中山祐次郎のレビュー一覧

  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    シリーズ4作目。
    タイトル通り、主人公雨野は公私ともに逆境に立たされることとなります。
    そのうちのいくつかは身から出た錆でもありますが。

    30歳になった雨野。医師として成長した半面、慢心も見え隠れ。
    この作品にリアリティがあるのは雨野に人としてどうなのと思われるような一面もあるからかもしれません。
    そしてこれくらい仕事のことを考えていなければ、外科医って務まらないのかも。

    4作目には同期の川村が登場しなかったのが残念。
    最終的には東京で外科医を続ける決意をした雨野。少し時間を置いて続きを読みたいと思います。

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    2025年01月07日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    明けのカルテ 医師作家アンソロジーを読みました。
    9人の医師作家の短編集です。
    どれも結構面白かったです。
    空中テントでは、テントを張るために実家に帰った主人公が父親の認知症と直面します。
    50年前に話題となった有吉佐和子『恍惚の人』を思い出します。
    私の祖父も私が子供の頃認知症で大変でした。
    昔は介護施設も無かったですから大変でした。
    峠を超えてきた命では天城峠を超えて早産しそうな患者を迎え入れるチームの話で、出てきた地名が河津七滝ループとか、天城峠、伊豆の踊子像とか、懐かしく思いながら読みました。
    ドラマになって欲しい短編集です。

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    2024年12月24日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    中山祐次郎の外科医、島へを読みました。
    主人公は半年の約束で離島に行くことになりました。
    そこには30年勤務している医師が1人おりました。
    外科医としては一人前になったつもりですが、すべての患者を見ることで、自分の無力さを知ることになります。
    ドクターコトーのような話になってきたなと思いながら読んでいました。
    恋愛あり殺人事件ありで盛りだくさんでなかなか面白かったです。

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    2024年12月18日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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    中山祐次郎の悩め医学生を読みました。
    泣くな研修医の第5巻です。
    5巻では遡って、主人公が大学生の話です。
    人気漫画の島耕作やゴジラ-1.0みたいだなと思ってしまいました。
    医者になるのには思ってはいたけど、やはりほんと学生時代も大変なんですね。
    研修で病院に行っても、解らないことだらけで、教えても貰えない。
    私も設計事務所に勤めて一年目は、解らないことだらけで大変でした。
    先輩の板挟みに遭ったり、大変だったのを思い出しました。

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    2024年12月13日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    中山祐次郎のやめるな外科医を読みました。
    泣くな研修医シリーズの第4巻です。
    手術の回数もこなして、自信もついてきた頃ミスを犯して、患者を危険な目に合わせてしまいます。
    手術のしばらく外されて医者をやめようかと考えてしまいます。
    誰でも長い人生の中では大きなミスをしてしまう事はあると思います。
    私も学生の頃自転車でバイトしていて、大きなミスをしてしまったこともありました。
    社会に出てからはそれほど大きなミスはありませんが、それでも思い出せるミスはいくつかありました。
    主人公は、末期癌の若い女性が亡くなってしまう場面に出逢うのですが、私もこの年になると高校や大学の同級生を癌で亡くしています。
    先

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    2024年12月12日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    中山祐次郎の走れ外科医をよみました
    泣くな研修医シリーズの3巻です。
    2巻を読まないで3巻を読んでしまいました。
    医者になって5年が経ち、一人前になった主人公は、後輩に可愛い研修医がつきました。
    末期癌の若い女の子が富士山に登りたいと言うのに、研修医と付き合って富士山に登ります。
    富士山登頂はよくテレビでも取りあげられに問題になっていますが、1度は登ってみたいですね。

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    2024年12月10日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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     研修医から六年目へと進んできた外科医・雨野の成長を描く医療小説のシリーズ四作目です。

     主人公は六年目になった外科医の雨野。今までは困ったときや難しい患者説明などは先輩医師に助けてもらっていたが、段々と自らが主治医として責任を持たなくてはならない立場となってきている。外科医として患者をなんとか治療したい、けれど患者は治療を拒否している、そんな状況にどのように向かっていけばいいのか悩み、様々な死生観や患者の心に触れて一歩ずつ積み重ねていく最中、自らの執刀ミスで患者の緊急再手術となってしまう。自信をなくし、外科医をやめた方がいいのではないかと悩む主人公だが――。

     前作は複数視点から描かれた

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    2024年12月04日
  • 医者の本音

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    今まで何人かのお医者さんにかかってかたが、患者の立場にたって話を聞いてくれたお医者さんは半分くらいかなぁ

    大学病院の待ち時間は本当に辛いばっかりだが、
    診察の最初に「お待たせしました」って言ってもらえるだけでこちらは疲れはやわらぐんだけれど

    中山祐次郎先生のような先生にかかりたい

    やりたいことをやる 死ぬまで生きる

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    2024年11月15日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師でありながら作家でもある方々の医療小説9編。

    私の知っている作家さん以外にこんなに多くの医師作家さんがいることに驚きました。どれも医師であるだけに小説の内容は臨場感が溢れていて迫力がありました。

    中山祐次郎さんの『救いたくない命』は救急で運ばれてきた患者が犠牲者15人以上を出した通り魔事件の犯人と知り、葛藤をしながらも必死に命を救う姿に京アニ事件を思い出しました。

