伊与原新のレビュー一覧

  • 翠雨の人

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    かつて学校で分析を学んだときの先生のことを思い出しました。こちらの師弟関係とは無縁であったでしょうが、よい分析のために意識すべきは何かは共通しているように感じられ、昔を思い出しました。
    いわゆる伝記なのでここ最近に手を出した筆者の本にあったような「らしさ」をこちらからは感じませんでした

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    2026年08月15日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    前半は専門知識が多かったことや、物語の展開が緩やかだったこともあり難しいなと感じました。後半からはテンポが良くなったのですが、全体的に登場人物の心理描写がやや乏しかったり、急に都合の良い結末になっているなと感じ、もう少し前半から知識とストーリーのバランスをとって欲しかったなと私は感じました!科学知識がすごいことはわかりました。

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    2026年08月14日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作に引き続き青春+科学で泣かせるわ〜。ただの青春ではなく、勉強が困難な環境でも何度でも立ち上がる姿に拍手です。OB&OGも登場してくれて感謝。でも藤竹先生はもっと登場してほしかったなあ。私も映像化希望です。

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    2026年08月10日
  • ブルーネス

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    実際に開発されているシステムをモデルにしているとのこと。開発に携わる方々本人に取材をしているのもあり、とにかく勉強になった。

    偶然にもこの本を読んでいた時期に起きてしまった熊本の地震。
    専門家としてテレビに出ている人を見て、業界ではどういう立ち位置の人なんだろう?など考えてしまった。

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    2026年08月02日
  • 藍を継ぐ海

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    直木賞受賞作。
    伊与原さんの作品を読むのは初めて。

    日本の様々な風土の中で紡がれる5編の短編集。
    自分のふるさとの土地の物語が含まれていたのがびっくりするととともに嬉しかった。
    (ただ、あまりに近すぎると「この方言は使わないな~」とか余計なことを思う。)

    どの物語も、色々な取材や下調べがかなりされている中で執筆されているのだろうなという印象。
    フィクションなのに、ノンフィクションの雰囲気があり、本当に起こったことのように思えてしまった。

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    2026年07月30日
  • 翠雨の人

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    ネタバレ

    猿橋勝子さんが著名な科学者になるまでの物語。初めは普通の小説だと思って読んでいたけど、実在する方だと知ってビックリ。
    女性は大学に行くことも許されず専門学校で科学を学び、女性は結婚して家庭に入るのが当然だという戦時中、原爆で放射能に侵された日本で化学者として素晴らしい業績を遺し、アメリカにもどんな権威にも果敢に挑んだ。晩年は女性科学者のために働いた勝子さん、人としても女性としても尊敬します。
    ずっと味方でいてくれた兄や、実習生を平等に見てくれた三宅先生の存在も大きかったんだろうなと思う。フィクションらしいんだけど、どこまでが史実でどこからがフィクションなのか全く分からない。でも面白かったです。

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    2026年07月29日
  • リケジョ!

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    【オーディブルにて】

    ①作品について
    主筋とは関係ないが、恋愛ノリがオタクっぽい少女マンガ風で気持ち悪く、あまりにステレオタイプ。
    声で聴くから余計に気持ち悪い可能性はあるが、謎解きパートはいいのに恋愛はお粗末だった。
    けいとが喫煙者なのが残念すぎた。

    ②オーディブルについて
    間が良くなく、場面転換がわかりづらい。
    声優?の年齢についての解像度が低く、「初老」の声が老婆で(こちらは作者の責任かもしれないが)、「60代の張りのあるバリトン」がヨボヨボ。
    りおの声がアニメ声すぎて浮いている。

    まだ途中なので追加はするかもしれないが、上記の修正には至らなさそう。
    オーディブルてこんなんかー。

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    2026年07月26日
  • オオルリ流星群

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    途中いい大人達がグズグズ昔の思い出ばかり浸って何やってんだろ、と思ってしまったのは自分が灰色の高校生活だったからか??

    しかしみんなで協力して何か作るってのはいいもんだよな。
    それがロマンの塊の天文台なおさら。

    流星のエコー音、聞いてみたいもんだ。

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    2026年07月25日
  • 宙わたる教室

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    これが現実をもとにしたものだとは、素晴らしい教師もいたものだ!

