伊与原新のレビュー一覧

  • ブルーネス

    Posted by ブクログ

    面白かった〜!
    3.11の日、私は東京の職場であの地震を体験し、その日からずっとテレビで流れる津波の被害を目にして、その時は大丈夫だと思っていたけど数年後に見た映画インターステラーの津波のシーンで、信じられないほどドキドキして涙が止まらなくなった。全然大丈夫じゃなくて、心には津波への恐怖が植え付けられていたんだよね。
    だからやはり、地震が起きたら津波の心配をするし、津波で亡くなる人や行方不明になる人が出ないように願ってやまないし、津波警報が出た時にも結果小さな波しか来なかったとしても文句言ったりしたらダメだよなと思う。
    この話はフィクションとのことだけど、きっと日本の科学に携わる人たちは今日も

    0
    2025年08月20日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    短編小説が五編おさまっています。

    特に印象に残ったのは、「アルノーと檸檬」

    広島県の瀬戸内の島で主人公の正樹は生まれた。家はレモン農家。気難しい父親とは合わず、役者を目指して高校を卒業後に上京した。

    今は不動産管理会社の契約社員。
    築三十六年の三階建てのアパート「ニューメゾン塚田」は建て替えのため、年内に全戸の立ち退きの必要があった。正樹は立ち退きを説得をする為に、三〇三号室の加藤寿美江の部屋をを訪ねた。立ち退きの話のほかに下の階の住人から苦情も出ていた。
    下の階の住人から洗濯物に鳥の糞が落ちてきて困る、寿美江が鳥を飼っているのではないかという連絡があったからだ。
    実際に訪ねてみると寿美

    0
    2025年08月16日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    いろんなお話の短編集。作者は、悩みのある人物を描くのが特徴的だと思う。

    玻璃を拾うより、「単細胞の珪藻が美しいガラスをまとっているように、人間もまた多かれ少なかれ、見栄え良く繕った殻と、それに不釣り合いな中身をか抱えている。それがむしろ、ありのままの姿ではないのか。」

    人間が愛おしくなる1言。自分はこのままで良いんだと、
    周りの人にも優しくなれる言葉。

    0
    2025年08月14日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    前半ちょっと主人公たちがめんどくさいなと、イマイチ入りきれなかったが、巡検が始まってから面白くなった。この春にイギリス海岸行ったし、なんか嬉しい。銀河鉄道の夜、ちゃんと読んだことあるやろか?

    0
    2025年08月14日
  • 東大に名探偵はいない

    Posted by ブクログ

    伊与原新さんの作品が掲載されているとのことで拝読。

    なんだかんだ学歴社会の世の中において、東大という看板はやはり魅力的ですね。

    0
    2025年08月13日
  • ルカの方舟

    Posted by ブクログ

     科学系は苦手だが、著者の作品は知的好奇心を刺激され、読み進めるのが楽しい。専門外の一般人向けにわかりやすく且つ面白く書かれており、その手腕はお見事。今作は火星の隕石に纏わる物語。ミステリーなのでもちろん人が死ぬのだが、舞台が大学研究室が多く、主人公が刑事ではないので牧歌的な雰囲気。犯行予告やら大事な隕石が方舟の形に変形させられるやら、なかなか一昔前のミステリーっぽいことをする犯人が好き。ロマンを感じることはほぼない私が、珍しく心動かされワクワクした。

    0
    2025年08月12日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    辛くてもどん底でも、風は吹いていく。
    優しい風でほんの少し明るくなれる一冊。

    自分の中の眼鏡をかけて見ないようにしよう。


    何かが実ると信じること。
    今は伝わらなくても、いつかその意味を感じ取れればいい。

    0
    2025年08月12日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    この夏、ハマってしまった伊与原新さん(*´︶`*)
    6冊目になりました。(本屋さんに行っては買い足していて、最新刊も含めあと5冊積んでいます。幸せです。(*´ω`*))

    こちらの作品は、新潮文庫nexからの出版になりますので、若い方にお薦めしたいですね。高校生の夏休みこの本に出会えたら、記憶に残る読書体験になると思います。ぜひぜひ、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』も側に置いて、愉しまれてください。(読書好きの中学生や小学校高学年の方にもおすすめしたいですね。(*´︶`*))

    タイトルの『青ノ果テ』、
    サブタイトルの『花巻農芸高校地学部の夏』。
    ーわたし、今回は童話の世界じゃなくて、賢治先生が見て

    0
    2025年08月11日
  • ブルーネス

    Posted by ブクログ

    もちろんシステムとか用語とか全く分からなく難しかったけど、自分のやりたい、貫きたいなど突き詰めるひとたちはやはり尊敬するし、見ていてワクワクする。
    はぐれものも必要ですよね。組織にとらわれてばかりでは生み出せないから。

