中山祐次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
(外科医としてなんだろうけど)淡々とクールに振る舞う玲。
その玲が人間らしく感情を吐露する東凱先生とのくだりと、一番最後の両親との対話のあたりでも胸がいっぱいになって涙。
とりわけ、専業主婦であった母親を『 自立していない』という理由で蔑んていた様子がみられていたので、最後のお母さんの言葉に涙する玲の姿が見られて嬉しくて、玲と一緒に暖かい涙を流した。
それにしても、東凱先生は人としても外科医としても男としてもかっこ良すぎる。
玲の元恋人には悪いが勝ち目は1ミリも無い。
東凱先生、最後玲になんて言ったんだろうね。
愛してた、かな、どうかな?
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Posted by ブクログ
シリーズ7作目にして、常にクールな佐藤先生のスピンオフ。口数の少ない美人執刀医の胸の内を、見たくないような見たいような複雑な思いで読み進めました。
というかやっぱり見たくなかったー。
とか言って、中盤にさしかかる前にはかじりつくようにページをめくってました。
女医さんだから、というテーマに深くこだわらず(本人はそれなりに悩むけれど)これぞ泣くな研修医と言わんばかりの職人っぷりに、職種を超えた「仕事」そのものに対する姿勢、生き様みたいなものが激しく揺さぶられます。
自分は果たして、世の中にはたらきかけられているのだろうか。
とか読後も長く思考が止まらなくなりました。
人の、あるいは自分自身の -
Posted by ブクログ
【弱い自分を受け入れることを、勇気と呼ぶ】
研修医をおえたが、まだまだ知らない事ばかり。
そんな、地に足着いたようで着いていない
主人公 雨野隆治のこころの葛藤に感情移入して
見入ることができた今作。
できることが増えた分、できないことの輪郭が
よりハッキリ見えてもくる。
無力だなと、情けないなと、悔しいなと毎日思う。
医療現場なら尚更、ね。
そんな雨野の姿がありありと目に浮かび
ドキっと、そしてホロッとさせられた。
この泣くな研修医シリーズほど、スルスルと
読みすすめられる本はないなとぼくは思うし
主人公に憑依できる本も、ほかにないと思う。
ぜひ、いろんな人に読んで欲しい。
もんく