村岡花子のレビュー一覧
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ネタバレ「リンバロストの乙女」を読み始めてから、こちらが先だった、と気づき、慌てて電子図書で購入して同時並行で読んだが、どちらも良かった!
主人公のそばかすはシカゴの孤児院で育ち、独り立ちするために材木屋に自分を売り込む。片手がないことから、支配人マックイーンは断るつもりだったが、そばかすの真っ直ぐな心意気に胸を打たれて森の木を盗賊から守るため見回りをする仕事を与える。誰もいないリンバロストの沼地をたった一人で守るのは大変だったが恐怖に打ち勝ち、次第に美しい自然に魅せられていく。また、素晴らしい自然の生き物の写真を撮る鳥のおばさんやその姪であるエンゼルと出会い、ますます仕事に精を出すようになる。リンバ -
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あんなによく知っているはずの本書を初めて読みました。村岡花子さんのお孫さんである美枝さんと恵理さんにより改定された「赤毛のアン」は、美しい情景が目に浮かぶような表現力と、アンやダイアナたちの少し古風で美しい言葉使い。
マリラとマシュウとの愛情溢れた暮らし。
ギルバートとの関係…。
おっちょこちょいで癇癪持ちのアンが、聡明で美しい女性へと変化していく過程。
普段500ページに及ぶ読書は少し構えてしまうのですが、読んでいるあいだ中、幸せで満ち足りた時間を過ごすことが出来、いつまでも読み続けていたいと思えました。アンの子供たちが活躍するお話まで、ずっと読み続けていきたいです。 -
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なんと言葉選びの気持ちいいこと
翻訳のおかげでこんな昔の話がすごく面白く読める
アン「ああ、でもね、その点ではわたしたちみんなが試験されることになるのよ。だからわたしたちはかしこく考えぶかくふるまって、自分も暮らし、人も暮らさせてあげなくてはならないわ。」
デイビー「すばらしいなあ。ぼく、おとなになったら教会になんかちっともいかないんだ。天国には自分だけでいけると思うもん。」
私もそう思う
そうか、天国に行くためによいおこないをすることは、自身の人生の最高の理想を追うことなのか
だから神様を信仰してるのか、そうゆう理屈なのか、ウン十年生きてきて初めて知った
結構読み応えあるな…赤毛のア -
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私の人生を一冊の本にするならば、その第一章の終わりにこの本との出逢いを書きたい。そう思うくらい大切な一冊です。当時の私は挿絵の少ない本を読む経験があまりなく、また古典ものの海外文学を読むのもはじめてのことでした。少ない情報、馴染みのない世界観のなか、足りないところはその都度空想して補って読んでいきました。マシュウとアンが話しこみながら馬車に乗って行く帰り道に広がる濃い紺と銀砂をまぶしたような星星の空。舌に触れるとあまりの甘さに痺れるようなルビー色のいちご水。私とアンの二人で作った、私達だけの「赤毛のアン」です。アニメやドラマが幅広い世代で親しまれている作品ですが、文字や小さな挿絵たちをもとに自
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ネタバレとてもよかったです!
アンとギルバートがようやく2人の家を持ち、一緒に暮らし始めたところから物語が始まります。
ご近所の方ともすぐに仲良くなり、幸せな毎日。
しかし、一番近い家との交流はなくアンは不安と好奇心を抱きました。その家には、金色の髪をもった青い目の美しい女性 、レスリー が暮らしていました。若いレスリーは人一倍の苦労を1人で背負い続け、心は無愛想に冷たくなっていました。最初は誰に対しても心は見せず、刃を振るっていました。
しかし、アンとの出会いで変わっていく姿に読んでいて感動しました。
そんな中、アンとギルバートとに子どもが産まれます。しかし、難産で一時はアンの命も危なくなり…
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Posted by ブクログ
何度目かの再読。
アン・シリーズ3の読みどころは何といってもクライマックスで、アンが本当の自分の気持ち、というと陳腐な表現になるので、ここは思いきって言葉にしよう、「真実の愛」に気づくところでしょう。そうでしょう。
そのクライマックスまでの、アンの華やかな大学生活は、時代が違う今でも羨ましいものがあり、自分のかつての大学生活との充実ぶりの違いに今更ながらガックリくる・・・
前回までは全く注目していなかった、ボーリングブロークの生家を訪れるシーンは、なかなかに感動した。そして、もっと感動したのが、それに続くアヴォンリーへの帰郷で、マリラの「自制を失い、わが娘をひきよせ・・・」という喜びよう