伊与原新のレビュー一覧

  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    短篇なので読みやすく、科学的な知識を分かりやすくそれぞれの登場人物の人生に落とし込み、読者に委ねる形で章を終わらせてくれる。ミステリーのような形でタイトルの意味や内容を最後まで引っ張る描き方で読者の関心を離さない。

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    2026年04月29日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ネタバレ

    前作から数年経っているから、もう会えないと思っていたら再集合してくれた!
    今作はドラマ版に寄せているように感じた、キャラクターもお話の作りなんかもドラマっぽい〜って感じました。

    今作の研究テーマがロケットだったから前より理解しやすいのも嬉しい。
    チームメンバーがほとんど同年代で固められてるからか、寄せ集め感は少ない。
    正直前作のキャラが出てきてくれたことが嬉しすぎて、そうなるとやっぱり本作からのメンバーだけでは引っ張る力はないだろうなと思いました。

    藤竹先生は登場しませんでしたが、もし続きがあるのなら1と2の登場人物全員でまたなにかやってくれるかもって期待してます。
    兎にも角にもこれのドラ

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    2026年07月01日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    やっぱ表題作がいちばんいいね。
    「知ってました?」て連呼するのなんかジワる。
    標識の場所行きたい
    行くよ。

    ・月まで三キロ
    人生いろいろあった(父親と不仲、起業したが失敗。子供できないまま離婚され借金7000万抱えて実家に出戻り。母が急死。そのまま父親が認知症を発症。父親は自分(息子)のこともわからない。下の世話もするしなくてはならない。)40代の男が、自殺の下見に樹海まで行こうとタクシーに乗る。しかし、タクシー運転手に連れて行かれたのは浜松市天竜区月に向かう途中の『月 Tsuki 3km』と書かれた道路の案内標識のところだった。
    月は大昔はもっと地球に近くて、回転も速かった。だから、月のい

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    2026年04月26日
  • オオルリ流星群

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    高3の文化祭に向けて空き缶で巨大タペストリーを作る⋯多くの生徒が受験勉強に向かう中、夏休みを空き缶制作に費やす主人公たち。
    45歳になった彼らが、高3の夏休みや自分の過去を振り返りつつ、新たに人生に向き合っていく第2の青春ストーリー。そして大人になれなかった1人の秘密とは?
    思い描いていた通りの夢を叶えて人生を歩んでいる人もそうでない人も、またそう見えるだけの人も、それぞれ葛藤を抱えつつ新たに生き直していく。
    同年代にこそ刺さる話。

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    2026年04月26日
  • 梟のシエスタ

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    表紙の絵がなんとも立派で手に取ってみた

    大学の権力争い、ミステリー要素、主人公のストレートな発言、どれも面白い絡みが良かった

    伊与原新氏の作品は初めて

    また他の作品も読んでみたい

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    2026年04月23日
  • オオルリ流星群

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    大人の青春

    かつての仲間たちと良い歳の大人になってからた "天文台を作る"という1つの目標に向かっていくのは読んでる方も胸が熱くなった。
    若い時にはない大人ならではの悩みで葛藤したり
    逆に若い時に悩んだことを"天文台作り"を通して解決していったのが過去と今を交差しながら前へ進んでいくような感じがしてとてもよかった。
    最後の天体観測の場面でも過去のわたがまりが解けてその後の夜空や流れ星はとても美しく感じた。

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    2026年04月22日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    科学をテーマに据えて自然を現象学的に捉えるアプローチで描かれたヒューマンドラマ短編集 読みやすい!
    どの話も完璧に美しいハッピーエンドを迎えるわけではなく読者に先を委ねるような余白があり、筆致も軽やかで押し付けがましくないのでとても読みやすかった。科学知識が絡められる際にも衒学的な印象を読者に抱かせない文章力が素敵
    ままならない人たちが自然や人との出会いで心を動かされてままならないなりに前を向いて行く姿に励まされる。「星六花」に登場する奥平さんがメロすぎる

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    2026年04月23日
  • ブルーネス

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    東日本大震災の記憶もあるし、南海トラフには自分も漠然とした不安があるからこそ、フィクションとは思えなかった。グッとくるところが何回かあって少しだけ泣いた。

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    2026年04月16日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    磁極反転というめったに起こらない地球科学現象を題材にした作品。世界中がパニックになる壮大な話かと予想していたが、不安を利用してカルトがはびこるという小さめの話だった。

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    2026年04月15日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    科学要素盛りだくさんの伊与原新さんにしては比較的とっつきやすくて読みやすいお話だったヽ(´▽`)/
    続きがあれば読みたい!

