伊与原新のレビュー一覧

  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    短編集。
    あまり1冊の本に色々入っているのが好きではなかった。
    ただの食わず嫌いだったんだな。と思った。
    短いからもうちょっと膨らませて欲しいと思う話もあったが読みやすく短いが故に内容が混乱する事もなく楽しめて読めたしストーリーもおもしろかった。

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    2026年08月20日
  • 藍を継ぐ海

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    何故かほろっとくる。
    自然や科学を語る緻密で硬質な言葉がそこに生きる人々や自然の姿を温かく浮き彫りにする。
    人と自然の飾りの無い交流が沁みる。

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    2026年08月19日
  • オオルリ流星群

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    人生の壁に直面する45歳の同級生たちが再会し、幻の流星群を見るため手作り天文台の建設に挑む中で、かつての情熱を取り戻し再び前を向いて歩き出す。おとなの青春群像劇。
    大人になると学生時代の友人と会う機会が減り、同じような毎日の繰り返しになる。
    そんな日々の中で、友人と昔のように何か一つのものに打ち込むことはとても羨ましく、輝いて見えた。

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    2026年08月19日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    「宙わたる教室」の続編。
    新しく定時制に新入生が入り、”伝説”の科学部を作ろうと奔走する。今回もひと癖ふた癖ある部員が集まり、みんなで誰もやった事のないプロジェクトに挑むことになる。
    私的には前作の方が胸が熱くなって涙したけど、今回の境遇に涙する人もいるんだろうな。
    姿の見えない、沢山の人に支えられているという事に心が温かくなる。

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    2026年08月18日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    辛いことがあっても、人間には、もう一歩前に進む力がある、と感じさせてくれるお話がたくさんあった。それが明るい一歩じゃなくても、勇気を出して小さな一歩を踏み出すこと、それがまた次の一歩につながるし、人生はその繰り返しなんだなと思った。

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    2026年08月16日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    宮沢賢治ゆかりの地となる岩手県花巻市を起点として、壮多、北斗、七夏はそれぞれのイーハトーブ探しの夏を過ごす。

    この作品を読むにあたり、宮沢賢治の代表作『銀河鉄道の夜』を読まれていると、作品の深みは増しそうですね♪(私は幼い時に読んだっきりで、もう忘れました(^_^;))

    勝手な予告編です。

    幼なじみの壮多(そうた)と七夏(なのか)が通う花巻の高校に、東京からの転校生、深澤北斗(ふかざわほくと)がやってくる。

    深澤がやってきてから七夏の様子がおかしくなったと疑う壮多は、深澤の転校の理由を探ろうと少しずつ距離を詰めていく。

    壮多と七夏、そして北斗がそれぞれに思うレールを敷いた夏休みは、宮

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    2026年08月15日
  • 翠雨の人

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    読書備忘録1012号。
    ★★★★。

    日本を代表する女性地球科学者猿橋勝子さんの伝記フィクションストーリー。
    すごい人です。ほんとに凄い。
    なので★4つ。3.5でもイイかも。最終的に奈良岡さん効果で4つ。
    だってストーリーは基本、事実に即した伝記ですから盛り上がりという意味ではね・・・。
    勝子さんのストーリーはWikiに聞いてください。
    ほぼこの作品のことが書かれています。

    なので備忘録不要!楽だぁ。
    ただですね。地球科学者猿橋勝子を生み出したエピソードだけは備忘しておかねば。

    ①地球科学者猿橋勝子が生まれたのは偶然であり必然!
    当初勝子は東京女子医専の吉岡彌生に憧れてここを受験するんです

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    2026年08月13日
  • 宙わたる教室

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    号泣してしまったーーーーーーー、、笑
    人間は興味や探究心に心駆られる生き物であると感じました。
    東新宿高等学校定時制課程という定時制ならではのストーリーと東京大学で地球惑星物理学を専攻し博士号までとった作者が描く僕も体験したことのない「宇宙」に心踊らされすぎて、感情の波が凄まじい作品でした。

    発達性ディスレクシアとして読み書きが苦手なのは自分が努力してなかったせいだと過去を諦めてた柳田岳人。
    勉強についていけない半ば諦めかけながら店を切り盛りしてくれている家族の応援が苦しくなっているフィリピンと日本人のハーフの越川アンジェラ。
    起立性調節障害を抱え保健室登校を続けているSF小説が大好きな名取

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    2026年08月12日
  • オオルリ流星群

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    高校の文化祭で仲間たちと必死になって準備した。あの頃の仲間とまた集まって何か一所懸命やってみたい。でもそういう気持ちはあってもなかなかそんなことはできない。多くの人が持っていそうな気持ちを掬い上げてくれるような大人の青春小説というところ。
    この小説は実際にあった小型望遠鏡による観測と成果に感銘を受けてことがきっかけとなったとか。しかし学術的な展開だけになりすぎず、登場人物が様々な人生の悩みを抱えながらも前に進もうとする姿を描きながら、人間と科学の繋がりみたいなことも教えてくれる。こういうところがこの作家のいいところだなぁと思って、次の作品も読みたくなる。
    地球惑星科学を専門としてきた作者が書く

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    2026年08月12日
  • 翠雨の人

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    【科学の暴走と、命を守った科学の物語】

    小手鞠るい  『わたしが戦場にいる』
    村田喜代子  『新古事記』
    平井美津子  『原爆孤児』
    そして本書を読み継いで点と点が線で結ばれたように改めて歴史は地続きで繋がっているのだと感じた。

