中山祐次郎のレビュー一覧

  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    剣崎先生と松島先生の最強コンビ。まだまだ二人の活躍が見たい。
    稲田先生のその後が知れてよかった。
    剣崎先生が病気?!まさかガンとか?!と思いながら、ドキドキ。
    医者も病気になることで、患者の気持ちがわかる、というメリットがあるんだね。
    入江先生との別れは切なかった。先生もどんな人生を歩んできたんだろう…。

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    2025年09月20日
  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    医師の書く作品は、専門用語が多いけど、その分迫力を感じます。本作の短編もどれも読み応えがありハラハラさせられました!外科医のバディが爽やかです

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    2025年09月12日
  • 幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日

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    医師の視点から死について語られた本。幸せのハードルは自分で動かす。主体的に生きることや死を想定すること、自分の存在の代わりはいくらでもいるということも達観し、理解した上で今を一生懸命に生きることの大切さが書かれている。自分自身も入院や手術を経験したから、痛みを取り除くことの大切さや、病院での長い夜の孤独や不安、睡眠薬等の使用も時には必要等々、大賛成!こんな先生がもっとたくさんいてくれたらいいのに。。自分が死に直面したら、先生に診ていただきたい。

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    2025年09月11日
  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    重大事件の犯人は救うべきか否か?とか、ドクターは常に判断を迫られてて、すごいな…
    でも、救った命が、また前を向いて歩き出した時は嬉しいだろうな。
    でも、そこ以外に医者のメリットが見えない…
    盲腸手術の直前、直後まで仕事とか…ドクターはもう人間じゃないな…
    私が鼠蹊ヘルニア手術受ける前に、仕事復帰時期を聞いたら、「術後翌日から仕事復帰してる人もいるよ」ってドクターが言ってたけど、もしかして同僚がそうだった⁉️

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    2025年09月07日
  • 泣くな研修医

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    ネタバレ

    鹿児島出身の主人公(この本の著者さんがモデル)が、医師になっていく過程でさまざま患者と出会い、成長していく姿が描かれている。

    研修医は、患者としての視点と医師としての視点を同時に持ちうる唯一の存在である。医療に精通していない人が医療行為に対して感じるものは、やはりプロである医師とは違ったものである。
    患者を無機質なモノとして捉え、症例に対してどうするのが最善かを考えることも大事である。だが、患者を1人の命、人間として感情を共有しようとする謙虚な姿勢は、一人前になっても忘れてはいけないと思うし、それができるのが本物のプロであると思う。実際、主人公を取り囲む駒込病院の看護師含むスタッフ全員が「プ

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    2025年09月04日
  • それでも君は医者になるのか

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    お医者さんは、やっぱり大変だなと思う。お世話になっている先生たちに、あらためて感謝の気持ちを深くしました。
    人相手の仕事、真摯に仕事に向き合おうって思います。

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    2025年09月01日
  • 泣くな研修医

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    お医者さんってほんとにすごいなって思える。命を扱う仕事って想像できないくらいの重責なんだろうなぁ。隆治は患者に寄り添って時に泣いたりして人間味があってそこがよかった!お医者さんってすごい!

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    2025年08月19日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    医者の作家によるミステリアンソロジーなんて豪華! 医療ミステリばかりでないところも良き。お気に入りは、歯学部出身なの知らなかった七尾与史の「患者は二度死ぬ」と、お嬢様バイト医の活躍が今後も期待できそうな中山祐次郎「クリスマスイブの死亡診断」。

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    2025年08月17日
  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    ミステリーを読んだ後になかなかハードな医療系の小説を読み、日常とかけ離れた世界にどっぷりはまりました。救急車で入院し緊急手術を受けた日のことを思い出しました。お陰様で腹腔鏡手術をしてもらい一週間程の入院で済みました。このお話から医療現場の大変さが伝わりました。今元気に暮らす事が出来ている事に感謝して二作目も読もうと思います。

