中山祐次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本編では主人公雨野先生の指導医として、いつも冷静でまさに女の外科医!!って感じのクールビューティーな先輩外科医、佐藤玲先生が主役の物語。
すごい楽しみにしていたけど、その期待を裏切らない、とても素敵な1冊だった。
このシリーズの良いところは、医療の事だけでなく、出てくる医者がとても人間味があって魅力的なところなんだけど、今回ももれなく。
悩んだり苦しんだり、あの冷静に見えた先生の胸の内を知ることができてよかった!
あの時に、裏でこんなことがあったのか!!と驚く事も多々ありで、読者へのサービス的な小ネタも入っていたり(笑)
でも、全体的には切なかった。
佐藤先生と東凱先生の話は特に。
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Posted by ブクログ
ネタバレ
(外科医としてなんだろうけど)淡々とクールに振る舞う玲。
その玲が人間らしく感情を吐露する東凱先生とのくだりと、一番最後の両親との対話のあたりでも胸がいっぱいになって涙。
とりわけ、専業主婦であった母親を『 自立していない』という理由で蔑んていた様子がみられていたので、最後のお母さんの言葉に涙する玲の姿が見られて嬉しくて、玲と一緒に暖かい涙を流した。
それにしても、東凱先生は人としても外科医としても男としてもかっこ良すぎる。
玲の元恋人には悪いが勝ち目は1ミリも無い。
東凱先生、最後玲になんて言ったんだろうね。
愛してた、かな、どうかな?