伊与原新のレビュー一覧

  • 藍を継ぐ海

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    読み応えのある短編集でした。
    学生時代の校外学習みたいに、感受性を揺さぶられるような物語でした。

    大自然の中の、歴史や営みをドラマ仕立てにしていてとても面白かったです。

    似たような本があればまた読みたいですね。

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    2026年09月15日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室の続編。
    主人公は今の東新宿高校定時制科学部だけど、前作の定時制メンバーたちが出てきてエモい。 藤竹先生が全く出てこなくて、その辺のなぜ?は終盤で回収されるんだけど、今回も徐々に仲間が集まっていき、みんなで1つの目標に向かってまとまっていく感じ、各々のキャラがしっかり立っている感じは前作のいいところがそのまま残ってる。

    ただ、実験シーンは文章だけでは理解しきれないところもあり(ガウス加速器とかわからなくて調べて動画見た)、今回は全日本サイエンスコンテストでの発表や結果がメインではない分、実験の完成からコンテスト結果までが最後の第八章に詰め込まれた分、最後の駆け足感が強かった。まあ総じておもしろかった。

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    2026年09月13日
  • オオルリ流星群

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    自分もロスジェネ世代。
    いつからか、リターンを常に意識しながら過ごしている気がする。

    リターンを意識せずに何かをしてみようかな。

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    2026年09月12日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ゆーき本さんの
    『コズミック・ガール 宙わたる教室』のレビューが良過ぎて、直ぐにメルカリでポチり。
    ゆーきさんのレビューは鬼ですな*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
    私のレビューより、ゆーきさんのレビューを読んでくださいませm(_ _)m


    前作の「火星のクレーター再現実験」から定時制の科学部は伝説となった、、、
    その6年後、顧問の藤竹先生が去り、廃部となってしまった東新宿高校定時制の「科学部」が舞台です。
    とある事情で進学校から定時制へと転入してきた少女・飯星佐那(いいほしさな)が、科学部を復興させようと奮闘し、新たなメンバーと共に今度はロケット作りに挑戦します。


    この前作のレビューで、うちの息子がディスレクシアと書きました。その話を息子と娘の前でしたんです。

    そしたら娘が、
    『母ちゃん!ディスレクシアは私の方だよ。
    ◯◯(弟)は本一冊読めるじゃん?
    私は本を読めたこと一度もないよ。2行目を読もうとすると、どこ読んでいたかわからなくなるんだもん。漫画だって読めたことないじゃん?』


    はっΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
    確かに、、、
    漫画を買って欲しいとねだられたこともなかった。。。
    息子はワンピース読んでいたのに、娘はそれすら読めないと言っていたっけ。。。


    弟は私が『世界から猫が消えたなら』を中学校用の朝読書の本に持たせたら、この本だけをぐるぐるぐるぐる何回も読んで、ストーリーどころか台詞も殆ど覚えてしまったことがありました。今の所その本だけですが。


    娘に読めそうな本を持たせたことがありましたが、確かに彼女から本読み終わったって聞いたことがありませんでした( ̄▽ ̄;)

    真のディスレクシアは娘だったのかっ!!

    今は患者さんと会話することで仕事になっているのでモーマンタイです( ̄^ ̄)ゞ
    良い仕事を見つけたなっ( ̄▽ ̄)





    私的には一作目の方が好みでした*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

    二作目もじぃーんと来ましたが、私はきっと藤竹先生がめっちゃ好きだったんですね。゚(゚´ω`゚)゚。
    先生には最初っから最後までいて欲しかったなぁ(*´꒳`*)

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    2026年09月11日
  • 藍を継ぐ海

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    短編小説は物語に入り込む前に終わってしまうからつまらないというイメージがあったけれど、
    この短編集、特に「藍を継ぐ海」は、違った。
    短編だから、少ない言葉だけれど、その少ない言葉に、風景や、人の想いが凝縮されていた。読むうちに、お話の世界が膨らんで、楽しめた気がする。
    自分が見たことのある海の様子を思い出しながら、お話の中の姫が浦の海が頭の中に広がりました。