    南杏子さんの『空中テント』は家族の介護の経験がある人は共感出来るはず。

    どれも本当に良い作品ばかり。若手医師の過酷な労働時間、医療ミスの隠蔽、不都合な論文を闇に葬る等、医療小説が好きな人なら興味のある内容ばかり。でも朝比

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    2024年10月31日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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     書くことで、解放される思いがある。

     新たなジャンルが始まることへの期待を込めた夜明けでもある一方で、書かないと解放できない思いが溜まってきているのも事実であると思う。

     

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    2024年10月26日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    シリーズは以下の順番らしいです。
    ①泣くな研修医→読んだ
    ②逃げるな新人外科医→読んだ
    ③走れ外科医→読んだ
    ④やめるな外科医
    ⑤悩め医学生
    ⑥外科医、島へ

    3作目まで読みました。
    研修医の主人公が作品毎にちょうど良く成長していくので、親近感が湧いてきます。
    今回はこの後どうなったか気になる事をいくつか残して終わるので、次作も読まないと。

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    2024年10月20日
  • 悩め医学生 泣くな研修医5

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     泣くな研修医シリーズです。
    今回は遡って雨野先生が大学生の頃のお話し。医学部入学が決まって医師に近付いたワクワク感、知識が増えていく一方で患者さんの気持ちに鈍感になってしまわないかという不安。

     お医者さんってつくづく大変なお仕事だな。冷静に医師として判断しつつも、患者やその家族の気持ちに寄り添って判断しなきゃいけない事もあって。

     あと、4冊目までは鹿児島大学医学部卒でしたが、今回は舞台が大学だからか薩摩大学医学部になってました。実在する先生方に迷惑がかからないようにって配慮かな?

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    2024年10月14日
  • 医者の本音

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    医者にもいろいろあるんですね。でも、大変な仕事。忙しい職場はマネージメントに割くリソースに欠けていることが多いため、個人に皺寄せが来るのでは。それに「死」に向き合っているのは辛いから。痛飲するお医者さんが減れば良いです。

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    2024年10月13日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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     泣くな研修医シリーズの3作目。前作から2年が経ち、できるようになったことが増えた分色々なことを考えてしまうようになった5年目医師と、先輩・同輩・後輩医師、患者との成長物語です。

     前作の衝撃のラストから時は経って、外科医の雨野先生は5年目の医師に。前作で研修で回ってきていた西桜寺先生は、最終的に外科を選んで雨野先生の後輩として戻ってきた。中堅医師として先輩医師の佐藤先生に頼り切るばかりでなく、自分でも少しずつ自信が出てきているような様子も伺える。
     そんな中、今回のキーパーソンとなる患者は二十代の末期癌患者の女性の、向日。本来医師と患者は一般の友人のような関係を築いてはいけないのだが、ひょ

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    2024年09月22日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    9人の作家(医師)による9篇の物語
    それぞれの作家自らの経験なのかはわからない
    ただ、それぞれの作家の医療への思いが短い作品の中に散りばめられていると感じた

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    2024年09月18日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    9人の現役医師による医療小説アンソロジー。
    医師作家でしか表現できないと思われる臨場感あふれる詳細な描写、ヒューマンでミステリアスなストーリーが魅力の作品集だ。
    1〈研修医ヒナノの洞察〉
    上司からパワハラを受けている研修医が患者の膠原病を見つけ上司を見返す痛快な話
    2〈魚類譚〉
    封建的で理不尽な医大の内部構造、詳細な手術シーンにミステリーとホラーの要素を取り入れた作品
    3〈パイナップルのある光景〉
    同じような引きこもり系の精神疾患でも、一方は入院治療、一方は家族による対処という示唆をする精神科医。専門的な見解が押し付けなく、ふわっと伝わってくる秀作
    4〈救いたくない命〉
    救急外来に運び込まれて

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    2024年09月04日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が描く小説はリアリティがあります。専門的な用語も飛び交うがそれもまた面白い。本短編集はよく知った医師作家が多かったので、新たな面も見れて楽しめました!

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    2024年08月07日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    医者はどんな病気でも治せる神のように信じてしまうが、医者もまた一人の人間だと思わせてくれる小説だった。医者としての能力はサラリーマンなどと同じように失敗から学ぶし、伸び悩むこともあると当たり前のことを気づかせてくれた。

    島での出来事はところどころに不穏な空気を醸し出しながらも、島としてのイメージ通りの温かさがあった。(隆治と同じくヤマアラシには嫌悪感しかない!)また、志真目線があったのもよかった。彼女の意思をしっかりと感じられた。

    そして外科医として奔走する隆治に、新たな適性が見つかったことで今後物語がどう展開されるか早くも続編が待ち遠しい。

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    2024年11月11日
  • 医者の本音

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    たしかに、病院は待ち時間が長い。長いのに診察は数分。
    医者を目の前にすると聞きたかったことも聞きそびれてしまう。
    「様子を見ましょう」と言われても、いつまで?どの程度?なぜ原因がわからないの??と不安になってしまう。
    そんな患者側の気持ちに、わかりやすく医者の本音が書かれている。読みやすかった。

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    2023年10月04日
  • 腐女医さーたりが描く患者が知らない医者の世界

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    さーたりさんのマンガなので、さらっと読める。さらっと読めるわりには、医者の本音がよくわかる。
    お医者さんって、そりゃ忙しいよねーとわかっちゃいるのに、患者になり病院に行くと、待たされる時間の長さに、なんでこんなに待たされるわけ??と不満たらたらになってしまったり…。
    ベストセラー「医者の本音」も読んでみたい。

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    2023年08月13日