村岡花子のレビュー一覧

  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    最初は生意気な印象だった末娘のリラの成長がすばらしい。
    シリーズの中で異色に感じる程人生のシビアな面が描かれているが、それはモンゴメリ自身が第一次世界大戦を経験したからに他ならない。それでも、アンから引き継がれた想像の世界や、希望を失わない人々に勇気づけられ、読者はシリーズを終えることになる。
    最後にこの1冊があることで、シリーズの読後感が引き締まる。

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    2010年09月19日
  • 炉辺荘のアン―赤毛のアン・シリーズ7―

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    アンの最後の家。ここに住みたい。台所でスーザンの作るパイをつまみぐいしたい。
    炉辺荘という訳はもうちょっとステキにならないものかしら。

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    2010年09月19日
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    読み終わりました!

    ああ、今回もいくつもの困難が待ち受けていましたが、アンは持ち前の辛抱強さと、愛情、公平な心と、ほんの少しの幸運とで、1つづつ問題を片づけて行きました。

    この章ではアンはギルバートと婚約し、結婚前の3年間、校長先生になって努めるあげる物語なのですが、その間アンとギルバートは離ればなれに暮さなければならなかったので、その間ギルバートに向けた手紙形式で物語は進んでいきます。

    正直、この『手紙形式』の小説が私は苦手ですので、最初はちょっと読みにくかったのですが、途中からアンの魔法にかかり、ドンドン読み進んでしまいました。

    中でも嬉しかったのはキャサリンの変貌ぶりと、エリザベ

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    2010年08月18日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    アン・シリーズ3作目。
    大学に進学したアンとギルバートとの不器用な恋愛模様が、多くの女性の感性を揺さぶる作品だと思います。
    読み終わって、とっても気分爽快でした!

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    2016年11月30日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    アンブックスのよさは「何気ない日常の中に含まれる人間たちの豊かなペーソス」だと思う。
    起きる事件といえばせいぜい自分ちの牛がお隣のキャベツ畑を荒らしてしまったとか、ケーキを持って歩いているところを見られるのは恥ずかしいことだと思い込んで、思わずケーキを川に投げ込んでしまったとか、その程度のこと。
    そんなささいな出来事に潜む小さなおかしみや悲しみなどの感情を豊かに描きだしているところが、アンブックスの一番の特色だと思う。

    でもそんなアンブックスの中で、この『アンの娘リラ』だけは「世界大戦」という大きな史実が下敷きにあるので、他のアンブックスと比べて登場人物の喜びや悲しみの質がまるで違う。
    作中

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    2009年12月12日
  • パレアナの青春

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    とても楽しくて一気に読みました。
    夢見る少女だと思っていたパレアナも大人のなって、
    現実の生活に悩んだりしながらも、いつも明るく生きています。
    恋にうぶなパレアナがとってもかわいかったです。

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    2009年12月08日
  • アンをめぐる人々―赤毛のアン・シリーズ8―

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    2008年3月発行の新装版を読んでみました。
    子どもの頃からの愛読書ですが。
    やっぱり、面白いですねえ〜!
    時代色も感じますが、ほとんどは今にも通じるような。
    いきいきとした描写で楽しめます。
    「シンシア叔母さんのペルシャ猫」で楽しく笑い、「偶然の一致」のロマンスににっこり、「父の娘」にちょっとハラハラ、「ジェーンの母性愛」ににやにや、「夢の子ども」にしんみり、「失敗した男」に涙、「平原の美女タニス」にどきどき。
    結末知っているのに、乗せられました。

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    2009年10月07日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    去年の母の日、息子にお母さん何が欲しい?と聞かれた。
    特に欲しいものはなかったので、特にないよと答えたら、絶対に何か答えて。たとえば本とか。と言ってくれたので、私が大事にしているシリーズの本を頼んだ。
    『赤毛のアン』シリーズの第6巻の『アンの夢の家』を買ってきて。とお願いしたら、すぐに買ってきてくれた。
    母の日のプレゼントとしては最高のものでとても嬉しい。
    『赤毛のアン』シリーズは大事に大事に読んでいるので、途中で結構間があいてもおかまいなし。
    かなり久しぶりに手にした。

    アンはギリバートと結婚して、新しい住まいへと引っ越していった。
    ギルバートがアンのことを思って探してくれた新しい家を、ア

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    2009年10月07日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    最初は四苦八苦しつつでしたが、途中からは楽しく読むことが出来ました。
    リラの精神的成長と、それを見守りながら一喜一憂する家族の姿がしっかり描かれていて、とてもよかったです。
    さらにすごかったのが、風景描写。 単なる描写に留まらず、モンゴメリならではの表現がちりばめられ、主人公の心理ともきちんとリンクさせているところは、さすがです。

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    2010年09月19日
  • 王子と乞食

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    王子と乞食が入れ替わるよくありがちなストーリーはたぶんこの話が発祥です。
    二人が入れ替わった後の話の展開にハラハラさせられる。
    読後の爽快感がたまりません。