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    2026年09月11日
  • 藍を継ぐ海

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    最後の章の藍を継ぐ海は、直木賞を取っただけあってアカウミガメの一生を基に人間の人生を感じさせる内容でした。

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    2026年09月10日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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     表紙の綺麗さに目が留まり、前情報なしで衝動買いした本。

     科学とヒューマンドラマが融合した短編集。
     文系の自分でも興味深く読める科学ネタと、それに自然と溶け込む様々な人生模様が魅力的。

     どの作品も続きが気になるような終わり方。
     その後がどうなったのか知りたい気持ちもあるけど、全てを語らないことで蛇足にならず、余韻に浸ったり想像を巡らせたりできるので逆に良いのかもしれない。
     人々の人生のターニングポイントを垣間見せてもらえたことで、自分の人生の選択にあたってのヒントを得られたような感じがする。

     どの話もそれぞれ良かったけど、特に表題作でもある「月まで三キロ」、そして「天王寺ハイエイタス」「山を刻む」が好き。

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    2026年09月10日
  • 宙わたる教室

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    面白かった。
    普通の学校でさえ色んな人がいて色んな思いを持ちながら学生生活を送っているが、ここに集まった人たちはそれ以上に色々とあり、それを抱えながら、それでも自分の意思で前に進んでいく強さが良かった。
    前に進む理由が知的好奇心(宇宙)だというのが他にはないところだった。
    何歳になっても、どんな環境でも、自分が「楽しい、ワクワクする」と思える人生を過ごしていきたいなと思った。

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    2026年09月09日
  • 藍を継ぐ海

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    藍を継ぐ海では父親が違う姉を想いが妹の心情がとてもリアルに感じられて息が苦しくなる。太平洋を泳ぎどこへでも行ってしまうウミガメの逞しさに救われていく様を見て、人間とは本当に小さな存在であることに気づかされた。全ての話に共通するのが田舎のコミュニティ。自然や歴史と向き合う人々の苦悩や生きる力は力強く、学ぶべきところは多い。伊与原さんの得意な科学と綺麗な情景が絡み、本作もさっくり読めました。大好き度❤️

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    2026年09月08日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    オオルリのお話が結構気に入って本作を手に取った

     久しぶりに新鮮な読後感を味わえる作家さんに出会った感じがする。どれも色合いがとっても異なる短編集。どこに向かうの?ってなワクワク感が最後まで続いて、温かいオチへと向かう。この感じ伊坂幸太郎作品に似ている気がする(だから好きなのかな)。

     神戸大理学部卒というキャリア(しかも惑星だって!)を存分に生かした感じの物語構成が私にはとっても心地よい。

     表題作「月」は文章で悲しさが表現されないぶん、とても深く悲しみが浸透するし、最後の「山」は新田次郎を彷彿させる山物語だな。「星」も「アンモナト」も「天王寺」も「エイリアン」もカキーンと響くほどではないものの、後味が良い素敵な作品だ。どんどん他の作品を手に取ろう。

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    2026年09月08日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    この著者の短編集は初めてであったが、長編と同様に人物の心の描写を丁寧に描いていて心が温かくなった。3.7

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    2026年09月07日
  • 翠雨の人

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    海洋放射能汚染の研究で知られる地球科学者・猿橋勝子さんの物語。「面倒くささはすなわち、真面目さであり、粘り強さであり、正しさです。どうか自信を持ってください」という奈良岡の手紙が良くて泣けた。
    これは朝ドラになるんじゃないか…!?

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    2026年09月06日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    「宙わたる教室」の続編。
    先が気になって一気に読んだ。
    東新宿高校定時制に編入した佐那、以前、この高校にあった科学部を再開したくて色々模索する。
    その中で、同じクラスのみちると知り合い、1年生の翔太を勧誘し、休学していた理も加えて科学部を再開する。そしてペットボトルロケットを飛ばすことになる。
    今回も色々な背景の生徒が集まり、OB、OGも登場する。
    以前、科学部を作った藤竹先生は出てこない、いや、正体を現していないだけで、佐那達をしっかりサポートしている。
    卒業生の柳田岳人が気になっいたが、大学生になっていて、大学院にまで行くことになっていて、何だかとっても嬉しくなった。彼の努力が報われていることがとっても嬉しかった。
    どんな環境でも、人間努力次第だ。
    大人の、社会の嫌な面もちょっと垣間見えた。
    しかし勇気と希望をもらえる話だった。

