中山祐次郎のレビュー一覧

  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    剣崎と松島の関係は作者の理想なんですね。
    信頼関係が凄い。
    確かにこんな相棒にはなかなか巡り合えるものじゃないかもしれません。
    最後のまっちゃんが言いかけた言葉はなんだったのかなぁ?

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    2024年08月18日
  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    「泣くな研修医」シリーズが好きなので、同じ作者のこちらも読んだけど、ちょっと期待外れだったかな〜。

    オペシーンは緊迫感があって良かったけど、全体としての進む方向というか、何を言いたいのかよく分からない作品だった。
    中堅外科医の日々のやりがいと悩み、みたいな感じかね。
    どの仕事もどこの職場もいろいろあるよね。

    剣崎と松島は毎日酒を飲みすぎでは…(^_^;)
    ドクターも勤務時間外にお酒を飲むのはもちろん自由だけど、夜に呼び出されて緊急オペという可能性があるのに、連日飲んでて大丈夫なの…(実際、飲んだあと2時間?程度でオペ、ということがあって、酔ってなければいいのか?と思った)。

    松島は最後何

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    2024年08月12日
  • 泣くな研修医

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    ネタバレ

    研修医の雨野隆治は幼い頃、突然兄を亡くし、医者を志しました。念願叶って医者になれたのですが、現実は有無を言わせず押し寄せてきて ―― 。

    隆治が医療の現場の理不尽に納得出来ず、かといってそれをなんとかする知識も技術も足りず悶々とするところとか、救急患者を一人で診て診断をくださなくてはいけない不安や戸惑い等々、きれいに解決しないところがリアルだと思いました。

    交通事故で運ばれてきた5歳の男の子の治療を通して、やっと兄の死と両親に向かい合う決心をした隆治。
    心のどこかで兄の死は両親のせいだと思っていた隆治は、兄の死の真実を知り、やっとそれを受け入れることが出来ました。息子を亡くし、もう一人の息

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    2024年08月11日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    終わりかたがブッツリで驚いたけれど…
    医学生の苦労を垣間見た
    これほど大変な過程を経て医師になり隆治はこれからどう変わっていくのだろう
    楽しみでもあるし、がっかりしたくないという不安もある

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    2024年08月01日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    ネタバレ

    シリーズ4作目
    だいぶ外科医として自信が出てきたと思った矢先、自分が執刀した手術でリオペ(再手術)になってしまった雨野。

    もう外科医を辞めた方がいいのではないかと落ち込む雨野にかけてあげた手術室看護師の言葉がよかった。

    《緊急のリオペ
    先生たち、みんな泣きそうな顔して執刀してる

    だってリオペってだいたいが一回目の手術の合併症
    まあミスみたいなとこもある

    でも、歯を食いしばってやってる
    人がやることなんだからどうしても一定の確率で起こる

    起きたことはしょうがない
    外科の先生なんてみんなこういう思い、してる
    今回のことを忘れないで、しっかり次に活かすしかない》

    優秀な外科医になるのは大

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    2024年07月29日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    うーん。
    あれだけいろいろ転移しているステージIVのがん患者と富士登山はあるだろうか、、

    佐藤先生の話はリアルだった。
    外科医としての腕を磨いている真っ只中に、結婚しよう。アメリカについてきてくれと言われてもなあ。向こうで外科医の仕事を探せばいいとか軽く言い過ぎと思う。

    女の人は産む性だから、どうしても選択を迫られる。でもかといって病気とかでいきなり産めなくってもやっぱりそれはそれでもちろん堪える。
    あるものが無くなるは、もともと無いのとは全然違う。

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    2024年07月29日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    【泣くな研修医シリーズ6】
    雨野隆治、外科医7年目。
    半年の任期で離島に行くことに。三宅島から船で1時間の神仙島(架空の島)へ。

    島で30年医師として暮らしている、瀬戸山先生。
    看護師の志真さんと秀子さん。

    物資も十分ではないし、手に負えない患者をヘリで都内に移動させるためにも3時間以上かかる。
    想像するだけでも不便な生活…私にはムリ。

    それでも、ここで生まれ育ってきた人たちは島は自分の一部なのだろう。

    殺人事件が起こったり、隆治が恋をしたり♡ 全ての科を診なければならない診療所で、成長した隆治の巻!

