伊与原新のレビュー一覧

  • 宙わたる教室

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    ネタバレ

    自分好みの小説に出会えた。
    映画で言うと、私は「天使にラブソングを」が好きだ。自分に自信を失っていた者たちがあるきっかけで生きがいを見つけ出し、自分の可能性に気づき、活躍する。バラバラだった人間関係にやがて絆が生まれる…そういった前向きで希望のある話が私は好きなんだなと改めて思った。

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    2026年08月02日
  • 宙わたる教室

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    伊与原新さんの理系派小説。
    NHKドラマは飛び飛びで見ていて、改めて読んでみるといろんな発見がありました。

    高校の頃にこういう先生に出会えたらよかったな。
    大阪の定時制高校にヒントを得たノンフィクション的な要素もあり、定時制に通う学生ひとりひとりが抱える背景の深刻さにもリアリティを感じます。
    それでも、もしかすると自分の第一歩が、この宇宙につながっているとすれば、こんなに夢のあることはないですね!

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    2026年08月01日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室も読んでいたので、科学部のみんなに会うことができて嬉しかった〜。
    人はいつからでも学べる、挑戦できるっていうことに胸が熱くなった。
    学べるって、本当にありがたいことなんだよね、当たり前のことじゃないんだよね。
    小児科病棟のくだりは、以前自身が小児科で勤務していたこともあり、子供達に夢を見せてあげれたこと、special thanksになっていたこと、とても嬉しかった。
    これもドラマ化しないかな〜絶対みる!

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    2026年08月01日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ネタバレ

    定時制に通う生徒には、多かれ少なかれ問題を抱えているものが多い。仲の良かった友達を亡くしたもの、父親にこき使われているもの、日本人が大嫌いなものなど事情はそれぞれ。今回の主役は、進学校をやめて東新宿高校に入った飯干佐那。
    佐那は、小学生の頃、藤竹先生率いる東新宿高校科学部の全日本高校生サイエンス大会を観に来ていた。
    それが元で、科学部再興を目指す。藤竹なき東新宿高校では、以前の科学部は影も形もないなく、1から部を作り上げなければならない。
    努力はすれどなかなか仲間は集まらない。そんな中、副校長の百瀬が佐那の担任里仲に取引を持ちかけ、顧問になるように差し向ける。
    同じクラスのみちる、工作が得意な

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    2026年07月31日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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     岩手の農芸高校を舞台に、宮沢賢治の世界観と自らのルーツを探っていく一夏を描いた作品です。

     物語は、東京から転校生がやってきたところから回り出す。主人公は小さい頃から花巻の伝統芸能である鹿踊りに熱を入れてきた高校二年生の壮多。この夏も八月に行われる全国高校総合文化祭への出場を目指して練習に取り組んでいる最中だった。そんなところにやってきた転校生の深澤は、壮多から見れば妙に鼻につく男で、幼馴染の七夏には近付けたくない。そう思っているのに、イギリス海岸へ深澤を案内することになったところから事態は動き始め、そこで出会った先輩と深澤、七夏は地学部を立ち上げることに。怪我で鹿踊り部の練習に参加できな

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    2026年07月31日
  • 宙わたる教室

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    いくつになっても、学ぶことはできる。また、あらゆる事情があって学べない人もいるけど、手を差し伸べる人がいれば戻れる場所がある。戻れる場所がどんな人にも届く社会であって欲しい。涙が出た。続編も読みたい。

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    2026年07月29日
  • オオルリ流星群

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    たまらなく良かった!1971年生まれのワタシなので、この歳で読むとグッと来る。加えて登場人物達もほぼ同年代なのが、さらに迫るものがある。オススメ!

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    2026年07月28日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    前作『宙わたる教室』を読み猛烈に感動し、いろいろ検索していたらちょうどのタイミングで続編にあたる本作が出たばかりだと知る、なんたる幸運!
    今回の科学部には、藤竹先生がいない。きっかけも壮大な構想も、全てを握っていた藤竹先生の不在……どうなることかと思いながら読み進める。
    前作の『レジェンド』たちの登場には「やっと来た〜!!」と胸が高鳴るが、それだけで解決するものでもなく。
    さまざまな登場人物の視点で、それぞれの過去や秘密も絡みつつ、いつの間にか関わる人が増えていく。人とのつながりがまた別の人を呼び、協力が生まれたり、些細なことからアイデアが浮かんだりして、実験を繰り返しながら物語は進んでいく。

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    2026年07月27日
  • 宙わたる教室

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    序盤、苦手なやさぐれ主人公でクライム&バイオレンスで挫折しかけたけど本筋が始まったら面白すぎて一気読みしてしまった

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    2026年07月27日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室から世代交代した科学部。
    それぞれの良さが絡み合って、一つのものが出来上がっていくのって、ほんとにアツい。
    読後感も、熱く爽やか。次の世代に続く感じがとてもよい。

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    2026年07月26日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    感動しながら読んでいたのに
    ロケットのネーミングにカフェで読んでいたのにも関わらず、
    吹き出した

