伊与原新のレビュー一覧

  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    3.5くらい
    著者の八月の銀の雪が大変よかったので、みかけたこちらを読んでみた。
    宮沢賢治については代表作しか履修していない。
    ロードノベルなのかな?賢治を巡る旅を通して少年たちがそれぞれに何か掴んでいく。かつミステリの要素もあり、伏線回収もしっかりしてくれた。
    ラスト、壮多に芯が通ったと感じさせる鹿踊りのシーンはよかった。
    最初の表紙の感じと内容が思ったのと全然違って、不穏な感じから始まり、なかなかの読み応え
    私は根っから文系人間なのだが、科学館がめちゃくちゃ好きであり、サイエンスに憧れがある。この著者の作品はなんだか科学館を思い出させる。さすが地球惑星科学の先生である。

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    2026年02月19日
  • ブルーネス

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    伊予原新氏の小説を読むのは2作目。津波の予知にかかわる人たちの挑戦の物語である。
    センシティブなテーマなので、著者は慎重にリサーチをし、科学的な側面を出して書き進める。理系出身の著者ならではの視点が活かされている。当然ながら根っこには、東日本大震災の津波で亡くなったたくさんの人への思いがある。日本人が共有する痛みである。
    大地震の後の津波の規模を正しく予知し知らせることができなかった失意から、政府の一機関である地震研究会を退職した主人公は、大学の研究室に拾われる。ベンチャー事業家やコンピューターの天才や地質学専門家などと組み、津波予知システムを作ろうとする。手作りの機械は本当に津波を予知できる

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    2026年02月16日
  • ブルーネス

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    面白かった。展開も多くダイナミックな作品だった。見知ろうとしたこともない津波や地震のことについて仕組みを知れたし、その文脈にそれぞれキャラクターの想いや過去が折り重なっていて、とにかく満腹になる作品でした。最後、キャラそれぞれが1つに纏まる時の掛け合いや空気感、すごく感動した

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    2026年02月05日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    夏の研究旅行を通して得たかけがえのない経験、まさに青春と成長!さわやかな小説でした。宮沢賢治も好きなので、考察パートも楽しかったです。三井寺先輩はとてもよいキャラクター。あれは好きになってしまう。

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    2026年01月26日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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     アカデミックだけど、どこか心にしんみり来る物語の数々。
     超文系で理系学問が苦手な私は個人的且つ自分勝手なアレルギー反応のせいか、少し理屈っぽさが気になって身構えて読んでしまった。
     ただ、嫌な感じはしなかったので読み心地の良い作品だと思う。

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    2026年07月15日
  • 梟のシエスタ

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    大学を舞台に繰り広げられる権力争い。きっとどこの大学でも多かれ少なかれ似たようなことが起こっているんだろうと思いながらも、一見無関係と思われることが実は結果を導くための伏線であったり、見事な結末に驚くつつもスッキリした。

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    2026年01月22日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    博物館の職員たちのお話です。さらっと読みやすいです。
    自身も大好きな国立科学博物館が一部モデルになっていたので、すぐイメージできました。

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    2026年01月18日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    科学や生物のことが物語に出てくるんですが、私の頭ではピンとこないものもあって、ちょっと読みづらかった。

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    2026年01月17日
  • ルカの方舟

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    ただのミステリではない。
    知的好奇心とロマンをくすぐられる、そんな一冊。

    1通のメールから殺人事件へ、そして火星生物にまで発展してしまうスケールの大きさ。
    生命の起源や火星生物について興味を持つ良いきっかけになった。

    磁場を感知する動物がいることに驚き。

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    2025年12月31日
  • リケジョ!

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    伊与原さんらしい、科学の知識の入ったミステリ。
    リケジョの律が、科学に興味があって、ハンダゴテを持ち歩く理緒とともに、身近でおきた事件を解決していく。
    最後は、律の子供の時の本にまつわる謎で、家庭教師を始めたことと関わってきて、科学の話も多かったけれど一気に読めました。

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    2025年12月22日
  • ルカの方舟

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    人類史を変える謎。真相の解明は、
    一人の天才科学者に託された。

    この理系
    ミステリがすごい!!

    キーワードは「火星」「隕石」「地球外生命体」
    そして「論文捏造」
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    伊与原さんの作品は何作か読んでいますが、
    これはミステリ+理系偏差値低めの私には
    ちょっと難しい部分もあり(苦笑)、
    それでもゆっくり読め進めました。

    火星隕石に生命の痕跡が見つかった。
    その発表が捏造だという告発メールが記者に届く。
    そして研究室の教授が謎の死を遂げる。

    早い段階で事件が

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    2025年12月07日
  • 八月の銀の雪(新潮文庫)

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    何か悩みを抱えている人がいる。それでも誰かと出会うことで乗り越えられるそんな話だった。科学の話を取り入れているのが珍しく感じられた。そして科学の素晴らしさも感じとられた。

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    2025年11月23日
  • リケジョ!

