中山祐次郎のレビュー一覧
-
購入済み
がんばれ!
泣くな研修医というサブタイトルですが、研修医の肩書は取れていますね。
真面目な主人公ですが、真面目ゆえか逃げたくなるような沢山の出来事に真摯に向き合おうとしています。
それでも、間に合わないこともあるけれど…
-
ネタバレ 購入済み
この後が気になります
ドラマ化ということで、一気に3冊分読了。
佐藤先生や凛子先生の視点もあり、今までより多元的に話が進みます。
佐藤先生のパートナー(候補?)の渋谷氏に来ているというお見合い相手、凛子先生のプロフィールに似ているように思うのは気のせいでしょうか?
ラスト後、きっとみんな怒られてしまうんだろうなと思うが、それでも突っ走るしかない熱さを忘れてしまっていないかと己を振り返りました。
-
Posted by ブクログ
・メメント・モリ(死を想え)。死は突然やってくる。幸せは日常の中にある。今日にある。今にある。未来でも過去でもない
・死ぬ時期の不明確性が優先順位を付けれない最大の理由では?タイムスケールによって優先順位も変わる。しかし、終わりが見えなければ優先順位は考えない。この有限性って大きい。
・死ぬ前の後悔で大きいのはスピリチュアルペイン(実在に関わる後悔)
・人は生きてきたように死んでいく
・大切な人が亡くなった時、一番苦しいのは不在の感覚
・愛は人が到達できる究極(アウシュビッツでも妻のことを思い生きさせた)
・究極の状況でも精神の自由は残っている
・幸せのハードルを自分で動かす。毎日が幸せに満ちている。少しのことで満足する。当たり前を幸せに感じる。大きな幸せを成し遂げることもなく、運命的な出会いでもなく、日常のなんでもない生活の中にそっと隠れている
・ALS手記⇒どこかへ行く計画を立てるのではなく、今日、富士山に登る -
Posted by ブクログ
若き外科医が現場の経験から感じた死生観についてつづった一冊。その「一刻も早く伝えたい」というタイトルと若い医師が筆者ということで興味関心がわいたので読んでみた。34歳というほぼ同世代の方が、自分の想い・考えを力強く語っていることに感銘を受けた。「一刻も早く伝えたい」という気持ちがまっすぐ伝わってきた。とても、心に響いた一冊だった。
・「死を想え。死を想うことで今生きていることを実感し、喜び、自身の生き方を今一度考えよ」(P12)「人は誰もが、いつか死んでしまう。それもしばしば突然に」(P30)…ついつい忘れがちになる「死」という存在を考えるきっかけになる。いきなり死の宣告をされることも日常茶飯事らしい。
・「医学の目的は、いのちを延ばすことではなく、人を幸せにすること」(P106)
・「人は生きていたように死んでいく」(P159)この一文が好き。
・「幸せな死とは、あなたにとっての幸せではなく、あなたの大切な人にとっての幸せな死」(P206)
・最後に先生からの処方箋が3つある。(1)「幸せのハードルを、自分で動かす」(P208)幸せのハードルをさげて日々の当たり前を幸せに感じるということ。(2)「代わりがいるから自由になれる」(P230)自分の代わりなんてたくさんいるし、自由に生きようということ。(3)「いつ死んでも後悔するように生きる」(P234)後悔するほど続けたいことがあるように一生懸命生きようということ。 -
Posted by ブクログ
感想
医療小説は人の生死や人生が関わるからやっぱり読んでいて面白いなぁ。
一方で自分がそういう病気になったらどうしようと思う怖さもある。
そして、牛ノ町病院とも繋がった!
あらすじ
剣崎は、元会社社長で独り身の葛城を受け持っていた。間も無く死を迎える前に妻の骨を体内に入れて欲しいと言われる。医療行為で出来ないため悩むが、葛城が亡くなった後、口の中に骨を入れる。
病院の管理栄養士の篠田がお腹が痛いと訴える色々な課で調べるも原因が分からず剣崎の元へ来る。様子見を決めるも体調が急変し、お腹を開くと腸の半分以上が壊死していた。剣崎はギリギリのところで患者の命を救う。
病院の営業の上田が胆嚢に結石が出来て倒れた。上田は開業医と大学病院の連携を受け持っていた。彼が倒れたことで紹介患者が減り、病院収入が激減する。松島は上田をサポートする体制を考え直し、病院に提案する。上田の手術は無事に成功して、上手くいっtりなかった家族もソーシャルワーカーの助けで形を取り戻し始める。
病院に医療研究チームが立ち上がる。そこのリーダーの相馬は、データや論文の信奉者だ。剣崎は自分の経験を偶然と言われて違和感を感じる。相馬の妻が腸閉塞になりかけて、データに見えない剣崎の判断で救われる。相馬も考え方を改める。
国民的歌手の柏木は癌が声帯神経の近くに転移していたが、亡き父親に歌を捧げるために声帯を残すことを希望していた。相馬の助言もあり、牛ノ町病院の佐藤医師に新しい術式を教えてもらい、実施する。手術は困難だったが、無事に成功する。