伊与原新のレビュー一覧

  • コンタミ 科学汚染

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    コンタミとは(コンタミネーション、Contamination)、汚染。
    特に科学実験等の場における不純物や異物の混入を指す。

    ということで、これはこの物語全体に流れるテーマです。
    謎解きミステリーであり、人間ドラマであり、コメディであり、重いテーマあり、もちろん科学的な要素もあり、盛りだくさんだけど読みやすい!
    科学エンタメ小説(違ってたらごめんなさい)という感じで、とても楽しめました。

    途中、ときどき挟まる「ある患者のブログ」が切ない。
    もし重病にかかった人が周りにいたら(今のところいないです)、真剣にその人の気持ちに寄り添ってあげたいなと思います。

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    2026年02月17日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    良い。
    基本、悲しい話なんだけど、少し希望が持てる展開。恋愛は成就しないけど、幸せな気分になれる。
    エイリアンの食堂の話が好き。

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    2026年02月14日
  • ブルーネス

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    土佐の漁師、尾関(父)の粋さに驚愕
    また、テラシミュレーターで「自身」の老後を垣間見てみたい
    汐理の卵焼きを食べたい
    「確かめに行こうぜ、八丈ブルー」

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    2026年02月14日
  • ブルーネス

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    大人の青春小説という感じで爽やかでよかった。
    はみ出し者だけど頑張って何かを成し遂げる、みたいな話をわたしが好きなのもある。
    特に主人公が他のメンバーと違って得意スキルが無いところが読者側からしても共感しやすかった。

    テーマが3.11の津波ということで記憶に新しいセンシティブな事実に対して、「自分のアイデンティティとして社会に対してどういう態度を取り続けるのか」という立場や地位とは違う「自身の在り方」の一例を提示してくれる作品だった。フィクションだからこそ、現実に対して提示できることがあるのだと感じた。

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    2026年02月13日
  • 翠雨の人

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    この作品を読み終えて、あらためて自分の人生に向き合う気持ちになった
    過去を振り返るのではなく、これからどう生きるか

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    2026年02月10日
  • 翠雨の人

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    猿橋勝子さんの生涯を軸にフィクションも混じえながら書き起こされた物語。

    戦前から戦後の渦中に第一線にいたからこそ、この物語を通して時代特有の影を感じる。(男女差別、戦争、欧米との摩擦)


    どんな時も真っ直ぐに、真面目に科学と向き合う姿勢に心打たれる。
    前に進むことを三宅先生や周囲の人達が後押ししてくれたからこそ、彼女もただひたすらに目の前の事象や自らの役割に向き合えたと感じる。

    後世も科学が人を幸福にするためだけに利用されることを願って止まない。

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    2026年01月31日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    とても面白かった
    巻末の対談でも話されてましたがとても読みやすい
    シチュエーションや設定は言い方がちょっとあれだけど、あるあるな感じ
    ただちょっとしたミステリー要素あったり、ん?てなる展開があったりで5編中5編全部とても良かった

    個人的には「星六花」が好き
    あとタイトルが秀逸

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    2026年01月30日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    短編小説

    自然、科学に魅せられた人たちによって、主人公達の心が動いていく
    自然の年輪が人を魅了し、その人がまた人を魅了する

    個人的には山の話が好きでした。

    内容が良かっただけに短編だと物足りなさを感じてしまった

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    2026年01月26日
  • 翠雨の人

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    科学者猿橋勝子の一生に魅了された。
    これほど、情熱を傾け探求し続けるとは、並大抵ではないし、その真摯な姿勢ゆえに師に出会い、また友や理解者と巡り会うことになったのだろう。女性が学問をすることを許さない親も多い時代に、勝子の応援者となった家族の愛情も感じられ、スクリプスでのフォルサムとの一騎打ちには、勝子の科学者としての矜持をみた。
    科学の発展は、人にとってはいい面ばかりではない。だからこそ、多くの人に関心や興味を持ってほしいし、その正しさを見極める力をつけてほしい。そう言われている気がした。
    まず、手始めに、この本を読んで、日常に溢れる科学に気づいてほしいと思います。
    (最後に余談、、、著者が

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    2026年01月20日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    科学や地学が好きな人、ブラタモリが好きな人もいいかも。
    物語を読みながら知らなかった知識に出会えてお得な気持ちになれる。
    月まで三キロってタイトルが人まず人を惹きつけるセンス。
    物語自体は、読みやすい。軽過ぎない。重くもない。色んな意味でちょうど良い。

