伊与原新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理系大学院生の女性が留学のための資金を貯めるため、理系かぶれの小学生の女の子の家庭教師をするお話し
連作短編理系ミステリと言うことで、ガリレオシリーズっぽいものを感じる
最後のお話しが一番いい
それまでにちょっと感じていた違和感が読み進めていくうちに晴れていく感じ
伏線と気付かない程のささやかな違和感が序盤からあって
「あ~、こーゆーキャラなんだね」と解釈していたけど、実は理由があったという構造はとても大好きだ
この本は元々「プチ・プロフェスール」という題名の単行本を文庫化する際に改題したもののよう
よりによって何で「リケジョ!」なんて俗な題にしたのかね?
全部読んだら断然「プチ・プロフェ -
Posted by ブクログ
前作、「宙わたる教室」から、
6年も経っている‥!
しかし、東新宿高校定時制に、前作の顧問の
藤竹はいない‥
進学校から転入してきた、宇宙に強い憧れを持つ
ナサ子こと飯干佐那。彼女は、とうの昔に無くなってしまった科学部を、周囲から嘲笑されながらも
立ち上げに奮闘する。
そんな彼女の仲間となる、鼻ピアスとヘッドホンがトレードマークの間宮みちる。勉強は苦手だが
工作が得意な尾上翔太。病気で何年も遅れている
片倉理。中国から来た楊宇辰。
前作と同じく、定時制の高校に来ている生徒たちは様々な事情を抱えている。
初めはギクシャクしていた彼らだが、お互いを知ることによりしだいに打ち解け、力を合わせて
ペ -
Posted by ブクログ
伊予原新氏の著作を読むのは3冊目。第172回直木賞受賞作、「科学が私たちを温かく包み込んでくれる」と帯にあるが、まったく違う内容だった。伊予原市は理系の出ということもあり、テクノロジーを主題とした小説も多いが、本書はむしろ日本の地方(田舎)で生活を営む人々の話である。つまり、どちらかというとほっこり系。
5本の短編から成る。それぞれとても読みやすく、意地悪な人も出てこず、さらりとしている。地質の話や、隕石の話や、狼犬の話など。よく調べて書かれているが、ソフトな書き口なので、読み終わってみると案外印象に残らない。
最後のタイトルと同名の短編が良かった。徳島県でウミガメを見守る人々の話だ。ウミガメ