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    2009年10月04日
  • 丘の家のジェーン(新潮文庫)

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    子どものころ読んだときはあまり印象に残らなかったけど再度今回読んだらとても心に残った。ジェーンのいじらしさが大人の思惑やいこじな心を溶かしていくさまがとてもよかった。アンシリーズより好きかも。

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    2011年07月21日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    とても魅力的な人々のお話。ロイド老淑女の話もすてきだった。「めいめい自分の言葉で」は一風変わったお話。ファンタジーのようだった。全部楽しく読みました。

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    2011年07月21日
  • 王子と乞食

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    こんなに面白い話だったのか!が読後すぐの感想。日本の子供向け簡易版とはちょっとラストが違う。オススメです

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    2009年10月04日
  • パレアナの青春

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    『少女パレアナ』続編です。ただ純粋に「なんでも喜ぶゲーム」をしていたパレアナも成長します。いろいろな現実の問題にぶち当たり、悩んだりもしますが、ゲームはやめません!私たちの生活でも「なんでも喜ぶゲーム」はできるんだと感じれますvv

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    2009年10月04日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    ネタバレ




    「あら、そうじゃないわ」アンは山桜の花冠をかぶった頭をつよくふった。「行や節は詩の外側の衣裳にすぎないのよ。ちょうど、あんたのひだべりや、飾りひだが、あんたではないと同じように、行や節自体が詩ではないのよ。ほんとうの詩はそういうものの中にある魂のことよーそしてあの美しい一編は、文字に書きあらわしてない詩の魂なのよ。魂を見ることはそう、しじゅうは望めないわー詩の魂だって、そうよ」
    「あたし、魂って……人間の魂ってどんなものかと思うわ」プリシラは夢みるように言った。p192

    「あのようなものだと思うわ」とアンは、一本の樺の木にさしている輝かしい、清らかな日光を指さした。「ただ、形だけを言っ

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    2026年06月02日
  • リンバロストの乙女 上

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    ネタバレ

    生きていくことの苦しさと喜びがここにある。

    エルノラは自分に冷たく当たる母の反対を押し切って町の高校に行く。第一日は古い服と靴で同級生たちに遠巻きにされ、教科書を買わなくてはならないことを知らず、授業料の高さにも慄く。近所のシントン夫婦が救いの手を差し伸べるが、エルノラは自分でお金を稼ぎ、学校を卒業すると決めたのだった。

    母のキャラクターが強烈だが、そこがぐいぐいと読ませる。亡くした夫を思う悲しさ辛さのあまりエルノラに酷く当たるコムストック夫人。時に愛情らしきものを示すため、エルノラも母は自分を愛しているのではないかと諦めきれない。実際にコムストック夫人はエルノラを愛していない訳ではないの

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    2026年06月01日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アンは出てこないけど、確かにアンの世界で暮らす人々だとわかる内容で、楽しんで読めた。
    ロイド老淑女と争いの果てが特に好き

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    2026年05月05日
  • エミリーの求めるもの(新潮文庫)

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    ネタバレ

    モンゴメリなので、もちろん最後はハッピーエンド。何が何でも結ばれるべくして結ばれる。そして必ず結婚寸前まで行って破棄。主人公の誰もが恋まみれのビッチ。今回は日本の王子に求愛されたので笑った。

    と、娘が成長すると結婚・恋愛話になり、結ばれて終わるのがモンゴメリなので、意外性は求めない。この決まりきったストーリーだから安心して読めるのだ。恋愛系は苦手だが、少女時代から読んでいると完結させたくなるし、モンゴメリだから読む。恋愛以外の要素を楽しめるから。

    さて、お次はマリーゴールドに行こうか。

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    2026年04月25日
  • 王子とこじき

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    顔がそっくりな王子とこじきの少年が入れ替わる話、としか知らなかったので読んでみた。
    心や行いの正しい人と悪人が分かりやすく読んでてすっきりする。
    話も面白く、絵もキレイでとてもいいです。
    しかし、作者がマークトゥエインだったとも知らなかったわ。

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    2026年03月15日
  • パレアナの青春

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    『少女パレアナ』の続編。

    前作での何にだって「喜び」を探して思ったこと全てお喋りしていたパレアナも、相手の気持ちに寄り添いながら言葉を選んで意見を話すように成長している。

    パレアナ自身が大人になったからこそ、「喜びを見つけるゲーム」が出来なくなることもあるけど、終盤にパレー叔母さんとの衝突が起きたことで「遊び」をしないのはパレアナらしさが無い、周りの人々も物足りないと感じさせるほどパレアナの「遊び」は誰かにとっての生き甲斐だし今で言うセルフケアのようなものなのかなと思った。

    自分にとっての幸せが何なのか探すヒントが得られる作品。

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    2026年02月28日