伊与原新のレビュー一覧

  • 梟のシエスタ

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    一見昼行燈なグータラ教授、袋井が大学内の派閥抗争に暗躍する。踊っているのは誰で踊らされているのは誰だ?

    伊予原新の大学物ということで手に取ったが…俺が読みたいのはこれじゃない感、決して面白くないわけではないのだが…。

    勝手な思い込みを裏切られたと思い込むのは、完全に読者のワガママと分かっているのだが、そうじゃなくてもっと学究の徒でちょいオタクテイストなの読みたいっす俺。

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    2023年10月28日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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    伊予原新を期待して読んだら、ちょっと残念だったが、これは過去作でしかも結構初期の小説なので、覚醒する前と考えれば妥当な出来かなぁと。

    パニックSF…というと、妙な方向に期待してしまう(マイケルクライトンとか)し、三体とか読んでしまっていると、地軸反転くらいなんぼのもんやねんと思ってしまうし、不利な状況もあって、乗り切れないとこもあるんかなぁ。

    とはいえ、今の伊代原小説の片りんは伺えるのと「科学者にとって科学はプロセスだが、一般人にとって科学は結果だ」という言葉など、得心の言葉や状況もちょいちょい出てきてそれは良かった。

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    2022年10月30日
  • リケジョ!

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    表紙の印象とは違って、しっかりした?ミステリー。
    来年、コペンハーゲンに留学が決まった院生の律。
    留学費用に悩んだ律に、お金持ちの令嬢、理緒の家庭教師の話が。
    理緒は理科が大好きな小学生で、律を「教授」と呼んで次々と謎解きに律を誘う。

    通称「投げ出し墓」に出没する足の幽霊の正体は。
    大学の説明会にやってきた女子高生のストーカー事件。
    近所で続く猫の不審死と怪しげな行動の少年。
    大学の研究室で起きた殺人事件の犯人は。
    律が幼い頃に病院で出逢った少女の秘密。

    人と距離を置き、華やかな女子に疎外感を感じる律が、理緒や理緒の周りの人々との交流や、事件に巻き込まれて、だんだんと角がとれてくるのが温か

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    2022年07月30日
  • 梟のシエスタ

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    最近この人の本ばかり読んでるけど、ちょっといつもとテイストの違う本だった。それでも最後に向かってのフクロウの解決シーンはやっぱりドキドキして面白かった。

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    2022年04月25日
  • お台場アイランドベイビー

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    2022/4/19
    えええええ~寅ちゃん…
    それ以外はジェットコースターで分厚い本なのにするする読んだ。
    震災前に書かれた本で、関東大震災が来て日本が崩壊した設定になっている。
    震災前にその発想すごいよね。
    そして日本はもうちょっと持ちこたえたよ。
    今来たら危ないかもしれんけど。
    予言書のようでもある。
    でもこの本のようにならないように持ちこたえたい。

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    2022年04月24日
  • コンタミ 科学汚染

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    博士号を取ることも、論文が学術誌(サイト)に掲載されることも、学会で発表することも、その気になればどうにでもなるってことがよくわかる。コロナ禍で散々目にしましたが、素人がその信頼性を判断するのは難しいのでそれっぽい事触れを鵜呑みにしちゃダメですね。

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    2022年04月15日
  • お台場アイランドベイビー

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    伊予原新の旧作をさかのぼって読んでおこうと思い手に取った1冊。デビュー作とあってぎこちなさや荒っぽさも感じてしまうが。

    そうか、伊予原新の最初の作品は、アクションハードボイルド小説やってんなぁ、今の作風である理系知識展開系の芽も見受けられるが、主人公や主要登場人物のほとんどは、肉体系かチンピラか文系。唯一地震学者が今の作品に出てきそうなタイプ。

    大型地震で壊滅的な打撃を受けた東京臨海副都心を舞台に、経済的にも国際的地位を失いつつある日本と腐敗した政治、出生届を出せないまま無国籍となった在日外国人たちなどの問題を描いた小説なのだが、この作品が東日本大震災前に書かれていることに驚く…とはいえ、

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    2022年04月01日
  • リケジョ!

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    「なんか引っかかる…→化学の豆知識を披露して事件解決」というパターンの繰り返しで、推理の過程の面白さをあんまり感じませんでした。種明かしをする場面が来たら面白いのですが、主人公が考えたり調べたりしている所はまどろっこしいだけで面白くなかったです。
    主人公はただ化学知識を淡々と披露しているだけなのに、子ども・高齢者・若い男性など出会う人々みんなから溺愛されているのも謎で、女性版やれやれ系ハーレム主人公という感じが苦手でした。

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    2022年03月20日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    ★天気は誰もえこひいきしない

    【感想】
    ・これはかなり楽しめました。たぶんキャラが好み。

    【内容】
    ・わりと科学の要素が強い科学ミステリ。
    ・夏生のとこにきた依頼を蝶子が解く。

    ・所在のわかっている人を探す。
    ・雷を探す。
    ・ヤバそうな荷物を運ばされる。
    ・誘拐されたバイオリンを探す。
    ・花見の場所取りを依頼された。

    ▼簡単なメモ

    【井出】依頼人。雷を探してほしい。八十には届いていなさそうな老紳士。以前犬探しの以来をしてきた佐久間さんの紹介で夏生のとこに来た。
    【江藤佑真】「標準木の恋人」さんの曾孫。
    【エルオスの竪琴】風によって鳴る音を楽しむ楽器だったらしい。一度聴いてみたい。

