中山祐次郎のレビュー一覧

  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    「全ての命を救うべきか」という重厚なテーマに挑む、圧倒的なリアリズムに基づいた医療ミステリー。
    救命の現場で繰り広げられるのは、美談だけではない。わがままな患者や無責任な家族といった「救いたくない」本音と、医師としての使命感の間で揺れ動く葛藤が、容赦ない筆致で描き出される。
    綺麗事では済まされない終末期医療の現実。その中にある人間の醜さ、そして微かな希望。久坂部羊にしか書けない、毒気を含んだ深い洞察が光る一冊だ。「神ではない」人間に何ができるのか、その問いが胸に深く突き刺さる。

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    2026年04月22日
  • 幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日

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    日常的に死に接してきた若き外科医が、実際に死んでいくとは、どういう事であるのかを、赤裸々に語っていく。
    当たり前ではあるが、人は皆自分が死ぬなんて、考える事はなく生きている。大方の場合、死は突然訪れるのだ。
    死と生とは、隣り合わせであり、幸せな死を望むのであれば、精一杯、後悔ないように生きていく事であろう。筆者は、いつ死んでも後悔するように、目一杯熱狂して生きていきたいと結んでいる。まさにその通りである。

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    2026年04月19日
  • 想いをつなぐメス―俺たちは神じゃない3―(新潮文庫)

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    安定して頼りになる剣崎・松島だけど、これにさらに強い味方が加わってくる。実際の世界もこうであってほしい

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    2026年04月16日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    シリーズ8作目。
    友人医師の死から、自分の医師としての生き方を悩んでいた雨野。外科医を辞めて福島で地域医療の場に飛び込むことに。
    外科医としてバリバリ手術をこなしていたのに、そのキャリアを捨ててしまうなんて…と少しびっくりしたけれど、患者さんファーストの雨野先生らしいなとも思った。
    今作では、辛い別れもあって胸が締め付けられるようだった。私は読んでいるだけでも感情移入して辛くなってしまうのに、治療に関わった人がどんどん亡くなっていく中で自分を保ち、仕事を続けるなんて心から尊敬する。
    色々な経験をしてパワーアップした雨野先生。これからの活躍が楽しみ。

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    2026年04月13日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    何年目になっても人の死に慣れない。
    その感覚があることがとても大事だと思うし、一人間の正常な機能だと思う。

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    2026年04月12日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    泣くな研修医の8冊目。
    もうとっくに研修医じゃなくて、立派な外科医になってる。
    今回は、さらに新しい展開。
    この展開は感動しました。
    そして、この後も続くストーリーに期待したいです。

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    2026年04月10日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    今回は佐藤先生がメイン。
    女だけど、外科医を続けてていいのか、妊娠出産は今しなきゃできないのか。自分らしく生きるとは?ハードに働く女性が一度は悩む悩みを佐藤先生ももつ。
    そこに元指導医が直腸がんで入院してくる。担当医になり、その人の死と向き合うと共に、自分の気持ちも整理していく。
    女性はやはり男性の仕事をバリバリをしながら全てを手に入れるのは難しい。
    私も生き方に悩んできたから、とても共感する一冊だった。

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    2026年04月09日
  • 泣くな研修医

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    シリーズを読み進めたいと思い、その前に久しぶりに読み直した。
    凄腕の医師になるには、みんな経験する研修医時代。
    本当に厳しい世界で、主人公の雨野隆治はあがき続ける。
    重症の子供や末期ガンの青年と向き合うシーンは目頭が熱くなった。
    エピローグも良かった。
    隆治が凄腕外科医として大活躍するところまでシリーズが続いてほしい。

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    2026年04月06日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    研修医を卒業しても、いきなり1人の医者として扱われる訳じゃないのは何となくわかっていたが、実際に独り立ちして「医者」だと認められるのは何年前からなんだろうと思っていた。
    医者にとっては何人もの患者の中のうちの一人で、家族にとっては大事な唯一の一人という言葉が重いなと思った。

    数年前に父を看取った時の事を急に鮮明に思い浮かぶシーンがあって、なんの機械からなっているか分からない音や、色んな人の足音、母親の父を呼ぶ声など、いきなりこんなにも思い出すのかと思ってびっくりした。
    何人かのうちの1人でも、絶対忘れることは出来ないだろうと、医者という職業について再度大変だなという気持ちになった。

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    2026年04月04日
  • 想いをつなぐメス―俺たちは神じゃない3―(新潮文庫)

