丘の家のジェーン(新潮文庫)

丘の家のジェーン(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

4.3

うららか街の古い大邸宅で、12歳のジェーンは重苦しい生活を送っていた。彼女には父がなかった。頑なな祖母と美しい母は、なぜかそのことに触れたがらない。しかし突然、父からの手紙が届いた。プリンス・エドワード島で一緒に夏を過そうという。こわごわ出かけた彼女は、美しい自然と素朴な人情、そして何より父の深い愛情に包まれ、丘の上の小さな家で目ざましく成長してゆく。

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丘の家のジェーン(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    三月の青と銀色のある日の暮れ方
    こんな言葉がちりばめられていて、舞台のプリンスエドワード島へのあこがれがつのる。
    単純な家庭の物語なのにひきこまれ、すいこまれ、つい開いて読みたくなる。
    子どもの頃も好きな本だったが、大人になって読み返して、違うものを読んだかのように響きに違いを感じた。
    最近はの人は

    0
    2020年07月01日

    Posted by ブクログ

    子どものころ読んだときはあまり印象に残らなかったけど再度今回読んだらとても心に残った。ジェーンのいじらしさが大人の思惑やいこじな心を溶かしていくさまがとてもよかった。アンシリーズより好きかも。

    0
    2011年07月21日

    Posted by ブクログ

    赤毛のアンの著者モンゴメリーの中編物語。モンゴメリーらしい心温まる物語。

    ジェーンは自分の力で幸せを勝ち取るのです。これこそが生きていくで一番大切な事ではないでしょうか?

    0
    2011年02月11日

    Posted by ブクログ

    モンゴメリの作品。アンと同じく少女の話。
    何をしてもダメと否定される少女が、プリンスエドワード島で父との暮らしを送る中で取り戻す、最も自分らしい自分。
    モンゴメリの話の中では、一番好きな物です。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「アン」はだい、大好きである。
    特に一冊目の「赤毛のアン」は繰り返し読んで、いつも新鮮な感動を幾つになってもうけるのである。

    ところが、同じ作家の「ジェーン」を知ってしまった。
    全く違うキャラクター。
    アンが天性の明るさの牧歌的なら、ジェーンは沈着冷静な性格むしろ暗め。

    想像力あふれている女の子

    0
    2021年09月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    赤毛のアンが大好きなのにこの本は読んだことがなかった。
    抑圧され続けてきたジェーンがプリンスエドワードの素晴らしい自然や温かい人々の中で解放され、ぐんぐん成長していく様子は読んでてスカッとします。おばあさんもアイリーンおばさんもきついけど、両親もなかなかきつい毒親だと思えて仕方ない。ジェーンがそこに

    0
    2016年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後まで祖母をぎゃふんとまでは言わせられなかったのは少し悔しいですが、思い通りにならなくて、顔をしろくろさせているのは小気味よかったです。これからは三人で邪魔されず過ごしてほしいところですが、どちらの家にもまだ入り込む隙があるのでまだまだ波乱はありそうですね。

    0
    2017年05月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アンに比べると現実的、エミリーと比べると裕福だけれども、祖母の元で萎縮していたジェーンが、プリンス・エドワード島の自然と、闊達で頭のいい父親との生活で(おそらく本来の)精神と身体の魅力を開花させて行く一種のサクセス・ストーリー。
    微妙にジェーンの母で、祖母の溺愛する娘であるところの美しいロビンが、ジ

    0
    2013年05月31日

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