中山祐次郎のレビュー一覧

  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    ネタバレ

    33歳、結婚や出産が気になるけど、まだまだ仕事を頑張りたい。仕事を頑張る=手術の腕を上げる=患者のためではなく自分のためなの…?海外について来て欲しいと言われた恋人にNoと言ったのは自分が大事だからなの…?という葛藤が描かれている。
    だけれども、ちゃんと両親の愛を感じているし、感謝している。それは大切なものだと頭で理解しているし、面倒を見てくれた先輩外科医にはそのような気持ちもある。
    まさに自分自身がここ数年ずっと考えていることである。私は一度全部投げ出してしまったけれど、投げ出さなくてもコツコツ向き合っていくことで、どこかで2つの曲線が交わる時がくると信じたい。

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    2026年01月16日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    泣くな研修医シリーズ8作目。医師としての在り方に疑問を持っていた友人が亡くなった。人が人を動かした。外科医として活躍していた雨野先生が福島で院長として奮闘する。新たな患者さんやスタッフとの出会いあり地域医療を担う医師として成長する。今作も涙、涙の物語でした。

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    2026年01月07日
  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    同じ消化器外科医で漫画家のさーたり先生のブログでこの本を知った。
    主人公の剣崎、松島の中堅外科医が、天才的な手術手腕を発揮していく軸の話だろうと思っていたら違った。
    助けるべきか、助けざるべきか。
    この選択肢で揺れる医者がいることに衝撃を覚えた。
    印象深いのは第三章のコードブルー。
    救った命がまた自殺を図り、好かなかった同僚医師が巻き込まれ、医師生命を奪われる結果になるという話に、なんとも複雑な気持ちになる。

    最後のあとがきでは、この物語は単なるフィクションでなく、主人公と松島に想いを載せた作者の存在が在ることに切なさすら感じる。

    良い物語でした。
    続きを買いに、本屋さんに走ります。

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    2026年01月07日
  • 想いをつなぐメス―俺たちは神じゃない3―(新潮文庫)

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    読んでいて涙が浮かびました。このシリーズの先生たちのように覚悟や姿勢が格好いい人になりたいと思うくらいでした。
    そして医者だけでなく、医療に携わっているいろんな立場の人にもスポットが当てられていて、医療ものの中でも特にお気に入り、とても感動するシリーズです。

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    2026年01月05日
  • 泣くな研修医

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    初めて研修医の仕事内容を垣間見た感じ。正しさ、正義、道徳、倫理、、、いろんな選択肢がある中、心の葛藤を繰り返して1人前になる。どんな職業でも同じようなプロセスなのかもしれないけど、人の命と隣り合わせである研修医の重圧はものすごいんだろうな.......人様のためにありがとうございます。

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    2025年12月29日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    ネタバレ

    メスを置け、外科医
    まさかまさかの、牛ノ町病院を辞めるという展開には本当に衝撃を受けました。あまりにも突然で、思わず声が出るほどです。何より、大好きだった佐藤先生とのやりとりがもう見られなくなると思うと寂しくて、中山先生、ひどいよーと心の中で叫んでしまいました。

    メスを置き、福島で地域医療に向き合う決断。その意義はよく分かります。自分も田舎に住んでいるからこそ、地域医療の大切さを身近に感じています。それでもやはり、まだ若いのに、これからもっと技術を磨いて、日本の医療全体に貢献してほしいという気持ちが強く残りました。

    理想と現実、医師としての成長と使命。その間で悩みながら決断する姿がとてもリ

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    2025年12月28日
  • 泣くな研修医

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    自分自身も病院勤務の医療従事者なので、より心にずっしりと響くものがありました。
    綺麗事だけでもダメ、同じ状況に置かれても患者さんひとりひとりで最良とする選択肢は変わってくる、そんな現場に身を置いていると逃げたくなることも多くありますがこれからもそれぞれの患者さん、ご家族と向き合っていくしかないんだよなと改めて感じた作品でした。次の作品も手にしてみようと思います。

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    2025年12月28日
  • 想いをつなぐメス―俺たちは神じゃない3―(新潮文庫)

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     麻布中央病院外科シリーズの3冊目です。『俺たちは神じゃない』→『救いたくない命』→今作の順番に読むとより楽しいと思います。

     今回も良かった。剣崎先生にロマンスが???ってワクワクしながら読みました。

     自分が体調を崩したら、剣崎先生のように患者さんに真摯に向き合ってくれるお医者様に出会いたい。

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    2025年12月27日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    生々しい、リアル、刺さる、あまり関係ありませんが、だいぶ前のPD(膵癌手術)執刀数例目の高齢者おばあさん、初めての虫垂炎執刀、いろんなことを思い出した。仕事していて孤独を感じた時に読む作品です。

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    2025年12月20日
  • 医者の父が息子に綴る  人生の扉をひらく鍵

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    ネタバレ

    <ポイント>
    ・選択とは、何かを選び取ることでなくて、選んだ選択肢を正解にするために現実世界を無理やり捻じ曲げる覚悟と努力のこと。自分の頭で考えて考え抜き、苦しんだ決断を、あとから「あれで正解だった」とひとりごちるために地味な努力をし続ける。こうして、君の人生の扉は開いていく。
    ・人間関係に悩むとき、お守りのようなコツ
    →1つ目は、「変えられるのは自分の思考と行動だけ」「他人は何も変えられない」ということである。自分以外のすべての人、つまり他人がどう思い、どう行動するか。自分に不快なことがあっても、基本的には一つも変えられないと思っておいたほうがいい(もちろん暴力やいじめなどは「やめろ」とやめ

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    2025年12月21日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    メスを置いた半年のお話。院長先生としての活躍も見ていたかったが、この経験を生かした次のステージでの活躍に期待しています。

