伊与原新のレビュー一覧

  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    2020年発刊の短編集、5作品。例えば外国人留学生。もともと不遇な上に舞い込んだ新たな困難に対し、科学の話題を、夢のチカラに変換して勇気をもらい克服していく。自分も前向きに頑張ろうと、改めて思う。

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    2025年06月19日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    高校生たちの部活動を通じて、宮沢賢治の物語と、その生きた時代を検証する。科学のトピックが小気味良く、山の描写も美しい。秘密を抱えた若者同士が少しずつ絆を深め、みずみずしい青春の描写に適度にハマる。

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    2025年06月15日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短編小説集。
    上手く生きれない人物の葛藤を描いた小説。自分自身も人生を上手く生きれなかったので、登場人物に共感と希望を抱いているのかもしれないです。

    ▼八月の銀の雪
     就活で苦戦している主人公・堀川。彼は、コンビニで働いている日本語が下手なベトナム人留学生・グエンに会う。当初堀川は、仕事の出来ない彼女に嫌悪感を感じていたが、彼女と会話を通じて表面だけ見ても何も理解できない事に気づく。自分と他者の内面の奥深くを知り、

    ▼アルノーと檸檬
     役者を目指し父親の反対を押しきり上京した主人公・正樹。しかし、現実は甘くなく役者の道は諦め、マンションの立ち退き業務に勤めながら希望のない日々を送る。その中

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    2025年06月14日
  • お台場アイランドベイビー

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    デビュー作だそうですが、私の伊予原さんの著作イメージとは全く異なるストーリーの小説でした。でも面白い。そろそろ直木賞受賞作を読もうかとも思いますが、期待し過ぎると肩透かしになることが多いんですよね。

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    2025年06月01日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    宮沢賢治ゆかりの地を巡る青春小説。果たして深澤と七夏の関係は?
    読みながら訪問地を調べるのが良い作品てす。
    銀河鉄道の夜を初め、複数の宮沢賢治作品が出ます。

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    2025年05月27日
  • ブルーネス

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    漁師さんとの意見交換シーンは大樹町のインターステラ社のドキュメントを思い出しました。
    乗り越えるものは研究対象物の壁だけではないんでよね。

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    2025年05月09日
  • ルカの方舟

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    いわゆる人類の成り立ちを巡るロマンと現実に起こる事件が絡みあいながら二転三転しながらいろいろなミステリの仕掛けもありながら解けていく様は美しいと思いました。

    2893冊
    今年121冊目

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    2025年05月02日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    終盤のふたりの会話が良かった。前半は子どもっぽい話でいま一つかなと思っていましたが、読み終わると深いため息でした。宮沢賢治、岩手、登山、自転車に会津若松と富良野まで、好きなもの勢揃い。今回は地学部が主人公とは言え文科系が色濃く出たストーリーでしたが、ちりばめた伏線が複雑でやっぱり論理的です。まだまだ伊予原さんの本が続きます。

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    2025年05月01日
  • リケジョ!

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     10年程前にリケジョなる言葉がちらほら聞こえてきたが、その頃に刊行された作品。旬の時期に読んでいたかった。捻くれた少年が猫殺しの犯人と疑われる話が面白かった。文系人間にとっては感心してしまう雑学が満載で、それだけでも結構楽しめる。キャラクターがしっかり作られているので、鼻につくような言動もなく好感が持てたのも高ポイント。難しくてついていけないテーマも正直あったが、ほとんどが興味を持てる日常の謎を解説してくれている。殺人事件の動機が陳腐過ぎる点だけが残念。

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    2025年04月21日
  • 梟のシエスタ

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    学長選のゴタゴタの謎が解けてスッキリ!教授がいっぱい出てきて少し混乱したけど、おもしろかった!
    フクロウ先生もっと出て欲しい。

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    2025年04月21日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    天気予報が大嫌いな気象予報士蝶子と幼なじみの探偵の元に舞い込んでくるささやかで奇妙な依頼。気象現象が鍵となる謎解きが読んでいて面白かった。蝶子さんの半ばヤケクソのような?尖った天気予報も楽しくて良い。「標本木の恋人」のお話が好き

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    2025年04月11日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    新しいことを知る楽しみを、この小説から始める