    『新古事記』でオッペンハイマー率いる錚々たる科学者たちによるマンハッタン計画の近視眼的な暴走が、広島・長崎で原爆孤児を、ビキニ環礁の悲劇を生んだ。
    彼らは「放射能の闇」を甘く誤認していたのだ。

    この放射能の闇に「科学の遠視眼」で立ち向かったのが、『翠雨の人』猿橋勝子さんだ。
    物語の後半、アメリカのフォルサム博士との実験勝負は手に汗握る白熱もの!
    「負けるな!頑張

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    2026年08月12日
  • 翠雨の人

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    猿橋勝子さんの物語
    まったくその分野がわからないまま、読みました
    まだまだ男尊女卑時代に、戦争や戦後の中で研究を進め、女性科学者の地位向上のために力を尽くされた方だと、初めて知りました
    当時は二十歳ぐらいで見合いをし、結婚して家庭に入ると言う親や周りの考えの中でも
    一生続けられる仕事を持ちたいと考える勝子
    心から情熱を注げる職業に就きたい…
    そんな中、吉田彌生医師にして東京女子医学専門学校の創設者の記事を読み憧れを抱くが、そのことを親には言い出せず生命保険会社へ就職する…
    と、科学者になるまでは迷いや不安などが所々に見え隠れします
    『雨とはなんだろう。なぜ降るのだろう』
    幼い頃の不思議を科学を

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    2026年08月11日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    なんだか妙に優しい話が多かった。
    人生において全然ありそうな…
    何かに熱中する人々との出会いの中で自分や自分の道を見つけるという。
    そんなこと俺の人生にあっただろうか?
    これからそんなことがあったらいいなと思ったり、
    自信がそうであれたらと思ったり……………


    この本読んでる間に、彼女の浮気が発覚して別れてまた振り出しに戻ったわけだけど、おれはいつ幸せになれるんだろうね。

    1番好きなのは「新参者の富士」
    「エイリアンの食堂」もかなり好きだった。

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    2026年08月11日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    続編が読みたいと思いました。
    物語に深みを与えてくれた前作の化学部員達と
    藤竹先生の、その後の物語。
    今回も、読後の爽快感が心地いい。

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    2026年08月11日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    『宙わたる教室』の続編。無くなってしまった定時制の科学部を復活させる青春ストーリー。夢中になれることがあるって素敵だ。科学ってロマンだ。前作のOGOBたちが登場したのも、前作ファンとしては胸熱だった。ドラマも続編希望。
    3冊目の続編も希望!

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    2026年08月11日
  • 翠雨の人

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    虎に翼の理系版のような印象。実在の人物がモデルとなっていて、どんな人だったのかもっと知りたくなった。

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    2026年08月10日
  • オオルリ流星群

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    大人の青春。悲しい思い出も、楽しい思い出も、45歳になってみんなで分かち合えるのが素敵。大人になっても、何かを目標にみんなで作り上げていくのは子どもの頃と楽しさは変わらないだろうな。大人になってもわくわくを忘れないでいたい。

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    2026年08月10日
  • 宙わたる教室

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    ドラマにハマり、3周後に読み始めたため、答え合わせになってしまった。しかしながら、あの世界観に戻れるのは至福の時間。
    ドラマは無理な設定もあるものの、丁寧に深く掘っているため、感情移入しやすい。ドラマとセットを強くオススメ。
    特に、岳人役の小林虎之介の演技は絶賛!
    続編も楽しみ!

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    2026年08月10日
  • 宙わたる教室

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    ネタバレ

    柳田岳人
    ガッくん。都立東新宿高校定時制の二年生。ごみ収集業者で働いている。読み書きに難がある学習障害。父親は大手電機メーカーに勤める会社員。母親は専業主婦。

    三浦孔太
    東新宿高校を中退後、大麻の売人のようなことを始めている。岳人の不良仲間。

    朴大成
    東新宿高校を中退後、大麻の売人のようなことを始めている。岳人の不良仲間。岳人を応援している。

    藤竹叶
    三十四歳。東新宿高校の定時制に赴任した理科教師。科学部を作る。

    佐藤
    岳人たちが一年生のときの担任。メンタル不調で休職。

    長嶺省造
    東新宿高校定時制の二年生。七十代くらいのやせこけた男。

    四、五十代の女
    東新宿高校定時制の二年生。黙々

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    2026年08月09日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    宇宙や地球の歴史に魅せられた人が出てくる短編集

    “山を刻む”
    人との出会いというのは、つくづく不思議なものだと思う。人生というルートの分岐点は、初めから地図の上にあるのではない。人との偶然の出会いが、気まぐれにそこに分岐を作るのだ。

    天体、気象、化石、環境、素粒子、火山
    自然科学を人生に喩える描写がどれも素敵だった。

    なにかひとつ、これが本当に好き、というものがあると、それが心の拠り所になるんだなと思った。

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    2026年08月09日
  • 藍を継ぐ海

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    科学や自然を題材にしながら、人が受け継いできた思いや未来へ残していくものを描いた短編集。
    五つの物語それぞれに温かさがあり、知らない世界を知る楽しさと、人とのつながりの大切さを感じた。
    犬好きなので、『狼犬ダイアリー』が特に印象に残りました。

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    2026年08月09日