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    2025年12月14日
  • 泣くな研修医

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    病院という場には、患者それぞれの人生とドラマがあり、それだけに医療小説は幅が広く奥が深い。
    雨野隆治は外科で働き始めたばかりの研修医。
    知識も経験も浅く、専門用語を言われても聞き返してしまうほど頼りない。
    事故で担ぎ込まれて瀕死の子どもや、95歳で身寄りのない認知症の胃がんの患者、隆治と同じ年の末期癌の男性、患者に寄り添っては最期まで全力を尽くしたい隆治だが、上の判断は冷酷だ。
    医者は常に死を目の当たりにしていくうちに鋼の心になっていくのか。
    隆治はスポンジのように痛みを吸い取り涙を流す。
    読む側はそんなまっすぐな隆治を愛さずにはいられない。
    本来重苦しい題材であるが、隆治の涙して自分の無力さ

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    2025年12月12日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    久しぶりに読んだ、「泣くな研修医」シリーズ、その最新作。キャリアを順調に積み重ねた雨野医師が向かうのは…。

    離島に赴任していた作品を思い出しながら、そんな動機でメスを置くの?やめとけ、やめとけー、と思ってしまうのは自分がもう若くないからか。

    新たな赴任地で待ち受けていたのは…。
    初めての単身赴任中としては、わかる、わかる!そのアウェイ感と共感できるところもありつつ、え??そんな急展開が…というのも医師や医療を取り巻く環境ならでは。

    いつもながらの臨場感が素晴らしかった。
    ロスになっちゃいそう…。

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    2025年12月04日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    泣くな研修医シリーズの最新作。幼い子を持つ親として読んでいてツラくなる場面もあった。
    物語の中では、「自分の選択は正しかったのか」「もっとできることがあったのではないか」といった葛藤が丁寧に描かれる。その揺らぎは医師という特殊な現場に限らず、仕事や日常の判断にも通じる普遍的なものだと感じる。自分にも似た思いが少なからずあり、読みながら自然と考えさせられた。

    印象的だったのは、「病気と闘いたいのか、人を救いたいのか」という問いである。医療現場の話ではあるが、自分の仕事に重ねても大切な問いだと思う。大局的なことに目が向きがちで、そうであることが重視されがちであるが、向き合うべきはあくまで“目の前

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    2025年12月03日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    中山祐次郎さんの大好きな「泣くな研修医」シリーズ7。女性ならではの外科医としてのキャリアとワークライフバランスの難しさに焦点を当てている。癌末期患者の外科医がまた素晴らしい人物。彼が主人公にした問いかけ。「外科医にとって1番大切なことは?」に対して「それは手術の技術」と答えた主人公に「患者さんと真に向き合うこと」と答える。こんなお医者さんいるの〜?と思いたくなるくらい素敵。
    そして何故だか著者中山祐次郎さんとこの外科医のキャラが被るような気がしてならない。
    自分が大腸癌に罹るようなことがあったら、現役医師でもある中山先生に手術してもらいたい。

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    2025年11月28日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    ネタバレ

    「泣くな研修医」シリーズ、なんだかんだでもう8冊も出たのかー!すごいな。
    雨野先生、ついに福島の病院の院長として赴任しました。すごい決断だよね。もう完全に、著者の分身だから、このあと結婚して父親になるところもずっとフォローしていきますよ。楽しみ楽しみ。
    目の前に困っている人がいる。福島で困っている病院がある。誰かが行かなければいけない。
    そんなときに「じゃあ自分が」って思える、そういう人でありたいけど、人はみんな、「でも〇〇だから…」「自分じゃなくても」と、行動しない理由を探してしまう。
    実際に行動した中山祐次郎さん、っていうか雨野先生?っていうか両者とも、本当にすごい決断をして、その結果中山

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    2025年11月20日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    今回のお話もぐいぐい引き込まれました。

    場を変えること。
    本気で、新しい場に臨むこと。
    それぞれの考えと、その先で起きてくること。

    時を経て、ようやく語り得ることもあるのかなと思いながら読みました。

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    2025年11月19日
  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

    QM

    購入済み

    新刊の通知が来てすぐに購入、待ってました。

    医療に対する自分の理想と、時にはどうにもならない現実が衝突して、自分はなんて無力なのだろうと思わされる、そんな医師の苦悩がよく描かれていたと思う。

    30代の若さで過去に培ってきた経験や知識を駆使して、被災地でもある地方の小さい病院の院長になろうと決心した雨野先生の勇気には感動した。
    外来から治療方針の決定から経営まで、どんなことも自分が主となって決断していかなきゃいけない環境、想像を絶するものがあるんだろうな。

    命のはかなさ、医療の限界、理想と現実、そんなことについて深く考えさせられる内容でした。

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    2025年11月11日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師作家9人によるアンソロジー作品。
    どの作品も50頁程なので、スピード感がある。

    研修医 精神科医 救急医療 現場医療 研究者 認知症等 医療1つとってもジャンルが違い、心理描写の加減に手に汗握ってハラハラしたり、淡々と読み進めたり、一冊で何度も美味しい読み応えのある本でした。

    医師(著者)が実際に経験しているであろうリアリティがそこにある。


    認知症対応を生業としている身としては、何度も見た光景で「あーー大変さの中に、いくつも希望が見いだせるんだよ」「怒ったらダメダメ」と逆の意味でハラハラさせられた。


    現代はサービスが揃っているので、抱え込まず使える手段を利用していくのがお互いの

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    2025年11月05日
  • それでも君は医者になるのか

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    積読になると思っていた本。読みやすくて難しいことを解りやすくされている文章力が感じられます。
    お陰で情報の乏しい素人でも楽しく読むことができました。医療業界の知らない面を垣間見せてくれたような気がします。

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    2025年11月05日