伊与原新のレビュー一覧

  • 藍を継ぐ海

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    人というか感情への入り込みが出来ないなあ、思ってたら科学的なとこを大事に書かれた本だった。なるほど、そう思うと、また面白さが違う。一つ一つ、掘り下げたいとこで終わってしまったので長編を読んでみたい。

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    2026年06月13日
  • リケジョ!

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    ネタバレ

    いくら理系の優秀な学生だとしても大学生でここまで幅広い知識を持っている律がすごいなぁと思う。そして、小学生ながら色々知っていて行動力の塊の理緒もすごい。

    お墓にでる足のおばけ、ストーカーに怯える女子高生、笑う猫の死体、大学研究室で起きた殺人事件、律の幼少期の謎といった事件を理系の知識で解決していく。母親の臓器移植の話はなるほどと思った。

    SETI@homeという、宇宙人からの電波を分散スパコンとして解析するお手伝いができる研究は面白かった。でもこれ調べたら、もう終わってるみたい。

    不思議の国のトムキンス読んでみたいな。

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    2026年06月07日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    伊予原さんの作品は、ドラマ『宙わたる教室』がとても好みで他の作品も読んでみたい!と思い、タイトルに1番惹かれたこちらを。登場人物の決して明るくない人生の悩みや心情を自然に馳せて紐解いていく内容。登場人物たちはみんな、借金、介護、大切な人の喪失、挫折など、消えない傷を抱えてるけど、それを解決ではなく、「過酷な現実を抱えたまま、それでも生きていくための解釈の変更」を科学を用いて行なっているのが斬新だった。
    でも、短編だからか面白くなってもっと続きを読みたいと思っているところで終わっちゃうので物足りず星4。
    読み切りたくなくて残りの1章だけ読めておらず残したまま、、早く読もう、、、

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    2026年06月05日
  • 宙わたる教室

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    どんな実験をしているかわからない。こんなメンバーが部活をすると思わない。そんなマイナスの要素を差し引いても、とてもさわやかで、人間味のある楽しい物語であった。

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    2026年06月05日
  • オオルリ流星群

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    高校3年の夏休みに空き缶タペストリーを作ったかつての仲間。薬剤師の久志、教師の千佳、司法試験にチャレンジ中の修。彼らにはそれぞれ抱えるものがある。
    天文台作りは、国立天文台を辞めた後に帰郷し、自らの手で天文台を作ろうとした彗子に協力する形で始まる。その活動は彗子が求めたからではない。天文台に何の関わりもなく、それまでは興味もなかったはずの彼らは、やりたいと言うだけの理由で天文台作りに取り組む。何かに打ち込むことの楽しさは、高校生の時と何も変わらない。
    彗子が地元に戻った理由、いたはずのもう一人。若さ故と言ってしまうにはシビア過ぎる過去が明らかになり、彼らの関係に波紋を投げかけつつも、作業は続く

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    2026年06月03日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    ぼちぼちでしたね。
    題材は面白かったし、なかなかリアルなストーリーを
    感じたがなかなか入り込めなかったです。
    中盤以降からは一気に読み終わりました。
    ちょっとボリュームがありましたね。

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    2026年06月02日
  • オオルリ流星群

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    宇宙つながりで評価が良かったので買った本。「空をこえて〜」とはテイストが違う。昔と今の青春が入ってて内容は壮大で前向きなのにどこか仲間内の閉塞感があり、救いがあるのか疑問。現実的。読んだあとにスッキリしない。疲れた感じ。
    カイパーベルトが知れたのは良かった。

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    2026年05月31日
  • オオルリ流星群

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    残り1/3まであまり面白くなかった。
    途中、重い話がありただ悲しくて涙が出た。
    最後はすごく感動した。

    天文の話の部分が深く書かれていて良かった!
    天文が好きなのもありますが読んでいて楽しかった。

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    2026年05月28日
  • 翠雨の人

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    そうたやすくなれるもんじゃありませんよ
    勝子の憧れをうちくだく吉岡彌生の暴言に憤りと憐れみを感じる
    俺も帝国女子理学専門学校の一期生になりたかった
    あっ!男だから入学資格ないか…(恥)
    雪の結晶は天から送られた手紙 中谷教授の言葉は世界中の学者を唸らせる
    何があっても真っ直ぐに、真面目に生きるんですよ くのが手元を見つめたまま発したかすかな声は勝子の琴線に触れるっ!

