伊与原新のレビュー一覧

  • リケジョ!

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    科学をロマンチックに語るのが上手だなと思う。
    聞き慣れない科学的な言葉での会話が続く場面に共感のしにくさというか非現実感が現れてくる。けれども、純粋でいて、かつ、ヘンテコな人たちの微笑ましさを感じることのできる作品だなとも思う。

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    2021年11月18日
  • リケジョ!

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    ネタバレ

    天涯孤独な理系女子大学生の主人公。フランスに留学するために必要な数百万円を貯めるために、お金持ちのお嬢様(リケジョ志望)の小学生の家庭教師をやる。

    ・猫の毒殺事件
    ・警備員殺人事件
    ・ストーカー電波事件

    など、数々の事件を理系の力を使って解決。
    最後は、ミステリー定番の自分の秘密に隠された謎を解いてフィナーレ。

    理系物語要素と、ミステリー要素がいい感じに混ざり合っており、またキャラも立ってるので読みやすかった。

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    2021年06月03日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    期待以上に面白かった。蝶子さんの説明は、素人向けではなかったけど、お天気絡みでこんなにいろいろわかるんだなぁと、とても興味深く読んだ。夏生くんもいい味出してる

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    2021年05月24日
  • コンタミ 科学汚染

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    ニセ科学と呼ばれるものは世の中に溢れているし、自分が信じているものもあるだろう。科学的根拠に基づいたものをと思っても、結局は自分が信じたいものを信じている。
    被災者の一縷の望みをも食い物にするような手法は許せないが、人は昔から非科学的なものに拠り所を求めてきた。

    「科学は人のよりどころはならない、科学は人を幸せにするための営みではないのだから。ただ、科学はこの世のすべての人間に等しく同じものを見せる」

    科学者であっても、真摯に真実と向き合うのは難しいかもしれない。感情や解釈が介在して、導き出される結論にも色が付く。ではどのように向き合えばいいのだろう。一般の人々にしたら情報を選別するだけで

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    2021年05月07日
  • リケジョ!

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    ネタバレ

    人見知りで理系大学院研究生女子の主人公と彼女が家庭教師として教えている生徒理緒のコンビが理系にちなむ?日常の謎を解くミステリー連作集。
    謎解きそのものはお手軽ミステリーだが、謎解きに関わる蘊蓄が少々手ごわい理系知識。ガモフが愛読書だったり、シュレディンガーの定理が「基礎」知識だったり、お手軽ミステリーを嗜もうとする文系娯楽小説好きにはハードル高すぎ(笑

    と言っても、その辺は読み流して一切問題無し。ちゃんと人間味も溢れてるし、恋愛要素や人情やらもしっかり楽しめるし、特に最終篇は理系の人が主人公の人情噺です故ご安心を。

    本筋と関係ないのだが、タイトルもうちょっとなんか可愛げあるのにして欲し

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    2021年03月03日
  • コンタミ 科学汚染

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    久しぶりの小説。
    技術科学を信じたくなる気持ちはよく分かる。
    少し?違うけど西洋医学と中医を併用してる私としては

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    2021年02月01日
  • お台場アイランドベイビー

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    ネタバレ

    謎の設定が弱いのだけども、キャラが生き生きしていて序盤は引き込まれるように読んだ。
    が、中盤以降、ちょっと弛んでいる感じで辛い。
    また、ミステリ、謎の要素が少し薄く、知りたいという面では訴求力になっていない。
    2010年の時点で衰退した日本を想定して書いているのだけど、日本が先進国の地位から転落しているにもかかわらず、日本の国籍、パスポートが価値をもっていたり、未来の設定にザラツキを感じた。3等国になったらななったで、もっと徹底的に惨めな日本国を書いて欲しかった。
    ひとりの人間の中にもうひとつの人格を作るというアイデアはSFではよくあるもので、電子技術、バイオ科学などで説明できる設定を作ること

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    2021年01月22日
  • リケジョ!

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    題名と表紙デザインからは予想できませんでしたが、意外にも心温まる良い話でした。カガク的に証明の出来る巡り合わせ…偶然とか運命ではない人為的な心のこもった出会い。素敵な話でした。

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    2020年12月28日
  • コンタミ 科学汚染

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    ニセ科学に対する、静かな怒りを感じさせる。もちろん、大上段に振りかぶって、正義の怒りをたぎらせたところで、共感は得られないし、そもそも間違っているという、冷静な認識もあるようだ。だからこそ正義の味方どころか、善人とさえ言えない科学者が探偵役なんだろう。とは言え、探偵役はクソ野郎すぎるが。

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    2020年11月23日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    気象が謎の解決のキーになる日常の謎もの
    金欠探偵の右田と気象予報士の蝶子は子供の頃の同級生
    職業は探偵だけど、謎の探偵役は気象予報士の方
    ってか、子供の頃のエピソード要るか?