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    2026年01月20日
  • オオルリ流星群

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    学生時代に戻りたいと思う時は頻繁にある。あの時の悩み事なんて、今考えれば重大な問題ではなく可愛らしい悩みだったなぁと笑える友達や関係者がいるから幸せな社会人生活を送れていると思うようにする。
     それでもあの時は必死だったんだ。中学とか高校のあの時は長く感じる3年間は。勉強もそれなりにやった。部活も全力で遂行した。イベントも悔いに残らないように取り組んだ。あの時の一つ一つの選択肢は全て正解だったよと自分を褒めてあげたい。
     今はどうでしょう。社会人生活10年目に突入しようとしている。学校卒業のような区切りはない。あったとしても定年?それまで毎年同じように季節を過ごしていくのかな?でもいつでも始め

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    2026年01月20日
  • オオルリ流星群

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    久志、修、千佳、和也、彗子、そして恵介の高校時代から続く関係性は眩しく感じた。
    高校時代の鮮やかな青春の記憶と、その時の仲間数人が近くにいながらも再び取り戻すことは出来ない時間。
    私はまだ高校を卒業してから7年程度しか経っていないけれど、もう戻れない時間を思い出して少し苦しくなってしまった。

    皆が再び集まって作り上げる「天文台」や、高校時代のタペストリーや天文台でもモチーフとなる「オオルリ」、今や引きこもってしまっている和也と仲間との繋がりである「FMラジオ」など、それぞれの要素が何だか儚げで胸を締め付けられる感じがした。

    天文台を作り上げていく描写は正直あまり文章からイメージが湧きにくく

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    2026年01月19日
  • ブルーネス

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    大地震の「前兆すべり」の研究をしていた行田準平。大学院は修了したものの研究者としての就職に行き詰まっていた。
    恩師の推薦もあり不本意ながら地震研究所の広報アウトリーチ室の専任助教に就任したのだが翌年、東日本大震災が起きた。
    鳴り止まない電話。市民からの苦情、罵倒。内部からの吊し上げ……。
    疲れ切っていた準平は ある報道番組のTVカメラの前で とうとう広報担当として言ってはいけない台詞を言ってしまう。
    そして震災の一年半後 彼は地震研究所を辞した──。


    震災から三年。塾の講師のバイトで食いつないでいた準平は 業界の“プリンス”と呼ばれていた地球物理学の研究者 武智から新しいプロジェクトに誘わ

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    2026年01月19日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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     まさに「科学の世界と人間ドラマを融合させた」「他にない小説」です。
     月や雪などがテーマですが、ただロマンチックなだけではなく、人生を彩るエッセンスとして科学が散りばめられていて物語に深みがありました。
     ハラハラさせる導入でミステリー的なひねりがあり、最後は心が温かくなる…今までにない本に出会えて良かったです。

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    2026年01月15日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    のっぴきならない人生から何とか脱却しようと奮闘し、色々な形で試行錯誤を試みながら必死に足掻き続ける人たち。
    この短編集は、そんな悩みをもつ彼らを、まさに月の光のように静かに、しかし優しく包み込む。
    その時、彼らの深刻な悩みは、仄かな希望へと穏やかに昇華を遂げていく。

    そういった素敵な過程をいくつも見ることができ、貴重な読書体験ができたと、僕も胸を張って言えそうだ。


    この独特の光明の隠し味は科学的テーマだ。
    僕もそうなのだが、科学にはどこか理知的で冷たい部分があると思う方も多いだろう。
    だがこの短編集では、それはそのような冷却剤としては機能していない。

    それどころか、その知識は人びとの心

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    2026年01月14日
  • オオルリ流星群

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    大人になってから何かに熱中、自分が主役になることって少なくなっていくんだね、寂しいけど、今から思い出と趣味を見つけたい

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    2026年01月12日
  • 翠雨の人

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    推理小説に比べれば続きが気になる、というものではないが、読んで良かった。
    恥ずかしながらDr.猿橋のことは初めて知った。理系を選び、研究者になったが、ここまでストイックに向き合ったかというと自分が恥ずかしくなる。
    しかも女性研究者の権利を日本に、世界に示した方なんて。恩恵を今受けているのだ、とひしひしと感じる。今は研究者では無い仕事をしているが、勝子さんのように、コツコツ前を見て生きていきたいと思った。

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    2026年01月12日
  • オオルリ流星群

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    高校の文化祭のために作ったオオルリの空き缶タペストリー。かつての仲間たちは、その鮮烈な青春を抱えたまま大人になっていった。ただ、1人を除いて。
    オオルリと星と人が紡ぐ、不器用で愛おしい人間のひと夏を描いた物語。

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    2026年01月12日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    親子って地球と月の関係に似てるじゃないですか。そう言って語り始めたタクシー運転手さんの身の上話に涙が溢れた。親子って離れられないのに実は何も見えてなかったりする。「月まで三キロ」ほか5編。

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    2026年01月10日
  • 翠雨の人

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    日本のそれも女性の科学者で、放射能について研究していた人がいたこと知らなかった。平塚らいちょうと接点があって、国際会議で登壇してるなんて!科学者はどういう立場であるべきか、考えさせられた。

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    2026年01月06日