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    2026年04月02日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    うーん面白かった!
    東北はまるで土地勘ないけど、大好きな宮沢賢治がモチーフになってて最後まであっという間に読み切ってしまった、、!
    「銀河鉄道の夜」とこんなふうに絡めるのか、、興味深い。
    純粋に宮沢賢治聖地巡りしたいなぁと思わされた一作でした!

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    2026年03月29日
  • オオルリ流星群

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    45歳になった同級生と天文台を作る事に。
    高校生時代、一緒に空缶でタペストリーを作った仲間達。
    其々に抱える問題はあるし、思いもしなかった事実も明らかになる。
    星に関する専門用語も飛び交うが、分かりやすく解説されていて興味深い。
    仲間との繋がりが温かい。

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    2026年03月27日
  • オオルリ流星群

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    ネタバレ

    40代、人生の折り返し地点を過ぎてからの青春!そんな一冊だった。
    読み終わって、心がじんわり温かくなった。
    40代という年齢で出会う「もう一度何か始めたい」「まだ間に合うかもしれない」という気持ちが、静かだけど確かに胸に響く。
    大人になってから感じる喪失や後悔、そして小さな希望が丁寧に描かれていていた、
    特に、人生の折り返し地点に立ったている自分にとって刺さる作品。
    若さだけじゃない、大人だからこそ味わえる青春なのかな

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    2026年03月24日
  • オオルリ流星群

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    作者らしい、科学と人生の機微とが融合した小説。ミステリ要素もスパイスにして読ませます。いい話を読んだなという気分にさせてくれる本。(ただし40代だからそう思うのであって若い世代だとあまり刺さらないかも)

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    2026年03月24日
  • オオルリ流星群

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    本屋で紹介されていたあらすじに惹かれ購入した作品。
    中盤までは登場人物達(主に2人)のそれぞれの悩みや葛藤等が中心に書かれていて、考えが似ている所もあるせいか、モヤモヤするなというような感想でしたが、
    後半でそれぞれの秘密が明らかになるに従い、考え方にもこういった考え方が出来ればいいなと思いました。

    また、解説を読んでから再度冒頭部分を読んだ後が1番驚きがありました。

    はっきりとした感想で言えるのは、天体観測がしたくなるような作品でした。

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    2026年03月15日
  • オオルリ流星群

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    実家の薬局を継いだものの四十五歳を過ぎ 漠然とした不安を抱えて日々を送っていた久志。
    東京の制作会社を辞め 司法試験に向けて勉強をしている修。
    なんとなく教員を続けている千佳。

    高3の文化祭に出す巨大空き缶タペストリーを作ったメンバーだ。

    ある日 メンバーの一人でブレーンでもあった慧子が国立天文台を辞めて地元に帰ってきた。個人で天文台を建てるといい その計画に久志たち三人は協力を申し出る。

    久し振りに集まるが その場にいない
    メンバー、恵介と梅ちゃんのことが彼らの間に影を落とす──。



    本来 研究とは孤独な作業だと思う。
    でも 私が読んだ伊予原さんの作品は、ひとつの研究テーマがあって

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    2026年03月05日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    とても優しい文体で心に染みるのに加えて、科学的な記述が多く記載されていて、文学と科学双方にとってとても良い作品だった。

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    2026年03月04日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    博物館で起こった謎を博物学者が解き明かしていく物語。凸凹コンビが言い合いをしつつも仲を深めていく…好きな類だなぁ。植物学や、化石、人類学に触れ、久しぶりに博物館に行ってみたくもなりました!(そういう本は、ギフト本というらしい…へぇ〜)続編がこないかなぁと期待してます!

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    2026年03月03日
  • リケジョ!

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    表紙を見た時は、ドタバタ日常ギャグ系かな?と思ってたら、科学的に基づいた推理ものだった。 宇宙人と通信できる確率の論理が個人的に面白かったかなぁ

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    2026年03月03日
  • リケジョ!

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    文系の私には言葉が難しく、途中挫折しそうになり、前半を読んでる途中で長期のブレイク。
    が、再び読み始めてから後半は、難しい言葉はサラッと読んでもおもしろく、特に「四〇二号室のプロフェスール」は、途中ブレイクを入れた時には思いもよらなかった展開で、最後まで読んで良かった!と思えた。

    「虹のソノリティ」の、色覚や共感覚についての話は、たまたま仕事で関わってちょっと知ってる分野だったこともあり、おもしろかった。

    チェシャ猫の話は、興味深かった。何を根拠に何を信じるか。人それぞれに判断基準があって、思考は他人に侵されるものではない。
    のだけれども、さて、何が正しいのか。

    私のようにリケジョじゃな

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    2026年03月01日