    不機嫌キャラの気象予報士ってのは面白い
    不本意ながらテレビに出させられているらしい

    そんでもって、風場吹けば桶屋が儲かるかのように一見意味不明な予言をする「蝶子のバタフライ効果」
    リアルにそんな気象予報士がいたら面白そう


    依頼が少ない故に依頼を断らないというか断れない探偵
    依頼者の事情を含めて引き受けるというのもなかなかよい
    だからこそ変な依頼で裏の事情があるんだけどね

    キーホルダーを拾ってくれた人を探して欲

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    2020年04月14日
  • 梟のシエスタ

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    某Y大を思い浮かべた。大学の校舎の雰囲気は、母校。移転のため、もうないけど。国立大なんて似たりよったりかも。ちょっと懐かしい。梟の講義、受けたいな。おもしろそう。

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    2015年10月03日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    タイトルと表紙のイメージほどミステリアスなわけではないですが、日常の謎系の話をうまいこと天気に絡めていて、なかなか楽しめました。

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    2015年08月08日
  • 名探偵だって恋をする

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    宮内さん目当てで購入し、やっぱり「空蜘蛛」が一番好みだったし、この短さの中で、物語と人物描写のみならず細かな部分(音楽や服装等々)も「抜かりなし」で満足。
    影響されて、しばらくパッサカリアばかり聴いてしまった。

    アンソロジーゆえ、他4人の、今まで読んだことがないラノベ系作家さんの作品に触れられたことも良かった。失礼ながら、どなたも存じ上げなかったし、好みはあるものの、購入して損はなかった。(アンソロジー集は、半分以上の作品を気に入らないと、失敗したと思う)

    他作品では、椹野さんの軽めの探偵ものが特に気に入った。舞台がイギリスなのも好み。貴族探偵エドワードシリーズを読みたくなった。

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    2014年06月28日
  • リケジョ!

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    初オーディブルで聴き中。

    ①作品について
    主筋とは関係ないが、恋愛に関するノリがオタクっぽい少女マンガ風で気持ち悪く、あまりにステレオタイプ。

    ②オーディブルについて
    間が良くなく、場面転換がわかりづらい。
    声優?の年齢についての解像度が低く、「初老」の声が老婆で(こちらは作者の責任かもしれないが)、「60代の張りのあるバリトン」がヨボヨボ。
    少女の声がアニメ声すぎて浮いている。

    まだ途中なので追加はするかもしれないが、上記の修正には至らなさそう。
    オーディブルてこんなんかー。

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    2026年07月26日
  • オオルリ流星群

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    途中いい大人達がグズグズ昔の思い出ばかり浸って何やってんだろ、と思ってしまったのは自分が灰色の高校生活だったからか??

    しかしみんなで協力して何か作るってのはいいもんだよな。
    それがロマンの塊の天文台なおさら。

    流星のエコー音、聞いてみたいもんだ。

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    2026年07月25日
  • 宙わたる教室

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    これが現実をもとにしたものだとは、素晴らしい教師もいたものだ!

    センス・オブ・ワンダーあああああ!

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    2026年07月21日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    小説の中で流れている時間はスッキリとしている。清流のような感じだった。
    宮沢賢治にゆかりのある地。岩手県を舞台に地学部が旅をする。登場人物それぞれが秘密を抱えて生きている。過去に向き合う。彼らは成長していく。
    「銀河鉄道の夜」が物語に深く関係していた。

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    2026年07月14日
  • 藍を継ぐ海

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    海化けの島
    狼犬(オオカミけん)ダイアリー
    祈りの破片
    星隕つ駅逓
    藍を継ぐ海


    連作ではない短編集。
    時々ちょっとファンタジー感のある理系小説。
    全体的に静かで派手な盛り上がりもないんだけど、じんわりいい話だった。

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    2026年07月11日
  • 翠雨の人

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    大変な時代に自分の思うことをやり遂げ、周囲からも認められるとは大変なことだったろうなぁ。一つずつきっちりとこなしていくことが結果につながったんだと思う。

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    2026年07月10日
  • オオルリ流星群

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    すいこの対応で、何か違う未来があったんじゃないかとどうしても思ってしまうけど。友達でも知らないことはたくさんあって、あの時にどうして変わってしまったのか問い詰めてでも聞いたらよかったんだよね。できそうでできないだろうな…

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    2026年07月08日