【感想・ネタバレ】べにはこべのレビュー

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Posted by ブクログ

訳、特に台詞回しに古さがあるものの
歴史物以上に、
マーガリートの女性としての心情の変化が、
大変生き生きとして面白い

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2020年03月12日

Posted by ブクログ

以前に呼んだのは子供向けの簡易版だったのかな?記憶より詳細だったような。
マーガリート、途中まで「おいおい」って思ってたけど、舞踏会の後のシーンくらいから俄然、応援したくなった。頑張った!
ハッピーエンドで良かった!

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2017年02月05日

Posted by ブクログ

子供の頃、春陽堂少年少女文庫が好きだった、と言いながら、読んだことのなかった『紅はこべ』。先月出かけた東京国際ブックフェアで、村岡花子訳の『べにはこべ』を見つけたのでもちろん購入。

感想。子供の頃感じた読書のワクワク感が再び味わえて大満足。

思えば子供の頃に読んだ本って、言葉遣いがちょっと古風なものも多かった。最近の本は字も大きくて読みやすいけど、なんとも薄っぺらい印象のものも多いんだよね(もちろん一番重要なのは内容だと理解していますが)。

で、『べにはこべ』の内容。前半は多少冗長だけれども、中盤、マーガリートが夫の正体に気づきフランスへ追いかけて行ったあたりから、いきなり話が面白くなる。

これは子供の頃に読んでいたら夢中になっただろうなぁ。なんていうのか、こういう気持ちを思い出させてくれてありがとう。

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2015年08月28日

Posted by ブクログ

表紙がかわいくて買った本。
頭がよくてタフな女の子ががんばる話、大好きです。

16章、マーガリートの心が動き、パーシイの心が動き、それでも触れ合えないもどかしさ!リズムの良い描写に入り込まされます。
主体的な努力、情熱、そして敬意を忘れないということは、冒険する少女たちの、ますます磨かれていくべき強さとして描かれたのでしょう。

純粋にストーリーのみ楽しんでしまいました。とっても面白かった。しあわせです。

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2014年11月17日

Posted by ブクログ

<べにはこべ>は誰なのか、私の正義とは。

宝塚を観てきたので読んでみたシリーズ。主人公がマーガリートですね。人間関係も結構違います。アルマンは8歳上の兄、両親を亡くしてからマーガリートの親代わりとして二人生きてきた。アルマンはアンジェルド・サンシールを愛したが、身分の為にサンシール侯爵にひどい目にあわされた。マーガリートはそれを忘れず、サンシール侯爵とその家族を告発してギロチンに送り込んだ。それを侯爵のいとこであるトルネイ伯爵夫人は恨んでいる。娘のスザンヌはマーガリートの学友であり、彼女を懐かしんでいるのだが。マーガリートとパーシィ卿の仲は冷え切り、昔馴染みのショウブランは倦んでいる彼女に接近する。

マーガリート視点なのでパーシィが本当に謎。燃え上がった恋愛の日々は本当にどこに行ったんだ、というくらい、不仲状態でずっと進む。マーガリートは兄アルマンのために誰かの命を危なくしてしまうのだが、このアルマンは心配されるアルマンじゃない。そこもマーガリートの弱さとして愛おしい感じだけど。何気にアンドリュウ・フークス卿が大活躍。ラストの大逆転は舞台とは違って、ある意味ちょっと地味だけど、夫婦の物語としてはよい終わり。

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2017年10月08日

Posted by ブクログ

「花子とアン」人気の恩恵で、村岡訳の古典が復刻!訳本としては、かなり読みやすい。冒険小説は波乱万丈の大長編も多いので、それらと比較するとやや物足りなさを感じるが、歴史、恋愛、ミステリーなどあらゆる要素がコンパクトな文庫一冊にまとまっているので、ちょっとしたスリルを楽しむには丁度良かった。

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2014年09月25日

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