中山祐次郎のレビュー一覧

  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    シリーズ6作目。
    半年という期限付きで離島の診療所へ出向した隆治。

    外科以外の診療も行わなければならず、また医療機器や施設も充分とはいえない環境で己の未熟さを思い知ると同時に今後の可能性を見付けていく彼の志の高さは素晴らしかったです。
    一方で臆病で慎重な性格は相変わらずだし、離島での泡沫の恋も奥手な隆治らしく、全体的に楽しめました。
    本作で初めて知ったのですが隆治は「まあまあイケメン」らしい。それはいささか出来すぎかなと思いますが。

    7作目も楽しみです。


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    2025年05月03日
  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    ◆きっかけ
     みきちゃんのススメで
     「泣くな研修医」を読みながら
     剣崎・まっちゃんの方に来ちゃった

    ◆感想
     止まらない〜!
     おもしろい〜!
     剣崎の痛み、彼 飲んでばかりだから
     胃かと思ったよー?

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    2025年05月02日
  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    俺たちは神じゃない続編。
    これを読むために、1冊目を再読したが、再読しておいて良かった。
    1冊目よりも、続編の方が私は好きだな。
    気にしていた人たちのその後も見られ、1冊目以上の医師としての葛藤も描かれ。
    タイトルの章は、京アニを思い出した。
    そりゃ、救いたくないよな。
    でも、救わなかったら、「どうして」って部分がはっきりせずに終わる。
    それは、やはり、許せないものだと思った。
    稲田先生の章は、色々と考えさせられる。

    手術シーン、処置シーンはやはり圧巻。
    まるで、現場に立っているかのような緊張感。

    中山さんに最大の拍手。

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    2025年04月25日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    「泣くな研修医シリーズ」第2弾。
    雨野隆治27歳。2年の研修を終わって、引き続き牛之町病院で外科医として働いている。

    雨野の下につく一年目の研修医はお嬢様キャラだけど、コミュ力高く仕事もできる凛子。
    凛子を指導しながらも、処置に失敗して佐藤先生に怒られ、先輩としてのプライドから傷つくことも。なかなか難しいい立ち位置。

    そんな中、主治医として任された大腸がんステージⅣの水辺。雨野を「兄ちゃん」と呼び、背中に刺青がある強面の水辺が次第に雨野を信頼していく過程。「いい医者になれよ」の言葉には涙しかない。若手医師はこうやって患者さんに育てられていくんだなと胸が熱くなった。

    水辺との出会いと別れを

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    2025年04月24日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    シリーズ第7作。

    シリーズ主人公雨野隆治が尊敬する先輩女性外科医佐藤玲が主人公。

    外科医を天職と心得る玲だが、結婚・出産、キャリアの関係という女性特有の選択に悩む。

    玲の明かされなかった研修医時代や親身に指導してくれた憧れの外科医東凱への想い。
    東凱の入院、手術と死を経て覚悟を固め、両親と和解する玲。

    死を目前にし、死臭漂う東凱の冷たい唇との接吻は壮絶で悲しい。

    作者らしく本書が抱える各テーマや登場人物たちと真摯に向き合う。

    玲から見た雨野や西桜寺凛子の姿が語られるのも楽しい。

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    2025年04月21日
  • それでも君は医者になるのか

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    この先生ほど、医者になって良かったと思っている方はいないのではないか
    ご自分では覚えが良くないと人の何倍も努力をしてお医者さんになっている

    いつも思うがこんな先生に診てもらいたい

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    2025年04月18日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    雨野先生の指導医の佐藤先生はいつもクールで厳しいイメージだったけど、一人の人間として、女性として悩んでる姿がとても心打たれました。佐藤先生の人間味あるれる姿がよかったです。

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    2025年04月17日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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     シリーズ『泣くな研修医』の5作目、主人公の雨野の医学部生時代に視線を戻した一冊です。

     主人公の雨野は薩摩大学医学部に一浪して合格した。今日から医者になるために必ず通らなくてはならない医学部~医師国家試験に至る一本道への一歩が始まる。一年目、二年目、進んでいくにつれ生じる様々な難関や、”普通の一般の人”は経験しないような講義、実習へと進んでいく。時に悩み、苦しみ、それでも彼らはその先にある医の道を目指して進んでいく。

     医学生の目線で、悩んだこと、目をそむけたくなった講義、印象深いエピソードが盛り込まれた作品でした。今までのシリーズ作品で、主人公の雨野は段々時間を重ねて成長していく姿を見