    センス・オブ・ワンダーあああああ!

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    2026年07月21日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    小説の中で流れている時間はスッキリとしている。清流のような感じだった。
    宮沢賢治にゆかりのある地。岩手県を舞台に地学部が旅をする。登場人物それぞれが秘密を抱えて生きている。過去に向き合う。彼らは成長していく。
    「銀河鉄道の夜」が物語に深く関係していた。

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    2026年07月14日
  • 藍を継ぐ海

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    海化けの島
    狼犬(オオカミけん)ダイアリー
    祈りの破片
    星隕つ駅逓
    藍を継ぐ海


    連作ではない短編集。
    時々ちょっとファンタジー感のある理系小説。
    全体的に静かで派手な盛り上がりもないんだけど、じんわりいい話だった。

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    2026年07月11日
  • 翠雨の人

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    大変な時代に自分の思うことをやり遂げ、周囲からも認められるとは大変なことだったろうなぁ。一つずつきっちりとこなしていくことが結果につながったんだと思う。

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    2026年07月10日
  • オオルリ流星群

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    すいこの対応で、何か違う未来があったんじゃないかとどうしても思ってしまうけど。友達でも知らないことはたくさんあって、あの時にどうして変わってしまったのか問い詰めてでも聞いたらよかったんだよね。できそうでできないだろうな…

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    2026年07月08日
  • 藍を継ぐ海

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    すごく理系な、大学の研究を思い出させる緻密な描写。
    長崎の話がよかった。無知な石の集積から、徐々に歴史や思いが深まってゆくのがぐっときた

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    2026年07月05日
  • 藍を継ぐ海

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    ウミガメのお話良かった。
    好きな場所で生きてけばええんよの佐和さんの言葉良かった。

    他の話しはふーんって感じで読んでて特に何も感じなかった私はおかしい、、、?

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    2026年07月04日
  • 藍を継ぐ海

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    人生の途中で途方に暮れている登場人物たちが、あるきっかけで自分の道を見つけていくハートフルな5編の短編集。特に「祈りの破片」が心に残った。爆心地で破片を拾い集める教師。長崎の街を破壊した爆弾の正体を突き詰めようとする科学者教育者としての意地や好奇心や覚悟をとても尊くて美しいと思った。科学の力を間違った方向で悪用した原子爆弾の愚かさを改めて実感した。

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    2026年06月30日
  • 藍を継ぐ海

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    短編集で、内容がつながってもいないので、途中で飽きちゃう。最後まで読んだけど、個人的には最初の夢化けの島を長編で読みたかったなぁ。

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    2026年06月29日
  • 翠雨の人

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    装丁から受ける印象そのままに、染み入るような静けさを読後に抱く。はじまりは雨、出会いの雨、黒い雨と雨が人生の節目に現れる。その度に闘うことを選んできた彼女の勁さに、その先に見えた虹の場面で胸を熱くさせられた。
    読後に受けた前述の印象は、翻弄される中で常に地道に挑み続けた彼女の内面からであり、科学を信じる姿勢と眼差しに拠るのだろうなぁ。

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    2026年06月28日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    7編の短編集でした。どのお話も科学と結びつきがあり、興味深く読み進めることが出来ました。私にも研究室時代があったことを久々に思い出しました。

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    2026年06月26日
  • オオルリ流星群

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    人が抱える悩みや後悔を地球科学と結びつけ希望を見い出していく、著者にしか描けない、大人の青春、そして再生の物語。

    高校の文化祭で空き缶でできた大きなオオルリのタペストリーを作り上げた5人は、あれからすでに28年が経っていた。
    久志は父親から継いだ店で薬剤師を、修は会社を辞め弁護士を目指し、千佳は中学校の理科教師を、和也は心の病で自宅から出られないでいる。
    それぞれに家庭や仕事、今後の人生に悩みを抱えている。
    ある日、タペストリー仲間で、現在は国立天文台で働いているはずの彗子が帰郷してきた。この町にとても大きなものを作るために28年ぶりに帰ってきたのだ。
    そこから彼らのあの時のような青春が再び

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    2026年06月22日