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    2026年05月25日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    地球の核、鯨の声、伝書鳩、珪藻アートなど、地球の神秘に人間の深みを合わせた、不思議な読み応えのあるお話だった。

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    2026年05月24日
  • オオルリ流星群

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    ネタバレ

    同世代だが、自分は中高生時代の事をそんなに覚えていないタイプなので、主人公達に感情移入できない部分が多かった。
    彗子と恵介との出来事を知って、加奈子が彗子を責めるシーン、18歳の頃の失敗を28年たってそんなに責める?と疑問に思ったし、恵介が受験をするきっかけや亡くなった理由も、何かちょっと浅い気がしてしまった。
    とはいえ、引きこもりの梅ちゃんを皆んなで気にかけたり、天文台作りに協力しあう部分は感動したし、羨ましくも感じた。小さな望遠鏡での宇宙研究は実際のものだったとのことで、リアルで面白かった。

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    2026年05月24日
  • 翠雨の人

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    勝気の勝子、猿橋勝子氏の伝記を元にして書かれた小説
    作者の作品はどれも好きだが、特に科学色強めで少し読みにくかった…ただ猿橋氏や師匠の三宅先生の説明のためにも実験の内容を丁寧に書き表しているのだろう、とはわかるが試薬、方法等ちんぷんかんぷん笑 

    猿橋賞をつくり(名付は三宅先生)日本の女性科学者の先駆者的な立場で後年道を切り開いくことに尽力されたこと、さらっと終章に奈良岡隆文の孫として登場する東邦大一年の女学生と資料室員との会話に集約

    東京女子医学専門学校 創設者、吉岡彌生に憧れるものの面接で対面してこの人ではない!と直感から
    帝国女子医学薬学専門学校の姉妹校として創始者の額田豊、晋氏兄弟が

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    2026年05月18日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    忽然と姿を消した幼馴染の謎を追い、地学部の高校生たちが宮沢賢治ゆかりの地を自転車で駆け抜ける、熱く爽やかな青春ミステリーロードノベル

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    2026年05月18日
  • 藍を継ぐ海

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    歴史と科学と人間の心に染みる話を融合させる名人だなぁ。全く湿っぽくない文章は科学者の特徴なんだろうか?知らなかった世界を見せてくれる不思議な小説だった。

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    2026年05月17日
  • オオルリ流星群

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    読んでいて、久志に感情移入することが多かった。初動が1番大変だけど、そこからは火がついて気づいたら周りを巻き込んで前に進んでいる姿が素敵。
    真剣な人には、それだけ人が寄り添ってくれるものかもしれません。

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    2026年05月16日
  • 藍を継ぐ海

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    過疎の進む町と、岩石、隕石などの岩系の話が3つ。
    生物系の話が2つ。
    狼の話が一番好きかも。ひ
    理系らしい書き口だけど、引き込まれる感はあまりなく…短編だから、仕方ないかな?

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    2026年05月14日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    子どもの頃、宮沢賢治の作品はよく分からなくて読みにくくいって思っていた。大人になった今も、苦手意識はそのまま。独特の世界観や方言…きっと今読んでも、やっぱり苦手に思うと思う。それでも、この作品を読んで、宮沢賢治の世界を感じたり、影響を与えた場所を訪れてみたくなった。
    登場人物にどんなことが起こっているのか、その真実を知りたいと読み進めた。そして、あぁ、青春っていいな、自分の全てでぶつかっていける情熱も友情も、そんな時間を宮沢賢治の物語と共に過ごせる登場人物たちが少し羨ましくなった。

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    2026年05月09日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    科学的な知見と繊細な人間ドラマが見事に融合した、珠玉の短編集です。一見、無機質に思える「現象」が、実は傷ついた心に寄り添う温かなメタファーとして描かれています。著者の知的な筆致によって、日常の風景が壮大な物語へと昇華されており、知的好奇心を満たしながらも深い癒やしを届けてくれる、稀有な読書体験でした。

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    2026年04月22日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の登場人物をモチーフに、高校生3人の一夏を描く。
    深澤くん、最初はちょっといけ好かない感じだったけど、大変な思いをして育ってきたんだな…と。
    三井寺先輩、とてもステキな男子。

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    2026年04月19日
  • ブルーネス

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    東日本大震災後に津波監視システムの開発に取り組む人たちのお話。震災自体はもちろん実際に起きたことだけど、MEIなどの組織やそのあとの八丈島の地震は著者の創作だとか。
    でもいわゆる「地震村」内部のいざこざなんかはリアリティがあった。 津波の被害をなくすという本来の目的そっちのけで組織内の力関係の維持を大事にする描写があったけど、こんなこと書いちゃって大丈夫なんかなと勝手に心配になった。
    研究者といえばただ一心に自然現象に向き合っているイメージしてたから、こんな感じで政治的な難しさがあるのはちょっと意外。国民の命に直結するが故に大量の予算を投入させている研究開発が、本当にこんな状態なら、腹立たしい

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    2026年04月18日