伊与原新のレビュー一覧

  • 梟のシエスタ

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    大学を舞台に繰り広げられる権力争い。きっとどこの大学でも多かれ少なかれ似たようなことが起こっているんだろうと思いながらも、一見無関係と思われることが実は結果を導くための伏線であったり、見事な結末に驚くつつもスッキリした。

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    2026年01月22日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    博物館の職員たちのお話です。さらっと読みやすいです。
    自身も大好きな国立科学博物館が一部モデルになっていたので、すぐイメージできました。

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    2026年01月18日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    科学や生物のことが物語に出てくるんですが、私の頭ではピンとこないものもあって、ちょっと読みづらかった。

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    2026年01月17日
  • 翠雨の人

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    女性科学者の先駆け、猿橋勝子の生涯について。

    恥ずかしながら、私は日本の第一線で活躍する女性科学者を表彰する「猿橋賞」すら知りませんでした。

    勝子は大正九年生まれ。当時の女性は家庭を支える事が当たり前で、学問、特に理系の分野では女性の活躍が難しい上、戦前、戦後の日本人の研究者の立場は世界的にも低い。
    そんな中、真摯に科学と向き合い、アメリカの水爆実験による放射能汚染の実態究明に取組む姿に胸を打たれます。

    また、戦争の悲惨さや、水爆実験による放射能汚染等、詳しく説明されていて、今の人類の幸福と平和は先人達の功績のおかげなんだと改めて感じさせていただきました。

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    2026年01月17日
  • オオルリ流星群

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    母から勧められた本。伊予原氏の著作を読むのは初めて。本書は高校時代に同じプロジェクトで親しくなった男女6人のグループが、45歳になって改めて地元で天体観測所を作ることにしたというストーリー。それぞれ時を経て、家族や仕事など、自分の人生を振り返る。うつ病から引きこもりになってしまった人や、ミッドライフクライシスを経験している人もいる。青春時代に共有した喜びや痛み、いまだに引きずるわだかまり、自分の経験と照らし合わせ、思春期ならではの気恥ずかしさを思い出した。
    章ごとに視点が変わるという昨今流行りの方式なのはいいのだが、始めの方はキャラクターがあまり立っていないので、誰が誰だか見分けが難しかった。

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    2026年01月08日
  • 翠雨の人

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    伊予原さんの著書はいろいろ勉強になって好きなんだけどその点で言うと今回のはちょっと難しかったし、面白く無かった(じっくり読まない自分の読み方に問題があるんだけど)。自伝メインなのでしょうがないけど前半はそれらの説明がメインで今ひとつ。著者の想いがあまり伝わってこなかった。後半はいつもの伊予原節で面白かった。こういう話を教科書、ドラマ、映画で展開していけばリケジョも増えるのかな?

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    2026年01月08日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    かなり前に読んでたのを読み直したもの。表題作がかなり良い。我が子を自殺で亡くした父親のお話。いつからか、家族の話を読むと、親の立場で読んで、親の気持ちに共感するようになっていた。ずっと子どもでいたいと思っていたし、今でもそう思っているけれど、やっぱりもう私は大人なんだろうなあ。

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    2026年01月07日
  • ルカの方舟

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    ただのミステリではない。
    知的好奇心とロマンをくすぐられる、そんな一冊。

    1通のメールから殺人事件へ、そして火星生物にまで発展してしまうスケールの大きさ。
    生命の起源や火星生物について興味を持つ良いきっかけになった。

    磁場を感知する動物がいることに驚き。

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    2025年12月31日
  • リケジョ!

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    伊与原さんらしい、科学の知識の入ったミステリ。
    リケジョの律が、科学に興味があって、ハンダゴテを持ち歩く理緒とともに、身近でおきた事件を解決していく。
    最後は、律の子供の時の本にまつわる謎で、家庭教師を始めたことと関わってきて、科学の話も多かったけれど一気に読めました。

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    2025年12月22日
  • オオルリ流星群

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    高校で青春時代を過ごした5人が40代中盤に再会し、天文台を作る話。
    語り手が章ごとに変わるため、それぞれがどんな悩みを抱えているのか、各登場人物に対してどんな想いを持っているのかわかりやすい。
    私自身は30代後半だが、特に久志に対しては共感出来るし、自分の人生に対して期待をしながら生きてきたのに、平凡な毎日を過ごし、だからといって不幸でもないと思うような人にはわかるかもしれない。
    星の輝きが何光年も昔のものであるように、人の想い出や気持ちも、その本当の大切さに気付くには何年、何十年かかるのかもしれない。

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    2025年12月07日
  • ルカの方舟

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    人類史を変える謎。真相の解明は、
    一人の天才科学者に託された。

    この理系
    ミステリがすごい!!

