伊与原新のレビュー一覧

  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    博物館を舞台の、謎解きもの。謎解きは平和系。キャラクターとかは既視感あるけど、博物館ウンチクが面白かった。

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    2025年08月27日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    珪藻アートを調べてみると、すごく綺麗だった。こんなにも小さなアートもあるんだ。万華鏡みたいに綺麗に配置されているものもあって、すごい。殻自体が光でキラキラしてた。
    地球の、ミクロとマクロな話をたくさん教えてもらえた気がする。それにしても、知らないことだらけだなぁ。

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    2025年08月22日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    『ナツイチ2025』の一冊。お初の作家さんです。博物館の旧館に棲みつく箕作博士と新人分類学者の環とのドタバタ謎解きミステリー短編集。博物館が舞台なので、鉱物、植物、剥製、節足動物に人骨まで、いろいろな登場があって面白い。博物館に行きたくなったし、本を読んでから行く感じ方が違って楽しめそう。夏休みにぴったりだと思う。

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    2025年08月14日
  • リケジョ!

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    大学院生と小学生のリケジョが科学の知識で身近の事件を解明して行く物語。
    期待した程の面白さはなかったが、科学の勉強になった。

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    2025年08月07日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ・感想
    Audibleで視聴。
    主人公が深澤くんに突っかかる理由が意味わからなくて聴きながらストレスに感じた。
    ただの幼馴染に対して干渉し過ぎだよ…パターナリスティックというか相手の事をコントロールしたがる性質の主人公が苦手だったかも。
    何回「いや、お前に関係ないだろ」と思ったことか。
    まぁ若さ、といえばそうなのかも知れんけども。

    ななみちゃんの結論もいまいちよく分かんなかったし、主人公と深澤君の関係も唐突に感じた。

    キャラクター描写は合わなかったけど三井寺先輩は良い人で、宮沢賢治と地学、夏休みに男子高校生のひと夏の冒険的な題材はまさに青春!って感じで爽やかさを感じて良かった。

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    2025年08月02日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    博物館での物語だったので、専門用語とかが多くてちょっとむずかしかったかな。物語は誰かが殺されるとかではなく、科学にまつわる謎だったり、大切な人の思い出を守る為におこした事件だったりしてちょっぴり切なくなった。他人を自分のテリトリーに入れる事を嫌う箕作だけど、新人分類学者の環には、バカにしつつも頼み事したりしていた。正反対な性格の2人だけど、意外と合ってるのかもね。

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    2025年07月29日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    気象に関する部分だけは興味を引かれたが小説としてはほとんど楽しめませんでした。続編が出ても買わないと思います。

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    2025年07月16日
  • リケジョ!

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    理系大学院生と家庭教師の生徒(ともに女子)を中心に、ささやかな日常の「事件」を、科学の用語を出しつつも結局は現場・現物と人間的機転で解決していくストーリー。

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    2025年07月06日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    難しい話が多くちょっと退屈だったところもしばしば。八月の銀の雪と海へ還る日、アルノーと檸檬が好きだった。
    クジラも鳩も頭いいんだなあ。

    八月の銀の雪
    p80もちろん見た人はいません。仮設です。
    地球がまだ若い頃、中は今より熱かった。
    コアは全部溶けてました。地球がだんだん冷えてきて、真ん中で固まり始めました。内核の誕生です。たぶん、10億年前より最近のこと。それからちょっとずつ成長して今のサイズになりました。

    p81地球の中心に積もる、鉄の雪。


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    2025年06月18日
  • ブルーネス

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    情熱と信念が伝わってくる良い小説でした。エンタメとしてストーリーもとても面白く、より良い未来への期待が溢れた終わり方に気持ちが励まされました!

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    2025年06月05日
  • 梟のシエスタ

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    ネタバレ

    大学の教授の派閥というものは、どこから糸が引かれているかわからない。この糸で操られていると思ったら、この糸で操られている。そんな話だった。

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    2025年05月29日
  • ブルーネス

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    津波予測装置の研究、というテーマでここまでおもしろくできる著者の手腕に驚いた。研究者といっても様々でデータと睨めっこが得意な者もいれば実地調査が得意な者もいる。頭は良いのに飽きっぽくてゼミに出ない主人公のような大学生まで出てくる。中でもサーフィン好きの瀬島が魅力的。人を食ったような発言をするが親しみ易く一番の天才肌、読んでいても瀬島が登場すると何かすごいアイデアを隠してるんじゃないかとワクワクする。前半の、江ノ電沿いの海を舞台に仲間集めをしていくような感じが好きだったが、後半の展開が少し物足りなく感じた。

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    2025年05月18日
  • コンタミ 科学汚染

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    今まで読んだものがシリアスなものばかりだったのであれっと思いましたが、面白く読めました。それでもやっぱり前に読んだ本の雰囲気の方が好きです。

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    2025年05月09日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    ネイチャーライティングというかサイエンスライティング。

    ちょいと主人公たちの境遇がありがちというかメロドラマっぽさはあったけども、特に鳩と鯨の話は沁みました。

    さっそく珪藻アートをググってやったぜ。

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    2025年04月20日
  • お台場アイランドベイビー

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    「藍を継ぐ海」「オオルリ流星群」と読み継いできて、「宙わたる教室」へ行く前に本作を手に取りました。BS番組「あの本読みました?」で伊与原新さんの特集を放送していたときに、本作が取り上げられて興味を持ったのがきっかけでした。既読作品とは全く違う作風で、ハードなアクションもある近未来ハードボイルドのような印象。東京で震災が起こったという想定での荒廃した都市の描写は、漫画「AKIRA」や「漂流教室」を思い起こしました。それでも、地震学や生物学、地質学などの自然科学の知識に裏打ちされた表現のところは、さすが伊与原さんらしいなと思いました。

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    2025年04月14日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    伊与原新さんの著作はこれで2作目。
    宙わたる教室と同様、物語を読んでいくと物語内のトピックへの興味がどんどん湧く。
    この場合は宮沢賢治と天体について。
    宮沢賢治は教科書でしか読んだことがないので、いずれちゃんと読もうと思う。
    主人公の態度に前半はイライラしっぱなしだったが、後半はちゃんと彼の気持ちも理解できた。
    3人それぞれが抱えた闇の点の部分が最後は線で繋がるところは少々強引かとも思ったが上手くまとまっていた。
    あと、地学部の部長いい人すぎて好き。

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    2025年04月13日
  • ルカの方舟

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    初、伊与原新。
    隕石と火星と40億年前のお話(違うか?)
    同じ理系の人として、研究者になるほど一つの事にのめり込める事が羨ましくもあり、同時に仕事にする事の難しさと、独特の閉塞感を感じる。

    少しワクワクする終わり方がイイね。

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    2025年04月08日
  • ルカの方舟

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    地球の生命起源が火星からの隕石かもっていう説。壮大なテーマがわくわくさせてくれた。教授が言ってたセリフ「宇宙は渡れない海ではないですから。」はロマンがあって素敵だな。

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    2025年04月04日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    それぞれの話としては面白い話で、登場人物もなかなか面白いのだが、いかんせん難しい話の説明が多くて読み疲れてしまう。もう少し全体として読み易くできればいいのになあ・・・

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    2025年04月02日
  • お台場アイランドベイビー

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    震災前に書かれた作品ということを読後に知った。伊与原新さんの作品を初めて読んだが、他も読んでみたいと思った。

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    2025年03月30日