ルカの方舟

ルカの方舟

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

火星隕石に生命の痕跡が見つかった。世紀の発見を取材する記者・小日向に"ルカの末裔"と名乗る隕石論文の偽装告発メールが届く。研究室には、偽装疑惑の教授の遺体と、方舟型に固められた隕石が残されていた。火星隕石が秘めた、地球生命の"出身地"。偽装が隠す真実とは。すべての謎の証明は"天才"百地教授に託された! 東大院卒作家が研究の栄光と暗部を描く、傑作理系ミステリ!

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ルカの方舟 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    藍を継ぐ海がとても良かったので。二冊読んで分かった、伊与原さんの小説がとても好きです。
    私は根っから文系人間だけど、物凄く楽しめた。流石に専門用語やら理系要素やら全部は分からないし、脳みそに入ってこない部分もあるけど、それでも面白すぎて一気に読める。あと少し賢くなった気がします。知らない知識を知れるので。
    火星隕石から生命の痕跡が見つかった。この一文でなんとまあ浪漫が掻き立てられること!
    生命、宇宙の浪漫とミステリー、研究者として生きる道の過酷さも、この話を構成するすべての要素が興味深く、良い読書体験だったなと思いました。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    昨日6時から墓参り雨の前に終わった 合計3時間ですか1人でですか、ご先祖さまいつもありがとう。
    いやあ地質学に天文学に色々ありすぎて追いつかないて、あとサスペンスに 夢がありまくりの45億年前の火星から地球に送られた生命の素 ゾクゾクする。しかし理系の考え方 いやいや伊与原新さんは夢の架け橋です

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    火星、隕石、生物
    というロマンのなかに、
    告発文、盗用、改ざん、パワハラ、大学の研究者の苦悩
    という生々しさもあり、
    殺人という
    ミステリーが混ざり、
    作者自身が大学の研究者だった経歴があるのでリアリティがあり、
    ともすれば、大学の人間関係のドロドロストーリーになりそうなスレスレのところで、
    スケールもあり、またロマンが帰ってくる。

    あー!こういうまとめになるのか。

    やっぱり伊与原新さんだなぁ。

    好きだなぁと、思った一冊。

    0
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

    地球惑星科学の知識とアカデミアを取り巻く環境を明瞭に描写しながらも伏線が紛れ込んでおり、読み進める度に物語の進行に意外性を感じることができる。巧妙なトリックの数々を駆使するミステリも良いが、読者に高度な情報を与えつつ奥行きのある物語を味わえる物語も良いなと感じた。

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    鉱物のことも宇宙のこともわからない私もおいてきぼりにされることもなく読み進められました。
    研究者って本当に好きな仕事を出来て羨ましく思っていたのですが、けっこう大変な仕事なんですね そして悲しかった。

    0
    2021年10月30日

    Posted by ブクログ

    理系な話は良くわからないけど、なんだか好きなんだよなぁー。あは!って口癖の百地先生、とぼけた話し方で鋭い感じ、ドラマ化しそうだなー。

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    専門用語が多くて最初は読み進めるのに苦労した。
    でも中盤からは気になってどんどん読めた。読み応えがすごい!

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    火星からの隕石に見つかった生命の痕跡。
    “ルカの末裔”からの偽装の告発。
    方舟形に加工された隕石。
    研究室と研究費。

    院卒の著者らしく、
    かなり専門的な部分に深くまで切り込んでいくミステリー。

    それぞれのテーマがどれも興味深い。

    作品としてはどのエピソードの結末もミステリー的で、
    個人的な好みとしてはもう少しエンタメ寄りが好きではある。

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    伊与原新さんの科学サスペンスミステリーですね。
     実はこのミステリーは、江戸川乱歩賞に投稿して、惜しくも受賞を逃した作品を加筆訂正して、デビュー前から温めていた作品との事です。ですから、伊与原新さんの科学ミステリーの『原点』の作品ですね。

     「帝都工科大学アストロバイオロジー研究センター」のセンター長の笠見教授が、実験室で死亡した。
     どうやら有毒ガスを吸った為と思われるが、死因に不審な点がみられる。同時に同センターが、研究中の火星の隕石に「FFP(捏造・改ざん・盗用)」の疑いが有るとメールが、科学雑誌社と大学の関係者に送られてきていた?
     帝都工科大学の大学本部の研究公正委員会が開かれて、真相解明の予備調査委員会を立ち上げることになる。そして、その委員長に天才科学者の百地教授が任命される。補助として、火星の隕石の取材をしていて、笠見教授の遺体を発見した科学雑誌『プリズム』の記者の小日向が加わることになるが…………?

     素敵に面白いミステリーです。
     百地教授のユニークさが、硬質な物語をユーモアを込めて和らげてくれるのが良いですね。探偵は、この百地教授、ワトスン役が小日向記者。
     「火星の隕石が涙滴型磁鉄鉱、すなわち生物の痕跡があると認められる」というコンセプトで、地球の生命誕生のロマンが語られて、それがミステリーのキーワードになっています。
     伊与原新さんの登場人物は、個性がしっかりしていて、物語をそれぞれもり立てるので、飽きがこないですね。それに、別の次元の科学的興味を引き当てるので、好奇心をくすぐられます。
     とにかく、読み出すと止まらなくなるのが嬉しくなるのが、伊与原新さんです。
     他の作品が気になって仕方がなくなる愉しい作家さんです(=゚ω゚=)
    (メメさん、『ルカの方舟』夢中で読んでしまいました。これは、ますます病みつきになりますね。次に読む本が楽しみです♪)

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

     科学系は苦手だが、著者の作品は知的好奇心を刺激され、読み進めるのが楽しい。専門外の一般人向けにわかりやすく且つ面白く書かれており、その手腕はお見事。今作は火星の隕石に纏わる物語。ミステリーなのでもちろん人が死ぬのだが、舞台が大学研究室が多く、主人公が刑事ではないので牧歌的な雰囲気。犯行予告やら大事な隕石が方舟の形に変形させられるやら、なかなか一昔前のミステリーっぽいことをする犯人が好き。ロマンを感じることはほぼない私が、珍しく心動かされワクワクした。

    0
    2025年08月12日

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