中山祐次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
剣崎・松島コンビシリーズ第3作。
第1篇、2篇は序奏で、3篇目の地域医療連携と麻布中央病院の経営基盤を支える上田の隠れた尽力、剣崎と山口さとみのしっとりとしたエピソードを挟み、新設されたデータセンター所長の相馬を巡る客観性か勘と経験かのエピソードを経て、剣崎・松島コンビが本領を発揮し、上田と相馬がそれぞれの領域で輝きを見せる最終篇になだれ込む。
患者である歌手の覚悟と亡父への想い、手術の困難さと相馬が見つけた一筋の光明。
術中に遭遇する想定外の事態もコンビの技術と経験と連携、相馬のファインプレーで切り抜ける。
歌手が取り戻した声は術前とは違ったが、むしろ故郷長崎の地で歌った亡父への想いには -
Posted by ブクログ
あのさ、『確か』とかやめてくんないかな。人の命かかってんだけど──
中山祐次郎氏の大ヒットシリーズ『泣くな研修医』シリーズ。最近8巻目が刊行されましたが、7巻までのシリーズ累計発行部数は70万部を突破しているとのことです。
2021年には白濱亜嵐氏が主演でドラマ化された作品でもありますね。
一言で言えば、研修医がたくさんの苦悩や葛藤を乗り越えて、一人前の外科医になっていく模様を描いた医療ドラマってとこでしょうか。
物語自体王道の医療ドラマですが、僕医療ドラマ好きなので、まんまとのめり込んで読んでましたね笑
中山祐次郎氏の他の作品は元々読んでたので、『泣くな研修医』シリーズも、き -
Posted by ブクログ
「泣くな、研修医」シリーズももう8作目。
離島の診療所も経験し、浅草牛ノ町病院での外科医療に行き詰まりを感じていた雨野隆治は、震災後の福島で医療支援活動をしていた医大の同級生が事故死したことをきっかけに、周囲の反対を押し切って外科医をやめ、急逝した老医師の代わりに福島の地方病院に院長として赴くことを決意する。
一人医師状態の激務に耐えつつ、地方病院の実態を体感する隆治だが、患者と真摯に向き合ううちに、患者や看護師、スタッフたち、特に看護師冴木綾乃・萌江母娘、管理栄養士橘米衣らと心を通わせるようになる。
小さな町、小さな病院だけに人々の心の距離が近く、よけいに感情移入する隆治に、冴木母娘を