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    2025年04月10日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    主人公の雨宮隆治の医師としての経験や心情が描かれています。研修医の頃は他の仕事と同じように焦ったりおろおろしながら経験を積んでいくんですね。医師の仕事というのは失敗が患者さんの生命に関わったりするのでプレッシャーは相当なものだと思います。それでも手術などの対応をしていく強さに感謝しかありません。そして雨宮先生、本当に純粋で応援したくなります。このシリーズ、続けて読んでいくつもり。

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    2025年03月23日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    ネタバレ

    シリーズもの4作目、この一冊(1年)が、めちゃくちゃ人が亡くなった…葵ちゃんお疲れ様。もう苦しくないね、と思っても若すぎる死は見てる(読んでる?)側も辛さ倍増。
    対照的な高齢女性2人も悲しかった…特に上品な方の治療を拒否した女性、自分に厳しすぎて可哀想。
    アメちゃんの彼女も可哀想だったけど、ひとつ気になるのが、最初に出会った頃、お母さんは昔ガンで亡くなったと言っていたのに、今作ではお母さんにバレないよう上手く嘘をつ当てアメちゃん家に泊まるみたいな話していて、ん?と思った。うーん、お父さんの再婚相手ということにしておくか。
    大学時代の同級生が明るくて豪快でアメちゃんといいコンビになってくれそう。

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    2025年03月11日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    佐藤先生は外科医の高みをストイックに目指しているんだなー、そうだろうなとは思ってたけど。今回は、日向、はるか、凛子とか女性目線メインで面白かった。

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    2025年03月09日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    主人公にとっていろんな意味で大きな変化点がいくつも出てきます。笑いあり、泣きあり。
    応援してるぞー、がんばれー!

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    2025年03月06日
  • 泣くな研修医

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    応援してるぞ!がんばれ!研修医!
    医療モノはドラマ含め大好きですが、この本は現場の大変さを時には切迫感あり時にはほのぼのと書かれていて、メリハリあってとても読みやすいです。
    田舎から都会に出てきて、環境も人間関係もまっさらなところから研修医として立ち上がっていく様、歯を食いしばってホント大変だなぁと、がんばれー!って応援したくなる。
    続編何冊か出ているので、一気に読みたいです。

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    2025年03月06日
  • 幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日

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    4年前に母を、昨年に父を見送りました。
    いつか必ず来ることは分かっていましたが、悲しさと寂しさを実感しています。ふとした時に子どもの頃のやり取りを思い出し、何とも染み染みとした思いを噛み締めています。
    現在、とても苦しく辛い状況が続いていますが、一刻も早く此処から抜け出し、残された時間を幸せに過ごしたいと改めて思いました。
    いつ死ぬか、なんて分からないのですから。

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    2025年03月02日
  • 泣くな研修医

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    おもしろくて読みやすかった。
    息子が地方の医学部4年生なので、
    少しでも研修医のリアルな状況がわかるといいなと思って読み始めたのだけど。

    私自身、病気で両親も亡くしているし、自分も入院手術と結構したことがあるので患者や家族の苦しみは想像できるのだけど、医者サイドの想いはとても参考になった。

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    2025年03月01日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    外科医として生きていく覚悟が出来てきた主人公。悲しい別れも経験したが、決して人の死になんて慣れることは無いと言い切る彼のこれからを見つめていきたいと思う。

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    2025年02月28日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    シリーズは以下の順番らしいです。
    ①泣くな研修医→読んだ
    ②逃げるな新人外科医→読んだ
    ③走れ外科医→読んだ
    ④やめるな外科医→読んだ
    ⑤悩め医学生右手読んだ
    ⑥外科医、島へ

    5作目は①泣くな研修医の前の医学生時代の話です。
    作品順に読むのがおすすめ。

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    2025年02月27日
  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    作者にかかわって、この二冊に。医療現場での緊張感に触れたことで、本屋の本棚に向かい、見つけたシリーズ。1週間かからずに読み終えた。近くにあんな店があったら、毎日行きたくなるな。今日はビール、明日はウイスキーと。同じ職場の仲間とかわす、アルコール。コロナのために、生活が変わり、憧れる世界。そんなことも気になったシリーズ。

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    2025年02月21日
  • 泣くな研修医

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    新しいシリーズにはまってしまった。時間を見つけては、本を開き、読み終わる前に次の本を買い、このシリーズを読み終えた。自分の仕事、教員とは違う世界で生きている姿に若い頃を思い出したり、今、目の前で教員になったばかりの若い先生と重ねたり、楽しかった。

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    2025年02月21日
  • 泣くな研修医

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    外科医の先生が書いた医療小説。研修医1年目の話。 忙しくて、余裕なんかないんだろうな。勉強、勉強、勉強。人の命がかかっているから、ストレスも半端ないだろう。そのうち、感情なんかなくなっていくのかな…。

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    2025年02月11日