伊与原新のレビュー一覧

  • 宙わたる教室

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    読み終えて、いちばん強く感じたこと。
    人は、人との出会いでしか変われない。そんな気がしました。

    舞台は、新宿にある都立高校の定時制。それぞれに事情を抱えた生徒たちが科学部に集まり、「火星のクレーター」を再現する実験に挑む物語です。

    理系科目がずっと苦手だった自分には、読み始める前、正直なところ身構えがありました。けれど読み進めるうちに、それは科学の話である以上に、人と人との物語だと気づかされていきました。

    不器用にぶつかり合いながらも、少しずつ前を向いていく登場人物たち。その姿を追ううちに、こちらまで静かに背中を押されているような感覚になりました。

    学ぶということが、人をこれほどまでに

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    2026年07月03日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室が泣けたので、その続編は読まねば!です。

    前作から6年後の東新宿高校・定時制が舞台です。かつて学会での受賞やJAXAとの共同研究という快挙を成し遂げ「伝説」となった科学部でしたが、現在は部員ゼロで廃部、熱血漢だった顧問の藤竹先生も学校を去ってしまっていました。
    そこへ、ある事情からエリート進学校を中退して編入してきた宇宙大好き少女・飯星佐那(いいぼしさな)が現れ、周囲の冷ややかな目をはねのけて科学部を再始動。新たな仲間たちと「自前のロケットを飛ばす」という壮大な夢に挑む物語です。

    前作と同じように、一章一章それぞれのキャラクターにスポットを当てながら丁寧に描いていく手法は、鮮や

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    2026年07月03日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    シリーズ第2弾ですが失速していない。むしろ吸引力が強い。科学部の先輩たち。藤竹に変わり、支える人々もしっかり用意されている。それでも主人公たちの思いと行動力あってのこと。作者の緻密な設定に脱帽です。一気読み必死。必ず今年のマイベスト3に入るだろうな。

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    2026年07月01日
  • 宙わたる教室

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    ドラマ版の予告を見て面白そうで購入。
    文系だけど、実験シーンなんかも面白く読めた。
    こういう話、もっと読みたい。
    個人的に読んでいて心が苦しくなったのはオポチュニティの轍だけど、1番心に残ったのもこの話。
    3ヶ月のはずが15年頑張った、オポチュニティの轍。
    願いと祈りを込めずにはいられなかった。

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    2026年07月01日
  • オオルリ流星群

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    初めて読んだ、伊与原さん。
    最近、弱いなぁ、こういう中年の活躍もの。
    ただ、ストーリー設定だけじゃないでしょ、この描写設定等々、描き方がうますぎる!
    もっともっと、読んでみよう、伊与原さん。

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    2026年06月30日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    「宙わたる教室」の東新宿高校定時制の科学部の活躍から6年。一人の少女が科学部の復活を試みる。

    前作に引き続き、感動の展開。奇をてらわずベタな展開ではあるが、筆者の真摯な姿勢がなんとも心地よい。

    個人的には本作に登場する院内学級についてさらに深掘りしたい。

    前作に劣らず期待を裏切らない作品。

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    2026年06月29日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ネタバレ

    何度も涙が・・・
    若者の挑戦、こういうジャンルは素直に泣けるし感動する。
    読後もさわやか、影響されたい!

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    2026年06月29日
  • 藍を継ぐ海

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    全編相変わらずの「適度に科学」も含まれていておもしろかった。伊与原作品への期待値がどんどん上がってます。

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    2026年06月29日
  • 宙わたる教室

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    NHKドラマがとてもよかったと聞いていて、でも観れなかったと残念に思っていたときに出会ったその原作!

    読みながら明るくなるだったりはないのですが、とにもかくにもおもしろく、じんわりとあたたかく、読んでよかったと胸を張って言える素敵な本でした!!