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    2022年03月20日
  • コンタミ 科学汚染

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    タイトルを見て、あーあれね、とピンと来る人は生命科学に知見のある方でしょう。
    実験の話ではなく、世の中に蔓延る”疑似科学”のメタファーとして使っているようです。
    ミステリータッチの謎解きといえば謎解き風で、主人公の二人のうち大学院生と准教授もキャラが立っているし、准教授の心のライバルであり、憧れ・理想の女性であるヒロインも、設定や背景が深堀されており、生命科学系の研究に関係している方でも充分リアリティを感じるのではないでしょうか。
    疑似科学やウソ・デマにたいして科学者サイドが目くじら立てても、手を変え品を変え、世間に絶えず湧き出てくる理由が人の不安や善意につけこんで商売する輩がいるのと、それを

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    2021年06月27日
  • 梟のシエスタ

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    面白かった。大学内ってこんな風になってるのかもと思ってしまう。水面下の駆け引きとか。
    それをあっさり見破ってばっさり切っていく感じがすっきりする。
    こんな変わった人がいたら面白いがなるべく関わりたくない。味方なら心強いが敵になると、もうなす術がなさそう。

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    2021年05月12日
  • お台場アイランドベイビー

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    震災ストリートチルドレンかぁ、大きな災害だとそんな子どもたちが出現するのかも。
    利用されるというようなことがないような世の中になって欲しい。

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    2020年04月16日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    天気予報が嫌いな気象予報士は、今日も妙な発言で
    天気予報を終了している。

    そんな彼女を幼馴染にもっているのが、主人公。
    夏が大好きだったのに、諸事情で大嫌いになり
    借金取りに追われている、という日常。
    なぜに借金? と思ったら、分かりやすいというか
    落ちそうな現実に落ちていました…w

    天気に関して、の事件でしたが、すべてにおいて
    言われたらそんな気も…な事件ばかり。
    彼女が適当に喋っているコーナー最後の言葉も
    たまに関連性があったり?

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    2020年04月01日
  • リケジョ!

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    「リケジョ」という題より単行本のときの「プチ・プロフェスール」という題のほうがいい。「プチ・プランス」(星の王子さま)だからね。物理学を専攻する大学院生の律と小学生の理緒が身の回りに起こる事件を解決する連続短編。二人が物理学の話をするうちに、ふっと律の頭に真相が浮かぶのだ。最後の短編は、律の小さい頃の謎を解決するちょっと感動的なお話だ。普通に考えると律は無茶苦茶頭いいというか、推理力ありすぎかな。設定も無理っぽいところもあるけど、まあいいか。

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    2019年12月07日
  • リケジョ!

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    留学に必要なお金が欲しい主人公に、三か月で百万の
    バイトが持ちかけられる。

    犯罪系かとおもいきや、ごく普通(?)でした。
    最後まで行くと、そんな繋がりが…という
    長年の謎が解けました、に。

    幽霊、無線、チェシャ猫、五感、主人公の過去。
    おまけのように、雇い主の娘の運転手とも
    良好そうな関係が見えてきます。

    全ては化学で解決できる。
    それにすがっている気もしますが、しがみつけるものが
    あるのはいい事だと思います。
    とはいえ、子供さん毎度あれを持ちまわっているのは
    結構重くないですか??w

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    2019年02月26日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    軽く読む分には悪くないけれど、あまりにキャラクター設定に頼り過ぎて著者の経歴からくる知識が上手く活かされていないように感じる。
    若者向けの作品なので、これくらいが適当なのかな。

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    2018年07月22日
  • 梟のシエスタ

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    変わった人ってそれだけで他人を油断させてしまうのかも。「こんな変人と一緒にいたら自分のペースが乱されるじゃん、関わらないでおこう」なんて思わせられて、気がついたらいいように物事が進んでいるのかもね〜。
    マイペース、マイペース。他人に心乱されることはないや。

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    2018年05月21日
  • 磁極反転の日(新潮文庫)

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     地球の磁極反転による人類の大混乱の様子にしては、迫力が足りない、なぞの宗教団体、失踪した妊婦たちの件は、この緊迫した状態を表現するには役不足である。そういうこと(なぞの宗教団体、失踪した妊婦たちの件)はあるかもしれないが、地球の終末の小説だとしたら、もっと過激である方が好みだった。

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    2017年10月05日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    お天気ミステリー。お天気はえこひいきしないっていう台詞がいい。第3章が好き。台風二過も友情ものとしていい。腐れ縁の幼なじみって感じも連ドラ向きなのでいつかドラマになりそう。

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    2017年03月12日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    「気象ミステリー」ともいうべきか。気象予報士の主人公と幼馴染の探偵が探偵事務所に依頼された問題を解き明かすミステリー。最近色々なジャンルの「人が死なないミステリー」が出てきているが、気象を絡めたものは始めて読む。天気予報にある程度知識のある人には面白く読めるかもしれないが、分からない人にはチンプンカンプンかもしれない。その辺の解説が詳しければもっと良くなったと思う。ただ、その部分を除けば楽しく読むことができた。感想はこんなところです。

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    2016年07月11日