【感想・ネタバレ】赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―のレビュー

あらすじ

ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルスの老兄妹に引き取られたやせっぽちの孤児アン。初めは戸惑っていた2人も、明るいアンを愛するようになり、夢のように美しいプリンス・エドワード島の自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく――。愛に飢えた、元気な人参あたまのアンが巻き起す愉快な事件の数々に、人生の厳しさと温かい人情が織りこまれた永遠の名作。

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購入済み

久しぶりの再読

何年かに一度は読んでいます。今回は後半涙が止まりませんでした。トシをとったのを実感した次第です。この話、女性がそれぞれ強くていいですよね。みんなイキイキと生活しています。それでもパフスリーブ、いちご水、オーガンジーなどの単語がてんこ盛りの女性らしい話です。訳もすばらしい。リンドの小母さんなんかの話し言葉、聞こえてくるようです。庶民的な言い回しと上品さとがうまくミックスされてますよね。続きも読み返します。

4
2014年02月28日

Posted by ブクログ

よく喋るアン、歳を重ねるにつれて少しずつ口数が減っていくのがちょっぴり寂しい。プリンスエドワード島、いつか行ってみたい。

1
2024年02月04日

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おしゃべりで夢見る少女アンの物語に惹き込まれて、どんどん読めた。意地悪なギルバートとの関係にやきもきする展開。村岡花子さんの訳も素晴らしいと思う。小説の舞台のプリンスエドワード島に一度行ってみたいと思った。

1
2023年11月04日

Posted by ブクログ

アンの性格や言動が娘そっくりで
読んでいて大好きになってしまった。

落ち着きがなく、いつも何かを求め探し、
大げさな言葉を使ったり、
(台詞が2ページにわたることもある)
乙女やプリンセスや夢見がちな言動
ああ、娘そっくりだし
そんな性格をこんなに素敵に
言葉で表せるなんて、
アンのことも娘のことも一気に愛おしく思えた作品、

この少女が夢見たり、
毎日いろんな素敵な事を見つけたり、
驚き、泣き、笑い、怒りながら生活しているのを
読む時間が好きだった。

エドワード島やグリンゲイブルの情景の表し方も
本当に素敵で、すごくすごく素敵!笑

私の想像するアンの日常は
ラメがかかっているイメージだ。
それくらいキラキラしている。

1
2023年10月25日

Posted by ブクログ

シリーズ全作品読破しました。大きなイベントが起きるわけでもなく、あくまでアンの身の回りで起きる出来事が、感情豊かな彼女の心情を交えながら、三人称視点で語られていきます。アンが中学生くらいの年代から子供を持つ母親になるまでの半生が描かれていますが、後半は家族が戦争に巻き込まれていくなど前半の無邪気な展開とは異なり、どちらかというと読者も高学年以上を想定しているように思いました。

1
2023年05月05日

Posted by ブクログ

どうあがいてもマリラ目線の年齢となりました。
こんなにも愛を注いでいたんだなと、マシュウ、マリラと同年代だからこそわかる事ばかりでした。
読み直して良かったです。

0
2024年11月12日

Posted by ブクログ

尊敬する宮本輝さんが、毎年読み返しているとのことで、読んでみた。還暦間近のおっちゃんが読んでも感動した。名作とはこういうものか。

0
2024年09月30日

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昔、家の廊下の陽のあたる一角に、お気に入りのクッションを持ってきて座り、紅茶とアップルジャムパン片手にこの本を読むのが至福の時間だった。
大人になった今でも心のなかに架空の村「アヴォンリー」が存在し、陽の当たる心地よい一角をかたち作っている。

0
2024年08月16日

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アンの生い立ちから、たくましい想像力が育ったんだろうけど色々な失敗や葛藤や悲しみや喜びを想像だけでなく経験できたのは、マニラ・マシュー兄妹のおかげだと改めて思う。

