伊与原新のレビュー一覧

  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    難しい話が多くちょっと退屈だったところもしばしば。八月の銀の雪と海へ還る日、アルノーと檸檬が好きだった。
    クジラも鳩も頭いいんだなあ。

    八月の銀の雪
    p80もちろん見た人はいません。仮設です。
    地球がまだ若い頃、中は今より熱かった。
    コアは全部溶けてました。地球がだんだん冷えてきて、真ん中で固まり始めました。内核の誕生です。たぶん、10億年前より最近のこと。それからちょっとずつ成長して今のサイズになりました。

    p81地球の中心に積もる、鉄の雪。


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    2025年06月18日
  • ブルーネス

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    情熱と信念が伝わってくる良い小説でした。エンタメとしてストーリーもとても面白く、より良い未来への期待が溢れた終わり方に気持ちが励まされました!

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    2025年06月05日
  • 梟のシエスタ

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    ネタバレ

    大学の教授の派閥というものは、どこから糸が引かれているかわからない。この糸で操られていると思ったら、この糸で操られている。そんな話だった。

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    2025年05月29日
  • ブルーネス

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    津波予測装置の研究、というテーマでここまでおもしろくできる著者の手腕に驚いた。研究者といっても様々でデータと睨めっこが得意な者もいれば実地調査が得意な者もいる。頭は良いのに飽きっぽくてゼミに出ない主人公のような大学生まで出てくる。中でもサーフィン好きの瀬島が魅力的。人を食ったような発言をするが親しみ易く一番の天才肌、読んでいても瀬島が登場すると何かすごいアイデアを隠してるんじゃないかとワクワクする。前半の、江ノ電沿いの海を舞台に仲間集めをしていくような感じが好きだったが、後半の展開が少し物足りなく感じた。

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    2025年05月18日
  • コンタミ 科学汚染

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    今まで読んだものがシリアスなものばかりだったのであれっと思いましたが、面白く読めました。それでもやっぱり前に読んだ本の雰囲気の方が好きです。

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    2025年05月09日
  • お台場アイランドベイビー

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    「藍を継ぐ海」「オオルリ流星群」と読み継いできて、「宙わたる教室」へ行く前に本作を手に取りました。BS番組「あの本読みました?」で伊与原新さんの特集を放送していたときに、本作が取り上げられて興味を持ったのがきっかけでした。既読作品とは全く違う作風で、ハードなアクションもある近未来ハードボイルドのような印象。東京で震災が起こったという想定での荒廃した都市の描写は、漫画「AKIRA」や「漂流教室」を思い起こしました。それでも、地震学や生物学、地質学などの自然科学の知識に裏打ちされた表現のところは、さすが伊与原さんらしいなと思いました。

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    2025年04月14日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    伊与原新さんの著作はこれで2作目。
    宙わたる教室と同様、物語を読んでいくと物語内のトピックへの興味がどんどん湧く。
    この場合は宮沢賢治と天体について。
    宮沢賢治は教科書でしか読んだことがないので、いずれちゃんと読もうと思う。
    主人公の態度に前半はイライラしっぱなしだったが、後半はちゃんと彼の気持ちも理解できた。
    3人それぞれが抱えた闇の点の部分が最後は線で繋がるところは少々強引かとも思ったが上手くまとまっていた。
    あと、地学部の部長いい人すぎて好き。

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    2025年04月13日
  • ルカの方舟

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    初、伊与原新。
    隕石と火星と40億年前のお話(違うか?)
    同じ理系の人として、研究者になるほど一つの事にのめり込める事が羨ましくもあり、同時に仕事にする事の難しさと、独特の閉塞感を感じる。

    少しワクワクする終わり方がイイね。

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    2025年04月08日
  • ルカの方舟

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    地球の生命起源が火星からの隕石かもっていう説。壮大なテーマがわくわくさせてくれた。教授が言ってたセリフ「宇宙は渡れない海ではないですから。」はロマンがあって素敵だな。

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    2025年04月04日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    それぞれの話としては面白い話で、登場人物もなかなか面白いのだが、いかんせん難しい話の説明が多くて読み疲れてしまう。もう少し全体として読み易くできればいいのになあ・・・

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    2025年04月02日
  • お台場アイランドベイビー

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    震災前に書かれた作品ということを読後に知った。伊与原新さんの作品を初めて読んだが、他も読んでみたいと思った。