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    2024年07月21日
  • 泣くな研修医

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    研修医のリアルが少し垣間見える本だった。
    医者という存在がどのような過程を経て作り上げられていくのかが見えた。
    現実問題と理想の葛藤や、連続して訪れる緊迫した状況。患者の前では経験年数など関係なく1人の医者として向き合わなくてはいけなく力不足を痛感している部分がリアルであった。

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    2024年07月19日
  • それでも君は医者になるのか

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    別に今から医者になろうとは思わない。
    ってか、興味はあっても体力的にも金銭的にもなれないのだが。
    じゃあ、なんで読んだ?と?
    医者の本音、医者の生活が見てみたかったから。

    知ってはいたが、やはり過酷な毎日。
    そりゃ、みんな皮膚科や眼科で開業したくなるよな。。って思った。

    技術的にも、法律的にもコラムを書かれていた時とは状況が違っている2024年。
    ここに書かれたものプラスで色々変わっているのだろーなーと思う。
    例えば、本著に記載されていた医師の労働時間は、2024年に規制が入った。
    あー、残業時間が減ったんだー。というだけでニュースを見ていられるのは今のうちかなと思う。
    しばらくしたら、そ

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    2024年06月30日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    流石全員医師だけあって、医療現場の描写は迫力あるし、過労死ライン超過等の働き過ぎ問題や様々な課題が浮き彫りにされているが、小説としての上手さや完成度は、やはり久坂部氏以外は然程でもない。南杏子氏は出版社勤務から医師になった変わり種らしく、文章のセンスはなかなかだった。

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    2024年06月19日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    一浪で憧れの医学部に入学した雨野隆治をまっていたのは、ハードな講義と試験。衝撃の解剖実習・病院実習。自分なんかが医者になれるのか?
    悩みながらも、仲間と励まし合い、患者さんに教えられ、隆治は最後の難関・国家試験に挑む。現役外科医が鹿児島を舞台に医者の卵たちの青春をリアルに描く。

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    2024年06月05日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    時間遡って雨野さんの大学生活の話。いや、医学生って本当に大変なんや。すごいね。生まれ変わったとしても、私には無理やわ・・・

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    2024年05月22日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    主人公の雨野くんが、大好きだ。「研修医シリーズ」よりも以前の、雨野君が医学生の頃のお話。なので、純朴でピュアな心がよりいっそう際立っていた。

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    2024年05月12日
  • 医者の本音

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    本音は本人の心のみが知っているだろうし、それで何も問題はありません。職業人として最善を尽くし、相手のために全力で仕事をする。どの職業にも言えることでしょう。
    「なるほど、そう思っているのか」と思わせてくれる一冊です。

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    2024年02月25日
  • それでも君は医者になるのか

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    医師の立場からみた日常、そして福島のこと。
    こんなに率直に教えていただいて大丈夫なのかな?とドキドキしながら読みました。

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    2023年12月02日
  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    中山医師らしく外科関連専門用語が多かった。名コンビの外科医の話ですが、泣くな研修医シリーズの方がいいと思います

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    2023年08月22日
  • 医者の本音

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    ネタバレ

    患者の知らない医者の世界。100%本音開陳とは行きませんが、80%位は多分正直に告白しております。
    特に「命の値段」についての考察はドキッとしました。「高齢者が高額治療によって1年延命できるなら、いくらまでなら出せるか」という身も蓋もない設問には、自分の家族という視点以外に日本の高額療養費制度による公的負担(税金)という視点も入ってきます。既に医療崩壊が避けられない日本の保険制度を考えるなら、国民全体で「命の値段」という費用対効果も考慮しなければなりません。ヒントになるのは、医療費無料のイギリスです。一応5万ドルというガイドラインがあるようで、日本もその基準に倣っているようです。
    また、コラム

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    2023年05月17日
  • 医者の本音

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    待ち時間が長い、冷たい態度など、普段、患者として疑問に思うことを分かりやすく説明している。
    勉強になるが、これを知って患者としてできることは少ない。

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    2022年12月28日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

    ネタバレ 購入済み

    読み終えて。

    読み終えて色々と考えさせられた。

    自分も主人公と同じく淡々と仕事をしているところがありそれを寂しく思うところがあります。

    ただ自分以上に人間っぽいところが素晴らしいと思います。

    そういう意味でも勉強になる本でした。

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    2022年11月15日
  • 医者の本音

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    最後の「いのちの値段」は考えてしまう。
    高額医療を払えなくなるだろうこれからの保険制度、高額な医療費に見合うだけの対価があるか
    あなたはダメって言われたら、告知以上にツラいような。

    風邪に抗生物質は効かない

    がん告知されたときにすべき3つの質問
    そのがんの治療に慣れているか(1年で何人位担当しているか)
    どんな予定で検査や治療を進めるつもりか
    私・家族にできることは何か

    代替医療は標準治療の2.5倍の死亡リスク
    代替医療を選ぶ人は高学歴・経済的に恵まれた人

    救急車を迷ったら
    Q助 消防庁作成 Web、アプリ
    #7119 地域限定 電話

    代替医療は病名、進行具合によるような気もしたり

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    2022年11月06日