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    2026年09月06日
  • 翠雨の人

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    ネタバレ

    猿橋勝子さんの伝記を元に書かれたフィクション。
    女性科学者の先駆けとして有名だが、実はこれを読むまで業績を知らず、物理学なのかと思っていた。女学校を卒業して一度は就職したが、4年後の昭和16年に出来たばかりの帝国女子専門学校に入り、雨が好きだった事から気象研究の実習に行かされ、そこで生涯の師と仰ぐ三宅泰雄と出会う。
    この学者の名前も知らなかったのだが、まだまだ女性の地位が低かったこの時代にまったく女性差別をしない平等主義の三宅先生と出会えて、勝子は運が良かった。
    勝子は真面目で努力家だった、というエピソードが満載の小説だが、敗戦に米ソの対立など大変な時代に生きていた。平塚らいてうが同時代に生きていて、期待されていたとかすごい。
    原爆や水爆実験による放射能の影響を調べるため分析方法を考えるところからスタートする。化学をやる人は地道なんだなぁと感心してしまった。また、科学者というのは、ずっと先のことを想像?予測できなければいけないと思った。それを伝える努力も。
    勝子は、忙しい中、後進のために道を作る努力もした。その一端が猿橋賞という事。
    それにしても、水爆実験が世界の環境に対してどれほど危険か理解した後、実験禁止にしたアメリカの行動は立派だったと思う。

    この作者が小説にしなければ猿橋勝子の存在も知らなかった若い人にぜひ読んでもらいたい。

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    2026年09月06日
  • 翠雨の人

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    女性が理系の教育を受ける機会に恵まれない時代に、科学の道を志した猿橋勝子の物語。実話のようだから驚き。アメリカとの実験勝負はかっこよかった。自分の世界からかけ離れすぎていて共感は難しかったけど勉強になった。

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    2026年09月05日
  • 藍を継ぐ海

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    初めて読む著者さんです。

    統一されたテーマはあるもののそれぞれの短編に繋がりはないので、好きな順番で読むことが出来ます。

    『祈りの破片』が圧倒的に一番良かったです。
    被曝資料を収集し続けた男と、生き残った神父の話。
    著者さんのあとがきで、広島平和記念資料館の初代館長の活動に着想を得たお話だと知りました。

    他のお話は、個人的に主人公にあまり感情移入出来ない・好きになれない部分もちらほらありました。
    でも、「何かを継ぐ・繋ぐ」というテーマで展開される優しい話は、自然と涙が出ることもあり心に響きました。

    また違う著作も読んでみたいと思います。

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    2026年09月02日
  • 宙わたる教室

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    とても読みやすかったです。感動して何度も泣きました。
    「人間は、その気にさせられてこそ、遠くに行ける」
    その通りだと思う。
    藤竹先生のようにいい人に出会えさえすれば変わる人生もあれば、そのまま掬われずに道を外れていく人生もあって、でもその瞬間がくるまで誰がどうなるかわからないのも人生だと思う。
    岳人が縁を切った不良少年たちもどこかで掬われててほしい。

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    2026年09月01日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    宇宙や科学に興味が持てるように、理系のessenceが散りばめられた短編集。

    読みたい本には登録していた、はじめましての作家さん。ド文系の私をも引き付ける『引力』があるなぁと感じた。

    面白い、興味深い、読後感も爽やか。
    次に読む作品が楽しみになる作品でした。

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    2026年08月30日
  • 宙わたる教室

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    面白かった!シンプルにまっすぐな青春!
    まるっきり文系の人間だけど、こんなふうに知的好奇心の赴くまま、知らないことを知っていきたい。

    現実はただ暗い、だけれども、未来に向かって走っているときは明るい。明るく思えてくる。なんだか、がんばれ、がんばろうって言いたくなるストーリー。

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    2026年08月28日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作もそうだったが、実際の学生の挑戦をヒントにした
    うっすらノンフィクションということにワクワクする

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    2026年08月28日