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    2025年08月06日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    女性にはハンデがある。自分の子を持ちたいと願えば、夢をあきらめざるを得ないこともある。結婚し出産し子育てを望む人には、外科医という夢や技術を高めたいと望むことは無理なことなのか。男性ならそんなことはないだろうに。
    佐藤玲はその選択にも迷うことなく、手術を選ぶ。
    「私は私の生きたいように生きればいい」
    その姿にかっこよさを感じつつも、性によって、どちらかをあきらめなければいけない現実に理不尽だなーと思う。
    泣くな研修医シリーズで、クールビューティーでさっそうとしている佐藤先生だと思っていたけど、悩んだり迷ったり、人間味あふれる先生だった。
    10年付き合っていた恋人の渋谷とは、佐藤先生にとってどん

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    2025年08月02日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    雨野隆治医師、着実に経験を積んでいきますがしかし、大きな壁にもぶつかり、読んでいるこちらまで苦しくなりました。彼の思いを表現している文章で最も印象深いのが「メスを入れられる患者さんの気持ちが分からなくなることは避けたい」です。

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    2025年07月27日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    医療系の短編集としては、どの作品もサクッと読めて楽しめました。久坂部氏は読み慣れているのか安定感あり。七尾氏の歯科の話は珍しく新しい発見でした!

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    2025年07月24日
  • 幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日

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    若き外科医(当時34歳)による
    幸せな死について真摯に書かれた本。

    死へのカウントダウンを飛行機の着陸にたとえていたのが印象的で、出来ることなら穏やかに
    ソフトランディングしたいが、幸せな死のためには、自分の内なる本音に耳をすまし、一生懸命
    生きて、逆説的だが、いつ死んでも後悔する
    生き方をするべきと。

    人は生きてきたように死んでいく。

    幸せな死とは、あなたとっての幸せな死
    ではなく、あなたの大切な人にとっての
    幸せな死である。

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    2025年07月22日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    新人外科医としてのイベントが多すぎて。
    人の死に関わる医師が肉親の死と関わった時って、どうなんだろう。難しい

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    2025年07月16日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が書いた小説。もう読んだ本もあるが、すべて興味深い。ここから知った医師作家の本を読んでみたいと思う。

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    2025年07月15日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    シリーズ第3弾。雨野隆治29歳くらい。さらに経験を積んで、たくましくなってきている。後輩の凛子先生と葵ちゃんと富士山登るところは描写が医師目線で興味深かった。クールビューティー佐藤玲先生の恋愛事情、気持ちわかるだけにしんどい。

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    2025年07月13日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    シリーズ第2弾。雨野隆治27歳、研修医が終わって外科で休みなしに働き中。少しずつ、任される仕事も増えてきた。そこに父親が入院したとの知らせが入り…
    最後は自分の思いと重なるところもあり号泣でした。

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    2025年07月13日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    佐藤先生に、自分のやりたい道を進め、と背中を押してくれる東凱先生。純粋な師弟関係の中に秘めた佐藤先生の想い。外科医にとって一番大事なこととは。大切な人の死、母の想いと願い、など読みどころ満載。佐藤先生の熱いところもちょっと見れてよかった。

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    2025年07月10日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。
    外科医として確実に成長しながらも、まっすぐで真面目であるがゆえに悩みも尽きない雨野。
    彼女と上手くいかず別れることになったり、手術に失敗したり…上手くいかないことが続きもう外科医をやめようかと考えたりもする。
    医師とはいえ一人の人間であり、迷うときもあるという当たり前のことに気付かされる。

    もし自分が患者だったら、何かあったときに駆けつけてくれる医師の方が安心できるだろう。
    でもその安易な考えの裏には、プライベートを犠牲にしている医師の姿があるんだということ、当たり前のことなんだけど患者視点だとつい忘れがちだったかも…とハッとさせられた。

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    2025年07月09日
  • 泣くな研修医

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    泣くな研修医★3.7
    消化器外科医の中山裕次郎先生の代表作。若手医師の葛藤を描いた物語。自分の立場と重なる部分もあり共感できた。主人公の雨野りゅうじは強い正義感と理想の医師像がはっきりとしている人物で、QOLを重視する同期とぶつかる事もある。大学の同級生にも同じタイプの友人がいた。ずっと一緒にいるとしんどいけど、医者として本当に尊敬できるし自分が病気になったらそういう先生に診てもらいたいと思ったのをよく覚えている。
    雨野は自分のなりたい医師像とまだ何も出来ない自分との差に打ちひしがれながらも少しずつ成長を重ねていく。十年後、二十年後この初心を忘れないことが大事だ。中山先生のそういうメッセージが

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    2025年06月30日