伊与原新のレビュー一覧

  • 名探偵だって恋をする

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    ネタバレ

    ライトな謎説きアンソロジー。別に必ずしも恋してない。
    『空蜘蛛』の異色さと落ち着きが際立って魅力的だった。『ローウェル骨董店の事件簿』も落ち着いた文章と人間味ある雰囲気で好感度高い。本編後日談やスピンアウトが多いので新たなシリーズへの出会いもあるかも?

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    2015年11月24日
  • 蝶が舞ったら、謎のち晴れ―気象予報士・蝶子の推理―(新潮文庫nex)

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    お天気はゼッタイにえこひいきしない、というコピーに主人公の芯の通った心根がありそうと読んだ所、それは当たっていた。気象予報士が気象の知識とデータを元に謎を解く、という設定は初で、自然好き的に楽しい。最初の方の話こそ、解法のための謎になっていた感があり気になったが、後半に行くにつれてそれがなくなり、謎解きもこなれた。気象界(そんなものがあれば)の裏側に踏み込んでいくほど、フィクションであっても知らない世界を垣間見られて、面白さが増していく感。

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    2015年11月04日
  • 梟のシエスタ

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    学長選挙の迫る地方国立大学に新たに赴任してきた、風変わりな研究者・袋井准教授。昼夜逆転の生活を送り、昼間は眠そうで不機嫌。しかも、ときどきアルコールが入っている。嫌われてもひかれても気にしない、型破りな「フクロウ」は、閉塞感漂う学内のムードをものともしない。次々とトラブルに首を突っ込み、教授たちのスキャンダルを暴き立てていく。彼の目的は、いったい何なのか? 異色のアカデミック・エンタテインメント。(あらすじより)

    学長選に伴う教授たちや学部同士のどろどろしたあれこれ。こんなにどろどろしてんのか……。というかこの大学問題多すぎじゃないの?こんなもんなの?フクロウは良いキャラで面白かったんだけど

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    2015年10月25日
  • 梟のシエスタ

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    【収録作品】Ⅰ梟のシエスタ/Ⅱ梟のアプエスタ/Ⅲ梟のファンダンゴ/Ⅳ/Ⅴ
    *大学の学長選を巡る権謀術数。お約束の展開だが小気味がいい。

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    2015年10月03日
  • リケジョ!

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    タイトル通りの内容なのですが、理系女子たちのアクが弱くてパンチ不足かな。
    物理学的ネタの出し方は優し過ぎず複雑過ぎずと適度なバランス感覚だと思いますが、そんなところも含めて女性向けの作品だと思いました。

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    2015年09月28日
  • リケジョ!

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    日常の謎系列の短編集ですが、登場人物の科学好きなところがとてもほほえましいですね。
    事件の深刻さはまちまちですが、登場人物の明るさに救われることが多かった気がします。
    全体のオチがちょっと唐突でご都合主義な感じもしましたが、全体の雰囲気を壊すものでもないのでよしとしましょう。

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    2015年07月04日
  • リケジョ!

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    ネタバレ

    留学費用を稼ぐためお金持ちの娘・理緒の家庭教師を引き受けた律。奇妙な事件に巻き込まれては科学の知識で解決していく。理系が苦手な私には律の説明が「??」の部分もあったけどまあまあ面白かった。最後に明かされる家庭教師依頼の本当の理由、そこまでの伏線が上手い。

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    2015年05月08日
  • リケジョ!

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    【収録作品】投げ出し墓のバンディット/恋するマクスウェル/チェシャ猫マーダーケース/虹のソノリティ/四〇二号室のプロフェスール

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    2015年01月14日
  • 名探偵だって恋をする

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    タイトルから想像していた話と、何か違った。まぁ男女間のものだけが恋愛だけが恋ではないといえばそれまでだが。
    「秘密の小箱」椹野道流、「花酔いロジック」森晶麿、「浮遊惑星ホームバウンド」伊与原新、「空蜘蛛」宮内悠介、「消えたロザリオ」古野まほろ、の5話収録。
    2014/9/11

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    2014年09月13日
  • 名探偵だって恋をする

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    伊与原新めあてで買ったけれども期待外れ。全体的に自分の年齢で読むのがつらいというか居場所がない感じでした。最後の古野まほろさんの作品が面白かったので星三つにしましたが、それがなかったら星二つでした。

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    2014年02月17日
  • 名探偵だって恋をする

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    古野まほろ目当てで購入。
    一つひとつの話は面白いと思ったのだけれども、タイトルと内容自体はあまり関係ないものが多く、作家さんのシリーズのスピンオフをただ集めただけでアンソロジーの出来としては微妙。
    読んだことのない作家さんの作品に触れることが出来たのでその点は良かった。

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    2014年01月28日