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    博士課程の学生とお金持ちのお嬢様が登場人物の謎解きストーリー
    個人的には可もなく不可もなくという印象

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    2025年11月04日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    オーディブルで聴きました。岩手の人は皆、宮沢賢治のことを宮沢賢治先生と呼ぶのだろうか。そしてどれくらいの人が彼の作品をどれくらい読んでいるのか調査してほしい。他の県に比べてやたらと多そう。

    「銀河鉄道の父」を読んでいたので、賢治先生をまるで聖人のように話す高校生に、あなたたち、賢治先生がどれだけしょうもない面を持っていたか(ほぼしょうもない面だらけ)知っていますか?と聞きたい。知ってます、その上で、いや、それだから先生が好きなのです、という人もたくさんいそう。

    それはそれとして、このお話は、青春謳歌小説ど真ん中過ぎて、ちょっと引いてしまった。皆、それぞれに夢中になれるものを持っていて、いい

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    2025年10月30日
  • コンタミ 科学汚染

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     コンタミが物語の核と思い込んでいたが、そういう意味付けのタイトルではなかった。疑似科学批判批判派なる集団も存在することなど、普段意識しないトピックに自分はどちら寄りなのか考えながら読んだ。大筋のストーリーがコンパクトだったので、もう少し起伏に富んだ展開でも良かったように思う。各章の冒頭に挟まれる手記を書いた人物はもちろん、そんな優しい結論に落ち着くのかとまるで予想外だった。苦手と敬遠してきた科学の世界に、どんどん興味が湧いてきている。

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    2025年10月13日
  • 青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

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    なんかバタバタしていて一冊読み終えるのにえらく時間が掛かってしまった。

    宮沢賢治が教鞭をとった学校を思わす花巻農芸高校に通う2年生の壮多と幼馴染の同級生・七夏。ある日、東京から転校生の深澤がやってきたことで、これまでの日常が変わりだす。
    以前から七夏のことを知っているような深澤、急に学校に来なくなった七夏、心配する壮多に不自然な対応をする七夏の母、話の途中から挟まれだした謎の日記、そうした曰くありげな展開に、壮多も深澤も参加することになった地学部の活動が絡まる。
    ミステリーっぽい話に賢治ゆかりの地を巡る旅とは面白そうな題材だったが、私には少し消化不良。

    ここに挙げられた「イーハトーブ」や「

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    2025年09月24日
  • 東大に名探偵はいない

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    泣きたくなるほどみじめな推理:市川憂人
    アスアサ五ジ ジシンアル:伊与原新
    東大生のウンコを見たいか?:新川帆立
    片面の恋:辻堂ゆめ
    いちおう東大です:結城真一郎
    テミスノ の逡巡:浅野皓生

    東大出身という共通項が作品に表れるのかどうか??
    舞台は東大なんだけど、言葉や雰囲気に共通するものがある気がする。
    もっとも先に 六人の東大出身作家 と言われてたらそう思うのも仕方ないか……

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    2025年09月10日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    ネタバレ

    テンポよく読み進めていける軽快な小説で、自然科学系の蘊蓄も読めて面白いと思う。ただ、環の設定があまりしっくり来ず、エリート正規研究員というよりはバイトにしか見えない描き方だったり、箕作の描き方がファンタジー的で、あまり感情移入ができない。
    推理小説としても、「謎」の手がかりがあまり事前には描かれておらず、「精巧に組み立てられたパズルや手がかりを論理的に解きほぐして納得!」というものではなく、「描かれていなかった背景が謎解きの時に明らかになってくる」というものなので、推理小説としての謎解きの楽しさや爽快感はあまり得られない。なので楽しく軽快に読めるのは確かなのだが、あともう一歩という感じになって

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    2025年09月08日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    専門的で難しい部分はあるけど、今まで知らなかった分野に触れることが出来るのが伊与原さんの作品だなと。こちらの作品も同じく。

    キャラも良いが、環の整理整頓はあまり他人にはやってほしくないかも笑 やっぱその人によって大切なものって違うし笑

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    2025年08月31日
  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿

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    博物館を舞台の、謎解きもの。謎解きは平和系。キャラクターとかは既視感あるけど、博物館ウンチクが面白かった。

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    2025年08月27日