0
2024年08月14日

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読み返すのはもう何度目になるのだろう。10歳でアンを知ってからもう38年!何年経っても、アンは愛すべき少女。本をひらけば、アンと一緒に泣いたり喜んだり。歳を重ねていけば、マリラの視点でアンをみることもできてきた。リンド夫人は職場や近所にもいそうな人だし、ダイアナはいつもエクボがかわいい。マシュウのような、口下手で仕事熱心なおじさんもまた近所にいそう。アンと同じ気持ちで最初から最後まで読むことが逆にできなくて、途中からはアンを見守るマリラとマシュウの視点で物語を読む自分。そんな自分を感じつつ、アンの数々の失敗や輝かしい出来事に胸踊るのは初めて読んだ10歳の私を思い出させます。私の素を作った赤毛のアン。ゆっくりと全シリーズを読み進めていきたい。

0
2024年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても素敵な本‥なんでいままで読まなかったのだろう…
アニメでは小さいときに見たことがあったけど、本だと細かいところまでわかってよかった
マシュウが袖の膨らんだワンピースを買ってくれるエピソードが好きで好きで…
アンの小さいときの想像力とおしゃべりがとても面白い
だんだん大人になって、失敗もしなくなって立派になって、野心を持って、それを達成するところに成長を感じた。
マリラの表に出さない愛情も素敵
アンが言う、ぞくぞくする、っていう表現方法が好きだった
割と、エピソードそのものを書くんじゃなくて、帰ってきてからアンがマシュウとマリラに話すっていう形が多くて、この本の特徴だなぁって思った
リンド夫人と仲良しなのか、アンの話にリンド夫人の教訓がいっぱい出てくるところも好きだった
マシュウが亡くなったあと、マリラの目もよくないってわかったときに、アンが奨学金を諦めて、グリンゲイブルズに残るっていうことを決めたとき、人の夢って一つじゃないんだなぁと改めて感じた
大学に行きたい、マリラの手伝いもしたい、って、夢はいくつもあっていいし、そのための手段もたくさんある
自分が納得できる手段なら、最短距離じゃなくてもいいんだって思えた。
これは、これからの人生で選択に迷ったとき、使えると思った
早く続きも読みたいー!!

0
2024年05月19日

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言わずと知れた名作。昔読んだが再読。それくらいたまに読みたくなる世界観。想像力逞しい赤毛の少女が、グリーンケーブルで様々な失敗や感性豊かな経験を積みながら成長していく物語。読めばわかる!読まねば理解できない。

0
2024年04月09日

Posted by ブクログ

明るく聡明なアン。誰もが彼女を好きになる。
私もその1人です。
赤毛のアンの世界観が大好きです。
心温まる素敵な物語。

0
2024年04月04日

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ネタバレ

とても素晴らしい作品でした。美しいプリンスエドワード島の風景を想像して思わずうっとりしてしまいます。アンの周囲の人の心を溶かしてしまう不思議な魅力に惹かれました。序盤はアンの奇想天外な日常を描いており、子供でも読んでいて楽しいのではないのかなと思います。終盤では大きく印象が変わり、アンの深い愛情が描かれていて思わず涙が出てしまいました。以下は私が特に心に響いた言葉です。

「たまには夜の十一時にはなやかなレストランでアイスクリームを食べるのもいいけれど、でも毎日の暮らしには十一時に東の部屋でぐっすり眠っているほうがいいわ。」

「なつかしい、美しい考えは宝石のように胸にしまっておくほうがすてきだわ。」

「自分の未来はまっすぐにのびた道のように思えたのよ。いつもさきまで、ずっと見とおせる気がしたの。ところがいま曲がり角にきたのよ。曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。それにはまた、それのすてきによいところがあると思うわ。」

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

疲れている時、ビタミン剤のように心に栄養を与えてくれるそんな本。子供にも読めるけど、大人になってまた読むと新たな発見があるし、子供時代のアンのかっとしやすい性質は自分に似てるようで、自分の成長とアンの成長を重ねて読んでしまった。
こんな瑞々しく優しい世界に生きていたい。それが叶わなくとも、自分の心はそんな風でありたい。

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2023年04月05日

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還暦過ぎて初読。「読書会すみれ」さんでの課題本となったので読んでみました。もっと早く読めば良かったというのと、人生が終わる前に読めて良かったというのが印象。機会をくれた主催者さんに感謝します。

