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Posted by ブクログ
感想
医療小説は人の生死や人生が関わるからやっぱり読んでいて面白いなぁ。
一方で自分がそういう病気になったらどうしようと思う怖さもある。
そして、牛ノ町病院とも繋がった!
あらすじ
剣崎は、元会社社長で独り身の葛城を受け持っていた。間も無く死を迎える前に妻の骨を体内に入れて欲しいと言われる。医療行為で出来ないため悩むが、葛城が亡くなった後、口の中に骨を入れる。
病院の管理栄養士の篠田がお腹が痛いと訴える色々な課で調べるも原因が分からず剣崎の元へ来る。様子見を決めるも体調が急変し、お腹を開くと腸の半分以上が壊死していた。剣崎はギリギリのところで患者の命を救う。
病院の営業の上田が胆嚢に結石が出来て倒れた。上田は開業医と大学病院の連携を受け持っていた。彼が倒れたことで紹介患者が減り、病院収入が激減する。松島は上田をサポートする体制を考え直し、病院に提案する。上田の手術は無事に成功して、上手くいっtりなかった家族もソーシャルワーカーの助けで形を取り戻し始める。
病院に医療研究チームが立ち上がる。そこのリーダーの相馬は、データや論文の信奉者だ。剣崎は自分の経験を偶然と言われて違和感を感じる。相馬の妻が腸閉塞になりかけて、データに見えない剣崎の判断で救われる。相馬も考え方を改める。
国民的歌手の柏木は癌が声帯神経の近くに転移していたが、亡き父親に歌を捧げるために声帯を残すことを希望していた。相馬の助言もあり、牛ノ町病院の佐藤医師に新しい術式を教えてもらい、実施する。手術は困難だったが、無事に成功する。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
6編からなる短編集。
泣くな外科医シリーズが有名だが、出版ペースが少ないこのシリーズも、主人公の剣崎や松島の凄腕外科医コンビの掛け合いがいい。
現役の医師が書いているので、専門用語はかなり多いが、他のシリーズでも見られるように、決して綺麗事では終わらず、救いのないラストも現実味があっていい。
今作では普通に通院してる人には知られていない医療連携室の業務にも触れていたり、新しくデータセンターを設立したりと、いつもと違う視点もたくさんあり、読み応えがあった。
そして、何よりも泣くな外科医でお馴染みの佐藤玲の登場は中山ファンにはアツかったのではないだろうか?
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