伊与原新のレビュー一覧

  • 宙わたる教室

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    定時制高校に通う、年齢やバックグラウンドが違う様々な登場人物が、力を合わせて実験に取り組む青春小説。定時制高校に集まる人々は現代社会の様々な問題を描き出していつつ、爽やかな青春小説である。青春小説、といいつつも、面白さは若者にはわからないかもしれない。

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    2026年07月31日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ロケット作りに燃える定時制高校の生徒達を描く。「宙わたる教室」の続編。実験の説明は、検索してもよくわからなかったが、理系の人々のひらめきとか観察力とかは尊敬するし、地道なトライ&エラーの末に大きな成果に繋がっていく所も素晴らしいと思う。生徒達が家族や差別や病気などの困難を乗り越えて進んでいく所も良かった。

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    2026年07月28日
  • 宙わたる教室

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    夜間の定時制高校というだけで色々な事情を抱えている生徒が登場するという展開は予想できたけれど、少し前にドラマをやっていて見逃してしまったので気になっていた。初めは皆人生の希望を見失っていたけれど、実験に夢中になっていくうちに希望や友情が生まれてきて、生き生きとしていくのが嬉しかった。いい学校や先生に出会えることは幸せだと思う。

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    2026年07月28日
  • 翠雨の人

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    最近なぜか幕末から昭和にかけて、貿易や維新、研究など人生をかけた女性の物語を読むことが多く、やっぱり厳しい環境下にあって腹が据わっているのは、原始の太陽である女性qなんだと感じ入ります。あくまでも権力になびかない立場を貫いた結果としてですが。権力を保持するために方向性の違う人たちと組んで支持を下げている方とは違うんですね。歴史が証明してます(か)笑

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    2026年07月27日
  • 翠雨の人

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    猿橋勝子さん、カッコよすぎます。特に渡米して実験をする展開では手に汗握って勝負の行方を見守ってしまいました。

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    2026年07月25日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    胸熱でした!
    大好きな「宙わたる教室」の続編。
    東京都立東新宿高校定時制の話とはいえ流れを受けた別の話で藤竹先生もいない新たな科学部の話と思って読み始めましたが、岳人も佳純もアンジェラも長嶺さんも木内先生もいてくれて、新しい科学部を支える先輩になっていました。
    岳人は大学に進学していて大学院を目指しているなんて順当と言えば順当なのに想像もできませんでした。
    新たな登場人物もみんな一癖あっても人間らしくて応援したくなります。東新宿高校ならではのゴタゴタも懐かしい気持ちになりました。
    今回はペットボトルロケットの実験がメインなので前作のクレーター作りより想像しやすいのもありがたかったです。
    藤竹先

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    2026年07月23日
  • 宙わたる教室

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    小説はフィクションだけど、モデルがあったことをあとがきで知って驚いた。
    最初はなかなか入り込めなかったが、途中から面白くなってきた。
    実験の様子が詳細に書かれているが、カチカチ文系脳の私にはありありとは思い浮かばない。ドラマを見ていれば、もっと具体的にわかったんだろうな。
    でも面白かったし、ちょっと胸が熱くなった。
    心に残ったのは、『第三章 オポチュニティの轍』。養護教諭の佐久間の言葉が重かった。
    『星を継ぐもの』、『火星の人』も読みたくなった。

    そういえば、小学生の時一年間だけ、科学クラブに在籍していた。
    カエルとイカの解剖。(なぜイカw)豆腐作り。葉から葉脈を取り出したことなどは覚えてい

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    2026年07月22日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ネタバレ

    自分は全日制に通っていたけど、そこに通えない、馴染めない人は当たり前にいるということを、その存在すらもちゃんと認識できていない浅はかさを恥じた。どんなところにいても、何かに向かって真っ直ぐに突き進む人達を見るのは胸が熱かった。色んな人とを巻き込みながらみんなの夢を背負って進んでいく熱さに思わず目が潤んだ。もう年なのでここまでひたむきに戻れないけど、未来の子供達に是非読んでほしい本だと思った。

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    2026年07月20日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    秘めた思いをゆっくり解きほぐしながら、ふんわりとした気持ちにさせてくれる珠玉の6編。(個人差あり)
    今年のベスト5には入りそうです。

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    2026年07月20日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室の続編。定時制高校の伝説の科学部を復活させたいと願う転校生が部員を勧誘する所から物語が始まる。部員を集め、オリジナルの実験を成功させるために奮闘する姿。それぞれの視点で描き、また伝説の科学部の元部員たちも登場する。胸熱な展開だった。目標に向けて突き進む高校生達とそれを支えるまわりの人たち。また、そんな高校生たちの姿に自分たちが前を向こうと思わせてくれる。ぜひNHKのドラマで見てみたい

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    2026年07月18日
  • オオルリ流星群

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    ネタバレ

    40代のままならない現実

    少しミステリアスで成績優秀だった同級生が天文台を作るために故郷に帰ってきた。継いだ家業がイマイチな久志、それなりの現実を送っている千佳の二人をメインに限られた予算の中、DIYで天文台を作ることになる。