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    「私の声を残してほしい」
    人気シンガーソングライターが麻布中央病院に現れた──。
     
     
    大好きなオレカミシリーズ。今作は全6話のお話が描かれていました。
    個人的には、1話目『ふたりの葬送』が一番好きかな。特に最近ACPについて考える事が多いから、余計にそう感じたのかも。

    中山祐次郎氏の描く医学エンタメ作品は、医療業界のリアルを描きながら、救いの部分を描いたり、あるいは『主人公=剣崎啓介』や『相棒=松島直武』の人間臭さを感じさせてくれたりと、本当に読んでいて引き込まれる。

    まだまだ続いてくれそうな巻末の流れだったから、どうか続編でも剣崎と松島の物語を描いて欲しいな。





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    2026年04月02日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    医者でも医学生でも同じような葛藤があるんだなと思った
    医学生でも自分でも立場は違うけど、物事への向き合い方や考え方は同じで、同じように悩みがある
    自分が学生の時は雨野先生のように純粋に悩むことを避けていた気がする
    社会人になって、いつの間にか忘れている気持ちを思い出すのに読みたい本

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    2026年04月02日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    雨野先生の成長を自分ごとのように感じながら読んだ
    外科医という自分とは違う生き方をしている人の葛藤や後悔を感じることができた
    人は死を身近に感じることで生きる意味を改めて考えるんだなと思った

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    2026年04月01日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    シリーズ通して主人公の成長や葛藤を感じることができる
    今回は離島の診療所を中心に医療の現実や医者の苦悩を知れた

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    2026年04月01日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    泣くな研修医シリーズ。
    雨野が主人公ではなく、その先輩である佐藤先生のストーリー。
    佐藤先生が主人公と知って、「あー、スピンオフかー」と思いながら読み始めたが、女の自分が女性の佐藤先生に共感しないわけはなく。
    読み終わってみれば、泣くな研修医シリーズで一番好きな巻になった。
    好きというか、一番共感した巻というのが本当かな。
    医師ではないが、結婚すること、子を持つことに葛藤しつつ生きてきた。というのに、読んでいて気づいた。
    ああ、自分も葛藤しながら、悩みながらも生きていたんだなーと。
    男性である著者が、よくここまで女性の心理を描けたなー。。と、感心?、いや、驚嘆を覚えた。

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    2026年03月31日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    大好きなシリーズ。今のところ最新刊。雨野先生の決断、立派だけどシリーズがこれだけ続くと、もはや自分のなかで雨野先生が息子?甥っ子?のような存在で、両手を挙げて賛成できず、心配のし通しでした。

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    2026年03月30日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    お医者さんを辞めちゃう話か!?と思ったら、外科医をお休みして、地方の病院長になる話だった(^_^;)辛い経験だったけれど、ここまできたら、もっと経験値を上げて、生涯現場で頑張って欲しい(;_;)

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    2026年03月30日
  • 想いをつなぐメス―俺たちは神じゃない3―(新潮文庫)

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    医師の葛藤が自分のことのように感じる文章
    一人一人の患者さんに対して、悩みながら踠きながら前に進んでいくのは、自分と同じ人間なんだなと改めて感じた

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    2026年03月30日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    葵の話で前の巻と二部構成になってる
    今回はいつもの感じで悲しい終わり方
    タイトルの「やめるな」は葵のことに絡んでるのかと思ってたけど全然関係かなった

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    2026年03月30日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    医者7年目の雨の隆治は離島で半年間勤務する事に。
    医療資源が乏しい島で、自分の非力さに嘆きながらも前に進もうとする。
    緊急手術に殺人事件まで。6ヶ月の任期の割に盛りだくさん。僻地医療の限界とそれに向き合う人々の尊さを感じる一冊

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    2026年03月29日
  • 泣くな研修医

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    世の中の医療物といえば、敏腕の医師が手術をして簡単に治せる!すごい!みたいな話が多い中、研修医が主人公というのが珍しくて面白かった。
    ギャグの要素はないのに、お医者さんも普通の人間なんだなと、当たり前なことを感じた。

    自分の判断で人を殺してしまうかもしれないというプレッシャーと、自分の判断で人を助けることが出来たという自信で、どんどん成長していくんだなと思った。
    しかし川村の存在は、私の中で「だからそういう風には考えられないんだって」と、イラつかせた。
    もちろん組織には必要なんだと思うが、身近にいると1番仲良くなれないタイプで、解析度が高いなと思った。

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    2026年03月29日