中山祐次郎のレビュー一覧

  • 医者の父が息子に綴る  人生の扉をひらく鍵

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    失礼ながら、よくあるタイプの自己啓発本?なのかなと警戒しながら手に取ったのだが。
    最初ですぐに心を掴まれた。なんと正直で率直な書き手ではないか。医学部に二浪して合格した時の友人のエピソードで泣けた。筆が滑りすぎてともすると悪口になりかねないところもあるが、それもこの語り口の正直さに救われる。

    そして、なにより、「選んだ場所が、後から振り返って正解だったと思えるように、現実世界をねじ曲げるほどの努力をする」という作者の生き方が魅力的。
    でもその選んだ場所がどうしようもなく、何の意味もない場所だったらどうするか。
    「その時はどうやったら行きたい場所に行けるのか吐くほど考えることだ。そして思いつく

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    2025年02月09日
  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    本作は、
    ◯救いたくない命
    ◯午前4時の惜別
    ◯医学生、誕生
    ◯メスを擱いた男
    ◯白昼の5分間
    ◯患者名・剣崎啓介
    の6編からなる連作短編集です。

    前作『俺たちは神じゃない』で活躍していた、麻生中央病院で中堅外科医として働く剣崎・松島コンビが、本作でも活躍する作品でした。
     
    王道の医療系エンタメ作品ですが、王道故にわかりやすく面白い。著者の中山祐次郎氏自身が現役の外科医ということで、医療行為の描写にリアリティを感じられるのも、作品を面白くする一つですね。
    そして、前作は所謂“バディもの感”が強かった剣崎・松島シリーズですが、本作はチーム感が強くなりましたね。
    それもあってか、物語に横の広が

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    2025年01月16日
  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    【収録作品】
    「救いたくない命」
    「午前4時の惜別」
    「医学生、誕生」
    「メスを擱いた男」
    「白昼の5分間」
    「患者名・剣崎啓介」

    医師って命を救って当たり前、だけど中には救いたく無い命もあるだろうに、そんな中で救うことによって、その人は自らの道を見つける。治療が新たな人生を与える。

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    2025年01月10日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    一気読み、でした。ドクターコトーの景色を思い出しながら、2人の先生と看護師さんの活躍を楽しめました。
    シリーズ物で、これを初めて読みましたが、違和感なく楽しめました。

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    2025年01月05日
  • 医者の父が息子に綴る  人生の扉をひらく鍵

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    飾り気のない、ありのままを書かれていました。

    将来のことばかり考え不安になっていますが、今この一瞬をどう生きるか、また大事にしていきます。

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    2025年01月05日
  • 医者の父が息子に綴る  人生の扉をひらく鍵

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     2024年読んでよかった本上位にはいる、心に残った本。職場で悩んでる人間関係の悩みに対して、筆者が自身の体験を通じて描いている(人生をひらく鍵)がぴったりだった。
    苦手な人とは関わらない。ビジネスなのだから演じる。

    また選択することへの、行動は新たな気づきで大切にしようと思った。
    大切な選択は自分で選ぶ。
    そして、選択したら死ぬほど努力して正解にする。

    私も筆者のように失敗しながらも、
    ああ、だからこう生きていこうと思える生き方にしようと思った。

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    2025年01月04日
  • 医者の父が息子に綴る  人生の扉をひらく鍵

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    現役外科医であり、かつ作家でもある著者が息子への遺書をイメージして書き綴った本。読者の想定は小中高生とあったので、ある程度人生について知ってしまった社会人にとっては少し物足りないかも。
    でも、職業に貴賤はないけど給料高い職は有利だぜ!とか、嫌いなやつからは逃げろ!とか、実体験元にリアルな内容も。
    個人的には、医師の世界がこれほどに体育会系で体力勝負の世界なのかと驚いた。それから、医師になってからより、なるまでの鹿児島での生活についてのエピソードが面白かった。

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    2024年12月31日
  • 医者の父が息子に綴る  人生の扉をひらく鍵