    長嶺さん
    格好良かった

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    2026年07月26日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    地震、鯨、レース鳩、珪藻、偏西風といった理系の題材で描かれる短編集。

    現実世界のものを参考にして書いているから、まずはこの作品を楽しんで気になったら参考文献を読んで楽しめるというお得感。特に「玻璃を拾う」でモチーフとなった珪藻アートはすごく気になった。川に行って珪藻を観察してみたい。
    文体はかなり淡々としていて難しい言葉も少なく読みやすい。それでいてうまく理系の題材を取り入れて心を揺さぶる文章になっていて自分の好みだった。他の作品も読んでみたい。

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    2026年07月26日
  • 翠雨の人

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    戦中戦後にこんなに素敵な研究者がいたとは。
    猿橋賞のことも猿橋勝子さんのことも一切知らなかった私ですが、すっかり勝子さんのファンになりました。
    「なぜ雨は降るのだろう」という素朴な疑問を持ち続け、研究を重ねてこられた姿はとてもかっこよかったです。
    単身でアメリカに渡られて、ただ1人で自分のやるべき研究を全うされたこと。すごいことを成し遂げられたにもかかわらず、奢ることなく粛々と自分の道を歩まれた人生。
    感動の一冊でした。

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    2026年07月22日
  • オオルリ流星群

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    伊予原さんの作品を読むのは3冊目。良いペースで読み始めたものの、途中から「これはいつもの『優秀だけど不遇な科学者の冷静だけど思い切った行動に、周囲のもやもやとした感情を抱えた人たちが影響され、やがて喪失から回復し、一歩前に踏み出す物語』というやつか?」と、やや食傷気味に。
    と思ったら、最後は胸が熱くなっていっぱいになった。謎がかっていた伏線の回収も見事で本当にやられた。
    おそらく自分は、本作のような「理屈とか将来のためとか損得ではなく、目の前にある物事に一生懸命取り組む」というもの全てに感動してしまうのだと思うが、本作はそれに加えて「その姿を必ず誰かが見ていてくれている」という要素が加わってい

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    2026年07月20日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室の続編です(o^^o)


    まだ前作が未読の方は
    『宙わたる教室』を読んでからこちらを読むことをオススメします(^^)



    前作から6年


    あの東新宿高校定時制に転入してきた佐那。
    しかし、伝説の科学部はなくなり、藤竹もいなくなっていた、、、


    どうしても科学部を作りたい佐那
    ところが、クラスメイトたちは興味を持ってくれるどころか
    話を聞かずに教室を出て行ってしまう。
    なんだか空回りばかりしてしまいます、、、


    科学部はどうなってしまうのか!







    いやぁ、面白かった!


    今回も研究を通じてたくさん失敗して、相談して、また失敗して、揉めたりして、でもちょっとずつ道

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    2026年07月20日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    雪のお話がすきでした。
    ずっと静かなトーンだからこそ、人の感情の起伏がじわじわと伝わってくる。とても好きな作品でした。
    アンモナイトの話もすき。
    またこころがきつい時に読みたいなぁ。
    人っていいなって思える

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    2026年07月18日
  • 藍を継ぐ海

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    感動させてやろうとか、温かい気持ちにさせてやろうという下心がない物語で、気持ちが凪いでいく。
    登場人物を通して、こんな小さなところまで見つめる視点が温かい。
    と思えば目の前のちっぽけなことではなく、広い視野で物事を見せてくれる。
    日本なのに、知らないことばかり。
    今日も知らない物語がどこかで紡がれているんだろうな。

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    2026年07月16日
  • 藍を継ぐ海

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    5つの短編からなるお話でした。どの話も人の営み、先人の知恵、世界の広さを伝えてくれるもので、心が温まる物語に仕上げられていたと思います。希望を感じられる終わり方になっているのも良かったです。特に『祈りの破片』は涙が止まらなくなるくらい感動する物語に仕上げられていたと思います。良い読書時間でした。

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    2026年07月15日
  • 藍を継ぐ海

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    全国各地の心温まる5作でした。
    自分的には北海道の隕石の話と徳島のウミガメの話がとってもよかった。自分もこの先の人生どうしようか何も決まっていないけど、気に入った場所で自分のしたいことをしようと思えた。

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    2026年07月12日
  • 藍を継ぐ海

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    ネタバレ

    伊与原さんって
    元○○○○だったらしく、
    その科学・地学の知識と物語りが
    鮮やかに融合して、
    心地よく読めました。

    地質、生物、天文、地磁気
    のことが、下地になっていますが、それが
    じょうずに人間ドラマに織り込まれています。
    伊与原さんならではの作品だと思います。

    装丁のブルーも、タイトルの「藍」とマッチ
    していて、綺麗な素敵な仕上がりに
    なっています。

    五つの物語りは、それぞれ違うモチーフで
    一冊にまとまっていますが、
    しっくりと まとまっていて、
    座りがよい感じです。

    私のお気に入は、
    表題作でもある【藍を継ぐ海】です。

    ウミガメやシャチやクジラなどは、
    人間にはわからない磁気を

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    2026年07月11日