伊与原新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ猿橋勝子さんが著名な科学者になるまでの物語。初めは普通の小説だと思って読んでいたけど、実在する方だと知ってビックリ。
女性は大学に行くことも許されず専門学校で科学を学び、女性は結婚して家庭に入るのが当然だという戦時中、原爆で放射能に侵された日本で化学者として素晴らしい業績を遺し、アメリカにもどんな権威にも果敢に挑んだ。晩年は女性科学者のために働いた勝子さん、人としても女性としても尊敬します。
ずっと味方でいてくれた兄や、実習生を平等に見てくれた三宅先生の存在も大きかったんだろうなと思う。フィクションらしいんだけど、どこまでが史実でどこからがフィクションなのか全く分からない。でも面白かったです。 -
Posted by ブクログ
【オーディブルにて】
①作品について
主筋とは関係ないが、恋愛ノリがオタクっぽい少女マンガ風で気持ち悪く、あまりにステレオタイプ。
声で聴くから余計に気持ち悪い可能性はあるが、謎解きパートはいいのに恋愛はお粗末だった。
けいとが喫煙者なのが残念すぎた。
②オーディブルについて
間が良くなく、場面転換がわかりづらい。
声優?の年齢についての解像度が低く、「初老」の声が老婆で(こちらは作者の責任かもしれないが)、「60代の張りのあるバリトン」がヨボヨボ。
りおの声がアニメ声すぎて浮いている。
まだ途中なので追加はするかもしれないが、上記の修正には至らなさそう。
オーディブルてこんなんかー。 -
Posted by ブクログ
人が抱える悩みや後悔を地球科学と結びつけ希望を見い出していく、著者にしか描けない、大人の青春、そして再生の物語。
高校の文化祭で空き缶でできた大きなオオルリのタペストリーを作り上げた5人は、あれからすでに28年が経っていた。
久志は父親から継いだ店で薬剤師を、修は会社を辞め弁護士を目指し、千佳は中学校の理科教師を、和也は心の病で自宅から出られないでいる。
それぞれに家庭や仕事、今後の人生に悩みを抱えている。
ある日、タペストリー仲間で、現在は国立天文台で働いているはずの彗子が帰郷してきた。この町にとても大きなものを作るために28年ぶりに帰ってきたのだ。
そこから彼らのあの時のような青春が再び