伊与原新のレビュー一覧

  • オオルリ流星群

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    過去の伊与原先生の作品の中では、普通かなと思う。(当然面白いの範疇の中でです)
    大人が主人公だけど青春的な要素が強い。

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    2026年05月17日
  • ブルーネス

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    ネタバレ

    喪失と再生というテーマに科学を絡めるのは伊与原先生の定番モチーフ。定番だが面白い! 特にこの作品では自分の研究の至らなさで人が死んでしまったという科学者の苦しみがいかほどかというのが伝わってくる。そしてその犠牲の中で研究が進むことがあるという悲しい現実も・・

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    2026年05月17日
  • 翠雨の人

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    原爆について知ってるつもりで、でもほとんど何も知らない事に気づいた。猿橋勝子さん、フィクションも混ざっているとはいえ、すごい人がいたんだと初めて知った。

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    2026年05月16日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    設定最高、こういうわんちゃん現実になるかもみたいなSFだーいすき!高校の時地学ガチ勢だったから、るんるんしながら読んでた。なんか勝手にもっと壮大な話なのかなと思っちゃってたから、拍子抜け感があったのも事実。SFというよりは、妊婦失踪にまつわるミステリー要素の方が強め。個人的にはもっとSFみを押し出してくれたら好きだったかも。でも面白かったのは事実だし、とにかく設定が好きすぎた!なんかこれ読んでる間、最近強くなってきた日差しにより敏感になってしまった( ◠‿◠ )

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    2026年05月15日
  • オオルリ流星群

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    45歳になった主人公たちが人生の行き止まり感を感じ、諦めていたところに、高校時代の仲間と協力しあって個人的な天文台を作ることを通して、自分の人生に向き合って、前向きになっていく。
    最後静かに胸が熱くなった。
    あの青春をもう一度。
    文化祭みたいな一つの目標に向かっていろんな課題をクリアしながらわいわいやる感じ、達成感、羨ましい。
    大人になってからそんな青春味わってないなぁ。
    天文台っていうのもロマンがあっていい!
    みんな表面上は大人になって難なく生きてるように見えても、うちには色々抱えてる。完璧な人間なんていない。相手のことを知ろうとしてなかっただけ。
    歳をとることも悪くないと思えれば最高だな。

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    2026年05月13日
  • 藍を継ぐ海

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    その辺の道端の石コロとか、土とか、道路とか、建物とか、そう言ったものをじっくりみていれば深い世界を知ることが出来るのかもしれないと思わせてくれた本。小さい頃に水族館に行って、夏の自由研究に海ガメをテーマとした本を作成したことがあり、先生にちょっと褒められたことなどがふと、記憶に片隅に思い出された。当時すごく興味深くて、自由研究を苦とも思わなかった。忘れてた記憶を思い出させてくれた本。

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    2026年05月11日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    良かった。
    ヘイルメアリーからのこの短編だったので科学繋がりだったけど、肩肘張らず心休まる内容でほっこりしました。

    天王寺ハイエイタスの
    「人生に後悔はつきものや。でもそれでええやないか。そのために、ブルースがある。」
    の一言、あとでよく考えると何言ってんだかわからないセリフに何故だかウルッとした自分。

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    2026年05月11日
  • 翠雨の人

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    昭和を生きた科学者の猿橋勝子の人生を、脚色を加えて描いた作品です。
    科学系短編の名手といったイメージ著者でしたが、今回は伝記、でもしっかり科学作品でした。
    当時の時代背景のなか、単身渡米し放射能物質の測定で自身の正当性を実証したことは、戦後の日本の地位向上、女性の地位向上に与えた影響は少なくないことは想像に難くありません。
    フィクションを混ぜ込んだことで、物語として読みやすくなっていると感じます。

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    2026年05月09日
  • ルカの方舟

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    専門用語が多くて最初は読み進めるのに苦労した。
    でも中盤からは気になってどんどん読めた。読み応えがすごい!

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    2026年05月09日
  • オオルリ流星群

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    伊予原新さんの小説を読むのは3冊目になります。
    やっぱり、サイエンスの部分がすごく専門的に書かれていて、読書だけでなく勉強にもなります。全部理解できているかは微妙だけど、、。
    何かに夢中になって誰かと協力して何かを作り上げることって良いですね!この歳になるとなかなか無い…ジグソーパズルくらい??
    登場人物については、なんだか誰も好きにはなれなかったかも…。みんなちょっと僻み嫉みみたいな人間臭い部分が見えていた。あえてそういうふうに書いていたのかも?しれないですね。
    でも、楽しかったので他の作品も読みたい!