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    2025年03月30日
  • ルカの方舟

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    面白かった。百地先生の飄々とした感じが良かった。研究者として身を立てていく事の大変さがよく分かった。

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    2025年03月17日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    宮沢賢治、再読したくなった。
    山にも登りたくなった。

    途中ハラハラしたが、最後にうまく収まって良かった。
    誰かが嫌なヤツにならなかったトコが良い。

    伊与原作品、イイですねー。

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    2025年03月15日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    五話の短編集。自然科学や生命から自分の生き方を顧みることで前向きになる。二話目「大事なのは、何かしてあげることじゃない。この子には何かが実るって、信じてあげること」この言葉は深く心に残る。

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    2025年03月09日
  • ブルーネス

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    研究は孤独な営みで、誰も答えを知らない問いに1人で立ち向かっていくもの。
    孤独を恐れず、地図も持たずに進んでいく勇気と信念が必要になる。

    まして、本作の津波観測・予測システムの発起人である武智は、地震研究コミュニティのしがらみに嫌気がさして単独で研究を進めていく決意をしたことから、助成も得られない状況。

    それでも、信念は貫き通して地道に賛同者を集め、未曾有の困難が立ちはだかっても都度工夫を重ね、プロジェクトの成功に近づけていく。

    私自身も、どのような困難に遭遇しても簡単には諦めずに立ち向かっていけるような思いを持てるようなことを人生で一度は経験したいと思いました。

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    2025年02月28日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    面白かった。

    元々好きな作家さんで直木賞受賞もあり、少し古い作品を読んでみた。

    最近の作品とちょっと違い、楽しく軽く読めるものだった。

    個人的には最近の作品の、科学と人間模様を絡めた感じの方が好きだが、この軽い感じから科学や読書の楽しさに入って来る人が増えると良いなと思った。

    科学の蘊蓄が詰まっているところは、変わらず興味をそそられた。

    あとがきに、作品に対して作者の真摯な姿勢があらわれていて好感を持った。

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    2025年02月22日
  • お台場アイランドベイビー

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    日本を壊滅寸前にした大震災から4年後。
    巽が少年と出会ったのはスーパーの前だった。
    店外に繋がれている犬の服を脱がせていて、買い物を終えて出てきた飼い主が警察を呼ぶと騒ぐ中、巽が「自分は警察だ」と名乗り出た。実は元警察なのだったが。
    少年が住むのは地震で壊滅し、封鎖されたお台場。
    少年と出会ったことで、巽は事件に巻き込まれていく。

    私が思っていたのは震災後を生きていく人々の生活の物語と思っていたが、違った。
    けれども壮大な物語には違いない。

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    2025年02月01日
  • リケジョ!

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    ネタバレ

    投げ出し墓のバンディット
    仁科律
    留学で必要な百万円のため、馬淵理緒の家庭教師を引き受ける。戸川塾の中学生にリケジョとあだ名をつけられる。理緒に教授と呼ばれる。

    馬淵理緒
    小学四年生。リケジョになりたい。

    戸川恭子
    律のアルバイト先の主宰。ビッグママ。

    恵人
    理緒の運転手。二十歳そこそこ。

    理緒の父親
    仁科慎市。

    トキノ
    馬淵邸の住み込みの家政婦。霊感が強い。

    木元康輔
    戸川塾の四年生の中ではリーダー的な存在。

    糸川
    投げ出し墓で、足につまずいた。

    鴨川
    理緒の担任の先生。

    リョータ
    戸川塾の六年生。

    木元健輔
    康輔の兄。


    恋するマクスウェル


    理緒

    谷本綾
    懇談

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    2024年12月25日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    宮沢賢治をテーマにした地学部。
    イーハトーブとはをもとめて夏休みに自転車でフィールドワークの旅に出る。
    終盤は動きが大きくなって、色々な点が繋がって面白くなるがそこまで辿り着くまではなかなか読み進められなかった。
    銀河鉄道の夜のきっかけになった場所に出会ったところはとても浪漫を感じた。
    難しいというのが正直な感想。

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    2024年11月25日
  • 梟のシエスタ

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    理系作家として今、評判の伊与原さんの作品だが、これは全然ニュアンスが違った。地方国立大の学長選の裏でのいろいろな出来事にフクロウ教授が暗躍。最後に見事にまとめられている。うまいとは思うけど、私が好きなテイストではなかった

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    2024年11月24日