伊与原新のレビュー一覧

  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    エイリアンの食堂、山をきざむ、がよかったかな。
    どのお話もその人なりの苦しい時期に焦点をあてていて、でも科学の力だったり、人との出会いだったりで、苦しみが和らいでく様子に胸がスッとしました。

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    2025年11月29日
  • 藍を継ぐ海

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    広い意味で岩石にまつわる話の短編集。短編同士に繋がりがあるのか?と読み進めたがそれはなかった。暖かい気持ちになる話ではあった。

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    2025年11月25日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    何か悩みを抱えている人がいる。それでも誰かと出会うことで乗り越えられるそんな話だった。科学の話を取り入れているのが珍しく感じられた。そして科学の素晴らしさも感じとられた。

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    2025年11月23日
  • 宙わたる教室

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    ネタバレ

    定時制の高校に通う生徒たちの人生や悩みを、ひとり1章ずつとりあげる、熱い青春ドラマみたいな作品。
    定時制の生徒たちはみんな荒れてたり問題のある子ばかりなのに、藤竹先生はちゃんと真正面から向き合ってくれる。たまに余計なお節介やいたりして。こんな先生が本当にいたら良かったのになと思ってしまう。
    しかしこういう青春ドラマみたいな話は肌に合わず……。青春だなぁとしか感想が出てこない。あ、でも科学のいろんな知識を得ることができて、そこはとても楽しかったです。

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    2025年11月23日
  • 藍を継ぐ海

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    萩焼、隕石、ウミガメ…5編の短編小説。
    入念に下調べして書かれたお話。それぞれの分野の調査がしっかりされた上でお話が成り立っていた。少し難しく読むのに時間がかかる気がするが、面白かった。
    感情移入を強くするわけでもなく、人物の表現は軽やかで登場人物たちの感情の押し付けがましく無い。

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    2025年11月18日
  • オオルリ流星群

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    かなり青春小説。
    まぁいろいろ上手く行き過ぎだなとは思うけど、胸が熱くさせられるところもあった。

    本気で星の研究したいなら首都圏からもっと離れたところでやるべきではとは思ってしまう。
    自分は、中年になっても高校の頃の思い出にここまで執着できないと思うな〜。

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    2025年11月18日
  • 宙わたる教室

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    それぞれの事情を抱えて定時制高校に通う人達が科学部を立ち上げ、部員を増やし、結果を出してゆく話。
    モデルになった高校や実験があったらしい。
    私は理系に疎いので実験装置がイメージし辛く、実験の詳しい話は目が滑ってしまった。
    前向きになれる、良い話だったと思う。

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    2025年11月16日
  • 藍を継ぐ海

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    思った以上に読み終わるまで時間かかってしまった。
    これは伊予原さんの得意分野での執筆なのかなぁ…なんて思いつつ。
    ただ私にはなかなか難しい部分も笑
    またちがう作品も控えているので楽しみ。

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    2025年11月13日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    化石、月、火山など人の日常と科学が融合した、不思議な読後感の小説だった。山を刻むとエイリアンの食堂が好きだった。

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    2025年11月13日
  • 藍を継ぐ海

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    日本のさまざまな地域で眠っている科学的事象を物語に展開する力は素晴らしかった。

    小説を通して科学に出会うには、著者の作品が最も適しているのではないか。

    ただ劇的なストーリーを期待する人には向かわない小説でもあると思う。

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    2025年11月10日
  • 翠雨の人

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    猿橋勝子さんのフィクション。第五福竜丸やビキニ島の原水爆実験のくだりはとても悲しくて死の灰、広島原爆の黒い雨と辛すぎる歴史に分析でこんなに素晴らしい業績をもった人がいたことに感動した。ひたむきに実験に取り組み続ける姿勢は男女の垣根も越えるものかと。奈良岡さんが物語を支えるとても重要な立ち位置のひとだったね。

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    2025年11月06日
  • リケジョ!