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    現役医師による、息子への遺書のような人生の指針エッセイ

    小説「泣くな研修医」の作者が、地方紙に連載していたエッセイを書籍化するにあたり
    各エッセイに息子への手紙という体裁の文章を追記したもの

    これ系にありがちな「私はこうやって成功しました」というものではなく
    寧ろ失敗を元にした経験や成長について書かれてある

    私の行動指針に照らし合わせて共感できるものもあれば
    私には到底真似できないようなものもある


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    選択とは、何かを選ぶことではない。
    選んだものが正解だったと現実世界を捻じ曲げる覚悟のことだ
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    これは同意
    私も何だかんだ人生の岐路があっ

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    2024年12月24日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    いやいや、おいおい...と思う患者さんたちが
    たくさん出てきて苦笑してしまいました
    どんなに自分がやってしまったことといえど
    痛いものは痛いですよね
    すごく伝わってきました
    このシリーズの小説から学んだことは
    内脂肪を減らしておかないと手術がスムーズにいかない
    善処します(笑)

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    2024年12月19日
  • 俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―(新潮文庫)

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    麻布中央病院の外科医 剣崎は真面目でつい色々悩んじゃうけど、手技のレベルは高く信頼されている。同僚の松島はノリの良い関西人で場を和ませてくれる上に、経験値が高く臨機応変にどんな問題にも対応してくれる。2人の性格は違うけれど、お互いに信頼し合える気の合う同僚。

     救急で運び込まれてきた〈90代、身寄りなし、痴呆の症状が出始めてる〉患者にどこまで治療するのか、延命するのか、神様でもないのに判断しなきゃいけない苦悩。

    面白かったです。

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    2024年12月19日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    よかったー!
    前々作で、あぁ、ついにあめちゃん先生も染まってしまったか。。。と寂しい気持ちになったのもつかの間、今回の島編で、また医者として色々考えさせられて初心を取り戻しつつあり、元の雨ちゃん先生らしさが出てきてほっとした。

    この作者さんは、医者が、医療が抱える問題を、それはわかりやすくテーマにしてくれるから、本当にすごいと思う。

    あー、あのドラマ化だけが心残り。
    これ、映像化したらすごく良いのにと調べたら、すでにされていてビックリ!さらに、観ていた自分にもビックリ!
    だって、全然こんな感じじゃなくて、刺さらなかったんだもん。
    ちゃんと本に沿った人選と内容で作ってくれたら、もっとヒットし

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    2024年12月11日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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    ガン患者とのデート的なとこから死別まで、この巻は泣ける場面が多かった。ガン患者と二人でいるとこを彼女に見られ振られたのも。あと佐藤先生は相変わらずかっこ良すぎ。一番乗り好きなキャラクター

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    2024年12月11日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    無力な研修医だった主人公が外科医として少しずつ一人立ちし始める第二巻です。
    後輩となる研修医も入ってきて、「自分だけでできること」も増えてきましたが、知識も経験もまだまだ不十分で無力さをかみしめることが多い日々が続きます。

    ただ、できないことをごまかすことなく認めたり、患者と真正面から向き合おうとする主人公の真面目さは好感が持てますし、心を通わせた患者との出会いや家族の病気など、これからの雨野医師の成長と活躍を期待させてくれるエピソードも多くありました。

    医師としてできることをすべてやったとしても、全員の命を救うことはできない。
    「あとは祈ろう」という主人公のセリフには著者が現役の意志であ

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    2024年11月28日
  • 泣くな研修医

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    研修医の一人じゃなにもできない葛藤を描いた小説。主人公のハートの温かさが、今後いいお医者さんに成長させてくれることを予感させれる。

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    2024年11月19日
  • 泣くな研修医

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    輝かしいばかりではない医療の現実が、研修医の目線からリアルに捉えられている。上司や先輩の研修医に怒られたり、患者を上手く診てあげられなかったり。「非力な自分、無力な医学。」しかし、素直にそして親身になって患者のことを考え、研修医は成長していく。自然と応援したくなり、そして自分も頑張ろうと思える小説。医師としての苦悩、そして医師としての喜びがしっかりと書かれている。シリーズものなので次のも読みたい!