    高校時代の空き缶タペストリー制作とシンクロして、それぞれが過去の自分と向き合うことにもなり、いまひとつ煌めいていない現実と折り合いをつけようともがいている。

    やっぱり若いときになにかやっておくというのは大切だなぁと伊与原先生と同年代の私も思います、向き不向きはありますが。多少がんばっていたことはあったけど、多少不登校気味でもあったので人と力を合わせてなにかを成し遂

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    2026年07月18日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作ほどの感動は自分にはなかったけど、サクサクと読めた。

    前作のコンテストで写真を一緒にとった、小学生の女の子が、同じ定時制の科学部を復活させ、コンテストにのぞむ。 そして、アメリカのコンテストまで目指す。 

    糖を燃料にしたロケットづくりに悪戦苦闘。

    糖を燃料にロケットを作った高校が淡路島産にあったらしい。これが元ネタ

    前作のメンバーも登場し、科学部をバックアップ。

    定時制のOBらが科学部を支援する。

    また、小学生がメンバーとの写真を希望する場面は次への物語を感じさせる

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    2026年07月17日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    宙わたる教室から続いて伊与原新さんの本。
    今回のは短編集。
    どの話にも理科の知識が入っているけれど、万年文系人間の自分でも読めた。
    その知識が軸となったりエッセンスになったりして、とても読みやすかった。

    文系の自分からすると、理系の知識というのはある種揺るぎのないものだと思っていて。
    それでも、どの話も、劇的に解決したりゆるぎないハッピーエンドではないのが、物足りなくも感じたし逆に希望を感じもした。

    それにしても、エイリアンの食堂にも出たけど、研究員の扱いというか技術者の扱いの酷さよ…泣けてくる…

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    2026年07月16日
  • 藍を継ぐ海

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    それぞれに繋がりはない独立した5つの短編集。

    地質調査で山口県の見島に訪れた、理学部の助教の歩美。
    今までの生活に疲れ、奈良県東吉野で心機一転、フリーのWEBデザイナーとして頑張るまひろ。
    空き家に光が見えたとの連絡より、空き家内の大量の原爆資料を発見した長崎県長与町役場の小寺。
    火球により隕石が落ちてきたと予想される北海道の白滝。その町で郵便局員として働く信吾。
    ウミガメの産卵する浜がある徳島阿須町で祖父と二人暮らしをする中学生の沙月。

    それぞれの物語に、ジャンルの違う知識が詰め込まれていてそれが圧巻。
    それらの知識が物語の鍵となっていて、著者の知識量があるからこその、物語が展開していく

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    2026年07月16日
  • 藍を継ぐ海

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    短編集だった
    海や故郷というか田舎のあたりの話で
    ゆったりした気持ち、人間味みたいなものに触れられた気がする

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    2026年07月16日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    ネタバレ

    博物館で巻き起こるアカデミック且つ不可思議な事件を、旧館にある〈赤煉瓦〉のファントムこと博物学者の箕作類とバーコードレディと呼ばれている計算屋の池之端環の凸凹コンビが解決するミステリー。

    普段は知ることができない博物館の裏側や鉱物学・植物学・古生物学・人類学の知識を知れて、ミステリーとしてだけでなく教養としても楽しめた。

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    2026年07月15日
  • ルカの方舟

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    理系な話は良くわからないけど、なんだか好きなんだよなぁー。あは!って口癖の百地先生、とぼけた話し方で鋭い感じ、ドラマ化しそうだなー。

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    2026年07月14日
  • オオルリ流星群

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    高校最後の夏、大きなタペストリーを仕上げた仲間たちは、卒業とともに散り散りになった。二十数年後、天文学者になった同級生の「手作りで天文台を建てる」計画が、彼らを再び引き寄せる。

    将来への漠然とした不安を抱えるミドルエイジクライシスの姿は誰もが通る道かもしれない。だからこそ、損得抜きで何かに没頭していく過程が眩しい。熱中する気持ちよさを久々に思い出させてくれる一冊。

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    2026年07月14日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    装丁デザインは、イラストレーターの
    草野碧みどりさんの作品。 素敵です、綺麗です。
       他に、「月まで三キロ」や「藍を継ぐ海」も
       彼女の作品とのこと。

    作品の印象とピッタリだと思います。

    【八月の銀の雪】
    地球の内核と外核の境目にふる鉄の結晶!
    なんて!幻想的で綺麗な表現だろうって、
    感じました。

       現実核は高温と膨大なエネルギーと重力で、        
       過酷な世界なのに。
       誰も見たことはないのだけれど。

    【海に還る日】
    「大切なのは、この子に何かしてあげることじゃない、
    この子には何かが実るって、
    信じてあげることなの、」

    …     ┉┉┉「私はこえをあ

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    2026年07月15日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    短編集
    後半へ行くにつれて感情が揺さぶられた。凄くではなくふるふる、と。
    様々な科学に絡んだ話、そしてら立場から、共感できてもできなくても、しんとした夜に読みたい一冊。
    各話とも続きが気になりつつも、淡い感じで終わっていくのがちょうど良い。

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    2026年07月12日