    0
    2025年08月10日
  • ブルーネス

    購入済み

    「地震は予知できないが、津波は予知できる」
    東日本大震災で大きな津波被害を経験したからこその説得力ある小説。

    #タメになる #ドキドキハラハラ

    0
    2025年08月03日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    地球のことを想い、宇宙にまで想いを馳せるとき、今の自分の悩みがものすごく小さなことになる。

    地球と月の関係と親と子の関係が似ているということ。
    色んな面を見せてくれる期間にたくさんたくさん向き合って、一緒に色んな思い出作ったり、関係性を深めていきたい。
    そして、成長しても色んな面を見せてくれやすくなるといいなぁ。

    奥平さんのキャラクターがとても好きで、また会いたい。
    自然を美しいと思う心を大切にしたい。

    この世の全て(?)は同じ素粒子から出来ている。
    まだ見ぬ子たちも、亡くなった人たちも、地球のどこかしらに素粒子として存在している、ということなのかなぁ…

    0
    2026年08月13日
  • お台場アイランドベイビー

    Posted by ブクログ

    なかなかのハードボイルドです。
    今回は出てこないのかな?と思ったところに地震研究の教授登場。
    社会構造の危うさと人の心の繊細さ、人間の優しさと強さ、可能性、理不尽なまでの致し方のない不平等など、日ごろニュースに接するたびに感じてしまう多くのことを物語とともに追体験できてしまいます。

    0
    2025年07月24日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

    Posted by ブクログ

    面白い。環の目上の人に対する物言いが引っかかるところもあったけれど、短編一つ一つがよい。続編もあれば読みたいと思う。

    0
    2025年07月23日
  • ブルーネス

    Posted by ブクログ

    伊与原新 2冊目

    津波予知に、それぞれの過去と想いを持って、熱く臨むお話。シンプルで分かりやすいストーリーで読みやすいし、読後感も良い。
    こう言うので良いと思う。

    0
    2025年07月16日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

    Posted by ブクログ

    自然史博物館が舞台で、鉱物、植物、動物、化石、甲虫、人骨と人類の知識がいっぱい詰まったミステリー。「送りオオカミと剥製師」の中のオオカミ犬の話は「愛を継ぐ海」で似た作品があったので既視感を感じつつもやっぱり興味深くて面白く読める。箕作と環のキャラとかけ合いが相性いいのか悪いのか、難しくなりがちな文献の説明も2人の会話などで和み読みやすくしてくれているので知識だけにならず楽しめた。環の言動に若干の幼さは感じるけど、11年前の作品だけど古さを感じることもなかった。事実と架空を交えてリアルでありロマンもある。

    0
    2025年07月15日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

    Posted by ブクログ

     ひょんなことから自然史博物館で働くことになった片付け魔の分類学者・池之端環と未整理の標本や資料が大量に所蔵された建物『赤煉瓦』に棲みつくファントムこと変人博物学者・箕作類の凸凹コンビが博物館で起こる事件を解決するミステリーで、鉱物、植物、動物、化石、昆虫、人類に関する博物学の蘊蓄が興味深く探偵コンビのキャラも良かった。

    0
    2025年07月02日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

    Posted by ブクログ

    書店で平置きされていたのですが、だいぶ前の作品なんですね。
    博物館と謎は相性が良いな、と思いました。
    鉱物、植物、動物、化石、昆虫、人類。
    それぞれのお話のテーマに対する「蘊蓄」も、とても興味深く読み進めることができ、もっともっと知りたいという気持ちになりました。
    ただ、「博識だけど人間的に難のあるベテラン男性と、それに反発する新入り女性」という図式がちょっと苦手なので、そこだけ少し馴染めなかったです。
    博物館の話がもっと読みたい、と思ったので★4

    0
    2025年06月26日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    高校生たちの部活動を通じて、宮沢賢治の物語と、その生きた時代を検証する。科学のトピックが小気味良く、山の描写も美しい。秘密を抱えた若者同士が少しずつ絆を深め、みずみずしい青春の描写に適度にハマる。

    0
    2025年06月15日
  • お台場アイランドベイビー

    Posted by ブクログ

    デビュー作だそうですが、私の伊予原さんの著作イメージとは全く異なるストーリーの小説でした。でも面白い。そろそろ直木賞受賞作を読もうかとも思いますが、期待し過ぎると肩透かしになることが多いんですよね。

    0
    2025年06月01日
  • ルカの方舟

    Posted by ブクログ

    いわゆる人類の成り立ちを巡るロマンと現実に起こる事件が絡みあいながら二転三転しながらいろいろなミステリの仕掛けもありながら解けていく様は美しいと思いました。

    2893冊
    今年121冊目

    0
    2025年05月02日