舞台はカナダのプリンス・エドワード島のアボンリー村。そこに住むカスパート老兄妹に引き取られた孤児アン。アンが引き起こす小さな事件と人々との交流を描く本書は、コメディ、人情噺、若いロマンス、少女の5年間の成長を描く教養小説と多くの要素を含む傑作です。
主人公アンも魅力的ですが、アンを巡る人々も魅力的。特に養母となるマリラとアンとのやりとりは時にスリリングであり、時に涙を誘います。

アンの呟くひとことも印象的です。例えば、
「マリラ、明日がまだ何ひとつ失敗をしない新しい日だと思うとうれしくない?」
「なにかを待つってその楽しさの半分にあたるわ」
「一生懸命にやって勝つことのつぎにいいことは、一生懸命にやって落ちることなのよ」

“Anne Of Green Gables(緑の切妻屋根)”の原題を「赤毛のアン」という邦題にした村岡花子さんの邦訳も素晴らしく、全ての人に読んで欲しい名作。読み始めるのに遅すぎるということはありません。

0
2023年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

きったかゆみえさんの訳で読んだから違うかもだけど
マリラがツッコミ役で面白かった

すごく印象的だった話は「アンのおわび」
絶対に自分が悪くないことを謝るなんてこっちの屈辱じゃんって思うけど、目的を「完璧な演技をやり遂げる」にすり替えることで自分の心をちゃんと守ることができる。相手のことも好きになって終われるんだな
ものすごい処世術だ、アンって本当に空想で自分の心を守ってきて、自分の中の正しいこと・正しくないことをしっかり見失わないできたんだなって、大人になって初めて分かった。やっぱり児童書って大人になってすごさが分かる
でも「完璧な演技をやり遂げる」を本当〜の目的だって信じることもすごく難しいことだと思う。
あーあ謝っちゃったって心の隅でもやっとしちゃうと思うし、あの時ああしちゃったってあとで後悔しちゃいそう。
それができてしまう理屈が思いつかない
自分の心の取り決めをちゃんと守れる、ゆうて、「考え方」を変えてみるってことが、できてしまうのは私にはすごく難しいことに感じる…
精神の鍛錬が必要というか、アスリートみたい
これまでの自分への信頼が根底にあり、自分を信じられているってことだよね

印象的な言葉・最後のシーンから
「"神は天にあり、この世はすべてよし"」(ロバート・ブラウニングの詩の一節)
というのも、アンのこれまでを思えば納得出来た
私のお呼びつかないところに運はあり、どう転んでもすべてよしか
自分ばっかり運が悪いと思うのはお門違いなのかなあと思った

きったかゆみえさんの後書きから
「アンの場合想像力は現実から逃げるための道具ではなく、現実におおしく立ち向かってゆく力を与えてくれるものなのです」

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2023年01月05日

Posted by ブクログ

すごくよかった。自然風景の描写は表現が洗練されていて癒されます。想像力豊かでおしゃべりなアンが勉強やマリラやマシューとの生活、学校生活などを通して、どこか物静かな雰囲気を感じさせる知的な女性に成長していく過程が見て取れました。人生の教訓とおもえる言葉もあって、年齢関係なく読みがいがある本だとおもいます。

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2022年11月02日

Posted by ブクログ

言葉が豊か。美しい。あたたかい気持ちになれる。
何気ない日常の見え方が変わる。
疲れた時こそ、読み返したくなるお話。
大人こそ読むべき。

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2022年10月29日

Posted by ブクログ

数えきれないくらい読み返した本。
出版社から何度も断られたというエピソードを読んだ時には、本当に出版されてよかった…!と。
美しい季節の描写に、素朴だけれど自然とともにある豊かな生活、そして、どんな時も前向きで一生懸命なアンには憧れる。

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2022年10月18日

購入済み

子供の頃から絵本や映画でストーリーは知っていましたが、大人になってから文字にして読むと、こんなにも素晴らしい本だったのかと感激しました。作者の、人を見る審美眼や繊細な表現力は、大人だからこそ味わい深いものだと思います。

