと興味を持てていたのかなぁ…。

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    2026年02月22日
  • 藍を継ぐ海

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    5編の短編小説。
    標題の「藍を継ぐ海」と「星隕つ駅逓」が特に好きだった。
    短いストーリーに地理的・歴史的広がりや深みを持たせているところがいい。心が温まる話、読み手を応援してくれる話ではあるが、入念な取材や研究を土台にして編まれた小説ということが伺えた。

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    2026年02月21日
  • 藍を継ぐ海

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    短編小説集。お話も面白いけどそれぞれに含まれてるエピソードがよかった。萩の見島の話とか海亀とか。長崎の話はこころに刺さりました

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    2026年02月21日
  • オオルリ流星群

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    45才定年-おもしろい発想です。高校の同級生が当時のできごとと今になっての取り組みがつながり、靄が晴れていく。この設定で別のストーリーがあってもいいなあと思った。すでに60の定年を迎えているが、今、今から、何かをスタートさせたいと背中を押してもらいました。

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    2026年02月20日
  • 藍を継ぐ海

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    様々な土地(地理)や歴史文化、天文や生態など、そこに物語を紡ぐ、山口、奈良、長崎、北海道、徳島等
    物語に繋がる事を調べながら読み進めると
    より親近感を覚え心に染み入ります。

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    2026年02月18日
  • 藍を継ぐ海

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    古きを知り、新たな夢を持つ話。
    正直自分とは縁のない分野の話ではあるのだけど、興味はひかれる。オオカミの話が印象深かったが、他の話も世界を広げてくれるようで面白かった。
    科学系の話が多いと聞いていたから、ちょっと気合入れないと読めないかもと思ってたのは早合点だったよ。
    ニュースで新しい発見があったよ、研究が進んだよ、と知らされると単純にすごいなと思う。それよりも身近な現象として日常に潜む科学的な物事を掘り下げてくれた感じか。
    面白く読めたわ。

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    2026年02月18日