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    博士課程の学生とお金持ちのお嬢様が登場人物の謎解きストーリー
    個人的には可もなく不可もなくという印象

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    2025年11月04日
  • 藍を継ぐ海

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    短編集。著者は若い人なのかなと思いながら読んで、あとがきで女性なのかなと思ったら、自分より年上の男性だった。
    地質学者と陶芸家の話、オオカミの話、原爆投下後の資料収集、隕石、ウミガメの話。
    わかりやすい感動話でないことで不思議な読後感だった。
    著者は東大の地球惑星科学博士とのこと。すごい経歴。
    でもそれでテーマも雰囲気もたしかに理系!と納得したのでした。

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    2025年11月03日
  • オオルリ流星群

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    まだ自分は社会に出てすらいないので登場人物達の悩みに共感することはできなかったが、なんとなく想像はできる。きっとここまで続けてきた仕事に疑問を持ち始める段階というのがあるのだろう。45歳は人生の分岐点の一つなのかもしれないと思った。天文台ははじめはみんな同情から始まったもの。しかし、作業をするにつれて高校の時に感じていた必死さのようなものに気づき自分のために天文台を作るようになった。それによって抱えている悩みが解決するわけではないが、前に進むことはできているのではないかと思った。読後感がとても良くて、心が温まるような感じがした。45歳になったらまた読みたいなと思った。

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    2025年11月01日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    オーディブルで聴きました。岩手の人は皆、宮沢賢治のことを宮沢賢治先生と呼ぶのだろうか。そしてどれくらいの人が彼の作品をどれくらい読んでいるのか調査してほしい。他の県に比べてやたらと多そう。

    「銀河鉄道の父」を読んでいたので、賢治先生をまるで聖人のように話す高校生に、あなたたち、賢治先生がどれだけしょうもない面を持っていたか(ほぼしょうもない面だらけ)知っていますか?と聞きたい。知ってます、その上で、いや、それだから先生が好きなのです、という人もたくさんいそう。

    それはそれとして、このお話は、青春謳歌小説ど真ん中過ぎて、ちょっと引いてしまった。皆、それぞれに夢中になれるものを持っていて、いい

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    2025年10月30日
  • 翠雨の人

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    「月まで三キロ」「八月の銀の雪」、そして著者の名を広く知らしめた「宙わたる教室」。

    伊与原新さんの直木賞受賞後第一作は、実在の科学者を描くという、伝記とフィクションを融合させた著者らしい作品です。

    今年のノーベル生理学・医学賞を受賞された坂口志文氏。その妻である教子氏もまた研究者であり、今回の受賞研究も二人三脚で成し遂げられたと会見で語られていました。未だ女性研究者の立ち位置が厳しい現状に残念な思いを抱いていた私にとって、この作品は一筋の光のように感じられました。

    猿橋勝子という女性科学者が、被爆国である日本人の立場から、アメリカのビキニ水爆実験で降った「死の灰」による放射能汚染の測定に

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    2025年10月28日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    読みやすい短編集。
    作者が地球惑星科学を専攻しているため、地学関係の内容が多く見受けられた。月や地球関連の話はスケールが大きく、幻想的な気分になった。
    一番好きなお話は「エイリアンの食堂」です!

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    2025年10月22日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    飛ばし飛ばしで途中で読むのをやめてしまった。
    私には残念だけど全く合わなかった。
    この本には悪いが他の作品を早く読もうと思った。

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    2025年10月15日
  • コンタミ 科学汚染

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     コンタミが物語の核と思い込んでいたが、そういう意味付けのタイトルではなかった。疑似科学批判批判派なる集団も存在することなど、普段意識しないトピックに自分はどちら寄りなのか考えながら読んだ。大筋のストーリーがコンパクトだったので、もう少し起伏に富んだ展開でも良かったように思う。各章の冒頭に挟まれる手記を書いた人物はもちろん、そんな優しい結論に落ち着くのかとまるで予想外だった。苦手と敬遠してきた科学の世界に、どんどん興味が湧いてきている。

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    2025年10月13日
  • オオルリ流星群

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    高校生の輝かしい青春の思い出で止まったままの中年の大人達が再会して、あの頃の青春を取り戻すように何かに向けて動き出す物語が、年齢が何かを諦める理由にはならないんだと思った。

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    2025年10月03日