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    2026年05月09日
  • 宙わたる教室

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    ドラマを観て原作を読んで見たくなった。小林虎之介くんは柳田岳人のイメージにピッタリ。
    実験の描写のところはドラマを見ていなかったら文章のみで想像できなかったかもしれない。
    「学びをやめたら人は老いていく。」という言葉が刺さった。
    東新宿高校定時制科学部の今後の活躍にも期待して続編も読んでみたい。

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    2026年05月08日
  • ブルーネス

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    伊与原新さん、5冊目。少し昔の本だが、どなたかのレビューで見かけて「読みたい」に入れていた。

    「東北地方太平洋沖地震」の経験と反省の上に独自の津波監視システムの構築に取り組む人たちの物語。
    先月だけでも震度5強の地震が長野県北部、三陸沖、十勝地方南部と三つ続き、この連休中には私の住む地域でも震度3の地震があったばかり。
    震度3とは言え結構長い間揺れたのには肝を冷やしたこともあり、たまたま予約の順番が回ってきたものとはいえ、タイムリーで臨場感を持って読めた。

    この本を読めば、地震や津波の観測・予知のために膨大な費用と頭脳がかけられていることがよく分かる。そして、それでもなかなか正確な予知に辿

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    2026年05月06日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    まるで教科書に出てくるかのような作品。短編全話、悩みが解決したり劇的な変化がある訳では無い部分が現実味帯びていて好きでした。
    そう上手くはいかないのが現実だけど、少しでも前を向いて進もうと前向きになっていることがもう進歩。素晴らしいことなんだと肩の荷を少し振りほどいてくれる作品だと思います。

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    2026年05月05日
  • オオルリ流星群

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    高校時代など感じた熱意、青春。
    歳を経るにつれ、諦めも多くなった。本の登場人物に自身を重ね、もう一度一生懸命物事に取り組んでみたくなる一著。中年の青春、最高

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    2026年05月05日
  • ブルーネス

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    プロジェクトXのような物語。津波監視システムの実現に向かって努力を重ねる研究者たち。どの人物も個性的で魅力に溢れていました。専門的な言葉も出てきますが、それを感じさせないほど読みやすかったです。

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    2026年05月05日
  • 藍を継ぐ海

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    科学という土台を通じて、人々の生きていく姿が丁寧に描かれている。各話の舞台をGoogleマップで見つけて情景を思い描きながら読み進めた。「夢化けの島」と表題作の「藍を継ぐ海」が好き。

    ・夢化けの島(山口の萩焼き):思い直し、原点に立ち返り、自身の再生に臨む2人。
    ・狼犬ダイアリー(奈良の狼混):やり直す。不器用でも自分なりに、一歩一歩。
    ・祈りの破片(長崎の原爆。浦上天主堂):教師は死の間際まで瓦礫を収集し、文字通り殉職した。そして神父はその信仰がゆえに、職を離れざるを得なかった。神父の慟哭が辛い。
    ・星隕つ駅逓(北海道の隕石):父を心から心配する娘と自分の生きてきた土地に誇りを持つ父。そし

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    2026年05月03日
  • 宙わたる教室

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    何かを学ぶ楽しさ、知識を得る喜び、それは年齢に関係なくいつでも実感できることだ。
    だから、今何かをしたいと思っているなら、その瞬間がスタートだ。一筋縄ではいかないことの方が多いだろう。だが、半歩でも昨日の自分にはなかったものを得られる喜びを知ったのなら、世界がより広がっていくのを感じられるはずだ。

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    2026年05月02日
  • 翠雨の人

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     女性科学者として業績を上げた猿橋勝子の半生を史実に基づき描かれた作品。

     戦中戦後の時代、女性は大学進学さえままならなかった情勢の中、研究に身を捧げている姿は尊敬に値するものだった。
     戦中は、自分の研究が戦争に勝つためのものであることにもどかしさを感じたり、
    戦後も、女性であるということだけで海外の研究者から軽視されたり。
     多くの壁を乗り越えて得た実績は、間違いなく日本のマリー・キュリーと言えるのではないだろうか。

     各章の、
    「翠雨の頃」「霧氷の頃」「飄風の頃」「虹橋の頃」という表題にも心惹かれた。

     「科学者のもっとも尊い職務は今や、人類の幸福と平和に貢献することであり、科学を

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    2026年05月04日
  • 翠雨の人

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    清々しい。

    かろうじて知ってた「猿橋賞」
    猿橋勝子氏。
    気象台。
    らいてう氏。

    独り、繋ぐコト。

    序章と終章が優しく。
    章のタイトルも、響きます。

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    2026年04月30日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    短篇なので読みやすく、科学的な知識を分かりやすくそれぞれの登場人物の人生に落とし込み、読者に委ねる形で章を終わらせてくれる。ミステリーのような形でタイトルの意味や内容を最後まで引っ張る描き方で読者の関心を離さない。

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    2026年04月29日