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2020年01月19日

購入済み

シリーズだけど1巻だけ好き

10巻までシリーズがありますけど、2巻は微妙で3巻の途中で挫折してしまった。
しかし、1巻の内容は少女が主役の青春小説として最高の作品だと思います。
アンの口からあふれだす妄想の数々は非常に色鮮やかな印象を与えてくれ、こんな少女と10代の時に出会っていたら、恋に落ちずにはいられなかったでしょう。

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2018年10月27日

購入済み

年代を越えて楽しめる小説

もう何十年も前に夢中で読んだ赤毛のアン。実家の戸棚に古くなった文庫を見つけました。懐かしくなり、電子版を購入しました。再度シリーズ全巻読み直すつもりです。マリラと同年代になった私が読むとどんな感じかと思いましたが、一気に読み進めました。まるで自分がアンの年代に戻れたような気分になりました。年代に関係なく楽しめる事を確認できました。続巻も続けて読むつもりです。

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2023年01月24日

Posted by ブクログ

『あしながおじさん』のジュディーを想起させるのは、「孤児だった」「学校で勉学に励む」という構造が何となく似ているからであって、人物像としてはかなり違った。天真爛漫というよりは夢想家で、初期は若干生意気な少女感があるのがアンである。しかし徐々に教養と知識を備える優れた女性に成長していくのはマリラだけでなく、我々読者としても寂しい思いになる。

それでもアンのマリラとマシュウという"両親"への愛情は紛れもなく尊く、アンを手のかかる子として扱っていたマリラがツンデレのようにアンを愛し、褒める様子も最高である。

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2024年10月27日

Posted by ブクログ

とにかく自然の描写がすばらしくてアンが魅入られたアヴォンリーの情景が目に浮かぶようだった

最後のマシュウの台詞にぐっとくる

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2024年06月29日

Posted by ブクログ

小学生の頃ぶりに再読。
覚えている描写や出来事がたくさんあり、懐かしかった。
自然はもちろん、食べ物や衣類の描写にときめいたのを思い出した。

島の自然は想像するだけでもとても美しいけど、いまでも同じ景色を見ることはできるのだろうか。

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2024年01月16日

Posted by ブクログ

小学生か中学生の時に読んだと思っていたけど、漫画を読んだのであってたぶん小説は初めて。漫画のコマが随分鮮明に脳内に思い出されて自分の記憶力に驚く。一体どれだけ読み込んでいたのだ。今回小説を読まなければ思い出さなかった映像だ。
サクサク進む書き方。アンにはいつまでも子供でいてほしいのに大きくなるのを残念に思ってしまう。まるでマリラじゃないか。次巻以降楽しめるかな。マリラとマシューの老いも悲しい。自分の親もそうなるなんて辛いな。アンの成長を感じたマリラに感情移入して泣いてしまったが子供いないし欲しくないのになんで笑?どちらかと言えばいつまでも子供のままの未熟な私なのでアンよりマリラに共感できたことは喜ばしいことかもしれない。それともそんなことないんだろうか。
と、まあ最後の方は色々変化が起こったのでいつまでも子供のアンを読みたいと思った。また、あんな素敵な自然に囲まれて暮らせるなんてどれだけ羨ましいか。心の底からそんな所に生まれてみたかった。ああいう自然を味わいたいならそれこそアンのように想像しないといけないけどそれじゃ満足とはいかないな。アンブックスと言えば「腹心の友」だけど、そういう友達がいるのも羨ましい。自然と友達、今一番ほしいものなんだが。

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2023年12月24日

Posted by ブクログ

初めて読みました♪
さすが不朽の名作と言われるだけあって、とても良かった!