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    2026年06月26日
  • ブルーネス

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    専門用語で想像出来ないものだらけだった。本当に直木賞か疑った。でも、この作品に引き込まれてしまった。登場人物が素敵で、映画で観てみたい。もう少し話を続けて欲しいとさえ思った。
    文庫本で読んで、解説が分かりやすかったのも、嬉しかった。しばらく余韻を楽しむことができた。い〜い作品です。お薦めします。

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    2026年06月25日
  • ブルーネス

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    地震について真摯に向き合う人々の話
    出てくる人がみんな真剣。
    地震って怖い、予想しようといろいろ研究しているにも関わらず、まだ納得のいく結果が出せない。
    武智先生のひたむきさも、それに引き込まれる準平もかっこいい。いろいろな人を巻きこむ熱意が先生にはあるんだなと。
    市川君の話のところは悲しくなった、あの地震で市川君と同じ境遇に陥った子たちがたくさんいるのでは、、、と思った。

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    2026年06月25日
  • 翠雨の人

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    猿橋賞、の猿橋勝子さんの物語。
    賞の名は聞いたことがあるけれど、猿橋勝子さんのフルネームも人生も何も知らなかった。読み終えた今、何故今まで何も知らなかったのかと不思議になるほど偉大なことを成し遂げた化学者である。

    ただ目の前の仕事に苦労を厭わずひたむきに取り組む姿は、ある意味、世界の中のひとつの歯車のようだなと思う。一人で完結しない生き方で、世界全体を一歩進めるために生きてらっしゃったのだなと。いや、ただの歯車として働くうちに、一歩を進めていたということか。地道に集めたデータで立ち向かっていく姿に心から感動する。

    他方、科学は公平かといえば、主義によって絶対的な結果がねじ曲げられることもあ

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    2026年06月25日
  • 翠雨の人

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    猿橋勝子という方を初めて知った。女性である事が、障害となる中、科学分野で戦中も一心不乱に邁進。そして戦後に花開く。素晴らしきかな。この物語を知る事が出来、幸せ。

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    2026年06月27日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室の続編。とてもおもしろかったです。今回のテーマはロケット。燃料には廃棄食材を使用し、現代のトレンドも取り入れている。伊予原先生の科学の知識には相変わらず関心してしまう。

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    2026年06月24日
  • 宙わたる教室

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    大人になっても夢を諦めなくていいんだって思えた。諦めなければ必ず何か手にできるはず。子供の頃に夢見ていたことも今は忘れかけてたりするけど、もう一度やってみようかなと奮い立たせてくれる一冊だった。

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    2026年06月23日
  • 翠雨の人

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    ネタバレ

    化学者(特に海水雨の放射線)として有名な猿橋勝子先生の伝記でした。少し難しいところもあり、読むのに時間がかかりましたが、最後まで読み切りました。特に第4章の終わり方がきれいでよかったです!

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    2026年06月22日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    とても良かったです。
    『宙わたる教室』の続編。
    伝説と言われる東新宿定時制高校の科学部が、新たなメンバーにより、新たな伝説を作る。
    科学に青春をかけた熱い物語でした。
    科学部に集うメンバーが、またまた個性豊かだが、それぞれ苦悩を抱えている。
    しかし、科学的な悩みを打ち破り、人生の悩みも乗り越えて行こうとする個の強さ、仲間がいることの強さを満喫できた。
    何度も目頭が熱くなった。

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    2026年06月20日
  • 翠雨の人

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    伊与原新さんの猿橋勝子さんの評伝小説ですね。
    評伝としたのは、フィクションでありながら、猿橋勝子博士の史実に基づいて書かれているからです。
     何より、日本の女性科学者として、初の博士となり、「日本婦人科学者の会」の創立者の一人として、女性科学者の地位と育成に尽力された足跡を描かれた素晴らしい小説です。
     題名で、気象予報士の話だと思っていましたが、そうではなく、気象庁の初の女性研究員となり、師匠の三宅泰雄と共に、放射能の環境への影響の研究で世界的に認められ、気象庁の初の女性職員になり、数々の功績を残された日本の誇る女性科学者の物語でした。
     伊与原新さんの、読み易い軽妙でいて、真実を伝えて行こ

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    2026年06月19日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    短編小説であったが、全ての章において余韻をもたせてくれている。読み手の想像力に委ねるということだと思われる。そして、理系的要素を余す事なくストーリーに当てはめてくれている。理系的知識も得られる等、至れり尽くせりな小説だと感じた。

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    2026年06月17日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作に続き青春科学小説の傑作だと言える物語に熱くなりました。「どこかで素晴らしいものが、見つけられるのを待っている」カール・セーガンの言葉を体現するわくわく感に包まれます。

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    2026年06月16日