    知的好奇心をくすぐってくれる、温かい物語たち
    さくさくと読み進められて、もっと色々なことを知っていきたいなと思える本 
    個人的にはアルノーと檸檬が好きだったな
    ハトの空間情報の記憶能力は桁外れであること
    帰巣本能、帰る場所があるとは、
    ぎゅっと優しさが詰まった物語

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    2026年02月17日
  • コンタミ 科学汚染

    購入済み

    思い返せば、ニセ科学を疑うような言葉がちらほら見られる昨今。それに入り込む前に一度立ち止まって、自分なりに納得してから始めよう…と思わせてもらった小説。
    安易に信じるのは、今日のラッキーカラーやラッキーアイテムくらいにしておこう。

    #共感する #タメになる #深い

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    2024年11月16日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    伊与原さんらしい作品で、地学・植物学など、様々な蘊蓄がちりばめられていますが、「事件簿」とあるように、謎を解いていくファントムこと箕作と、環のコンビが良い感じです。

    短編集のように収められているのも、休憩しながら読めて、読みやすかったです。
    感情移入するお話というよりも、へぇ~ほぉ~なるほど~と知識を吸収する感じで、好みは分かれるかもしれませんが、知らないことを読みながら知ることが出来て、私は好きです。

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    2024年09月09日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    地球の磁極が反転するなんて、そんな馬鹿な!と思ったけど、数十万年に一回くらいは今までも何回もあったらしい。人類が誕生してからもあったらしい。地球から磁極のバリアが消えたら、太陽フレアとか起きたら、太陽からの放射線をモロに受けて被曝するらしい。初期の人類は生き残ったんだから、絶滅はしないようだが、電子機器なしには生活できない現代文明は様々な影響受けることは確実。ヤノマミ族とかは生き残れるかも。

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    2024年08月23日
  • お台場アイランドベイビー

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    「宙わたる教室」で伊与原新さんを知り、面白そうだったこちらも読んでみました。
    見事に、伊与原ワールドにはまった!

    後半は特にハードボイルドな展開でハラハラ、ある登場人物の潔さにカッコイイ!と心の中でガッツポーズ。

    和達教授の地震調査への熱い思いは、伊与原さんだからこそ書けたのかな?とも思ったり(伊与原さんは、絶対ロマン派の研究者ですよね)

    東日本大震災が起こる前にこの作品が発表されていたことにも驚きました。
    この物語に書かれていたようなことが現実のものとなってもおかしくないな、とリアルに感じる14年後の現在の日本。

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    2024年08月21日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    新潮文庫の100冊をきっかけに。
    ままならない人生を送っている、いろいろな年代の主人公の日常に科学との出会いがあり、人生に光が見え始める…という短編集。
    科学は日常の中にさりげなく出てくるので、理系小説といっても、とても読みやすかったし、科学がいいスパイスになっていたように思う。
    ミステリー要素もあって楽しめた。
    どの話もすごく好きだったけれど、「山を刻む」が一番好きだった。
    表題作の「月まで三キロ」は比喩表現が素敵でとても印象に残った。
    いつか看板、見に行きたい。

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    2026年04月25日
  • リケジョ!

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    素直に、楽しいストーリーで、理科の説明もわかりやすくて、好き。
    最近海外の裏切りのひどいドラマばかり観てたせいか、心が洗われる気がした。よい。

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    2024年06月28日
  • リケジョ!

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    ネタバレ

    大きな教授の律(理系大学院生)と小さな教授の理緒(小学生)、2人の「リケジョ」のバディもの。

    墓地でカツアゲをする中学生、電波を送るストーカー、野良猫事件、大学内の殺人事件、をカガク的な立場から解決していく。電波を送るとか、気持ち悪かった・・。

    ハンダゴテ、FMラジオの電波、ペットボトルのロケット、色覚の話、虹が見える条件など、興味深いエピソードもあって良かった。

    個人的には主人公の理緒とビッグママ、ロケットをつくる才田くんのキャラが良いな、と思いました。あとは理緒の家の運転手の恵人。
    特に才田くんは、理屈っぽい感じですが、自分の興味にまっすぐなところが良いなと思いました。そこは理緒と同

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    2024年06月07日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    『月まで三キロ』で伊与原新さんのファンになり、過去作、新作を読み進めています。名作や大作という印象はありませんが、著者らしい科学知識を強みとする作品が本当に好きです。こちらの作品もとても面白かったです。

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    2024年01月27日