それにしても、アン、めっちゃ喋るな〜笑笑
明るくて真っ直ぐで、想像力豊かなアン。
感受性豊かで、いつもありのままの気持ちではつらつと生きる彼女にたくさん元気をもらった。

孤児だったアンを、手違いだったけど結局は引き取り、愛情を注いでくれたマシュウとマリラ。
大きな愛で優しく接してくれたマシュウ、厳しくもしっかり育ててくれた不器用なマリラ、この2人に出会えたアンはほんとに幸せものだったな〜と思う。

とても楽しく読んだけど終盤ではしみじみしてしまった。
アン、ほんといい女の子に成長したな〜。
アンと一緒にグリンゲイブルスの風景を想像し、大自然を満喫した気分♪
続編もあるらしいので、ゆっくり追いかけたいな!
素敵な作品でした♡

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

アンのように大層な言葉を使って如何に素晴らしい本か語りたくなっちゃう。まだそんな年齢ではないけど、マリアとマシュウの気持ちになって、ちょこちょこ泣けた。同じ間違いはしないのよ、って胸張れるとことか面白いし、何かを待つってその半分にあたる、もし期待通りに物事が起こらなくてもその楽しみは奪えない、みたいなセリフ、沁みた。。。
こんなスペシャルな女の子と優しいクスバートの2人、美しい景色の描写が素晴らしいったらない。

Netflixのドラマが素晴らしくてアンの女優さんも存在感があって素敵だったけど、原作も好みだった。
この本を好きな人のことは、好きになれると思う笑

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2023年06月16日

Posted by ブクログ

誰もが名前を聞いたことがあるであろう、
有名な作品。
私もずっと昔、まだ学生だった頃に読んだ(と思う)のですが今年は懐かしの文学作品を多く読みたくて手にとりました。

シリーズ1作目は孤児院で育ったアンがグリンゲイブルスの豊かな自然の中、里親であるマシュウとマリラ兄妹に愛情を注がれながら、少女から大人へと成長していく物語。

少女時代のアンは超のつくおっちょこちょいだし、妄想もトークも激しいし、正直たぶん身近にいたら引いてしまいそうな…笑
そんなわけで前半かなり読むのに苦労した。
こんな名作(と言われる)なのに。。。

でも自分の置かれた環境に感謝し、周囲の人と正直な自分で向き合い、ひたむきに努力ができるところは格段に素晴らしいと読み終わってしみじみ。

まだまだ続編があるので、また機会を創って読みたいです。

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2023年04月05日

Posted by ブクログ

さすが名作だなあ。
初めて読んだけど、スラスラ、スラスラ…自然とページをめくる手が進んだ。

何か一つの大事件を書くわけではなくて、アンの人生を、毎日を読んでいく。
共感、もあるけど、共感だけで読んでいるかというと違って、
アンから目が離せない、というのかな。

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2022年12月17日

Posted by ブクログ

最初はなんてやかましい女の子だと思った
あまり面白いと思わなかった
中盤以降くらいから幾分のめり込んできたかな。
大きくなるにつれて魅力ある女性になってきた感じ
続編はもういいかなと思っていたけど読み終わったら読みたくなった

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

生きることを楽しんでいる人って、とても魅力的ですね。何事にも楽しむことで、全てが良い方に転がっていくような気がします。

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2024年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わお!分厚い!
が最初の感想(笑)でもさすが赤毛のアン。最後まで、むしろ後半に行くにつれて楽しく面白く読めました。

赤毛のアンって朝ドラでも話題になった位有名なんだろうけど、今回初めて読みました。今までどんなお話か全く知らなかった!

アンの何とも言えないけど憎めない性格が、読んでいくうちにクセになってしまい、途中からは完全に親心で読んでました。マリラのアンへの愛情表現も嫌いじゃなかった。むしろ後半では微笑ましいくらいに。

結末はちょっと期待外れだったけど、アンにとってきっとベストな選択だったんだろうな、アンらしいな、と納得。想像とは違ったけど、モヤモヤした感じもなく、スッキリ読み終えました。これもアンの人柄あってこそか。
名作の所以ここにあり!かな。

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2023年06月01日

購入済み

昔、児童用に翻訳されたものを読んだのですが、一般向けになると細かい内容が省略されずに書かれていて、「そういう話だったのか」と思いました。

児童用よりも現実的というか、ドロドロしたり(とは言ってもアンのドロドロは綺麗なものですが)、鬱々したり、駆け引きがあったり…でも、そういう、苦悩する所も含めてアンという少女も、その物語も素敵だなと改めて思いました。

特にイメージ変わったのがジョシー・パイ。そこまで嫌な奴だったのね…(笑)

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2020年06月22日

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