伊与原新のレビュー一覧
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女性科学者として業績を上げた猿橋勝子の半生を史実に基づき描かれた作品。
戦中戦後の時代、女性は大学進学さえままならなかった情勢の中、研究に身を捧げている姿は尊敬に値するものだった。
戦中は、自分の研究が戦争に勝つためのものであることにもどかしさを感じたり、
戦後も、女性であるということだけで海外の研究者から軽視されたり。
多くの壁を乗り越えて得た実績は、間違いなく日本のマリー・キュリーと言えるのではないだろうか。
各章の、
「翠雨の頃」「霧氷の頃」「飄風の頃」「虹橋の頃」という表題にも心惹かれた。
「科学者のもっとも尊い職務は今や、人類の幸福と平和に貢献することであり、科学を -
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ネタバレやっぱ表題作がいちばんいいね。
「知ってました?」て連呼するのなんかジワる。
標識の場所行きたい
行くよ。
・月まで三キロ
人生いろいろあった(父親と不仲、起業したが失敗。子供できないまま離婚され借金7000万抱えて実家に出戻り。母が急死。そのまま父親が認知症を発症。父親は自分(息子)のこともわからない。下の世話もするしなくてはならない。)40代の男が、自殺の下見に樹海まで行こうとタクシーに乗る。しかし、タクシー運転手に連れて行かれたのは浜松市天竜区月に向かう途中の『月 Tsuki 3km』と書かれた道路の案内標識のところだった。
月は大昔はもっと地球に近くて、回転も速かった。だから、月のい -
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私、単行本というものが好きでして。
持ちやすさ読みやすさでいけば断然文庫本なんだけど、この本にかける熱意のようなものを感じられる単行本が非常に好ましくて。
よく見ると銀の部分がほんの少し凹になっていて。
そこにできる影がとても素敵なの。
そしてスピンが表紙にピッタリな水色。
そうくると見開きも水色かなって思うじゃない。
それが違うんだなぁ。
ハッとするような綺麗な黄色…クリーム色?レモンイエロー?
もうここまでで完璧ですね。
読まなくても分かります。
これは面白い。
期待を込めて読み始めましたとも。
そして期待を裏切らない面白さ。
いやぁ良かったです。
しかし恥ずかしながら私猿橋勝子さん