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    2024年11月03日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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     泣くな外科医シリーズ第6弾。
    半年間、離島の診療所へ行くことに。
    なので今回は凛子先生も佐藤先生もほとんど出てきません。

     消化器外科医として出来る事も増えてきた雨野先生だけど、島では産婦人科、眼科、内科となんでも診なくちゃいけなくて自分の不甲斐なさに落ち込みます。でも、優秀な看護師の志真さんに助けて貰って先生らしく誠実に頑張ってます。

     手術しないと数時間以内に死んじゃうからドクターヘリでの搬送を待ってる場合じゃないけど、麻酔科医もいなくて医師が2人だけで、オペナースもいないのに手術して死なせてしまっても良いのか?、でも何もしないよりは?と思い悩んだり。

     ドクターコトーなイメージで

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    2024年10月23日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    主人公の、医師として、まだ自信のなさ、
    人と向き合うことへの真摯さ。
    とても魅力的で人間らしくて惹かれる。
    先輩佐藤医師のクールにして、
    あたたかな人間性。
    いやぁ、この人は苦手かな…と
    読み進めるほどに、お! できる人!
    と信頼高まる凛子さん。

    とにかく、あっという間に読み進む、引き込まれる。

    今回も泣かされた。
    水辺さんとの交流に。
    息子として、医師として、迷い苦しむ
    家族への主人公の愛に。

    愛と言えば、今後の進展も気になる。
    さて、第三巻へ!!

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    2024年10月05日
  • 外科医、島へ 泣くな研修医6

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    シリーズ6冊目をやっと手にした。
    雨野隆治先生と凜子先生は牛ノ町病院で変わらず頑張っているようで嬉しい!
    懐かしくて胸がいっぱいになった。

    「お前、島に行かないか」打診を受けた隆治先生は、半年の任期で離島の診療所に派遣された。
    島では専門の外科だけでなくなんでも診察しなければならない。自分の無力さに戸惑う隆治だが、看護師の志真さんがいつも助けてくれる。
    いい感じの二人だ!

    島の風景も素敵だが夏祭りの「狐踊り」に興味をもった。
    「ヨッコラ ヨッコラサ
     ヨイヨイ ヨッコラサ」
    合いの手を入れながら白装束の子どもたちが前に後ろにとステップを踏む。
    提灯の灯りに照らし出される姿が幻想的に描かれ見

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    2024年10月01日
  • やめるな外科医 泣くな研修医4

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     30歳になった雨野先生。
    担当患者も増えて、任せて貰える手術も増えてきたけど、、、真面目にやってても、完璧に思えてもうまくいかない事ってあるよね。

     仕事に真摯に向き合う先生だからこそ、プライペートにさける時間も余裕もなくて、、、色々と大変そうなお話でした。

     腹痛を訴えほぼ同時に救急搬送されてきた2人の70代女性。それぞれの病状と、抱える事情と、雨野先生がどう治療したいかと、患者さん達がどう生きたいか、何を優先するか。

     患者さんが高齢でも、病状が厳しくても、最後まで諦めない雨野先生。何人もお看取りしてるはずなのに、もっと違う方法があったんじゃないか、救えたんじゃないかと真剣に考えて

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    2024年10月02日
  • 走れ外科医 泣くな研修医3

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    ドクターになって4年目の雨野先生。
    胃癌ステージ4の21歳女性が夜間に救急搬送されてくる。研修医の凛子先生も交えて仲良くなるけど、医師と患者として距離を保たないとと思いつつも、夢を叶えさせてあげたくて思い悩む雨野先生。

     他にも相手によって態度を変える議員とか、お尻にスプレー缶が入っちゃって腸が破けちゃったオジサンとかキャラ濃いめな患者さん達が出てきます。

     今回も面白かったなぁ。

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    2024年09月30日