伊与原新のレビュー一覧
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胸熱でした!
大好きな「宙わたる教室」の続編。
東京都立東新宿高校定時制の話とはいえ流れを受けた別の話で藤竹先生もいない新たな科学部の話と思って読み始めましたが、岳人も佳純もアンジェラも長嶺さんも木内先生もいてくれて、新しい科学部を支える先輩になっていました。
岳人は大学に進学していて大学院を目指しているなんて順当と言えば順当なのに想像もできませんでした。
新たな登場人物もみんな一癖あっても人間らしくて応援したくなります。東新宿高校ならではのゴタゴタも懐かしい気持ちになりました。
今回はペットボトルロケットの実験がメインなので前作のクレーター作りより想像しやすいのもありがたかったです。
藤竹先 -
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小説はフィクションだけど、モデルがあったことをあとがきで知って驚いた。
最初はなかなか入り込めなかったが、途中から面白くなってきた。
実験の様子が詳細に書かれているが、カチカチ文系脳の私にはありありとは思い浮かばない。ドラマを見ていれば、もっと具体的にわかったんだろうな。
でも面白かったし、ちょっと胸が熱くなった。
心に残ったのは、『第三章 オポチュニティの轍』。養護教諭の佐久間の言葉が重かった。
『星を継ぐもの』、『火星の人』も読みたくなった。
そういえば、小学生の時一年間だけ、科学クラブに在籍していた。
カエルとイカの解剖。(なぜイカw)豆腐作り。葉から葉脈を取り出したことなどは覚えてい -
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ネタバレ40代のままならない現実
少しミステリアスで成績優秀だった同級生が天文台を作るために故郷に帰ってきた。継いだ家業がイマイチな久志、それなりの現実を送っている千佳の二人をメインに限られた予算の中、DIYで天文台を作ることになる。
高校時代の空き缶タペストリー制作とシンクロして、それぞれが過去の自分と向き合うことにもなり、いまひとつ煌めいていない現実と折り合いをつけようともがいている。
やっぱり若いときになにかやっておくというのは大切だなぁと伊与原先生と同年代の私も思います、向き不向きはありますが。多少がんばっていたことはあったけど、多少不登校気味でもあったので人と力を合わせてなにかを成し遂 -
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それぞれに繋がりはない独立した5つの短編集。
地質調査で山口県の見島に訪れた、理学部の助教の歩美。
今までの生活に疲れ、奈良県東吉野で心機一転、フリーのWEBデザイナーとして頑張るまひろ。
空き家に光が見えたとの連絡より、空き家内の大量の原爆資料を発見した長崎県長与町役場の小寺。
火球により隕石が落ちてきたと予想される北海道の白滝。その町で郵便局員として働く信吾。
ウミガメの産卵する浜がある徳島阿須町で祖父と二人暮らしをする中学生の沙月。
それぞれの物語に、ジャンルの違う知識が詰め込まれていてそれが圧巻。
それらの知識が物語の鍵となっていて、著者の知識量があるからこその、物語が展開していく