中山祐次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ雨宮は外科医7年のキャリア、そろそろ専門は行う自信がついてきた。このタイミングで半年の離島派遣、医師が二人しかいないため何でも対処しなければならない。専門外の対応もできる看護師に助けられ、外科手術などはほぼない。若いがゆえに正義感に溢れ先輩医師の可能不可能の線引きに立ち向かう。離島の医療は都心の物資人材に恵まれたものとは違う、しかも君はこの先ずっとここにいるのかと問われる。熱意だけでは続けられない、自分の判断一つで生死が決まるという体力的、精神的に過酷な状況だと知った。でもこの半年の経験があるのは今後の医師人生にとってかけがえのないものになるんだろうな。
医師が販売店の衛生管理を気にしてヨーグ -
Posted by ブクログ
2025/10/10
物語だからありえる剣崎と松島のバディ感がいい。そんな凄腕の外科医に手術してほしいが、その腕を誰にでも使うのか。救急車で運ばれてきた身寄りのない高齢者にどのように対処するのか自分で考え瞬時に判断する。人の生き死にの判断を下すことの重荷と体力的な負荷で本当に医師って大変だと思う。仕事を終え一杯飲む、サラリーマンなら普通にあるが医師だと当番医でなくとも呼び出しがある。他の医療系の話だと、だから飲まないようにしている、という医師もいた。現実はどうなんだろう。
あとがきの、著者と何度も組み腕も性格も申し分ない人だったけど、どうしても相性が悪かった人と物語の中ならいいバディとして描け -
Posted by ブクログ
ネタバレ鹿児島出身の主人公(この本の著者さんがモデル)が、医師になっていく過程でさまざま患者と出会い、成長していく姿が描かれている。
研修医は、患者としての視点と医師としての視点を同時に持ちうる唯一の存在である。医療に精通していない人が医療行為に対して感じるものは、やはりプロである医師とは違ったものである。
患者を無機質なモノとして捉え、症例に対してどうするのが最善かを考えることも大事である。だが、患者を1人の命、人間として感情を共有しようとする謙虚な姿勢は、一人前になっても忘れてはいけないと思うし、それができるのが本物のプロであると思う。実際、主人公を取り囲む駒込病院の看護師含むスタッフ全員が「プ