    キーワードは「火星」「隕石」「地球外生命体」
    そして「論文捏造」
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    伊与原さんの作品は何作か読んでいますが、
    これはミステリ+理系偏差値低めの私には
    ちょっと難しい部分もあり(苦笑)、
    それでもゆっくり読め進めました。

    火星隕石に生命の痕跡が見つかった。
    その発表が捏造だという告発メールが記者に届く。
    そして研究室の教授が謎の死を遂げる。

    早い段階で事件が

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    2025年12月07日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    何か悩みを抱えている人がいる。それでも誰かと出会うことで乗り越えられるそんな話だった。科学の話を取り入れているのが珍しく感じられた。そして科学の素晴らしさも感じとられた。

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    2025年11月23日
  • オオルリ流星群

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    かなり青春小説。
    まぁいろいろ上手く行き過ぎだなとは思うけど、胸が熱くさせられるところもあった。

    本気で星の研究したいなら首都圏からもっと離れたところでやるべきではとは思ってしまう。
    自分は、中年になっても高校の頃の思い出にここまで執着できないと思うな〜。

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    2025年11月18日
  • リケジョ!

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    博士課程の学生とお金持ちのお嬢様が登場人物の謎解きストーリー
    個人的には可もなく不可もなくという印象

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    2025年11月04日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    オーディブルで聴きました。岩手の人は皆、宮沢賢治のことを宮沢賢治先生と呼ぶのだろうか。そしてどれくらいの人が彼の作品をどれくらい読んでいるのか調査してほしい。他の県に比べてやたらと多そう。

    「銀河鉄道の父」を読んでいたので、賢治先生をまるで聖人のように話す高校生に、あなたたち、賢治先生がどれだけしょうもない面を持っていたか(ほぼしょうもない面だらけ)知っていますか?と聞きたい。知ってます、その上で、いや、それだから先生が好きなのです、という人もたくさんいそう。

    それはそれとして、このお話は、青春謳歌小説ど真ん中過ぎて、ちょっと引いてしまった。皆、それぞれに夢中になれるものを持っていて、いい

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    2025年10月30日
  • コンタミ 科学汚染

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     コンタミが物語の核と思い込んでいたが、そういう意味付けのタイトルではなかった。疑似科学批判批判派なる集団も存在することなど、普段意識しないトピックに自分はどちら寄りなのか考えながら読んだ。大筋のストーリーがコンパクトだったので、もう少し起伏に富んだ展開でも良かったように思う。各章の冒頭に挟まれる手記を書いた人物はもちろん、そんな優しい結論に落ち着くのかとまるで予想外だった。苦手と敬遠してきた科学の世界に、どんどん興味が湧いてきている。

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    2025年10月13日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    なんかバタバタしていて一冊読み終えるのにえらく時間が掛かってしまった。

    宮沢賢治が教鞭をとった学校を思わす花巻農芸高校に通う2年生の壮多と幼馴染の同級生・七夏。ある日、東京から転校生の深澤がやってきたことで、これまでの日常が変わりだす。
    以前から七夏のことを知っているような深澤、急に学校に来なくなった七夏、心配する壮多に不自然な対応をする七夏の母、話の途中から挟まれだした謎の日記、そうした曰くありげな展開に、壮多も深澤も参加することになった地学部の活動が絡まる。
    ミステリーっぽい話に賢治ゆかりの地を巡る旅とは面白そうな題材だったが、私には少し消化不良。

    ここに挙げられた「イーハトーブ」や「

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    2025年09月24日
  • 東大に名探偵はいない

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    泣きたくなるほどみじめな推理:市川憂人
    アスアサ五ジ ジシンアル:伊与原新
    東大生のウンコを見たいか?:新川帆立
    片面の恋:辻堂ゆめ
    いちおう東大です:結城真一郎
    テミスノ の逡巡:浅野皓生

    東大出身という共通項が作品に表れるのかどうか??
    舞台は東大なんだけど、言葉や雰囲気に共通するものがある気がする。
    もっとも先に 六人の東大出身作家 と言われてたらそう思うのも仕方ないか……

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    2025年09月10日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    ネタバレ

    テンポよく読み進めていける軽快な小説で、自然科学系の蘊蓄も読めて面白いと思う。ただ、環の設定があまりしっくり来ず、エリート正規研究員というよりはバイトにしか見えない描き方だったり、箕作の描き方がファンタジー的で、あまり感情移入ができない。
    推理小説としても、「謎」の手がかりがあまり事前には描かれておらず、「精巧に組み立てられたパズルや手がかりを論理的に解きほぐして納得!」というものではなく、「描かれていなかった背景が謎解きの時に明らかになってくる」というものなので、推理小説としての謎解きの楽しさや爽快感はあまり得られない。なので楽しく軽快に読めるのは確かなのだが、あともう一歩という感じになって

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    2025年09月08日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    専門的で難しい部分はあるけど、今まで知らなかった分野に触れることが出来るのが伊与原さんの作品だなと。こちらの作品も同じく。

    キャラも良いが、環の整理整頓はあまり他人にはやってほしくないかも笑 やっぱその人によって大切なものって違うし笑

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    2025年08月31日